滋賀報知新聞(ニュース)平成15年12月1日


アフガンの現状を訴える

督永忠子さんの現地活動報告

子供たちの未来のために
=自活へのシステムづくり=

講演の督永忠子さん
(湖東・八日市市)
 二十年以上もパキスタンに住み、アフガニスタン難民支援活動を続ける督永忠子さんの講演会「アフガンの今」が二十六日夜、八日市市大森町の大森・法蔵寺(阿頼耶文雄住職)で開かれた。一時帰国の督永さんから現場の声を聞きたいと約百人が詰め掛け、アフガンの現状から贅沢(ぜいたく)な暮らしに慣れた日本の将来を考えさせられる有意義な時間を過ごした。

 講演会を開いた阿頼耶文雄住職は、命と平和について学ぶ機会を持てたことを喜び、招かれた督永さんも「彦根市出身といわれていますが、実は御園町の生まれ」と、仏様に呼び戻して頂いたことに感謝し目を潤ませた。

 二年前に立ち上げたNGOアフガン難民を支える会(SORA)の活動報告をする中で、末端に行き渡ってようがいまいが「ただ、お金を出すだけ」の国連や日本政府の援助に疑問を投げかけた。

 二十年余り続いた内戦の終結以降、復興めざましい首都カブール、少し離れた山村でも徐々に回復に向かっている現状を受け、私たちは、さらに貧しく、支援から遠い山村を目指し、村人と共に「自給自足や生活再建へのシステムづくりに取り組む」と、今後の活動方針を語った。

 これまで、カブール市内では自立支援のためのカーペット製作所、識字教室を併設した縫製教室を開き、山岳地における約一万世帯を対象にした巡回医療、山の中腹に横井戸を掘り水源を確保するカレーズ掘り、保水やリンゴなど果物の収穫を目的とした苗木の植樹、小学校の建設などに、地元の人々と力を合わせながら取り組んできた。

 現地では、子供たちの将来を考えての学校教育や、安心して暮らせる医療施設を求める声が多いという。これには人材と財源確保が必要なことから「じっくり時間をかけ実現に努力したい」と、アフガン難民支援への理解と多くの善意に期待を寄せた。

 最後に、振る舞われたナーン(アフガンの主食パン)とカレーを食べながら、督永さんは「水不足から四十日間もシャワー無し、ランプでの生活からすれば、日本は夢のようだ。すべて満ち足りているから将来への危機意識がない。アフガンの現状から、他人の痛みを感じる人になって頂ければ」と締めくくった。


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転倒予防講座

ぴんとんしゃん

=教室への参加募集=

(湖東・八日市市)
 寝たきりになる主な原因の一つ「骨折」が転倒によるケースが多いことから八日市市は、転倒予防講座「ぴんとんしゃん教室」をふれあいビレッジ(上之町)内の高齢者やすらぎ交流ハウスで開く。

 昨年、老人クラブを対象に開いた講座でも、初回と最終回の体力測定から、足の踏ん張りやバランスが良くなり「転倒しにくくなった」との結果が出ている。教室は、十二月から来年三月まで月二回程度(全七回、いずれも午前十時から一時間半)開かれ、体力測定や室内で出来る体操などを行う。

 六十歳以上で教室への参加を希望する市民は、十二月三日までに市役所長寿社会政策室(TEL24―5641)へ申し込む。先着十五人。


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新しい自治組織の実現へ

23日から 8回連続講座開く

合併後のコミュニティ探る
=地域を支える仕組みづくり提案=

(湖東・八日市市)
 滋賀地方自治研究センターなどは、二十三日午後二時から新しい自治のかたちの実現を目指した連続講座「小さな自治の可能性を考えるシンポジウム」(全八回)の第一回目を八日市市役所別館大ホールで開催する。

 初講座では、講師に真山達志・同志社大学法学部教授を招き、テーマ「地域自治の創造―小さな自治の可能性―」について講演してもらう。二時間で参加費五百円。

 同センターや市民活動関連NPOなどは、合併を踏まえた今後の地域社会においては少子高齢化、就労人口の減少、生活・自然環境の悪化への対応が課題になると提言している。

 限られた財源の中で、費用と負担のバランス、解決の仕方など市民と行政が議論しながら、もたれ合うことなく協働し、だれもが安心して暮らせる地域安心循環システムをいかに実現するかにかかるとした。

