滋賀報知新聞(ニュース)平成15年10月30日第13627号


岩永 頭一つリードか衆院選

滋賀選挙区動向(5)

奥村 近江八幡市で接戦へ
=坪田 民主への攻撃強める=

(全 県)

【 4 区 】

 ●八日市の決起集会で確信
 「昨年十一月、小西さんが新2区、私が新4区に決定すると、東近江のみなさんから、怒濤(どとう)のような反発が起こり、政治をあきらめなければならないと覚悟した時期もあった」。この二十四日、かっての新党さきがけ代表、武村正義の牙城の八日市市で七百人を集めた決起集会で、自民前職の岩永峯一候補(62)は万感の思いを語った。岩永候補は、反発を抑えるため、東近江を五千軒以上も回る一方、あえて小西理の後援会を引き継がずに自前の後援会づくりにまい進した。また「勝負は近江八幡市」と、同市八学区自治連合会から推薦をとりつけ、町内会単位で票を固めた。

 岩永選対本部長の冨士谷英正県議は「近江八幡市では、民主新人の奥村展三候補(59)に四千から五千票差をつけ、逆に八日市市は、負けても二千票差まで縮める。蒲生郡は、千から千五百票差、神崎郡も千五百票差をつけ、東近江で奥村候補に五千から六千票以上は勝つ。例え甲賀郡が前回なみの二千票差で負けても、トータルで三千〜四千票差で勝利」との胸算用だ。十一月四日には、小泉首相が近江八幡市市役所前で応援演説を行う。

 ●マニフェストの有効活用へ
 「自民は、相手を攻撃してくるのに、(民主候補は)ほとんどしない。きちんと言い返さないとだめだ。僕なら『公共工事優先の岩永さん』ぐらいは言うね」二十五日、近江八幡駅前での奥村の応援演説に民主党の菅直人代表とともに駆けつけた武村は、喫茶店で県議の西沢久夫や徳永久志をいましめた。政界から足を洗っても、応援演説の内容は菅代表を超えていた。

 西居勉・近江八幡市議は「岩永候補は、新幹線新駅を近江八幡市につくる、沖島に橋をかけると各地域で公約を語るが、これでは小泉改革とも相容れない自民党守旧派そのもの」と闘志を燃やす。奥村の選対事務局長の西沢も「社民党が自主投票になったが、投票に行ってもらえると信じている。とくに2区の田島と4区の奥村には、かっての自、社、さ連立のよしみもある。票読みは、甲賀郡で岩永候補に差をつけた分を蒲生郡で負ける分とで相殺して、若干の上乗せをねらう。また八日市で勝った分は、神崎郡で負ける分で相殺し若干の上乗せをし、あとは近江八幡市で負ける差を縮めて接戦に持ち込みたい。八万票の攻防」として、マニフェスト(政権公約)の浸透を図る。

 ●学区自治連推薦に反発
 「岩永候補は八学区自治連合会の推薦をとりつけたが、自治会の中には、他候補をなぜ推薦しないかとの反発が出ている。なりふりかまわない地域や業界への締め付けだ」と共産新人の坪田五久男(44)の選対事務所長、服部勇は指摘する。自民と民主の二大政党に埋没しないように、消費税増税反対と護憲を前面に出し、真の野党をアピールしていく。さらに「民主党と自由党の合併は財界主導であり、政権交代はまやかしだ」(服部事務所長)と民主攻撃も強める。戦術面では、坪田の地元である東近江に重点を置き、政策ビラや宣伝カー、小集会による票掘り起こしに力を注いだ。教諭生活を十年間送った近江八幡市を重視して、二十日には前衆議院議員の藤木洋子と同党比例代表の平松順子が応援演説に駆けつけた。また甲賀は、桐山ヒサ子県議がカバーし、フル回転。得票目標は東近江二万二千票、甲賀地域一万五千票の計三万七千票以上に設定し、上積みを目指す。現在、同党後援会は、東近江が六千人、甲賀郡が二千人の計八千人だが、一人五票運動で支持を広げる。また産直を行っている農業団体連合会とも連携し、新たな票の掘り起こしも行っている。

 奥村候補がマニフェストを生かして無党派層への取り込みに成功すれば、岩永候補には上滑りが見られるだけに十分に勝機がある。なお二十七日現在の4区の有権者数は、二十八万二千百九人。(文中敬称略、連載おわり) 

【石川政実、高山周治】


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

八日市、水口、今津で

「近江の畜産まつり」

=近江牛試食やステージショー=

(全 県)
 近江の畜産まつり(県畜産振興協会主催)と関連イベントが、十一月に県内各地で開催される。食品の安全性の確保に向けた県の施策を消費者に理解してもらうとともに、近江牛をはじめとする畜産物をPR、消費拡大につなげるのが目的。

 畜産まつりは三日、八日市市役所周辺で開かれる同市秋まつりの特設会場で催される。畜産団体の展示即売やステージショー、近江牛の試食会(二千人)、ふれあいミニ牧場など楽しいイベントがいっぱい。

 なお、関連イベントとしては、安全安心国産牛肉消費拡大キャンペーンが、十五、十六日に甲賀のつどい&JAまつり水口会場(甲賀郡農協本所周辺)、二十三日に今津町そばフェスティバル(今津町総合運動公園)で開かれ、近江牛の約千人分の試食、ふれあいミニ牧場、啓発パネル展が行なわれる。

