滋賀報知新聞(ニュース)平成15年12月27日第13677号


1市4町の第6回会合

福祉施策2年以内に統一

=能登川町参加は議論ならず=

(湖東・広域)
 八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町合併協議会(会長=中村功一八日市市長)の第六回会合が五個荘町てんびんの里文化学習センターで開かれ、▽高齢者福祉事業▽介護保険事業▽障害者福祉事業▽児童福祉事業▽生活保護事業の福祉関係五項目が審議され、全員一致で原案通り可決された。

 高齢者福祉事業は、介護保険や保健福祉を定める老人保健福祉計画は五年を一期とする三年ごとの見直しであることから、三年目に当たる平成十七年度に新たな計画(十八〜二十二年度)を策定する。また、外出支援サービスや配食サービスなど市町独自の福祉施策は現行通り新市に引き継ぎ、合併後二年以内に統一するほか、百歳祝金は平成十七年度から満百歳の誕生日において市内に引き続き十年以上居住している人を対象に、金地金三〇〇グラムを贈る方針を示した。現在の祝金は、八日市市が金地金三〇〇グラム、永源寺町十万円、五個荘町百万円(九十八歳と百歳の合計)、愛東町三十万円、湖東町百万円。

 障害者福祉事業では、心身障害者24時間対応型利用制度や在宅重度障害者通所生活訓練援助事業などを当分の間現行どおりとするほか、十七年度から永源寺町・五個荘町でも身体障害者デイサービスが実施できるように調整。社会参加促進事業は十七年度から統一(永源寺町・五個荘町・愛東町は現在未実施)し、タクシー、ガソリン共通の助成券を交付する。

 児童福祉事業は、保育所(園)の保険料を十七年度から統一するほか、少子化対策に向けた行動計画を合併時に策定。出産奨励金などの独自施策については、委員から質間があったが、現行どおりに適用するには財政面で厳しく、一市四町共同の対策事業を議論していきたいとした。なお、出産奨励金は愛東町が三人目以降の出産につき三十万円、湖東町は三人目の出産時に五万円、四人目以降は十万円を支給している。

 生活保護事業は、新市で設置する福祉事務所において策定し、実施するとした。

 このあと、先に開かれた合併シンポジウムの質問内容等が報告されたが、能登川町が参画を申し入れている問題は議論にならず、会長の中村功一八日市市長が「一月中旬までに回答したい」に述べるにとどまった。


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実効力高め、安全の地域づくりへ

目印のコーンを点検パトロール

=玉緒地区の子ども110番ハウス=

コーンを点検する参加者
(湖東・八日市市)
 八日市市立玉緒小学校の通学区で二十四日、子ども安全リーダーらによる「子ども110番ハウス」の目印となるコーンを点検するパトロールが行われた。

 先ごろ開催された子ども安全リーダー連絡協議会でのパトロール実施の提案を受けて行ったもので、武久健三会長はじめ同学区の子ども安全リーダー、学校、区長会、公民館、市子どもセンターひばり、八日市署の関係者九人が、学区内に設置されている約三十か所の子ども110番ハウスを巡回して、コーンの設置状況などを点検した。

 点検の途中、破損したコーンを新しいものと交換したり、子どもたちから見えやすい場所にコーンを移動させたり、子どもたちの利用しやすさ、ハウスを引き受けてくれている家の人に子どもたちへの声かけなども要請した。

 点検後の集約では、役員が持ち回りで子ども110番ハウスを担当している地区ではハウスが固定されず機能しにくい、コーンが設置できずハウスの場所がわかりにくいところでは違う家に頼む、通学路にハウスがない場所には新設するなどの課題が浮上し、早急に地元などと相談して改善して行くことを確認した。

 武久会長は、「同様の点検をその他の学区でも実施するとともに、子ども110番ハウスの会合を開いて、子どもたちの安全確保への意識の向上とネットワークづくりを進めて行きたい」と話している。


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実習の成果披露を兼ねて寄贈

高校生から迎春の寄せ植え

=八日市南高緑地デザイン科3年生=

寄せ植えを中村市長に手渡す田原さん(左)と芳賀くん(中央)
(湖東・八日市市)
 お正月を前に、県立八日市南高校の三年生がこのほど八日市市役所を訪れ、中村功一八日市市長と中村文幸市教育長に松竹梅の寄せ植えを寄贈した。

 同校緑地デザイン科では、毎年年末になると三年生全員が正月用の寄せ植え実習に取り組んでおり、自分たちの実習の成果披露を兼ねて、作品を市に寄贈している。

 この日は生徒を代表して芳賀貴敬くんと田原沙織さんの二人が作品を持って、市長室と教育長室を訪問し、作品を手渡した。

 市長も教育長も、その見事な出来栄えに感心するとともに、その素晴しい技術を地域や社会で今後も存分に発揮してくれるよう、生徒たちへの期待の言葉を感謝とともに贈った。


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元気で長生きしてね!

