滋賀報知新聞(ニュース)平成15年12月9日第13661号


県政と東近江を展望

池口博信県出納長が講演

第43回滋賀中部政経文化懇話会
=岩永、奥村両衆議院議員も激励=

講演の池口博信県出納長
(湖東・広域)
 滋賀中部政経文化懇話会の第四十三回研修会は四日、東近江や湖東地域をはじめ県下の政治、経済、文化各界のリーダーら約八十人の参加を得て、山代温泉ホテル雄山閣のコンベンションホールで開催された。

 研修会では、講師の池口博信滋賀県出納長から演題「二十一世紀における県政と東近江の展望」について講演を受けたほか、先の衆院選で三選を果たされた岩永峯一氏、比例区復活で初当選された奥村展三氏(元参院議員)の両衆議院議員が来賓に招かれ、東近江や甲賀の発展に熱き思いを語った。

 開会のあいさつの中で、北川弥助会長(元県議会議員)は、県や地域の発展に触れ「経済や農業の発展なくして民生はない」と、参加者に地域発展への協力を求め、冨田正敏事務局長(滋賀報知新聞社社長)も「住んでいて良かったと思う滋賀」へ、初の誕生となった県選出七人の国会議員に期待を寄せた。

 講演で池口出納長は、ひっ迫する財政から▽税収の落ち込み▽県債残高の膨張▽基金残高の激減▽義務的経費の圧迫▽三位一体の改革――の五点が課題とし、クリアーに向け策定中の財政構造改革プログラムの推進へ協力を求めた。

 苦しい財政事情の中にあっても、県政基本指針の環境、経済、暮らし、教育、自治・文化を柱に、重点十戦略をまとめた中期計画を説明し、来年度マイナス予算を覚悟しながらも、新たなライフスタイルや産業活動、社会の仕組みづくりに取り組む方針を示した。

 明るい話題として、生涯スポーツのオリンピック「ワールドマスターズゲームズ」の二〇〇九年開催地に立候補し、来年六月の決定に向けての招致活動を挙げた。滋賀県での開催が決まれば、アジア初となり東近江での会場も視野に入れ、経済効果も約八十億円を見込んでいることを明らかにした。

 また、国の構造改革特別区域制度とは別に、滋賀県独自の経済振興特区制度を設け、地域経済の活性化に向けた施策支援へ特例措置を講じ、知恵と工夫を絞って県全体の経済振興につなげたいとの方向性を示した。

 忘年会を兼ねた夜の懇親会では、滋賀四区選出の岩永、奥村両衆院議員が固い握手を交わし、政党よりも「東近江・甲賀の発展に力を尽くす」ことを誓い、今後は「滋賀の中心的役割を担うまちづくりを目指す」と、地域発展に向けた熱い思いを語った。

 その上で「地方が発展しなければ国の発展はない」と地域貢献を打ち出し、地域の声を国に届けるとともに「地域発展へ道筋を付けるのも私たちの仕事」と、政党にとらわれることなく「国や地域の根幹を論じる時」との共通認識を示した。

 参加者を代表して中村功一八日市市長が「課題山積の東近江に光を当ててもらいたい」と発展への期待を込め、川端五兵衛近江八幡市長は「骨太の大局観を持って頑張っていく」と、市勢発展への取り組み姿勢を語った。


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東近江へ 未来のまちを語る

合併シンポジウム

=11日八日市文化芸術会館=

(湖東・八日市市)
 未来のまちづくりを語る「市町村合併シンポジウム」が十一日、八日市文化芸術会館大ホールで開かれる。

 八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町合併協議会(東近江一市四町合併協議会)では新市の名前や組織・事務機能の取り扱いなどを決めたほか、新しいまちづくりビジョンとなる新市まちづくり計画(素案)を作成した。

 シンポジウムでは、これまでの協議経過を報告するほか、新市まちづくり計画(素案)の内容説明を行い、同計画策定委員会副委員長の谷口浩志・滋賀文化短期大学助教授をコーディネーターにパネルディスカッション「東近江へ 新しいまちづくりの夢を語ろう」を開催する。開催時間は午後七時半から同九時半まで。

 残る四町でも順次開催する予定で、十二日=五個荘町てんびんの里文化学習センター、十三日=湖東町農村環境改善センター、十四日=愛東町文化センター、十九日=永源寺町産業振興会館となっている。時間はいずれも同じ。

 問い合わせは、東近江一市四町合併協議会事務局(0748―24―0811)。


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第8回滋賀報知新聞社杯争奪八日市少年サッカー大会

PK戦の末 八日市が地元対決制す

=6チームが熱戦繰り広げる=

熱戦を繰り広げる選手たち
(湖東・湖東町)
 湖東町柔道スポーツ少年団「湖東町錬成館」が今年設立三十周年を迎えることから、このほど記念の柔道大会が町民体育館で盛大に開かれ、子どもたちが熱戦を繰り広げて同少年団の歴史と発展を祝った。

 同少年団は昭和四十八年、心身ともに健全な子どもたちの育成をめざして設立。以来、多くの子どもたちが日々の鍛練続けている。

優勝の八日市FCイレブン
 今大会も、選手や指導者との相互交流を通じて、礼儀作法や技術をさらに向上させるとともに、互いの親睦や友情を育もうと、県内外の少年柔道団体が約五十チームが参加して開かれた。

