滋賀報知新聞(ニュース)平成16年2月7日第13711号


国の重要文化財で県下最古

聖観音菩薩立像ご開帳

=11日 八日市市瓜生津町の慈眼寺=

(湖東・八日市市)
 八日市市瓜生津町の曹洞宗・慈眼寺で、十一日午前九時から同寺秘蔵の国指定重要文化財「観音菩薩立像」(聖観世音菩薩)の開眼法要が営まれ、一般に特別公開される。

 秘仏とされる同立像は、大正十年四月に国の重要文化財に指定された県下最古の仏像で、町内全世帯の先祖の霊を追善供養する年一回の春祈とうの時だけ姿を現わす。

 頭部から台座まで鋳造された銅造(像高三十九・六センチ)は、細く筒形の簡単な形で、頭飾正面の化仏は上半分を欠き、左手の臂(ひじ)より先は後に補修されている。法隆寺の夢違観音像や福島・福聚寺の観音菩薩立像と類似点が多く、白鳳時代(七世紀後半)の作とされる。

 寺伝によると、この像は近江守護職・佐々木氏の持仏で同氏滅亡後、湖東町平柳の池に沈んでいたのを慶長年間に住職の夢告が引き上げ、慈眼寺に安置したと伝えられている。


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昨年の愛知郡消防統計結果

火災発生は前年より4件減の16件

=救急出場件数は4年連続最高記録更新中=

(湖東・愛知郡広域)
 愛知郡広域行政組合消防本部は平成十四年の消防関係統計をまとめ、「平成十五年版消防統計」として発表した。

【火災】
 昨年一年間に発生した火災は十六件で、前年より四件減った。火災種別では、建物火災が十件、車両火災四件、その他火災二件で、前年に比べその他火災が七件減少し、車両火災が三件増加した。また、建物火災では住宅火災が七件と、全体の七割を占めた(前年と増減なし)。

 火災による被害は、焼損棟数十二棟で前年に比べ一棟増加。そのうち、半焼一棟、部分焼十棟、ボヤ一棟となっている。り災世帯及び災人員は八世帯十七人で、前年に比べ二世帯増、七人減。建物の焼損床面積も八十七平方メートルで前年に比べ百七十六平方メートル減少した。火災損害額においても前年に比べ五百二十五万六千円少ない二千五百十六万一千円となった。

 火災による死者は一人で、ゴミ焼却時に着衣に引火して熱傷を負い、約一か月後に亡くなっている。
 出火原因をみると、野焼き・ゴミ焼却からの拡大四件、放火の疑い四件で合わせると全体の五割に達し、こんろ二件、たばこ二件、電気一件、その他三件となっている。

 消防事故は二十六件発生し、無損事故十件、漏洩・流出事故十件、燃焼放置事故三件、誤発報事故二件、破裂事故一件だった。

【救急救助】
 救急出場件数は、昨年より七件増で、四年連続して過去最高を記録し、十年間の推移も右肩上がり。これは全国的傾向と同じ。
 救急活動に対する指示体制と事後検証、その後の指導・助言体制の整備によるメ

ディカルコントロール体制が構築され、七月から包括的な指示のもとでの救急救命士の救急活動が実施されるようになり、今後の処置範囲拡大に対して十分なサービスを提供できるよう体制を整備していく。

 事故現場に居合わせたバイスタンダーによる救助活動の大切さへの認識を深めるための救命講習の回数と受講生数が共に昨年を下回っており、質、量共に強化を図り、さらに、良質なバイスタンダー育成につながるリピーターを増やす。

 救助活動は出場件数に対して活動件数が低くなる傾向で、これは大半を占める交通事故において車両の安全性の向上、通報時点での過大判断によるものと考えられる。

 町別出場件数はそれぞれ、愛東町百六十一件、湖東町二百九十二件、秦荘町二百六十件、愛知川町三百五十九件となっている。

 覚知時刻から現場到着までの時間は「五分以上十分未満」が五五パーセントで、「三分以上五分未満」が二○パーセント、「十分以上二十分未満」が一九パーセントと続く。また、病院到着までとなると、「二○分以上三○分未満」が四八パーセント、「三十分以上六十分未満」が三七パーセントで、「六○分以上」も二パーセントある。

