滋賀報知新聞(ニュース)平成15年12月15日


東近江市へ〜未来のまちを語る〜

市町村合併シンポジウム

=能登川町の参画申し入れに質問集中=

谷口助教授(左)をコーディネーターに、未来のまちづくりを語る中村市長、高村議員、村田氏
(湖東・広域)
 八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町合併協議会の協議経過や、新市まちづくり計画(素案)を説明する『市町村合併シンポジウム』が、十一日の八日市文化芸術会館を皮切りに順次開かれており、能登川町の参画申し入れや新市名の再考の是非など積極的な質問が交わされた。

 初日の八日市会場には市民ら約三百人が訪れ、配布された質問カードに様々な疑問や提案などを書き込んでいった。

 開会あいさつで中村功一市長は「新市名は「東近江市」、市役所の位置は八日市市役所と決めていただき、今、新しいまちの骨格を決める作業(新市まちづくり計画)を行っている。これは、中学生を含む一万二千人のアンケートを基に策定委員会で議論したもので、ようやく住民のみなさんに示せる姿となった。多くの意見をいただき、来年二〜三月頃には決定したい」と話し、後ほど全戸配布する計画素案概要(シンポジウム資料と同じ)に付録の意見ハガキを募集し、同計画に反映させたいとした。

 早速、事務局からパワーポイントを使った経過説明および新市まちづくり計画(素案)概要の説明が行われ、残る七項目と来年五月に協定項目調印を予定している旨のスケジュールが報告された。

 続くパネルディスカッションでは、新市まちづくり計画策定委員会副委員長の谷口浩志・滋賀文化短期大学助教授をコーディネーターに、合併協議会会長の中村市長、同協議会委員で新市まちづくり計画策定委員の高村与吉議員、公募による同策定委員の村田義則氏がパネラーとして登壇し、それぞれ東近江市への夢を語った。

 引き続いて、参加者から寄せられた質問を基に質疑応答が行われた。

 最多質問である「能登川町の参画申し入れがあるがどう考えるか」について、中村市長は「謙虚に受け止めているが一市長として答えるのは大変難しい。新市まちづくり計画も既に描いており、新しい要素を入れて変更するのは難しいのではないか。平成十七年二月十一日の合併に向けて進んできたが、それを遥かに超えてしまうことが許されるのか」と困惑気味に答えたが、「『百年先を考えよ』という意見や多少の手戻りは許されるという意見もあり、今は一市四町の調整のさなかにある。もう少し時間をいただきたい」と述べるに留まった。

 次ぎに、「東近江市の名称についてもう一度考えることが出来るか」の問いには高村議員がマイクを握り、「八日市も歴史深く愛着のある名前だが、他のまちも名称への愛着は八日市同様に強く、こだわっていてはいけない。そのための公募や小委員会の設置、三回にわたる投票だ。たしかに、私も名称を考え直してはと協議会で言ったこともある。だが、一市四町がガッチリと新しいまちづくりを進めるための「東近江市」であり、ご理解をいただきたい」と答えた。

 このほか、「商業の活性化やにぎわい創出への施策」が質問されたが、村田氏は「ハード整備もされてきているが、店主の自助努力も必要。便利なだけではなく、人とふれあう交流の揚としてのニーズは多く、これらを大切に魅力あるまちづくりを進めたい」と話し、商店街のにぎわいは市のアイデンティティで創出できるとした。

 同シンポジウムは誰でも参加でき、居住地の会場へ行けなかった人も十四日の愛東町文化センター、十九日の永源寺町地域産業振興会館で傍聴できる。時間はいずれも午後七時半から九時半頃まで。問い合わせは、合併協議会事務局(0748―24―0811)へ。


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暴走族の少年8人を逮捕

グループ「摩天楼」構成員

傷害、恐喝などで内偵捜査
=うち3人 共同危険行為でも=

(湖東・広域)
 県警少年課と交通指導課、八日市署、近江八幡署の合同捜査班は十日、近江八幡市内を拠点とする暴走族グループ「摩天楼」の構成少年八人を傷害、恐喝、監禁の疑いで逮捕した。被害を受けた少年からの申告に基づき内偵捜査を進めていたもので、うち三人は道路交通法違反(共同危険行為)でも再逮捕されている。