 この課題解決のためには、合併後の市町よりも小さく、既存の自治会(町内会)より大きな単位でのコミュニティの創造が有効との判断を示した上で、地方制度調査会でも「地域自治組織」という枠組みを提起してると指摘する。

 介護保険事業をベースにしながら、環境やまちづくりにも広がりを持ったコミュニティガバナンスを目指す動きがあるなど、多様な地域を支える仕組みづくりへの挑戦も巻き起こっている。

 連続講座は、これらの仕組みづくりにかかわり実践している人や、提案している全国の第一線で活躍する研究者を招き、その提案や事例から新しい分権自治のあり方を学び、市民と自治体が実践することを目的に開く。

 今後の日程、講師、テーマは次の通り。おおむね会場は八日市市役所別館、午後二時から約二時間、各回の参加費は五百円。

 【12月4日】辻山幸宣・地方自治総合研究所主任研究員「市町村合併と地域自治組織の課題と可能性」

 【12月12日】澤井勝・奈良女子大学生活環境学部教授「地域自治組織における財政確保―京都府下における分権型自治の事例紹介―」

 【12月19日】今村都南雄・中央大学法学部教授「地方制度調査会における『地方自治組織』論」

 【来年1月8日】大森彌・千葉大学法経学部教授「市町村合併における福祉行政の課題と展望」

 【同1月13日】小梶猛・NPOしみんふくしの家八日市理事長、北川憲司・滋賀地方自治研究センター副理事長、阿部圭宏・NPO市民熱人代表「地域コミュニティとそれを支える仕組み」

 【同1月24日】中川幾郎・帝塚山大学法政学部教授「調整中」

 【未定】岩崎恭典・四日市大学総合政策学部教授「調整中」


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たまご飾り作ろう!

X’mas手づくり教室

=参加者募集中=

(湖東・永源寺町)
 永源寺町立図書館視聴覚ホールで十二月十三日、たまごのクリスマスツリー飾りを作る「クリスマス手作り教室」が開かれる。

 クリスマスツリーに飾り付けるオーナメントで、ヨーロッパやアメリカなどではキリスト教のお祭り「イースター(復活祭)」に飾るイースターエッグとして親しまれている。また、たまごの表面に彩られた花模様などはとても可愛く、近年、日本でも人気が広まっている。

 当日は、午前十時の「こどもの部(折り紙を使った貼り絵)」と、午後一時からの「おとなの部(アクリル絵の具でクリスマスツリーを描く)」があり、各自で用意した卵の殻を持参する(絵の具は館で用意)。工程は1卵の上下に五ミリほどの穴を開ける2竹串や爪楊枝を使って殻の中の黄身をつぶす3片方の穴に口を付けて吹き、中身を出す4殻の内と外を水洗いして乾燥させる。

 参加無料。定員は先着二十人。申し込みと問い合わせは同図書館(電話0748―27―8050)へ。


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我がまち発見

「顔出し看板」コンクール

=県立大が作品募集=

(湖東・彦根市)
 県立大学環境科学部近藤研究室は、土地特有の「顔出し看板」の図案を考えることで、まちの歴史、特徴について考えようと、ユニークで楽しい「顔出し看板」を集めるコンクールを実施している。

 顔出し看板は一部「顔ハメ看板」とも呼ばれており、観光地などで記念に写真を撮るため、その土地の名物、行事、伝承、有名な歴史的事実、土地にゆかりの人物などを表現している。

 同コンクールは、ユニークで楽しい看板をたくさん作り、地域から来た人にも滋賀県を理解してもらおうとするもので、観光地や歴史、行事、地域の特性にちなんだ「顔出し看板」の図案をハガキに描いて応募する。

 選ばれた作品は、大きさは縦百八十センチ、横九十センチの大きさに仕上げられ、図案にちなんだ駅や観光名所、道の駅などに設置される予定。

 応募は、ハガキ裏面に図案を描き、表面の下半分に郵便番号、住所、電話番号、名前、年齢、作品タイトルと簡単な説明を記入し、来年一月十五日までに〒522―8533彦根市八坂町二五〇〇、県立大学環境科学部近藤研究室(電話0749―28―8315)へ郵送する。 

 


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