滋賀報知新聞(ニュース)平成15年10月4日第13605号


八日市 市内で 相次ぐ不審電話

市役所からの調査と名乗る

児童生徒をターゲットに
=名簿の入手を持ちかける=

(湖東・八日市市)
 「市役所の者です、いたずら電話の対策に友達の名簿が必要なんです」などと、児童生徒の関心を引き付け正義感をあおる不審電話が、八日市市内で相次いで発生している。いずれも友達の名前や名簿の入手を目的に、市内の小・中学校の児童生徒宅にかけられ、不審に思って保護者に代わると電話は切れるという。子どもセンターは、変質者・不審者出没情報ネットワークを通じ、各家庭や関係機関に注意を呼び掛けている。

 今年五月から始まった不審電話は、九月二十日現在で二十五件にも達し、このうち六月には十五件が集中的に発生している。電話のほかにも、子供をターゲットにした不審者・変質者の出没が二十七件(うち六月が十三件)に及んでいることから、警察や学校などに協力を求め、安全対策とともに各家庭への指導強化に取り組んでいる。

 最近の不審電話は、児童生徒宅に「市役所の者です」や「市役所の吉田です」のほか、実在しない「市役所の生活保護課」を名乗っているのが特徴で、クラスや学校の名簿を聞き出そうとするケースが目立つ。
 中学生徒の自宅にかかった内容は「いたずら電話が多いので対策を考えている。連絡網が分からないので、他の生徒の電話番号を教えてほしい」や「小学生時代の名簿を教えてほしい」だった。

 小学児童へは「警察と連携して、いたずら電話の対策をしている。住所の確認をしたい」「いたずら電話があるので名簿を預からせてほしい」「お母さんに児童名簿を探すよう頼んでおいたんだけど」など。

 不審に思った児童の話では「母親に代わったところ電話は切れた」や「相手の連絡先を聞くと市役所と全く関係のないフリーダイヤルを教えた」という。子どもセンターは、市役所など公共機関を名乗るなど、相手が見えない電話を悪用した「悪質ないたずら電話」として、今後も聞き取り調査を進めていく。

 一方、相次ぐ不審電話について「こういった電話が市役所からかかることは絶対にない」とした上で、子供や保護者に「信用することなく応対しないように」と、学校を通じ注意を促している。


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携帯トイレまで持ち込んで

同志社大山岳会 ゼロエミッション登山

=26日まで 探検の殿堂で活動報告展=

展示に見入る来館者
(湖東・湖東町)
 湖東町の西堀榮三郎記念探検の殿堂では、西堀榮三郎生誕百年記念事業企画展の第四弾として、「同支社大学『チベット・ヤルツァンポ河減流域学術登山隊2002』カキュカンリ初登頂!――山岳地域開発におけるゼロエミッション活動・実証報告――」が開かれている。二十六日まで。

 近年の登山ブームで世界の秘峰をめざす登山家が増え、それとともに大量のゴミも目立つようになってきた。「国際山岳年」だった昨年、「我ら皆、山の民」を世界共通スローガンに、山岳地域の環境保全と持続可能な開発を促進する運動が展開された。

 同志社大学山岳会も、八月十八日から十一月六日までの世界最高地を流れるヤルツァンポ河源流にある未登峰のカキュカンリ(六八五九メートル)初登頂と周辺踏査に際して、山にゴミを残さない「ゼロエミッション登山」に取り組んだ。

 今回の展示ではその模様の他、現地の人達を巻き込んだゴミの清掃活動を、写真や資料、ビデオで紹介し、その成果と課題を示している。また、今回の調査で地理学的な空白地の解明ができ、日中の友好親善を深めることができた成果も報告している。

 同館の入館料は、高校生以上三百円、小中学生百五十円。期間中の休館は、六・十四・二十日。問い合わせは、同館(TEL0749―45―0011)まで。


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あす投票の五個荘町議選

各候補の最終情勢

大型新人などで現職に危機感
=300票の攻防繰り広げる=

(湖東・五個荘町)
 十七人がしのぎを削る五個荘町議選(定数一四)は、あす投票を迎える。町境の南地区を対象にする能登川町との合併問題以外には町としての争点に乏しく、二年間(合併した場合に適用される在任期間を含む)という任期の短さから住民の感心は今ひとつ。各陣営とも投票率を七〇%と見込み、三百七十票をボーダーラインとしているが、四百〜五百票台に乗せる候補者数人が予想されるため実際には三百票前後の接戦。一票の差は大きいとして激戦が展開されている(届け出順、敬称略)。

