滋賀報知新聞(ニュース)平成15年9月10日第13584号


ふれあいビレッジ条例制定

八日市市9月議会―12日開会― 

一般会計7千6百万円を補正
=14年度決算実質収支4億円弱=

(湖東・八日市市)
 八日市市の九月定例議会は十二日に開会され、平成十五年度一般会計補正など予算三件、条例五件、その他一件、前年度決算十二件の計二十一件が提案される。二十四、二十六両日に総括質問を行い、三十日(文教民生)、十月一日(産業建設)、同二日(総務)の各常任委員会を経て、来月六日に閉会する。

 本年度一般会計の補正(七千六百五十六万円)は、道路改良事業に二千三百万円、消防施設整備四百七十万円、児童扶養手当八百八十万円などで、繰越金三千万円などで賄う。特別会計では国民健康保険四千七百万円を増額する。

 前年度一般会計の決算額は、歳入総額百五十億五千百万円、歳出総額百四十六億六千二百万円で、差し引き三億八千九百万円。このうち三百万円は繰越明許費(翌年度に繰り越すべき財源)で、実質収支額は三億八千六百万円となった。

 条例では、ふれあいビレッジの管理・運営に伴う設置条例を制定するほか、国の改正に伴い市職員の退職手当てを減額するよう条例の一部を改正する。このほか、河辺いきものの森の最寄り駅に通じる建部下野町の約五百五十メートルの市道認定に議決を求める。

 ふれあいビレッジは、賃貸契約が切れたモデルハウス展示場(上之町)のモデルハウス三棟とセンターハウスを無償で譲り受け、子供や高齢者、障害者のふれあいの場として、今年に入って整備に取りかかっていた。

 親と子供が一緒に利用できる「子育て支援ハウス」は、遊びのスペースを設けたほか、育児に関する相談、子育てサークルへの支援や情報提供などを行う拠点施設となる。同時に、めだかの学校発達支援センターも合わせて整備し、心身の発達に課題を抱える乳幼児を対象にした早期療育施設として利用する。

 日本住宅の良さを生かした木の温もりを感じる「高齢者やすらぎ交流ハウス」は、健康づくり活動支援、介護予防のための研修、介護教室の開催、痴呆性高齢者の介護相談などを行う。

 センターハウスを利用した「障害者支援ハウス」では、授産施設や共同作業所で作られた物品の展示を行うほか、障害者のふれあい、相談の場となる。これらの管理・運営を盛り込んだ条例は、ふれあいビレッジ供用開始の十一月一日から施行される。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

初秋の夜空に感謝の灯り

小幡神社で「秋祭り」

=13日に宵宮 各郷から太鼓渡り=

幻想的な光を織りなす小幡神社の献燈
(湖東・五個荘町)
 五個荘町の小幡神社(芝原繁来宮司)で、初秋の夜空を照らす「秋祭りと献燈祭」が始まり、約三百個の提灯が幻想的な光を織りなしている。

 五穀豊穣の恵みと祖先の恩に感謝する秋祭りで、昭和五十九年から感謝の献灯として併せて献燈祭が始まった。境内には、氏子の小幡・簗瀬・四組(中、五位田、新屋敷、出町)らが設置した提灯三百個が吊され、午後六時半の一斉献燈に住民らから「きれい」との歓声が上がった。献燈は、十三日の宵宮まで毎夜灯されている。

 また、十三日午後七時半から各郷の太鼓渡りが催され、境内に集まった大太鼓を囲みながら盛大に宵宮が執り行われる。十四日には米寿、喜寿、還暦を迎えた人々への延寿祭が開かれる。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

迷惑駐車一掃や外国人自転車教室

交通ルール守って事故防止へ

=愛知川署管内で新たな取り組み=

夜間に行われた「迷惑駐車(青空駐車)一掃作戦」
(湖東・愛知川町)
 愛知川警察署管内で、交通事故防止に向けで各種団体が、これまでにない新たな活動に取り組んでいる。

 振興住宅団地が増えている愛知川町内では、地域交通安全活動推進委員が愛知川署と交通警察活動支援員の協力により、夜間の「迷惑駐車(青空駐車)一掃作戦」を五日に実施、また、国際交流地域連絡協議会は管内で働く外国人労働者の家族を秦荘町総合福祉センターはつらつドームに集めて、「交通安全自転車教室」を七日開いた。

 「迷惑駐車一掃作戦」では、この日参加した八人が二班に分かれて、路上に止めてある車両に「あなたの車が迷惑駐車となっています ルールを守って 正しく駐車しましょう」のチラシを、運転席側の窓に張り付けるとともに、マイクで違反車両の排除を促した。

 今回は、午後七時からの約一時間で、計二十三台の車両に啓発チラシが張られた。

 愛知川署では、緊急車両の通行に支障が出たり、車の陰から飛び出し事故の原因にもなるため、悪質な違反者に対してはて同行の警察官が駐車違反が検挙することにしている。

 「自転車教室」にはブラジルやインドネシアなどから来日している三十人あまりが参加。日本の交通ルールや正しい自転車の乗り方などを学んだ。

 交通ルールの学習では愛知川署員から、「とまれ」の標識では必ず一旦停止、二人乗り・傘さし・飲酒・無灯火で運転をしないなどの注意を受けたほか、自転車に安全に乗るための点検の仕方などの説明を聞いた。

 このあと、一人ひとり自転車に乗って、踏切、信号交差点、歩行者横断、駐車車両脇通過、「とまれ」標識などのチェックポイントが設定されたコースを回って、体で正しく安全な自転車の乗り方を覚えた。

