滋賀報知新聞(ニュース)平成15年9月22日


八日市市 青少年の主張大会

第34回の開催要項決まる

社会に果たす役割と責任
=地道な生活体験などを発表=

(湖東・八日市市)
 “聞いてよ体験、考えよう未来を、私は今…”をテーマに、今年も「八日市市青少年の主張大会」(市、市教委、市青少年育成市民会議、滋賀報知新聞文化振興事業団主催)は、十一月一日に市役所別館(旧勤労福祉会館)大ホールで開催されることが決まった。

 新しい時代を切り開くエネルギーを秘めた青少年を、たくましく心豊かに育てるには、家庭はじめ学校、地域社会、職場がそれぞれの役割を明確にしながら、青少年にふさわしい環境を大人がつくる必要に迫られている。

 一方、青少年も自らが社会を形成する一人としての役割と責任を自覚し、目標に向かって努力し続けることも重要として、時代を担う青少年が「今、何を考え」、それに対して「どのような行動を起こしているのか」などを豊かな感性と自由な発想で市民に訴える。青少年への真の理解と関心を高める目的で毎年開かれ、今年で三十四回目となる。

 今回の意見発表は、自覚と責任を持って社会参加するために「日常の言動に責任を持つ」ことが大切になることから、家庭や学校での生活や、職場での出来事、団体や地域での社会活動など、体験を通して学んだことや反省したことを題材に選び、意見を発表してもらうことにした。

 審査については、特に日常生活で地道に実践した体験が高く評価され、原稿を見ながらの発表や時間(持ちタイム五分)の長短は減点の対象とし、最優秀や優秀賞、優良賞などを選ぶ。

 小学校の部(市内六小学校から各一人)と中学校の部(同三校から男女各一人)については学校を通じて募集する。このほか、青年・一般の部(十人)は広く市民などから募ることにした。

 高校生、大学生、職域・地域の二十六歳未満の青少年が対象となり、市内在住・在勤・在学で意見発表に意欲のある人は、十月十七日までに市青少年育成市民会議事務局(子どもセンターひばり内)へ原稿を添え申し込む。詳しくは同センター青少年対策室(TEL22―0120)へ。


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高齢者や障害者のアドバイザー

福祉住環境コーディネーター

=受講者募集 八日市商工会議所=

(湖東・八日市市)
 八日市商工会議所は、高齢者や障害者に住みやすい住環境を提案する「福祉住環境コーディネーター」の二、三級講習会を開くが、この受講生を募集している。

 福祉と住環境の関連分野の基礎的な知識を身に付ける三級講座(全三回)は、十月五―二十六日の毎日曜日(午前十時―午後五時)に開かれ、NPOユニバーサルデザイン推進協会の杉立知恵さんが講師を担当する。受講料は会員二万円(一般二万五千円)。

 一方、二級講座(全四回)では、三級で得た知識を実務に生かすため、より幅広く確実な知識を学ぶ。九月二十八日―十月二十六日の毎日曜日(同)に開かれ、講師を同推進協会の松下雄一郎理事と西垣清隆氏の二人が担当する。受講料は会員二万五千円(一般三万円)。

 いずれも申込書に受講料を添え、同商工会議所窓口へ申し込む。定員(各二十人)で締め切る。詳しくは商工会議所(TEL22―0186)へ。


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農作業の体験など通じて
交流からともに学ぼう
=八日市南高生と甲良養護学校生=

熱心に作業に取り組む甲良養護学校生と八日市南高生
(湖東・八日市市)
 県立八日市南高校の三年生が十九日、同校農場に県立甲良養護学校高等部の一年生を同校農場に招いて、授業体験などを通じた交流を行った。

 家畜や農作物、生徒同士のふれあいから互いの成長を図ろうと、毎年開かれているもので、農場見学のあと、両校生徒が稲刈り、秋野菜の種まき、ブドウの収穫、牛の管理の四つの班に分かれて、体験学習に取り組んだ。

 各作業場では南高生が養護学校生に付き添って、コンバインの乗り方、牛舎の清掃の仕方、ブドウの袋詰め、小さな種をピンセットでまく作業の仕方など、ていねいに説明しながら、一緒に汗を流していた。

 お昼にはみんなで“同じ釜の飯”ならぬ“同じ鍋のうどん”を味わい、午後からは和やかに交流の時間ももつことができた。


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災害に備え生産拠点分散

ファンケル美健 滋賀工場完成

無添加化粧品を製造
=日野町大谷の工業団地=

工場1階の化粧品の生産ラインを見学する関係者ら
(湖東・日野町)
 日野町大谷の医薬製剤メーカー・日本ベーリンガーインゲルハイムの跡地に進出したファンケルの子会社・ファンケル美健(本社=横浜市、久保良三社長)滋賀工場が完成し、竣工式が十八日に行われ、会社関係者や奥野弘三町長、県職員、施工業者ら約五十人が工場内を見学した。