 諏訪一男61 無元4
 県議への挑戦から二度目のカムバックとして一部、厳しい声はあるが、地元から議員を送ろうと結束が出てきた。引退する坪田敏男(三二四票)の加算は成るか。

 森本孝朗26 無新
 健康・道徳・教育の観点から園児の茶髪を禁止。また、夜間のゴミ出しなど日常の生活問題から刷新を訴えるが、身内以外の運動員も少なく、非常に厳しい状況。

 片山勝博70 無元1
 候補者乱立の山本でどこまで票を伸ばせるか。前々回は公明票も入っていたが、今回も厳しく、町商工会等の人脈をフル稼働に全町戦を展開する。

 寺村茂和60 無現2
 道行く人を見かけては車を降りて走り寄る熱意の訴えを展開。地元・北町屋や近隣の新堂をはじめとした五集落も団結し、票の開拓と流票阻止に全力投球。
 日下山幸65 無新

 清水礼三(四一七票)の後継者。四半世紀ぶりの銀輪作戦は注目を集め、個人演説会には八十人が詰めかけた。石馬寺、七里、下日吉を中心に圏内を目指す。

 西村吉平59 無現3
 結束が強まった和田、河曲区だが、投票率七〇%で全て得たとしても二四五票。他区への支持拡大は不可欠であり、活路を下日吉、宮荘、小幡に求める。

 北川満雄63 無新
 北川留吉(四二七票)の後継者。奥地区の団結は強く他区からの侵入ガードは堅い。また、地道な努力家として評価は高く、四〇〇票台の上位当選を伺わせる。

 市田治夫65 無現3
 小杉県議誕生の立役者の一人。有権者五百七十九人の大票田だが無党派層が多く、当日の投票率が気になるところ。安全圏の三〇〇票は最低カバーしたい。

 大橋保治36 無新
 会長を務めていた町連合青年団を中心に善戦を展開、前田町長の意中であり神崎女性21世紀の会もバックで動く。前田票および青年層をどれだけ引き込めるか。

 川嶋重剛57 共現1
 共産組織の固定票は堅く、前回(五八九票)以上に力が入る。また、出身の川並区からも個人票が見込まれ、今回もトップ当選の気配。

 中澤嘉夫60 無新
 西村實(四五三票)の後継者。行政経験三十年の元助役として今選挙の大型新人だが、縁者を頼りに他候補も侵攻。金堂区がまとまれば上位当選が見込まれる。

 杉山忠蔵74 無現7
 生産者、消費者の立場に立った諸施策を訴え、計三回の個人演説会を開く。今回は下日吉の反応はいま一つで、目減りを覚悟に熱戦を展開する。

 森澤文夫55 無現2
 盛り上がりに欠ける小幡の投票率は六〇%に低下すると言われ、現町長の前田票(四三八票)と二分すると約二百票。安全圏へは百票足りず、必死に訴える。

 矢野芳幹64 無現1
 地元と一致団結の体制が組まれ、固い地盤と現職の強みを発揮。空白地や振興地の票開拓にも力を入れ、上位を照準に上乗せを目指す。

 中川喜代司55 無現1
 二候補が競り合う地区だけに足場固めに余念がない。今回は区の推薦を得るなど、激戦の危機感でまとまりを見せ、前回(二七六票)の死守と上乗せに懸命。

 木村禮子53 無新
 バイタリティーある新人の魅力はあるが、選対なしの個人戦は厳しい。少年野球審判の経験から主に教育改善を訴え、前回(百四十票)の上積みを狙う。

 国領みつ子72 無元1
 先の町長選で前田清子現町長を応援しており、活動する町赤十字奉仕団等に加えて前田票に期待。前回は七票差の次点に泣いたが、勢いを見せている。


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「第34回日野地区交通安全大会」

尊い命をなくさないで!!

=蒲生・日野町民約320人が参加=

笑いを交えた寸劇で交通安全を呼びかける日野交通安全協会女性部「ほのぼのわたむき」
(湖東・蒲生郡)
 交通事故のない安全安心なまちづくりを目指し住民一人ひとりが人命の尊さと交通ルール遵守の大切さを再確認する「第三十四回日野地区交通安全大会」が、蒲生町あかね文化センター大ホールで先月二十七日に開催され、蒲生・日野の両町民約三百二十人が出席した。 

 これは、日野署管内の両町で構成する日野地区交通対策協議会(会長=山中壽勇蒲生町長)の主催で、毎年二町で交互に会場を設定している。 
 第一部では、冒頭、日野交通安全協会の山上昭三会長が開会の言葉を述べ、交通事故犠牲者に黙祷が捧げられ、山中町長が「住民一人ひとりが命の尊さを考え、モラルを高めることが大切。同大会が、ドライバーでもあり歩行者であるみなさんが実践に移していくきっかけになれば」とあいさつした。

