滋賀報知新聞(ニュース)平成15年11月11日第13637号


衆院選 岩永氏が3選果す

自民勝利は滋賀4区だけ

民主の奥村氏に4千票差つける
=保守地盤回復への足掛かり確信=

「滋賀の発展に尽くしたい」と喜ぶ岩永峯一氏
(全 県)
 自民・公明・保守連立の小泉政権続投か、民主党を中心とした政権交代か、各党が掲げる政権公約(マニフェスト)などを争点にした衆院選滋賀四区では、自民前職の岩永峯一氏(62)が民主新人の奥村展三氏(59)に四千票余りの差で破り、三選を果すと同時に副幹事長の重席を守った。二人の激戦に巻き込まれた共産新人の坪田五久男氏(44)は、無党派層への浸透も及ばず大敗した。選挙離れが続く中で有権者の関心高く、投票率は六四・一九%を確保している。

 東近江を地盤とする小西理前議員の二区転出問題に危機感を感じた岩永氏は、年明け早々から取り組んだ地道な活動が効を奏し、三選を努力で勝ち取った。地域発展を盛り込んだ独自のマニフェストを掲げ挑んだことも有権者の心をつかむ結果に結び付いた。

 小泉政権の中心的役割を担う副幹事長の立場から、中央で「安倍晋三幹事長と共に政治改革に取り組む」との決意を示し、地域貢献においては「東近江発展に尽力しなければ、支援頂いた皆さんに申し訳が無い」と訴えてきた。

 一方、政治生命をかけた奥村氏は、さきがけ地盤に異常なまでに執念を燃やす武村正義元代表の後押しを受けたにもかかわらず涙を飲んだ。さきがけ発祥の八日市市で勝利したものの千四百票差に詰め寄られ、保守本流への地盤回復に歯止めが掛けられなかった。

 岩永氏の勝利に燃える自民党八日市事務所では、総括責任者の小寺裕雄県議が支持者を前に「善戦できたのは皆さんのお陰」と、保守本流の地盤回復を確信し、今後は岩永氏との連携で「八日市発展の原動力になる」との意気込みを示した。

 また、八日市選対の本部長を務めた松下修治元市議は、公明党(加川泰正支部長)の支援を受けながら「さきがけ打倒の足掛かりができた」と喜び、ネジレ現象に泣いた「八日市に元気を取り戻す時」と、市議会派の八風クラブ(自民十人)の結束を呼び掛けた。

 岩永氏が最も気にかけていた小西理氏(滋賀二区)も比例区で返り咲き、同様の宇野治氏(三区)と共に「滋賀の発展に尽力したい」と喜びを語った。四区で惜敗した奥村氏も比例区で復活している。



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県営住宅入居者

=18日まで募集=

(全 県)
 県住宅課は十一月十八日まで、県営住宅(空家)の入居者募集を行っている。
 募集する住宅は十六団地の空家四十三戸(高齢者世話付住三戸を含む)で、抽選予定日は十二月上旬、入居予定日は同月下旬以降となっている。

 申込資格は、(ア)県内に住所または勤務地を有し、市町村税・県税を滞納していない人(イ)現に同居し、または同居しようとする親族がある人、および入居予定日から三カ月以内に結婚し、同居可能な婚姻予約者(ウ)入居予定者全員の収入月額が二十円以下の範囲にある人。ただし、高齢者・障害者等の世帯で、公営住宅法の要件に該当する場合は二十六万八千円以下の範囲(エ)現に住宅に困窮している人(オ)高齢者世話付住宅は、上記のほかに入居申込時に規定の要件を備えている人。

 申込用紙の配布と受付場所は、大津合同庁舎四階の県住宅供給公社住宅管理課(電話077―524―5586)または各地域振興局建設管理部へ。
 なお、東近江地域内の募集住宅は次の六件。

 ▽八日市市=今掘団地(簡易耐火)2DK・戸数三件、大森団地(簡易耐火平屋)2K・戸数一件
 ▽近江八幡市=鷹飼団地(中層耐火)3K・戸数一件
 ▽能登川町=今団地(簡易耐火平屋)2DK・戸数一件
 家賃は収入月額に応じて設定されている。敷金は家賃の三カ月分。家賃のほかに、共益費(外灯、浄化槽等の維持管理費等)が必要。


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八日市菊契会の大菊花展示会

見事な花 来庁者の目を奪う

=15日まで市役所で開催中=

滋賀報知新聞社賞・西沢郁男さんの総合花壇
(湖東・八日市市)
 八日市市役所で「大菊花展示会」(八日市菊契会主催、八日市市芸文祭参加)が開かれ、来庁者の目を楽しませている。十五日まで。

 展示会には近隣市町から八部門に二百三十鉢の作品が寄せられ、その見事な咲き振りを競っている。このほど行われた審査会の結果、入賞作品三十九点も決まった。主な入賞者は、次のみなさん。

 【九鉢花壇の部】県知事賞 上原豊吉(湖東町)▽市教育長賞 山川幸男(五個荘町)▽全日本菊花連盟会長賞 谷口春二(八日市市)▽市芸文祭実行委員会長賞 村松吉衛(八日市市)▽菊契会長賞 渡辺三郎(八日市市)

