滋賀報知新聞(ニュース)平成15年9月16日第13589号


微妙な心理描く会話劇

終戦直後が舞台「茜雲」

=劇団飛び道具が19、20日公演=

(湖東・蒲生町)
 人間の微妙な心理描写を表現する会話劇を得意とする「劇団飛び道具」が十九、二十日の二日間、蒲生町あかね文化センター小ホールで公演する。

 平成九年に旗揚げし今年で五年目を迎える同劇団(京都市)は、当初より京都で活動し、関西圏を中心に活動範囲を広げている。また、第一回、二回Kyoto演劇大賞の最終候補に連続ノミネートされ今注目を集めている。

 スピード感あふれる日常会話劇の中に、サスペンスやホラー、パニック、コメディーなどの要素を盛り込み、濃密な人間関係や微妙な心理を描きつつ、日常から少し離れた世界を作り上げる作風は、観ている人を独自の世界に引き込んでいく。

 同劇団は、人同士のつながりがますます希薄になり、他人が何を考えているかわからない現代、他人同士が同じ空間で思いを共有できる劇場の持つ力を最大限生かして、人の輪を育むとともに互いの感じたことを語り合える作品づくりを目指している。

 今回の作品「茜雲(あかねぐも)」は、昭和二十三年の終戦直後を題材に、食糧不足や伝染病など混乱時でも明るく力強く、そして生き抜くことに必死だった人々の姿を描き、物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさとは何かを問いかける。

 開演時間は、十九日が午後七時から、二十日が午後三時からとなっている。入場料は、当日券のみで二千円。問い合わせは、同ホール(電話55−0207)まで。


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わいせつ事件の犯人逮捕

高校生に感謝状

=近江八幡署=

大林正雄署長から感謝状が贈られる下村征大さん(左)
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡署は11日、安土町内で発生した強制わいせつ事件の犯人を取り押さえた同町、高校3年生、下村征大(ゆきひろ)さんに署長感謝状を贈った。

 事件は、9日午後7時15分頃、安土駅近くの町道で自転車で帰宅途中の会社員A子さん(37)が、後ろからつけてきた愛知川町内の大学生(19)に自転車を倒されて抱きつかれ、胸などを触られたうえ、手や足に約2週間のケガを負った。

 たまたま下校途中に通りがかった下村さんが、A子さんが路上に押し倒され、悲鳴を上げている現場を目撃。逃走する犯人をおよそ300メートル追いかけて取り押さえ、駆けつけた警察官に突き出し逮捕につながった。

 下村さんは、八幡工業高校のサッカー部員で「追いかける体力には自信があった。(凶器を持っているかもしれないので)犯人と距離を置いて追いかけ、明るいところで捕まえようと考えていた」と冷静な対応に大林署長も感心していた。感謝状を受けた下村さんは「翌朝起きて、自分がやったとは思えなかった」と話していた。


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元第一びわこ学園長

高谷清氏が出版

=「こころを生きる」=

(全 県)
 第一びわこ学園園長を務めた小児科医・高谷清氏(栗東市)が、「こころを生きる」=写真=を三学出版から発刊した。定価千五百円。

 重症児医療の最前線や知的障害者の虐待事件の渦中で感じたことを起点にして、障害をもつ人や生きることに困難を抱えた人たちの内面を描いた。ベトナムや産業廃棄物、障害者問題と広く活躍する著者だけに、本書全十五話のテーマは多彩。生きる希望について読者に語りかける。

 購入は書店か三学出版(電話077-525-8476)。 


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社会参加や仲間づくり

びわこシニアネット

=HPの運用がスタート=

(全 県)
 「びわこシニアネット」がホームページ(http://www.e-biwako.jp)を立ち上げ、今月から運用を開始した。

 「びわこシニアネット」は、おおよそ五十歳以上のシニア県民が、さまざまな形での社会参加や仲間づくり、シニアライフの楽しみ方について、情報を持ち寄り、インターネットを通じて交流する場を提供するホームページ。

 そこでの情報や人との出会いをきっかけにして、インターネット上から現実の社会へと社会参加の場がひろがり、一人ひとりのシニアライフが豊かな生きがいの持てるものになることをめざす。