 逮捕されたのは、近江八幡市内に住む無職少年、高校生、派遣社員ら六人(16―18歳)と、八日市市内の高校生(16)、草津市内の大工見習い(18)の計八人で、いずれも暴走族グループ「摩天楼」の構成員だった。

 八人は十月三十日の深夜、五個荘町や安土町内をオートバイに乗って走っていた五個荘町に住む少年二人(16、17)に対し、木刀などで顔や胸などを殴る蹴るなどの暴行を加えたうえ、乗っていた車に監禁し、現金千六百円やネックレス、オートバイなど四十八万五千円相当を脅し取ったもので、被害を受けた少年は五日から一か月のけがを負っている。

 少年が提出した被害届(十一月一日)に基づき内偵捜査を進め、近江八幡市内を拠点とする暴走族グループ構成員の犯行であることを突き止め、十一月二十日に傷害、恐喝、監禁の容疑で近江八幡市内の少年五人を逮捕した。

 その後の取り調べから浮かび上がった八日市市、近江八幡市、草津市に住む少年各一人を共犯容疑で今月に入って逮捕した。また、計八人のうち近江八幡市内の少年三人は、共同危険行為の疑いで再逮捕されている。

 十一月二日深夜、無免許運転の自動二輪三台を連ね、近江八幡市加茂町の路上を爆音を響かせながら、道路いっぱいになって低速走行を続け、反対方向からきた大津市内の男性(41)が運転する普通乗用車の進行を妨害したもの。暴走行為を映したビデオの分析結果と、今回逮捕した少年の証言から三人を割り出した。


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ヤミ金のチラシはがしも

違反広告物の除去作戦

=17日 東近江地域振興局が実施=

(湖東・広域)
 東近江地域振興局建設管理部は、十七日午前九時から「違反屋外広告物年末除去作戦」を展開する。

 管内市町や警察署、広告美術協組、貸金業協会、NTT、関電などの協力を得て、国道や県道、駅前、商店街などにはり出された違反広告物(はり紙、はり札、立て看板)の撤去作業を実施する。

 市街地の美化と道路の適正な管理とともに、広告物規制への街頭啓発も商店街などで行い、違反広告の氾濫や道路不法占拠の抑制に役立てる。

 今回は、九月一日にヤミ金融対策法が施行されたにもかかわらず、いまだにヤミ金チラシが電柱などにはられ、被害も後を絶たないことから、ヤミ金などのチラシはがしにも取り組む。

 これまで二回チラシはがしを実施してきたが、年末除去作戦に併わせ行うことにした。違法なヤミ金のチラシを撤去することで、ヤミ金に手をださないよう県民にアピールする。


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留学生 日本文化楽しむ

=八日市国際交流協会=

着物を着せてもらって作法に則って茶道を体験する留学生
(湖東・八日市市)
 八日市国際交流協会(鈴木文七会長)はこのほど、京滋で学ぶ留学生を招いて日本文化に触れてもらおうと「留学生交流会」を、市立南部公民館ではじめて開いた。

 交流会には、ベトナム、フィリピン、ミャンマー、中国からの留学生、男性一人、女性九人が参加。同協会員の手を借りてあこがれの和服に着替え、慣れない正座や作法を含め、お茶を楽しむ日本の伝統文化である茶道に挑戦した。

 昼食には、会員手づくりのてんぷら、だし巻き卵、お吸い物、ぜんざいなどが用意され、はしを運んではじっくりと味わいながら日本の家庭料理に舌鼓を打っていた。

 午後からは華道教室も開かれ、花に新たな命を与えて楽しむ生け花の魅力を体験してもらった。

 母国ミャンマーでは経済学を教え、今年七月に立命館大学留学のため滋賀県に来たスス・ミャッさん(32)は、「和服を着たのははじめて、とてもきれいで感激しました。日本の文化の奥ゆかしさに触れたような気持ちになり、うれしかった」と、満面に喜びを浮かべていた。


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