滋賀報知新聞(ニュース)平成16年1月7日第13684号


SARS「新型肺炎」

今冬へ対策強化打ち出す

21病院で入院や外来診療に対応
=相談窓口も ホームページで情報提供=

(湖東・広域)
 滋賀県は、重症急性呼吸器症候群「SARS」(新型肺炎)に関し、これまでに改正された感染症法を踏また対応指針をまとめる一方、今冬における万が一の発生に備えた体制を整備するとともに、県民の不安感を解消するための相談など強化策を打ち出した。

 SARSは、一昨年十一月に中国広東省で発生し、その後、航空機による海外旅行などを介して、北京など中国各地、香港、台湾、カナダ、シンガポールなど多くの地域に拡大した。

 幸い、昨年七月にWHO(世界保健機構)から終息宣言が出されたが、引き続き再流行の警戒が必要とされ、特にインフルエンザが流行する冬期における再流行の可能性が指摘されている。

 SARSは、流行地域からの帰国や、患者の痰(たん)や体液に触れるなどした場合に、多くは二―七日、最大十日間の潜伏期間後に、三十八度以上の急激な発熱、咳き、全身倦怠、筋肉痛などのインフルエンザに似た前駆症状が現れる。

 二日から数日間で呼吸困難、低酸素血症などの下気道症状が現れ、胸部CTやX線写真などで肺炎像が出現する。八、九割が一週間程度で回復に向かうが、一、二割が人口呼吸器などを必要とするほど重症に追い込まれ、致死率は一割前後で、高齢者ほど高くなる。

 SARSコロナウイルスは、エタノール(アルコール)や界面活性剤、漂白剤などの消毒で死滅するとされ、現在のところ患者が触れた物品を通じてSARSが人に感染する危険は少ないと考えられている。

 いまだ国内における患者の発生はみられないが、感染経路などに未解明な点が多く、主として飛沫感染に対する確実な予防策が必要なことから、万が一の発生に備えて、二十一の医療機関を専門協力病院に指定した。渡航歴や発熱、呼吸器症状などによって、医療機関で受診を希望する場合には事前の連絡が必要になる。

 また、SARSに関する情報を迅速に収集し、県ホームページ(http://www.pref.shiga.jp/e/sars/)で提供するほか、県庁健康対策課(TEL077―527―3737)や各保健所に相談窓口を開設している。協力病院は次の通り。

【大津】大津市民病院、大津赤十字病院、滋賀医大付属病院、大津赤十字志賀病院、社会保険滋賀病院

【湖南】済生会滋賀県病院、県立成人病センター、草津総合病院、野洲病院、守山市民病院【甲賀】公立甲賀病院、国立療養所紫香楽病院

【東近江】近江八幡市民病院、国立滋賀病院、日野記念病院

【湖東】彦根市立病院、豊郷病院

【湖北】長浜赤十字病院、市立長浜病院、湖北総合病院【湖西】公立高島総合病院


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新たに防火誓う

11日 八日市市消防出初め式

8分団と女性部の250人が勢揃い
=布引体育館 功績や永年勤続表彰=

(湖東・八日市市)
 今年一年の防火を新たに誓う年頭恒例の「八日市市消防出初め式」は、十一日に同市立布引運動公園体育館(今堀町)で開催される。

 午前九時からの出初め式には、市消防団(宇川恵三団長)の市内八分団と女性部から団員約二百五十人が勢揃いし、中村功一市長から服装や機械機具などの点検を受け、体育館北側の駐車場で一斉放水を行う。

 続いての式典では、殉職者に黙とうを捧げ、消防活動に功績のあった団員らを表彰する。表彰を受けるのは次のみなさん。

 【知事表彰】功労章 宇川恵三(団長)▽勤続功労章 國枝政二郎(第六分団長)奥清明(第四分団長)河嶋裕之(第五分団長)西村安央(第二分団部長)吉田安彦(第二分団班長)

 【県消防協会長表彰】自治体消防55周年記念永年勤続表彰 宇川恵三(団長)山本隆(副団長)田中和男(副団長)上田與一郎(第二分団長)▽功績章 松永義秀(第八分団長)城戸弘(第三分団長)▽勤功章 久保義治(第七分団副分団長)古久保満(第五分団班長)北川勘治(第二分団員)前川一夫(同)▽勤続章(二十年) 知事表彰(勤続功労賞)に同じ▽同(十年) 山崎弘幸(第一分団班長)東藤雅弘(第六分団班長)ら十一人▽精励章(金) 西野英樹(第二分団員)▽同(銀) 山田孝(第一分団員)ら五人▽同(銀) 大野康宏(第八分団員)ら八人▽感謝状(三十年未満) 清水義隆(二十二年)樋口嘉和(十九年)小森和男(十六年)木村文治(十五年)▽同(十五年未満) 川嶋雅之(十三年)谷昌彦(十一年)中西正(十年)細野徳司(十年)ら八人

 【同八日市支部長表彰】勤続章(十五年以上) 久保義治(第七分団副分団長)吉村信市(第二分団班長)福田吉隆(第二分団員)▽功績章 木下克利(第二分団員)今宿正樹(第七分団員)ら八人▽感謝状 県協会長十年以上に同じ

