滋賀報知新聞(ニュース)平成16年1月23日第13698号


地域とともに考えるプチフォーラム

痴呆と暮らせるまちづくりへ

=八日市 2月1日に第2回開催=

地域福祉のあり方などを学んだフォーラム
(湖東・八日市市)
 「自治体・NPO協働セミナー」に参加している行政職員(大空に翼を委員会)が、“痴呆”をテーマに「地域とともに考えるプチフォーラム」を八日市市東沖野二丁目の旭町草の根ハウスでこのほど開いた。

 研修を続けてきたNPO法人しみんふくしの家八日市での体験から、痴呆の問題は施設整備も重要だが地域の人たちの理解による支援による地域福祉のまちづくりが不可欠と考え、地域とグループホームなど介護福祉に携わるNPO法人との交流を深めようと開いたもの。

 フォーラムには地元の自治会や市内の民生委員、一般市民など約五十人が参加し、大津市雄琴地区で痴呆老人を地域で支える取り組みについての現状や市民の反応などについて、民生・児童委員の小倉勝世さんの講演「痴呆になっても安心して暮らせるまちづくり」を聞いた。

 この中で小倉さんは、「まず地域でできることとして“見守り”“声かけ”を、そして、何か気付いたことがあれば民生委員へ」「介護している人の苦労話を聞いてあげることで、介護者も少し楽になる」などと話した。

 講演後もたくさんの質問が出席者から出されたほか、「参考になる話が聞けてよかった」などの感想が寄せられ、関心の高さを感じさせた。

 同委員会では、第二回プチフォーラムを二月一日午後一時半からしみんふくしの家(東沖野二丁目 TEL0748―20―5457)で開催する。内容は、施設見学と参加者による地域福祉についての座談会を予定している。参加自由。


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男らしさ、女らしさから「男らしさ」へ

人権を考える集い男女共同参画

=実践に定評の辛さん招き、講演 31日=

講師の辛淑玉さん
(湖東・能登川町)
 「男らしさ」「女らしさ」とは何か、誰もが人として尊重され、平和と自由のなかに平等であることは侵すことのできない尊い権利である。この人権尊重の認識を深め、自分自身の身近な問題としてとらえてもらおうと、能登川町と町教委は三十一日、人材育成コンサルタントの辛淑玉(しん すご)さんを招いた『人権を考える 能登川町男女共同参画・町民のつどい』を開催する。

 男は強くなくてはいけない、無口でなくてはならない―という「男らしさ」の枠を強いられ、助けを求めることもなく自殺を図る男性や、笑って一歩も二歩も下がるのが「女らしさ」とされ、夢をあきらめざるを得ない多くの女性がいる。

 町民のつどいは、これらの枠を払拭し、「自分らしさ」として個々が発揮できる男女共同参画社会を築こうとするもので、ある自治会の役員選挙を描いた朗読劇「女性も役員??〜やわらぎ自治会の場合〜」(男女共同参画懇話会委員)に引き続き、講演「これからの女と男〜人と人のかかわりあい〜」を開く。

 講師の辛さんは東京生まれの在日コリアン三世。人材能力育成プログラム開発や育成環境開発を行い、女性の人材育成として全国的に知られ、具体的かつ実践に役立つ講演として定評を得ている。

 開催時間は午後一時三十分から四時まで。会場は町中央公民館大ホール。参加無料。当日は、公民館ボランティア「であい」による託児コーナーが設けられ、希望者は事前に中央公民館(電話0748―42―3200)まで連絡する。

 問い合わせは生涯学習課(電話42―9926)または総務課(電話42―9921)まで。


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子どもの火祭り

「どんど焼き」体験

=蒲生町のふるさとウォッチング=

1年間の無病息災祈り子どもたちのために再現されたどんどに火を付けようとする子どもら
(湖東・蒲生町)
 ふるさとの魅力や地域ごとの習わし、昔ながらの行事を子どもたちに伝承している蒲生町の「ふるさとウォッチング」が十七日、小正月の子どもの火祭り「どんど焼き」を同町民グランド駐車場横で再現した。

 このふるさとウォッチングは、住民ボランティアを活用した継続性のある体験学習の拠点と子どもの居場所づくりを目的とする同町マックスクラブの一つで、小学一年から中学生まで計十一人が入会し、毎月第三土曜日に活動している。講師の奥野秀雄さん(蒲生町在住)が設定したルートに沿って、神社仏閣や町内に眠る文化財などを中心に歩いて見て回り、親子で楽しみながらふるさとの良さに触れている。

 今回のコースは、上南・合戸エリア。小雪がちらつくあいにくの悪天候の中、上南城跡から八幡神社、立善寺、豊川稲荷、福泉寺を巡り、町民グランドへ戻ってくる約二キロの行程を、同町観光ボランティアも参加して総勢約十五人が散策した。

 午前九時に出発してから同十時半頃に町民グランドへと帰着し、甘酒で冷えた体を温め、同町教育委員会社会教育課職員と奥野さんが事前に、竹を支柱に松などを縄で巻きつけ組み立てておいたどんどに、子どもたちがわらや新聞紙で火を付けた。