 続いて、日野署の安居弘署長は、管内の交通事故発生状況(先月二十六日まで)について説明し、「事故発生件数は百十八件と昨年同期に比べ十三件、負傷者は百五十人と二十人とそれぞれ増えている一方で、死者は二人と三人減となっている。死者二人はいずれも高齢者。管内では、高齢者の事故と交通量の閑散とした交差点での出合い頭事故が多い。一件でも事故を減らす機運を高めてほしい」と協力を呼びかけた。 

 また、交通安全に功労した団体・個人に贈られる日野地区交通対策協議会長表彰と日野警察署長・日野交通安全協会長表彰、ドライバーの模範として優良運転者表彰(自己申告)がそれぞれ行われ、受賞者に賞状と記念品が手渡された。

 日野地区交通安全対策協議会長表彰を受賞した日野町商工会女性部の植田幸美部長が、受賞者を代表して「交通安全は全国民の願いだが、身近な所で発生している。思いやりのある行動を取ることが一番大切で、これからも地域や職場で交通ルール遵守を呼びかける活動を続けていきたい」と謝辞を述べた。

 最後に、蒲生町寿クラブ連合会の村井弥一郎会長が、交通事故のない明るい郷土を築くための六か条が盛り込まれた大会宣言文を読み上げた。

 さらに、第二部では、日野交通安全協会女性部「ほのぼのわたむき」が、自転車に乗った高齢者と中学生が一旦停止の標識がある交差点で衝突するとの想定で、スピードの抑制と一旦停止による安全確認、夜間でも明るい服装を心がけるようにと、笑いも織り交ぜた寸劇で呼びかけた。「ハワイ航路」の曲に合わせて軽い体操も来場者とともに実施し、「みなさんも気をつけてくださいね。車もそうでっせ」と交通安全意識を高めていた。

 なお、各受賞者は次の通り(敬称略)。
【交通安全功労者表彰】
団体=日野町商工会女性部▽個人=小森慶一(日野町)竹村章三郎(同)中村竹雄(八日市市)
【優良運転者表彰】
無事故無違反十五年以上=中嶋和子(日野町)井上洋一(同)岸村浅一(同)加納新一(同)村田昭(同)井戸稔(同)久山作弘(蒲生町)上野敏治(同)田中道雄(同)田井中つや子(同)大塚活美(同)大石好明(同)▽同十年以上=重松昭夫(日野町)野澤茂夫(同)白浜秀利(蒲生町)蒔田正芳(同)川上達郎(同)▽同五年以上=篠村久仁夫(日野町)


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議長に村井幸夫氏
副議長に中島正己氏

=竜王町議会=

(湖東・竜王町)
 竜王町議会は二日、改選後初めての臨時議会を開き、議長に三期目の村井幸夫氏(58)=無所属=、副議長に二期目の中島正己氏(53)=無所属=をそれぞれ選任した。任期は、申し合わせにより二年。

 村井氏は、産業建設常任委員長や議会運営委員長を歴任し、前回は副議長を務めた。議長就任のあいさつで、「ドラゴンサミットのテーマでもあった産業振興と活力あるまちづくりを目指して誠心誠意がんばる覚悟である。合併については、福島茂町長が『私が合併するのではない。竜王町の住民みなさんが合併するのであり、そのためには住民の意向を聞かなくてはいけない』と終始一貫した持論を展開されている。こういう時こそ、議会と執行部が車の両輪のごとく切磋琢磨し、住民のみなさんの付託に答えなくてはいけない」と抱負を語った。

 産業建設常任委員長の経験がある中島氏は、「竜王町の発展のために、さらに住民福祉の向上と地方自治の振興、新しいまちづくりのため全力を傾注するつもりである」と述べた。

 また、監査委員に近藤重男氏(65)=一期目、無所属=、総務教育民生常任委員長に勝見幸弘氏(50)=二期目、無所属=、産業建設常任委員長に西隆氏(62)=二期目、無所属=、議会運営委員長に中島氏、地域開発から地域整備に改名された地域整備特別委員長に川嶋哲也氏(64)=二期目、無所属=、議会広報特別委員長に竹山兵司氏(62)=三期目、無所属=、合併調査特別委員長に山口喜代治氏(71)=五期目、無所属=が、それぞれ選ばれた。

 さらに、公用車の借り上げ百六十万円や独自のまちづくりを進める上での企画調査委託料二百万円、同町青年団の全国青年大会選手派遣補助金約六十万円など総額五百二十万円の平成十五年度竜王町一般会計補正予算案が承認された。

 


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