 【市長表彰】功績章 市田陽子(女性部長)久田昌美(同班長)杉山千亜紀(同団員)田中雅美(同)ら二十五人▽優良自主消防組織表彰 上平木町婦人消防隊、建部南町自衛消防隊▽感謝状 第三分団(堤慶次郎、巽輝生、端和博、中村康宏、中嶋隆一、市田光司、村田義則)第七分団(久田徳男、井上浩範、小澤馨、西村靖之、村井喜一、山田義夫)▽感謝状 清水義隆(勤続二十二年)

 【消防団長表彰】精勤章 小森久実(女性部)井戸弥生(同)ら三十九人▽章記(功労三等) 市長表彰感謝状に同じ


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国松善次知事らを来賓に迎え

びわこ新年互礼会

=あす ミシガン船上で隆昌祈願=

(湖東・八日市市)
 新春の琵琶湖で一年の計を誓い賀詞を交換する「第十九回びわこ新年互礼会(隆昌祈願祭)」(滋賀報知新聞社主催)は、八日に琵琶湖上に浮かぶ豪華外輪船ミシガン号をチャーターして開催される。

 東近江や湖東地域はじめ県下の政治、経済、文化各界の代表らが一堂に集まる新春恒例の行事で、知事や国会議員、県議、各市町の首長、議長はじめ各機関、団体長ら約百人の参加を得て、新しく迎えた申年への抱負を語り合い親交を深める。

 午前八時半に八日市市役所東玄関を出発し、二台のバスに分乗して浜大津港に向かい、同十時にチャーター船ミシガン号に乗船する。

 貸し切りの船内では、市神神社の中島高名宮司による隆昌祈願祭に続き、来賓の国松善次知事や国会議員ほか中村功一八日市市長、川端五兵衛近江八幡市長らから年頭のあいさつを受ける。参加費(乗船代・正月料理などすべて含む)は一万五千円。


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手塩に掛けた50鉢

きょうから「松竹梅展」

=近江商人屋敷にほのかな香り=

きょうから始まった松竹梅展。作者の愛情が込められた見事な枝振りが並ぶ
(湖東・五個荘町)
 歳寒三友として愛でられる新春の縁起物「松竹梅展」が、きょう七日から五個荘町金堂の近江商人屋敷〈外村宇兵衛家〉で開かれる。一月二十五日まで。

 地元愛好家の五個荘盆栽愛好会と川並愛郷の会が手塩にかけた盆栽で、新しい町の名物にしようと一昨年から始められた。三回目の今年は「期間中、いつでも香りが楽しめるように」と梅の開花時を調整し、継続的に咲くよう工夫されており、ほのかな香りが漂うなか日本情緒豊かな風情が楽しめる。

 なかでも、躍動的な「鶴ノ舞」、凛とした「黎明」、不朽を思わせる「古希」は樹齢五十年以上の絶品。松・竹・梅いずれも見事な枝振りで、巧緻な技と作者の愛情が伝わってくる。出展は約五十鉢。

 入館料は、外村宇兵衛家・外村繁家・あきんど大正館の三館共通で大人五百円、子ども二百五十円。月曜と祝日の翌日は休館。開館時間は午前九時半〜午後五時。問い合わせは町観光協会(0748―48―6678、48―2100)または近江商人屋敷(0748―48―5676)へ。


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近江日野郵便局の元旦出発式

近藤勇ら新選組一行が参上

=年賀状配達 昨年下回り一人あたり21通=

住民に年賀状を手渡す近藤勇など新選組に扮した職員ら
(湖東・日野町)
 近江日野郵便局(木山喜博局長)と同局郵便利用者の会(広瀬三十二会長)は一日、「平成十六年年賀状元旦出発式」を同郵便局で行い、今春放送されるNHK大河ドラマ“新選組”にあやかり近藤勇・沖田総司・土方歳三に扮した職員が年賀状を各家庭へ配達した。

 日本郵政公社設立後初めてとなった出発式では、広瀬会長が「心のこもったサービス提供を心がけ、元気に明るく、郵政精神に乗っ取り年賀状を配達してほしい」と激励し、情報・安心・交流の身近な拠点として信頼される郵便局作りに期待を寄せた。

 これを受け、職員を代表して長野昭憲さんが「新年の喜びや感謝の気持ちが込められている年賀状を一枚一枚丁寧にお客様の所へお届けします」と力強く宣誓し、木山局長、広瀬会長、奥野弘三日野町長の三氏によるテープカットが行われた。

 華々しい花火とともに、午前八時にゆうメイト(アルバイト)三十四人と郵便局職員十人がそれぞれ自転車とバイクにまたがり、年賀状の配達に一斉に向かった。

 同郵便局の名物イベントである近藤と沖田、土方の三武将に扮した職員は、本格的な時代衣装を身にまとい、干支の申(さる)のみこしと「誠」と書かれたのぼり旗を持つゆうメイトを引き連れ、玄関先で配達を心待ちにしていた住民に年賀状を手渡し、「今年も宜しくお願いいたします」と新年のあいさつを交わしていた。

 ちなみに、今年の元旦配達物数は五十万一千通(前年対比九六・五%)で、日野町民一人あたり二十一通(昨年二十二通)、一世帯あたり七十二通(同七十七通)と昨年をやや下回った。 

 


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