 試合は、一年生(先鋒)から六年生(大将)まで七人による団体戦で行われ、各リーグ戦一位による一部トーナメント、二位による二位トーナメント、三位による三位トーナメントで決勝が行われを実感していた。

●1・2位決定戦●
(予選リーグ1位)
八日市
0―0
3(PK)2
八日市北

●3・4位決定戦●
(予選リーグ2位)
能登川南
8―1
2002

●5・6位決定戦●
(予選リーグ3位)
玉園
3―2
豊郷


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光る巨大ツリー完成

=「阿育の子育成会」がペットボトルで制作=

約4メートルある巨大ツリーを仕上げる地元の子どもたち
(湖東・蒲生町)
 蒲生町石塔第一区の「阿育(あいく)の子育成会」(中野柳一会長)は六日、地元の子どもたちとともにペットボトルを使ったイルミネーションツリーを完成させた。

 学校週休二日制の導入で、子どもたちが家庭や地域で過ごす時間が多くなったことから、「地域の子どもたちは地域で育てよう」と、区内の幼小中の保護者と自治会役員、子ども会役員らが中心となって昨年秋に同会を発足した。

 グループ名の「阿育」は、区内にある石塔寺の日本最古と言われる「阿育王塔(あしょかおうとう)」から引用。地元のお年寄りと子どもとが一緒に区内の史跡を巡ったり、国際交流公園の整備地に葉牡丹を植えたりと毎月一度の催しを企画し、区内の子どもたち約二十人の居場所を確保しつつ地域全体で子育てする環境づくりに取り組んでいる。

 今回は、クリスマスを前に、高さ約四メートルの竹の支柱に一・五リットルと〇・五リットルの二種類のペットボトルを針金で固定し、内側にライトを設置する「光る巨大ツリーづくり」を計画した。

 八月末から区内のゴミ回収を利用して約三千個のペットボトルを集め、綿密な設計図を基に、十一月中旬から組み立て作業を公民館横の倉庫で開始。子どもたちは、土日になると集まり、同会の会員の指導を受けながら、ペットボトルのラベルはがしや洗浄、針金を通す穴あけなどを行った。

 同区の高畑文弥君(12)と中野悠君(11)、安井こうき君(9)、保海翔平君(8)、保海かつひさ君(7)の仲良し五人組は、「針金をペットボトルに通したりした。初めは、もっと小さいツリーだと思っていたが、大きくて出来栄えは最高」と身長の倍以上あるツリーを見上げていた。

 柔らかな光を放つペットボトルツリーは、今週いっぱいまで石塔第一区の公民館前に展示し、来週からは竹の鼻文化センターへ移してライトアップする。


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子どもの純真な心に触れ

まずは大人が姿勢を正す

=日野町で青少年育成大会=

日頃抱いている思いを発表する子どもたち
(湖東・日野町)
 青少年の健全育成に向け、子どもの手本となる大人のモラル向上や家庭・地域の教育力を高めることを目的に、「日野町青少年育成大会・青少年意見発表大会」(主催=同町青少年育成町民会議、同町文化振興事業団、同町教育委員会)が六日、日野町町民会館わたむきホール虹で開かれた。青少年育成常任委員や幼小中高のPTA、区長、補導員、老人会、学校関係者など約五百人が参加し、青少年の生の声に耳を傾けた。

 日野町更生保護婦人会によるミュージックベルの演奏がオープニングを飾り、日野町青少年育成町民会議の安田充男会長が「青少年の非行行為や犯罪が増えるとともに低年齢化している。大人社会の現状をつぶさに反省する中で、大切な子どもたちを育てることが大人の使命だと考える。悪環境から子どもたちを保護し、家庭・地域・学校が三位一体となって取り組まなければならない」とあいさつし、家庭や地域が学校と連携、融合していく必要性を強調していた。

 続いて、功労表彰が行われ、野球や音楽、補導指導など地域での活動を通して子どもたちの健全育成に尽力した九人に対して賞状と記念品が手渡された。

 子どもの本音が知りたいと思う大人の視線が注がれた青少年意見発表では、各小学校の六年生五人と日野中学一〜三年の各三人、日野高等学校の一・三年生二人の計十人が、日頃抱いている思いを壇上で堂々と語った。

 ペットの世話で知った育て続けることの苦労と喜びや、ゴミを捨てる無責任さを実感し永久に住み続ける人間の家・地球環境を守る重要性、部活動を通して心一つにできた仲間との出会い、異国の地で感じた人のやさしさと言葉の壁を超えた一体感、不安定ながらも自立の道を歩み出し自分との葛藤の中で身に付けた失敗を恐れず立ち向かう勇気など、発表を通じて参加者は子どもたちの純真な心に触れた。

 最後に、韓国恩山面親善訪問団として、十月九日から三泊四日の日程で訪韓した日野中学校の生徒が、揃いの法被を着て「どっこいしょ、どっこいしょ」、「ソーラン、ソーラン」と迫力ある掛け声と流れるような動きで、韓国でも披露した「ソーラン節」をステージ上で再演し、若さみなぎる演技に大きな拍手が送られた。

 なお、功労表彰の受賞者は次の通り(敬称略)。
門克昌▽西澤和治▽西塚秀男▽若林正秀・音羽レベッカ・木下浩之・志賀昭仁・武田泰博・前田郷司 

 


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