滋賀報知新聞(ニュース)平成15年12月3日第13656号


歳末特別警戒スタート

取り締まりなど体制強化

=八日市署 金融機関などに=

窓口で担当者に警戒を促す八日市署員
(湖東・八日市市)
 年末に向けて事件や事故を防止しようと、県下一斉の「歳末特別警戒」が一日からスタート。八日市署でも午前十時から出動式が行われた。

 三階会議室で開かれた式典では、整列した署員を前に、岡義博署長が、「金融機関を狙った犯罪や少年犯罪を防止するため、普段以上の緊張感をもって警戒にあたり、地域の住民が安心して新年を迎えてもらえるようがんばってください」と、訓示を行った。

 また、西田弘東近江地域振興局長、八日市神崎地区防犯自治会副会長の杉田久太郎能登川町長、八日市署協議会の猪田悦子会長など、出席した防犯や交通安全関係者が次々と署員を激励した。

 式典のあと、署員らはパトカーなどに分乗して管内各方面に向け一斉出動。銀行、郵便局、コンビニエンスストアーなどに立ち寄り、警戒を呼びかけた。


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NPO運営の学童保育所オープン

広くてきれい 放課後も楽しく

=学校の隣に 布引子どもの家=

布引子どもの家(学童クラブぬのびき)
(湖東・八日市市)
 八日市市立布引小学校に隣接して布引学童保育所「布引子どもの家(学童クラブぬのびき)」(今堀町)がこのほど完成し、子どもたちが元気に放課後の時間を過ごしている。

 同校学区内では振興住宅などが増え、保護者から学童保育所の設置を求める要望が強く、今年一月に蛇溝町の民家を借りて暫定的な活動が続けられていたが、県の補助が受けられることになり、市土地開発公社の所有地を借り受けての建設が決定、五月から設計、八月から建設工事に取りかかっていた。

 完成した施設は同校の校門の隣で、通所の間の事故などの心配もない。建物は鉄骨プレハブ造り平屋建てで、延床面積一二二・三一平方メートル。建設費は一千八百四十七万円。取っ手やスイッチの高さ、玄関までのスロープ、床暖房など、子どもたちにあわせて配慮した。

 運営は特定非営利活動法人(NPO法人)の「しみんふくしの家」に委託され、公設民営で行う。

 一日行われた開所式では、中村功一市長はじめ行政、地域、学校、地元市議など多くの関係者が出席して開所を祝い、中村市長から記念品が贈られた。

 小梶猛理事長が「NPOという新しい形での運営をスタートします。地域や学校との連携をもちながら、子どもたちの成長を支えていきたい」と決意を、また同施設に通っている十人の子どもたちを代表して四年生の中島優佑くんと吉村真紀子さんが「広くてきれいな施設をありがとうございます。みんなで仲良く楽しく遊びたい」と喜びをお礼に込めた。

 市内には公設民営五か所と民設民営二か所の学童保育所が開設され、合わせて二百二十四人の子どもたちが通っている。


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五個荘中の一年生が

町社協に車イス2台を寄贈

=ボランティアでアルミ缶回収=

(湖東・五個荘町)
 五個荘中学校の一年生生徒百十五人が、ボランティアとして行ったアルミ缶回収の収益金で車イス二台を購入し、このほど五個荘町社会福祉協議会に寄贈=写真=した。

 「何かの役に立ちたい」「私たちに出来ることはないか」として生徒たちが話し合った結果、身近なボランティアとして空き缶集めを実施することになり、親子フォーラムとして一学期末と夏休み中に回収を行った。

 生徒たちは「全校生徒や地域が協力して下さったおかげで、たくさんのアルミ缶を集めることが出来ました。みんなで協力して集めたものを福祉に寄付という形で役立てることができて、とても嬉しく思います」と話し、同協議会に寄贈。 受け取った深尾浄信センター所長は「温かい善意をありがとうございます。大切に使っていきたい」と感謝を述べた。


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新市の名称候補選定方法案

「蒲生市」「日野市」は使わない

=蒲生・日野まちづくり協議会=

第4回会合で新市名称候補選定方法案を報告する小委員会の宇田委員長
(湖東・蒲生郡)
 「蒲生・日野まちづくり協議会」の第四回会合が一日、日野町のわたむきホール虹で開かれ、二町合併に向けての三つの協議項目の審議と、新市名称候補選定小委員会が選定基準や募集要項についての中間報告を行った。三つの協議項目すべて原案通り承認された。

 町民が関心を寄せる新市名称の選定方法案について、新市名称候補選定小委員会の宇田泰一委員長が、二回の会議で協議した内容を説明した。新市の名称候補選定基準については、「両町は対等合併により新市を誕生させる経緯から既存名にとらわれず新市にふさわしい名称が望ましい」や東京都に日野市がすでに存在するため「日野市だけが使用できないのは好ましい状況でない」との見解で一致、両町名を使った「蒲生市」や「日野市」の名称は使わず、「◯◯蒲生市」「蒲生◯◯市」「◯◯日野市」「日野◯◯市」の使用はできるとした。