 運営については県社会福祉協議会が担当し、情報収集や更新作業などにシニアITボランティアをはじめとするシニア県民の人達に協力してもらうシステムをとる。

 ホームページ上では、▽情報交換や意見交換が気軽に、簡単にできる掲示板の設置▽誰もがアクセスしやすく、読みやすい構成とデザイン▽利用者にとって身近なサイト(ホームページ)となるよう、利用者からの情報提供を積極的に呼びかけ、ローカルサイトらしさを発揮▽地域のシニアITグループとのシニアネット上での連携を、特色にしている。

 主な内容として、シニアの得する情報、身近な観光情報、健康づくり実践ノートなど「シニア楽しみ帳」、シニアサークル情報、スポットライト(活躍シニアの紹介)など「仲間をつくろうおうみ人」、介護役立ち情報、介護者の集い情報など「あんしん介護」、大学の紹介、オープンキャンパスなど「レイカディア大学(高齢者大学)」がある。

 運用開始とともに、びわこシニアネットではシニアのための地域情報を提供し、「びわこシニアネット」を応援してくれるサポーターを募集している。応募は、ホームページのトップ画面からできる。詳しくは、県社会福祉協議会レイカディア振興部(TEL077―567―3900 担当・谷口)まで。


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県内景況は上向き傾向

財務省景気予測調査結果

回復みせる売上高と経常利益
=設備投資計画も前年を上回る=

(全 県)
 財務省大津財務事務所は、県内景気予測調査の結果をこのほど発表した。これによると、全産業での景況判断は、悪いながらも四期連続して縮小していた下降幅がさらに縮まっている。

 売上高の増収や経常損益の増益を見込んでいる企業が多く、中小企業の設備投資計画にも意欲がみられるなど、景気は上向き全体的に回復をみせているものの、まだまだ予断の許さない小康状態が続いていることも分かった。

 調査は、県内の金融・保険業を除く資本金一千万円以上の法人企業百八社を対象に、八月時点での現状(七―九月)、見込み(十―十二月)、見通し(来年一―三月)について行い、製造業五十一社(回収率九八・〇%)と非製造業四十一社(同七三・二%)から回答を得た。

 全産業における景況判断では、前期に比べ「上昇」―「下降」の構成比は、製造・非製造ともに下降超幅が縮小している。規模別では、大企業が上昇に転じ、中堅企業で下降超幅が解消し、中小企業でも縮小に向かっている。先行きについては、全産業で下降超が拡大に転落する見通し。

 売上高は製造業、非製造業ともに対前年同期の増減率に比べ〇・八%の増収を見込んでいる。下期は、製造業で〇・九%、非製造業では一・七%の増収を見込み、大企業で一・三%、中堅企業〇・一%、中小企業〇・五%の増収。

 経常損益では、売上の増加と人件費の減少から、製造業で二三・〇%、非製造業で三七・二%の増益となり、全産業では二六・八%の増益を見込んでいる。下期は全産業で二二・一%の増益となり、中小企業(四八・二%)の寄与が目立つ。

 中小企業の設備投資は、製造業の四四・八%増に加え、非製造業では三九〇・六%の大幅増となることから、全産業では一〇四・四%増と、引き続き前年を上回る計画となった。下期でも拡大傾向が続き一一六・五%を見込む。

 金融機関の融資態度は、非製造業で「きびしい」超幅がやや縮小した反面、製造業で「きびしい」超に転じたことから、全体的に厳しいとの判断を示している。一方、先行きの資金繰りに関し、全産業で拡大を示していた悪化超幅が縮小するとみている。

 雇用面を規模別にみると、大企業で過剰幅がやや拡大した反面、中堅・中小企業では縮小している。先行きの見通しでは、全産業で過剰幅が縮小するものの、十―十二月期のパート数は「増加超」に転じる見通し。

 中期的な経営課題にコスト削減、効率的な在庫管理、新技術・新製品の開発、製品(サービス)の高付加価値化、販売体制と営業力の強化ほか、企業実態に即した雇用・人事・給与システムの確立などを挙げている。

 


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