滋賀報知新聞(ニュース)平成15年11月8日第13635号


競り合う岩永と奥村

あす投票 衆院選滋賀4区

=東近江出身の共産・坪田は苦戦=

(湖東・広域)
 今回の衆院選滋賀県第四選挙区には、三選を期す岩永峯一候補(62)=自民前職・党副幹事長=、奥村展三候補(59)=民主新人・元参院議員=、坪田五久男候補(44)=共産新人・党湖東地区委員長=の三人が立ち、シノギを削る。有権者の関心も徐々に高まり、投票率は六〇%前後に迫る見通し。各党の威信をかけた激戦は、あす九日に投開票される。有権者は二十八万一千人。敬称略。

 予想通り終盤は、八日市と近江八幡両市が決戦場となり、甲賀の岩永と奥村が天下分けめの激戦を繰り広げる。これに地元(安土)の坪田が割って入り攻勢をかけるが苦戦は否めず、事実上、岩永、奥村の両対決に絞られてきた。

 三候補とも選挙区内の二市十四町をくまなく回り、一歩も譲れないし烈な戦いを展開してきた。小泉純一郎首相、菅直人代表、志位和夫書記長ほか、各党本部から続々と大物クラスが応援に駆け付け、各候補にかける意気込みは異常な限りだ。それが、岩永と奥村のデッドヒートを物語る。

 東近江で知名度が無かった自民の岩永は、小西理前議員の二区移転や春の県議選推薦問題の修復に専念したことが功を奏し、浸透ぶりに「東近江の子になれた」と喜ぶ。地域や職域の党員、党友ほか、業界や各種団体の推薦を早々と取り付け、支援拡大の輪を着実の広げた。しかし、大物投入も含め物量作戦による上滑りが懸念されていることから、引き締めに必至の構えだ。いち早く推薦した強固な組織を誇る公明党のバックアップ(二万一千票)に大きな期待をかける。

 武村正義元蔵相の意思を受け継ぎ、東近江でも知名度が高い奥村には、民主と自由合併の追い風が吹く。旧さきがけ支援者と連合に支えられ、前回の田島一成(今回二区)というより、武村が失った議席奪回に執念を燃やす。今回は、武村も自分の選挙のように精力的に駆け回り、出遅れ気味だった奥村を横一線にまで押し上げ、岩永を追い越す勢い。ただ、自由と同票数を持つ民社(一万四千票)が推薦を出さず自主投票に回ったのが痛い。

 し烈な二人の戦いに割って入る坪田だが、残念ながら一矢を報いるまでには至っていない。無党派層や無関心層に「野党らしい野党」を売り込み、独自に打ち出す政策の浸透に懸命だ。党員や業者後援会を中心に活動を展開しきたが、甲賀や東近江においても知名度が薄く、出身の安土、近江八幡に重点を置く。比例区候補(一区の川内卓)との連携で支持拡大を図り、共産離れが進む中で、憲法改正問題に同一見解を示す社民の後押しで票の上乗せも。

 東近江を本拠地とする武村の地盤を引き継ぐ奥村に対し、新たな地盤を東近江に求める岩永は六月以降、二市七町をはいずり回り奥村をしのぐ浸透ぶりをみせた。しかし選挙戦後半になって、岩永批判を強める武村は「自分の地盤は自分で守る」との姿勢を内外にアピールし、旧さきがけ支持者と連合にハッパを掛けた。

 その勢いが八日市文芸会館を満杯(八百人)にした総集会にうかがわれ、甲賀互角の展開に対し、八日市において岩永は苦戦を強いられている。ただ、保守地盤の固い近江八幡で六対四の攻勢を掛ける岩永が、二区転出の小西の地盤を手堅く引き継げるかが勝敗の分かれ目となる。

 約千五百人が詰め掛けた総決起集会で自民の顔となる安倍晋三幹事長は、岩永を「私の補佐役として政治革命に無くてはならない人」と訴えた。勝敗は、地盤固めを必死にこなす奥村(武村)と、大物を投入する岩永の八日市への浸透にかかる。現時点の八日市で、四分六で奥村が優位に立ち、後一歩に迫る岩永は、副幹事長の威信を掛け最後の勝負に挑む。


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八日市神崎と日野の理容師会

衛生と消毒 しっかり学ぶ

=講習会開催 消費税やサロンヘアーも=

会員を集めて開かれた講習会
(湖東・八日市市)
 八日市神崎理容師会(小菅利裕支部長)と日野理容師会(横山昇支部長)は、全国理容組合衛生遵守強化運動に合わせた「衛生消毒講習会」を、このほど八日市市役所別館で開いた。

 理容業界の衛生水準の維持向上や衛生的な店づくりなどを目的に、毎年開いているもので、今年も両会の会員約百人が参加した。

 講習会では、感染症の特に、昨年から今年にかけて世界的に大流行し、今年も流行の予測がされている「SARS」について、基礎知識を八日市保健所の伊藤直所長から、衛生・消毒に関した刃物、ブラシ、タオルなどの消毒や管理の方法、手や指の消毒の徹底などを、八日市保健所の森野献一生活衛生課主任技師から学んだ。