 ファンケルグループは、困難であるとされてきた化粧液から防腐剤を除去し少量完全密封容器を開発し、商品化に成功した“無添加化粧品”と発芽米や青汁、サプリメントなど“健康食品”を主力に、美容と健康を身体の内外から考える商品開発に取り組んでいる。販売手段の約七割を通信販売が占める一方で、直営店舗や卸売りなど販売ルートを拡大させ、年間約四百億円を売り上げ年々業績を伸ばしている。

 現在、千葉工場で同商品が生産されているが、震災などの緊急時に一極集中では供給に支障をきたす恐れがあることから、滋賀工場を設置することで生産拠点を東西に分散した。

 日野町を選んだ理由について、ファンケルの池森賢二会長は「地震対策として、地盤の固いこの地域が適していると考えた。良質な商品と雇用を生み出したい」と語り、国内コンピューターのバックアップデータ保管地となっている湖東地域の安定した地盤と物流面から名神高速道路八日市インターが近いことに目を付けた。藤原謙次社長は「風光明美な滋賀県の自然環境と無添加化粧品のイメージが調和している。関西の拠点として滋賀工場の稼働率を上げ、地元雇用に貢献したい」と期待を寄せた。

 千葉工場の延べ床面積と比べ約二・五倍(約二万八千平方メートル)の広さがある滋賀工場は、土地の取得費用合わせて総額約三十六億八千万円かけ改修された。鉄筋二階建てで、一階が化粧品の製造部門、二階が試験室や事務所となっている。

 二十四日から稼働するファンケルの子会社・アテニア(本社=横浜市、飯田順二社長)の基礎化粧品とともに、来年一月からファンケルの洗顔パウダーや口紅、美容液など無添加化粧品の生産ラインを本格的に稼働させる。滋賀工場での生産目標は、同社の年間売り上げの半分弱の約百六十二億九千万円。

 新工場の従業員は、横浜工場から転勤してきた社員十五人と、県内を対象とした地元雇用の正社員十五人、パート四十三人が既に採用されており、今後、契約社員約三十人の採用が計画されていることから百人規模になる見通し。

 奥野町長は、「地元住民の雇用も生まれ、急成長された会社だけに将来さらなる発展が期待できる。日野町の工業団地内の工場を全国への発信拠点に位置付けてもらえれば」と地域活性化の一翼を担う企業として注目している。


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入札の予定価格事前公表

9月から本格実施

談合など不正行為を抑止
=公表の平均落札率は1・8%低=

(全 県)
 県は、昨年十月から試行してきた公共工事の予定価格事前公表の検証をもとに、九月から事前公表の本格実施を開始した。

 予定価格事前公表の対象となるのは、単価契約・随意契約を除く全ての工事で、九月一日以降に入札通知を行うものから。事前公表に伴う条件は、入札時に提出する積算内訳書が公表する予定価格以下、かつ、入札書に記載する金額と同額であることとし、工事種別によっては直接経費・間接経費に基準を設定。基準に合致しない場合は無効とするもの。

 公共工事にまつわる不正行為は依然として後を絶たず、入札と契約制度の改善を図った「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」が昨年四月に施行された。さらに、適正化法に基づく「公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する適正化指針」が閣議決定されたことを受け、県でも昨年十月から予定価格事前公表を試行してきた。

 同取り組みは、透明性の向上により事前に予定価格を探ろうとする不正な動きを防止する効果が期待されるが、その反面、落札価格の高止まりや入札参加者の見積り努力の阻害、談合の助長に問題点があるとされている。

 これらの問題を検証した結果、「落札価格の高止まり」については予定価格事前公表をした方の平均落札率が一・八%(事前公表工事の平均落札率九〇・〇五%、非公表工事の平均落札率九一・八五%)低く、落札価格の高止まりは認められなかった。「工事成績」についても、予定価格の事前公表と非公表に相関関係は認められなかったとしている。

 入札参加者の「見積努力」については、予定価格超過の金額で入札すれば直ちに失格になるにもかかわらず、予定価格を上回って積算している業者が半数近くあり、しかも、提出する積算内訳書の金額と入札書に記載する金額が異なっていた。平均割引率は、予定価格事前公表分は九二・八%、非公表は九三・九%となっている。

 「談合の助長」に関しては検証期間が短く、案件数が少ないこともあるが、予定価格を事前公表したことで談合は容易ではないとした。しかし、積算内訳書の内容を検証することで談合等の不正行為に対する判断材料とする必要があるとし、対策を講じるとした。

 


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