清水苑にサンタが登場

=花源がケーキと花をプレゼント=

声を掛けながら1人ひとりへプレゼントを手渡す三原社長
(湖東・五個荘町)
 特別養護老人ホーム清水苑(堤誠治理事長、五個荘町川並)に二十五日、楽しいクリスマスを過ごしてもらおうと、素敵なプレゼントを抱えたサンタクロースが訪れた。

 元気で長生きの秘訣は“笑うこと”とし、入所や通所のおじいちゃん、おばあちゃんのために、近くで花店を営む「花源」(同町山本)の三原誠太郎社長らがサンタクロースに扮するボランティア活動で、同苑の開所以来続けられる心のクリスマスプレゼント。

 パーティー会場には、同店が贈ったテーブルフラワーが飾られ、ムードたっぷりの中をお年寄り百三十人が待ちわびた。鈴の音が聞こえてくると「メリークリスマス!」と元気よく登場し、プレゼントのケーキを手渡しながら「元気にしてましたか」「今年でいくつになったの」と一人ひとりへ声をかけ、後でゆっくり楽しめるようにと色とりどりのロウソクも添えた。

 嬉しい訪問にお年寄りたちは「ありがとう」と笑顔を見せ、このあと続いた歌やミュージカルを楽しんだ。


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積水樹脂 竜王に新工場

町と立地協定結ぶ

来年9月の操業目指す
=地元の発展と雇用に期待=

書類に調印する関係者ら
(湖東・竜王町)
 生活・建設総合資材メーカー積水樹脂(本社=大阪市北区、福井彌一郎社長)と不動産開発業・アーバン(本社=五個荘町、井ノ口清社長)は二十四日、竜王町鏡地区の竜王スケートリンクの跡地(平成十二年九月三十日閉鎖)とゴルフ練習場跡地、個人所有地合わせて約五万五千七百平方メートルに新工場を建設するため、町と立地協定を結ぶ調印式を同町役場応接室で行った。 

 平成十年九月に蒲生町稲垂地区へ積水樹脂が工場進出する際に開発造成を請け負った実績を持つアーバンが、滋賀竜王工場竜王製造所(昭和六十二年開設)に隣接する鏡地区の土地を買収し、開発を同社へ打診した。 

 地元では、竜王スケートリンクの閉鎖以後、産廃業者が買収に乗り出しているなどの噂がたち不安を抱いていたという。調整区域であったことなどから、開発許可手続きが困難を極めたが、地権者への説明や同町のバックアップを受け、この二十四日に県からアーバンへ開発許可がおりた。 

 同町役場応接室で二十四日に行われた調印式には、同町の福島茂町長や積水樹脂の福井社長、アーバンの井ノ口社長、地元鏡地区の伴俊和区長らが出席、環境保全の順守や地元雇用の創出、工場建設に関する町の協力など八項目を盛り込んだ立地協定書に調印し、二社間で不動産売買契約が結ばれた。

 福井社長は、「難産であったことも事実であり、調印できることを何よりも感激している。大阪の枚方工場での事業を滋賀に移管し、メイン工場として新たな事業展開を進めていきたい」と意気込みを語り、福島町長も年々業績を伸ばす企業の進出を歓迎した。 

 進出する積水樹脂は、生活事業▽建装▽計測―の三部門に分け、「プラスチックと金属、繊維、そのほかの物質を結びつけて新しい価値を創造する」との経営理念に基づき事業展開を図っている。

 竜王町には、滋賀竜王工場として同町西川の滋賀製造所(昭和四十六年開設)と鏡の竜王製造所の二工場をすでに構え、防音壁や防護柵、橋に使われている高欄(手すり)など道路・都市環境に関する製品を製造している。同社の売り上げ高約五百億円(年間)のほぼ半額を二工場が占めている。 

 町内三つ目となる新工場は、大阪の枚方工場で生産していた建装品(けんそうひん)や計測器の製造を行う。枚方工場では生活用品の製造も手掛けていたが、中国の工場へ移管することから、閉鎖の方向へ向かうという。 

 計画によると、年明けから造成工事に着手し、八月末には鉄骨平屋建ての第一期工場(延べ床面積約五千平方メートル)が完成する見込みで、九月の操業を目指す。また、着工時期は未定だが、第二期工場(延べ床面積約八千五百平方メートル)の計画もある。 

 来年創立五十周年を迎える積水樹脂は、新たな工場進出をさらなる躍進の足掛かりとし、竜王に製造拠点を集約して効率化と事業拡大を図る。地元からの雇用は七十人程度になる見込みで、町や地元住民らは低迷する経済情勢の中での雇用の確保と町財源の安定、地域振興に大きな期待を寄せている。  

 


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