 さらにキャンペーンの後半の二十八│三十日は、県食肉協同組合加盟食肉専門店で「近江牛の日」特別販売会が実施され、食肉ギフト券が抽選で当たる。

 問い合わせは県畜産課(電話077ー528ー3855)まで。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

「湖国を描く絵画展」

=巡回展を県内各地で開催中=

(全 県)
 「第八回湖国を描く絵画展」の巡回展が県内各地で行われている。多くの人々に湖国の優れた風景や生活を知ってもらう機会とするとともに、湖国にふさわしい独自の絵画展として県美術の振興を図るもの。入場無料。

 県内外から過去最高の二百五十点の出品があり、厳正な審査の結果、京都市の木村泰子さんの「晩鐘」が知事賞に、その他入賞・入選合わせて九十五点が選定された。

 会場には、滋賀県内の身近な風景や、湖国特有の風景、生活、行事を題材とした、日本画洋画、貼り絵、切り絵などの平面作品で具体的表現(具象絵画)のものが展示されている。

 問い合わせは、財団法人滋賀県文化振興事業団事務局本部企画担当(電話077―522―8369)へ。なお、巡回展の会場は次の通り。

 ▽滋賀県立長浜文化芸術会館=十月三十日〜十一月九日

 ▽滋賀県立八日市文化芸術会館=十一月十三日〜同二十四日

 ▽しがぎんホール=十一月二十八日〜十二月四日


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

来年度の「子どもゆめ基金助成金」

=助成対象事業を募集中=

(全 県)
 独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センターは、子どもの自主性や協調性、豊かな情操を育む「子どもゆめ基金助成金」の助成対象活動を募集している。

 対象となる活動・団体は、子どもの健全な育成を図ることを目的として、平成十六年度に行われる体験活動やその支援活動、読書活動やその支援活動、子ども向け教材開発・普及活動で、社団法人又は財団法人団体、特定非営利活動法人、その他法人格を有する団体。または、法人格を有しないが活動を実施するための体制が整っていると認められる団体。

 助成額は、「子どもの体験活動助成」が市町村規模で五十万円、都道府県規模で百万円、全国規模で三百万円を標準額として、限度額は二千万円に、「子どもの読書活動助成」は市町村規模で子どもを対象とする活動の場合十万円、支援活動の場合は五十万円、都道府県規模の活動は百万円、全国規模の活動は三百万円を標準額とし、限度額は二千万円に、「子ども向け教材開発・普及活動助成」は標準額を五百万円とし、限度額は二千万円に、それぞれ設定している。

 応募は、計画調書に必要書類を添付の上、県教育委員会事務局生涯学習課地域教育担当(〒520―8577大津市京町四丁目一―一 電話077―528―4654)を経由して提出または国立オリンピック記念青少年総合センター基金部助成課(〒151―0052東京都渋谷区代々木神園町三―一 03―5790―8118 子どもゆめ基金フリーダイヤル0120―579081)あてに直接提出する。

 締め切りは、県教育委員会に提出する場合は十二月三日必着、基金部助成課に提出する場合は十二月五日の消印まで有効。

 なお、計画調書等は子どもゆめ基金ホームページ(http://cs.kodomo.nyc.go.jp/yume/index.html)からダウンロードすることもできる。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

佐川美術館(守山市)で秋季特別展

「知られざる唐津」開催中

=本紙がペア10組に入場チケット=

(湖南・守山市)
 守山市水保町の佐川美術館は、秋季特別展「知られざる唐津」を開催している。十一月二十四日まで。

 これまで唐津焼といえば、一般的に絵唐津で代表される桃山時代の茶碗や水指などの茶陶器を思い浮かべる人が多い。しかし、唐津焼は江戸時代、生活用具として大名家で愛用され、大正時代には素朴さと大らかさが評価された。同展では、人々を魅了した素朴さのなかにも新鮮で迫力のある作品約八十点を紹介する。

 「鉄絵緑彩松樹文甕(てつえりょくさいまつじゅもんかめ)」は、唐津独特の二彩で描かれている。鉄の茶色、銅の緑色の二色で文様を描いている。松樹を描いたものが代表的で、高さ三十六センチもある大きな甕(かめ)は武雄市周辺にあった窯の主産品だった。

 「緑褐釉櫛目文大平鉢(りょくかつゆうくしめもんおおひらばち)」は、口径五十二センチの大きな平鉢。流れる釉の様子と白土のまま残された部分の対比が見事で、刷毛目(はけめ)を施した鉢に鉄褐釉、銅緑釉をかけ分けた意匠、大胆な釉の流れ筋が印象的。

 入場は一般千円、高大生六百円、小中生三百円。問い合わせは同美術館(電話077-585-7800)へ。

 なお、滋賀報知新聞社は、抽選で読者ペア十組に入場チケットをプレゼントします。希望者は、ハガキまたはファックスに住所、氏名、電話番号、本紙の批評を明記し、十一月六日までに〒520│0051大津市梅林一丁目三-二五、滋賀報知新聞社大津本社(ファックス077-527-1113)へ。

読者プレゼント用メールフォームへ

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