 母国では自転車は右側通行であったり、信号が赤でも自転車も車両も左折できるといった交通ルールの違いもあったが、参加者は「たいへん勉強になりました。事故に遭わないよう安全運転を心がけます」と、この日習ったことを思い出しながら自転車で家路についた。

 愛知郡内には約一千人の外国人が働いており、中でも愛知川町は住民の八%を占め、県下トップの割合となっている。運転免許取得者も居るが、ほとんどは交通手段を自転車に頼っている。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

蒲生町初の女性消防団

心肺蘇生法をみっちり習得

=「覚えよく積極的」と好評価=

消防署員の指導を受け真剣な表情で人工呼吸に取り組む団員ら
(湖東・蒲生町)
 蒲生町で初めて結成された女性消防団(太田清美団長)が七日、「普通救命講習」を同町役場会議室で受講し、消防団員としての活動を本格始動させた。

 この女性消防団は、蒲生町消防団(奥田兼司団長)の副団長直轄第十四班として、町内に在住・在勤している女性九人で構成している。先月三日に辞令交付式が行われ、同日開かれた県消防操法訓練大会で、揃いの制服で規律を重んじる男性消防団員に交じって堂々たる行進を披露した。

 今回は、日野消防署南消防出張所の和田望救命士と高岡吉彦消防士の指導のもと、同町消防団の幹部とともに心配蘇生法と止血・火傷の対処法、口腔内の異物の除去方法などを学んだ。

 講習会では、団員らが、意識の有無を調べる▽助けを呼ぶ▽気道の確保▽約六秒間の呼吸の有無確認▽息を二回吹き込む人工呼吸▽循環のサインを調べる▽二秒に三回程度の速さで十五回の心臓マッサージといった一連の方法を人形を使って訓練した。

 初めは、人形に息がなかなかうまく吹き込めず苦戦し、団員らは「これは心肺蘇生法を施す側にも、かなり体力がいる。汗が出てきた」と話していたが、二回目になると手順もスムーズになり肺へしっかりと息を送り込むことができコツをつかんだ様子で、訓練を重ねる重要性を実感していた。 嶋村明美団員(32)は、「ビデオなどで見ていたよりも難しく、自分が倒れそうになるくらいエネルギーがいるが、もしもの時、実践で生かせるようにしたい」と語り、和田救命士は「覚えがよく、積極的でモチベーションが高い」と女性消防団員の真剣な取り組みを評価していた。

 奥田団長は、「男性とは違った女性特有のやさしさや思いやり、キメ細やかさを生かして、地域のみなさんへの啓発活動を中心に、これを足がかりに女性の輪を広げてほしい。将来的には、救護活動にも参加できるようになってもらえれば」と期待を寄せる。

 今後、女性消防団員らは、女性のための防火講習会など消防に関するイベントでの啓発や防災無線による呼びかけ、独居老人の訪問を行う予定。

 なお、女性消防団員は次の通り(敬称略)。

【団長】太田清美【団員】嶋村明美▽西村多美子▽谷口真裕美▽大橋理恵子▽佐藤庸子▽西野陽子▽岸村裕美▽小林恵


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

独自のまちづくり堅守

竜王町 合併方針に変更なし

=さよなら議会も同歩調=

(湖東・竜王町)
 蒲生・日野の2町と近江八幡市の双方から合併の申し入れを受けている竜王町議会は、閉会日の1日に開会した本会議で、合併調査特別委員会の山口喜代治委員長が「東近江一本化を目指してしばらくは様子を見続け独自のまちづくりを進める」と報告し、質疑もなかったことから事実上の再確認となった。

 同委員会は、先月5日に福島茂町長から「蒲生町長が議会の請願決議により合併要請に来られたが、竜王町は住民の声で動くので即答できないと返答した。1市5町合併は近江八幡市が考えられたものであり、お話を聞いた。住民の意見を改めて聞く」との報告を受けた。

 町は、先月14日の区長会で、地域住民の意見集約を区長に依頼し、町内32地区のうち17地区の区長から提出された意見をまとめ、同29日の同委員会で説明した。

 それによると、今までの町の進め方を支持する意見が多く、住民理解が得られているとの判断から「このまま独自でたくましいまちづくりを進めたい」との従前からの町の方針を堅守する考えを示した。

 山口委員長は報告の中で「町の現状と近隣市町の比較調査から始まり、合併推進と反対派の両方から講師を呼び、調査・研究を重ねてきた。昨年3月21日に開かれた住民フォーラムで『現段階ではしばらく様子を見よう』と、町の方針が明らかになってからは独自のたくましいまちづくりのため、町の課題は何かが議論の中心になっていった」と4年間の議会内の動きを述べた。

 また、7月11日に立命館大学の助教授を招き、地方財政のしくみと三位一体の改革について学習した際に、竜王町の財力分析を受け、全国の同規模自治体との比較から良いとの評価を得たことで、「『地方交付税より一部企業の業績の方が見通せる』との発言に現時点での判断に自信と確信を持った」と語った。

 任期満了を前に最後となる同議会のまとめとして、「今後は近隣市町との連携も大切にしながら、竜王町は明るい判断材料が見受けられることから、合併を否定するのではなく、自立共同のまちづくり、活力あるたくましいまちづくりを推進していくことを議会の認識としていることを改めて確認する」とし、現時点で合併に参画する意思のないことを明確にした。議会終了後、福島町長は「議会と行政は同じ思いだ」と話したが、町に報告した17人の区長が、どれだけ住民の意見を聞いて、総意としてまとめたかは不明。

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