 この講習を前に税務講習会も開かれ、近江八幡税務署の事務官や調査官から「消費税」の改正点や注意点など知識を深めた。

 今回の受講者と理容店には、全国理容生活衛生同業組合連合会と県理容生活衛生同業組合から修了証が交付された。

 午前中の講習会に引き続き午後からは特別講習会としてサロンヘアー講習も開かれ、パーマなどの技術を学んだ。


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9日は投票に行きましょう

凧のように投票率も上がれ

=秋まつりの会場で呼びかける=

めいすいくんも啓発凧を配布して投票を訴えたキャンペーン

(湖東・八日市市)
 衆院選があす、いよいよ投票日を迎えるのを前に、八日市市の明るい選挙推進協議会(山田冨二男会長)と選挙管理委員会(津田茂委員長)は、有権者に投票を呼びかけるキャンペーンを大勢の市民らでにぎわう「八日市秋まつり」の会場で行った。

 参加した十五人のメンバーは、マスコットの「せんきょのめいすいくん」と一緒に、投票率アップを願って大凧のまちにふさわしく百畳敷八日市大凧をモチーフにした角凧「たこたこあがれ〜投票率も上がれ〜」などを家族連れなどに配布しながら、棄権防止を訴えた。


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日野楽市や砲術演武

8、9日 「日野町産業フェア」

=町役場と商工会館周辺で=

(湖東・日野町)
 秋の一大イベント「日野町産業フェア二〇〇三〜氏郷まつり〜&健康まつり」が八、九日の二日間、日野町役場と商工会館周辺で開催される。

 “歴史を礎にはばたこう農林商工業と観光のまち日野”をテーマに、会場では、松阪市や会津若松市など県外の氏郷公ゆかりの地を含めた特産品、ブラジル・韓国の物産販売、模擬店、フリーマーケットが軒を連ねる日野楽市、廃食油や粉石鹸、ゴミの減量について学ぶ生活環境コーナー、体力診断や血圧測定などができる健康まつりコーナーが設置される。

 また、ステージでは、FM滋賀の松尾明子さん司会進行のもと、松阪太鼓やもちまき、氏郷音頭、豪華賞品が当たる千両箱大抽選会、歌謡ショーなどが繰り広げられる。

 このほか、手作り甲冑(かっちゅう)の展示や日野筒鉄炮隊による砲術演武、火縄銃の実演が行われ、鎧を身にまとった隊員が大きな銃声とともに観客を魅了し、日野の歴史を振り返る。

 開催時間は、八日が午前十時から午後四時まで、九日が午前九時から午後三時まで。


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八幡山麓に「たねや文化」の拠点

「日牟禮ヴィレッジ」13日オープン

=商いの質と顧客満足を追求=

外壁に約5万個の古い赤レンガを用いた「日牟禮館」
(湖東・近江八幡市)
 和洋菓子の老舗「たねや」が、昨年3月から八幡山山麓の日牟礼八幡宮参道横で建設を進めていた「日牟禮(ひむれ)ヴィレッジ」の建物施設が完成。13日のオープンめざして新しい感覚の店舗づくりが急ピッチで進められている。

 オープンする「日牟禮ヴィレッジ」は、参道を挟んで東側の和菓子店舗「日牟禮の舎」(既設)と西側に完成した洋菓子店舗群を複合させた和・洋菓子の総合拠点の総称で、明治5(1872)年の創業以来130年間培ってきたたねやの菓子文化を創業の地・近江八幡市に集大成した。新しい商品ニーズを掘り起こし、満足を追求する顧客サービスを提供する。

 新設の洋菓子店舗群には、イギリスや北海道から取り寄せた古い赤レンガ5万個を外壁に使った「日牟禮館」(鉄骨造り2階建て)に、クリスマスローズをはじめ季節ごとの洋花や珍しい植物が池を囲んで植栽された高級感溢れるイギリス調の中庭「日牟禮ガーデン」(463平方メートル)が整備された。

 建物群中央のヴォーリス建築を修復した民家(旧忠田邸)には、色とりどりの花々が咲き誇る日牟禮ガーデンを眺めながらティータイムが楽しめるオープンカフェテラスやVIPルーム(2室)を設け、アンティークな雰囲気が喫茶とともに楽しめる空間を演出した。また、地域の歴史文化を伝える「たねや近江文庫」なども設けた。奥には洋菓子研究所も建てられている。敷地面積は約2、800平方メートル。

 正面の日牟禮館には、1階にバームクーヘンなど洋菓子の製造工程をガラス張りで見せるショップイン・ファクトリー(販売店舗)、2階に菓子職業訓練校や一般参加の菓子教室を開く「日牟禮サロン」があるほか、別棟に通販本部も移設する。

 総事業費約7億円を投じたこれらの施設。日牟禮の舎と並んで近江八幡の新しい名所として関心が集まっており、観光振興に貢献するものと期待されている。

 オープンの13日には、午前9時から先着5人の来客者らが参加してテープカットで開店を祝い、記念植樹を行う。

 たねやでは、オープニング記念のイベントとして17日から29日までの10日間、プロの道具と材料を使ってつくる「お菓子教室」を日牟禮サロンで開催する。

 シュークリームやシフォンケーキなど日替わりメニューをクラブハリエのシェフのアドバイスを受けながらプロの味に挑戦する。募集は毎回20人で先着順。参加費用は4千円(前払いの場合は3千円)。申し込みと問い合わは、フリーダイヤル0120−559−160(午前10時〜午後6時)へ。 

 


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