 参加した子どもの半数は新興住宅地に住んでおり、地域特有の行事に参加する機会が少ない。どんど焼きへの火付けを初めて体験する子どももおり、竹筒での息の吹きかけや火力の強め方を親以外の参加者からもコツを教えてもらいながら取り組んでいた。

 竹の「パン、パン」と激しく燃え上がる音にびっくりしながらも、どんどの回りから離れようとせず、参加者が持ち寄った書初めなどを投げ入れていた。書の灰が高く舞い上がると書の腕前が上がるや、残り火で焼いた餅を食べると風邪をひかないとも言われ、参加者全員でぜんざいに舌鼓を打ち、今年一年元気に過ごせるように無病息災を祈った。

 同町木村に住む中嶋高輝君(8)は、「左義長などでどんどに似たようなものは見たことがある。ぜんざいがとってもおいしい」と餅をほお張っていた。

 蒲生町史によると、町内の集落で年頭にどんど焼きを行っているところがあり、今回の散策エリアである合戸では、毎年一月十四日の夕方、八幡神社近くの田んぼの中で、正月の松飾りやしめ縄を各家庭から集め、ドンド前で子どもたちが「ドンドやサギチョ、餅のかけ持ってこい」と囃し、ドンドの残り火を持ち帰り、翌朝これを種火にして小豆粥を炊いていたという。


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2町合併進める蒲生・日野町 

任意協議会から法定協議会へ

=町議会全協で協議=

(湖東・蒲生町)
 二町合併を進める蒲生・日野町は十九日、両町三役と議会代表者による会議を開き、任意協議会から議会議決が必要な法定協議会への移行について、各町議会全員協議会で検討することを決めた。

 現在、任意協議会で話し合いを続けている両町は、当初、一月に法定協議会設置を目指していたが、短期間で協議項目のすり合わせを行っている現状から予定より一回多い六回目の協議会を開催。法定協議会設置が二月にずれ込む見込み。 今後、蒲生町議会が二十二日、日野町議会が二十三日に全員協議会を開き、法定協議会設置について話し合う予定で、蒲生町では二十九日に臨時議会を予定している。

 こうした動きの中で、日野町の住民で組織する「住み良いふるさと日野をめざす町民の会」は、合併是非を問う住民投票条例の制定を目指して、直接請求に向けた署名活動を行う。二十三日に請求代表者証明書交付申請を行い、一月下旬から約一カ月間の署名活動を展開する。

 昨年一月にも、同会は、合併是非を問う住民投票条例の制定を求める直接請求を行っているが、議会で否決された経緯がある。直接請求に必要な署名数は、有権者の五十分の一(三百六十三人)。


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早期着手へ 1万2千人の署名

篠原駅改築と周辺整備問題

協議会会長・川端市長に要望
=4学区の住民組織世話人代表=

篠原駅周辺都市基盤促進協議会会長の川端五兵衞市長に署名と要望書を手渡す住民組織の世話人代表
(湖東・近江八幡市)
 篠原駅等周辺整備の早期着手を願う近江八幡市の住民組織が19日、近江八幡市、竜王町、野洲町でつくる篠原駅周辺都市基盤促進協議会会長の川端五兵衞市長に、篠原駅を最寄りとする住民1万2、094人の署名を添えて、事業の早期着手を要望した。

 住民署名を添えた篠原駅周辺整備要望書の提出は、平成13年8月に竜王町(5、397人署名)に次いで2例目。

 篠原駅舎改築を中心とした周辺整備問題は、1市2町の同協議会で進められているが、事業主体となるJR西日本側から前向きな回答が得られていないことから計画案は、持ち上がっているものの具体的に進むところまでに至っていない。

 同協議会では、駅前に隣接する空き地(730平方メートル)と下り線ホーム近くの空き地(4700平方メートル)を買収するなど、事前準備を進めているが、事業は目に見えて進んでいないのが現状。

 その背景には、開発が予定される駅前周辺は、土地構図の混乱地で、その整理を進めるだけでもかなりの時間と労力が必要と思われることや、駅舎に接近して道路が走り土地に開発の余裕がないこと、また、駅を頂に勾配のある傾斜地となっていることから区画整理が技術的にも難しいなど、課題が重なり、都市基盤整備への見通しが難しくなっている。

 このため、まずは、利用者の要望が多い駅南側に暫定的な改札口を開設し、開かずの踏切とやゆされている国道477号線の混雑解消、竜王町など駅南側の利用者の利便性の向上などの検討作業が進められている。

 最近になって、既存の駅を野洲町側に移転改築する議論や線路のルートを南に変更し、新幹線と接近させて、新幹線新駅設置の構想案なども浮上。進展しない計画を何とか前に転がそうとする動きもある。

 そうした中で、駅舎の老朽化とともに利便性の低下が利用者の負担になっているとして、昨年末、桐原、北里、馬淵、岡山の4学区で早く事業の着手を望む署名運動が展開された。

 駅舎は近江八幡市、南改札口から伸びるアクセス道は野洲町、南改札口が開設されれば利用者の大多数を占める竜王町など、1市2町の立場と負担の度合いのバランスを図りながらの協議も重要になっている。何よりJR側に事業の必要性をさらに理解してもらえる状況を創り出し、重い腰を上げてもらう方策を練ることが至近の課題となっている。 

 


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