 【三鉢組の部】県議会議長賞 武久邦子(八日市市)▽市観光協会長賞 山本龍男(八日市市)▽八日市菊契会長賞 山田芳郎(八日市市)渡辺三郎(八日市市)

 【競技花の部】市長賞 西沢千恵子(八日市市)▽全日本菊花連盟会長賞 村松吉衛(八日市市)▽報知写真新聞社賞 山本龍男(八日市市)▽八日市菊契会長賞 山川幸男(五個荘町)

 【だるま作りの部】市議会議長賞 田中岩夫(八日市市)▽菊契会長賞 谷口春二(八日市市)

 【福助作りの部】八日市菊契会長賞 久木嘉一(彦根市)

 【盆栽の部】菊契会長賞 久木嘉一(彦根市)

 【小品盆栽の部】菊契会長賞 谷亀次(八日市市)

 【総合花壇の部】滋賀報知新聞社賞 西沢郁男(八日市市)▽菊契会長賞 山田芳郎(八日市市)


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献菊祭 第46回菊花コンクール

田中さん(本社賞)など67点

=太郎坊宮 展示あすまで=

滋賀報知新聞社賞・田中道雄さんの九鉢花壇
(湖東・八日市市)
 八日市市小脇町の太郎坊宮で「献菊祭第四十六回菊花コンクール」の作品展が開かれている。十二日まで。

 同宮献菊会の会員が端正込めて育てた六十七点が展示され、八日には入賞作品三十三点の表彰式も行われた。主な入賞者は次のみなさん。

 【九鉢花壇之部】農林水産大臣賞 松本喬夫(能登川町佐生)▽全国菊花連盟会長賞 田中岩夫(八日市市下二俣町)▽関西菊花連盟会長賞 谷口春二(八日市市糠塚町)▽県農協中央会長賞 辻岡光雄(日野町豊田)▽滋賀報知新聞社賞 田中道雄(蒲生町桜川東)

 【競技花之部】文部科学大臣賞 川瀬新左衛門(愛東町百済寺丙)▽八日市市観光協会長賞 西沢千枝子(八日市市芝原町)▽市教育長賞 織田進(日野町中山)▽関西菊花連盟会長賞 谷孝子(八日市市芝原町)

 【三鉢花壇之部】県知事賞 高橋邦男(秦荘町蚊野外)▽県神社庁長賞 北村武男(秦荘町竹原)▽全国菊花連盟会長賞 谷口春二(八日市市糠塚町)

 【盆栽之部】県議会議長賞 鳥居和雄(近江八幡市西宿町)

 【だるま之部】八日市市長賞 樋口義彦(安土町下豊浦)

 【福助之部】県教育長賞 樋口義彦(安土町下豊浦)

 【総合優勝】太郎坊宮司賞 谷口春二(八日市市糠塚町)


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築城時の炉跡2基出土

安土城跡15年度上半期発掘調査
蓮池上段に

=武家屋敷以外の遺構=

大手門跡西側の調査区域から初めて出土した炉跡
(湖東・安土町)
 安土城郭調査研究所はこのほど、城山登り口の大手門跡から東方にある蓮池周辺で進めている発掘調査の上半期結果を発表した。

 調査中の蓮池周辺は、城山下の県道2号線(朝鮮人街道)に隣接する山麓部分で、一九七四(昭和四十九)年に整備された「蓮池」とその北側の山麓斜面に四十四区画に仕切られた郭群が確認されている。

 郭群の発掘は、そこにどのような建造物があり、また城郭の一部としてどのような役割・機能があったのかを、現存する遺跡や発掘によって明らかになった調査資料を基に当時の安土城の全容を明かす手かがりとするもので、今年七月からスタートした上半期調査の成果をまとめた。

 それによると、江藤邸とされる郭群跡に隣接する蓮池の上段の郭群は、江藤邸跡郭群の外郭の一部の役割を担いながら敵の侵入を防御する内堀に接する郭である可能性が高まった。また、中段の城郭群は一辺約一五メートル四方の四つ郭が一ブロックになった構造であることも分かった。これは、下級家臣の屋敷跡ではないかという推論よりも、武家屋敷以外の施設の可能性が高くなった。

 遺構からは、瀬戸焼の天目茶碗や信楽焼のすり鉢、凝灰製の石鉢を含む陶磁器や土師器などが出土した。

 同時に進められている大手門周辺の整備発掘調査では、羽柴秀吉邸跡に近い場所から安土城の造成や普請に使われたと考えられる二基の炉跡が初めて出土した。

 また、大手門以西の郭群は、大手門東側の蓮池周辺の城郭群よりも城下町に近い位置にあるなど、地理的な面からも強固な防御施設の役割が必要とされた城を守る重要な施設であった、と考えられている。

 同研究所では「これまで直線の大手道や五層七重の天守などの遺構や楽市が始まった城下町からの視点で安土城が述べられることが多かったが、今回の調査で、城防衛の面から見た城山の総構えと縄張りという、新しい観点から城の評価につなげる成果が得られた」としている。 

 


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