 「蒲生町の蒲生と、蒲生郡の蒲生とは意味合いが別ではないか」との委員の意見に対して、宇田委員長は「二つの町でよりよい新市を作るためには新しいイメージを持った名前がいいのではないかと考えた。一方だけ使えるのは好ましくなく、あと二町(安土、竜王)が蒲生郡に残っている現状もある」と返答。「郵便局などで近江日野という名称が使われている。仮に近江日野ということになれば、蒲生町の住民から対等にならないとの意見も出てくるのではないか。感情面も含めてどのように想定しているのか」や「上下に付けるのもやめることを検討してはどうか」との異論に対しては、最終案の策定までに再度協議することとなった。

 新市名称の募集は、歴史文化を理解してもらえるとの理由から両町在住者に限定し、任意協議会から来年一月を予定している法定協議会への移行後に名称候補を約一カ月間公募して、来年三月の法定協議会に新市名称候補約五点を提案、その次の協議会で名称を決定する予定を示した。

 また、新市事務所検討小委員会の宮川清委員長が、新庁舎は建築せず、既存の両町の庁舎を利用し、新市の事務所(市役所)の位置(新築)は新市で将来検討するとの方向性を見い出したことを報告した。

 協議項目の「地方税の取り扱い」については、個人町(市)民税と固定資産税(標準税率一・四%)、町(市)たばこ税、特別土地保有税、軽自動車税を現行どおりとした。法人町(市)民税は、均等割で蒲生町が「標準税率」、日野町が標準税率に上限二〇%まで課税できる「制限税率」を採用しているが合併後は標準税率に統一し、日野町で採用していた企業の資本金別の課税方法は継続する。

 日野町では、標準税率に変更することにより、また、蒲生町も資本金別の課税方法を導入することにより各事業所からの納税額はいずれも減少する。

 このため、日野町は、資本金一億円以上の事業所の課税率(一四・〇%)を〇・五ポイントアップすることで、また蒲生町もこれに追随して補填。結果的には新市では増額が見込めることになる。 

 納期は、町(市)民税が偶数月を基本に六・八・十・二月、固定資産税が奇数月を基本に五・七・十一・一月、軽自動車税が蒲生町の例により五月に調整された。

 続いて、「条例、規則等の取り扱い」は、条例・規則の制定について協議会での事務事業などの調整内容に基づき、合併と同時に市長職務執行者の専決処分により即時制定施行する必要があるもの▽合併後に一定の地域に暫定的に施行する必要があるもの▽合併後に逐次制定し施行するもの―の三つに区分し整備するとした。

 最後に、「行政区の取り扱い」では、現行の行政区(蒲生町四十二組織、日野町八十二組織)を現行どおり新市に引き継ぐ。区長事務費委託料などの報酬制度は、新市に引き継ぎ、その額は新市で調整する。

 次回は、十七日午後一時半から蒲生町あかね文化センター小ホールで、一部事務組合や各種事務事業(電算システム、納税関係、広報広聴)の取り扱いの四項目が協議される。


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収入役に藤井氏 教育長に奥田氏が就任
安土町政のトップ人事
津村町政・本格始動へ
=助役人事は見送り=

(湖東・安土町)
 安土町の臨時議会が28日に開催され、空席となっていた収入役に同町桑実寺、藤井金次郎氏(55)、教員委員会委員に同町常楽寺、中村武司氏(62)、監査委員に同町西老蘇、安田又嗣氏(60)の選任に全員賛成で同意した。

 藤井氏は、滋賀銀行支店長などを務め、昨年3月定年退職。4月に同行関連のレーク商事に入社し勤務を続けていた。同志社大経済学部卒。桑実寺区長。

 中村氏は、財団法人・産業雇用安定センター滋賀事務所長で、県高野連審判部幹事。元県スキー連盟総務部長、町体育指導委員会委員長などを歴任。立命大2部法学部卒。任期はいずれも4年。

 今議会で欠員となっていた教育委員会委員の選任同意が得られたことから町教委は同日午後4時から同委員会を開催し、互選で空席となっていた教育長に同町下豊浦、奥田憲夫氏(64)を選んだ。

 奥田氏は、滋賀大学学芸学部卒、近江八幡市立八幡中学校校長を最後に38年間の教員生活を退き、現在、文化とコミュニティづくり運営委員会会長と下豊浦区長を務める。

 助役の人事案件を提出しなかったことについて津村孝司町長は「選考方法も含め、人選を検討している」と説明している。

少しずつ前進

合併の枠組み議論

安土町議会


 臨時議会のあと、引き続いて全員協議会が開かれ、合併問題について議論が交わされたが、枠組みについて議会としての考え方はまとまらなかった。

 午後2時から開かれた会合では、18日に開かれた議会内の合併調査特別委員会で話し合われた報告が行われたあと、各議員に発言を求め、意見集約を図る方向で議論が進められた。

 議論の中心となっているのは枠組みの問題で、能登川町が八日市市を中心とする1市4町側に参入すること決めたことから、議会としては近江八幡市と竜王町を視野に入れた1市2町、まずは近江八幡市との1市1町論が主流になりつつあるが、3町合併のあと2町でも失敗をしていることから慎重論も根強く、もう少し周辺市町の情報や動きを見て、判断につなげたいとの共通認識に留まり、期待された結論は引き出せなかった。9日に開会される12月定例議会の中で、さらに議論が進められるものと見られる。

 


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