 救助出動は、交通事故二十三件、建物事故一件、その他五件の二十九件で前年より七件減少した。

【女性防火・幼少年クラブ】
 女性防火クラブ十八クラブ、女性消防隊二隊で二百三十七人が愛知郡内の自主防災組織として活発に活動している。少年消防クラブ八クラブ(小六、二百六十四人)、幼年消防クラブ八クラブがあり、年間を通じて活動し防火・避難訓練などを実施し、幼年期から火の恐ろしさ、避難の仕方などを学び、予防運動期間中には啓発活動に取り組んでいる。

【通信】
 一一九番受信は全部で一千百六十件で、そのうち一般回線から九百五十九件、携帯電話から二百一件、それぞれ受信している。通報内容の内訳は、火災通報三十九件、救急通報八百六件、その他二百四十五件で、その他災害五件、間違いも六十五件ある。


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総合型地域スポーツクラブ

今春に準備委員会を設立

能登川町
=ボランティア募集中=

(湖東・能登川町)
 能登川町体育指導委員会と町体育協会は、今年四月からの「能登川町総合型地域スポーツクラブ設立準備委員会」設立に伴い、町民への普及支援を担うスポーツ・ボランティアを募集するとともに、異年齢交流のスポーツ教室などを順次、開いていく。

 スポーツは、体を動かすという本源的な欲求に応えるとともに、達成感や連帯感などの精神的な充足もたらし、体力の向上や生活習慣病予防をはじめ、自己責任、克己心等の精神育成にも役立てられる。

 しかし、技術の高度化や情報化等の進展で体を動かす機会が減少。人間関係においても希薄化が進み、運動能力の低下をはじめとする心身両面の問題が顕在化している。

 このため国は、生涯にわたるスポーツライフは健康の保持増進のみならず、医療費の節減やスポーツ産業による雇用・経済的効果に期待できるとし、平成十二年に「スポーツ振興基本計画」を策定。二十二年度までに▽各都道府県に少なくとも一つの広域スポーツセンターを育成する▽各市区町村に少なくとも一つの総合型地域スポーツクラブを育成する―の到達目標を定め、成人の週一回以上のスポーツ実施率が五〇%を目指している。

 これを受け、各自治体において総合型地域スポーツクラブ設立準備委員会を設立し、誰もが主体的、継続的に親しめる環境づくりとスポーツ実施率の向上を図るもので、スポーツを住民相互の連携の場とすることによって、希薄化した地域の一体感を醸成していく。

 募集中のスポーツ・ボランティアは、住民への啓発活動としてスポーツ指導を行い、愛好者の拡大を目指すもので、自身が得意とする競技を体育指導委員会とともに活動する。

 問い合わせは、町民スポーツセンター内の体育指導委員会事務局(0748―42―5099)へ。


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笑いの芸術 鑑賞&体験

大蔵流狂言師・木村氏が手ほどき

=22日 蒲生町あかね文化センターで=

大蔵流狂言師の木村正雄氏
(湖東・蒲生町)
 大蔵流狂言師・木村正雄氏によるワークショップ&狂言鑑賞「狂言を楽しむ」が二十二日、蒲生町あかね文化センター小ホールで行われる。開催時間は、午後二時から同三時まで。

 “笑いの芸術”と言われる狂言は、登場人物の喜怒哀楽を織りまぜながら、見る人の想像力を手助けに最小限の小道具でさまざまな場面を演ずる。台詞は古典芸術だからといって難しくなく、現代人に通じる思いや思わずふき出してしまうような笑いが随所にちりばめられている。

 木村氏(75)は、父・木村政一と三世茂山千作に師事、三歳で初舞台を踏んだ。以後、京都大学文学部を卒業、狂言の普及に力を入れ、近年では琵琶湖に住むブラックバスやブルーギルといった外来魚を登場させた新作狂言を書き下ろし、話題を集めた。

ワークショップでは、木村氏が狂言について初心者でも分かるように解説し、参加者が狂言を体験できる時間も設けている。また、狂言鑑賞は、「呼声」が上演され、太郎冠者が無断で旅行に行ったことに腹を立てた主人が次郎冠者を連れて家を訪れ、留守を装う太郎冠者をあの手この手で呼び出そうとするのが見どころ。

 入場料は一般一千円で、同センターで発売中。詳しくは、同センター(電話55―0207)へ。


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自転車の防犯チェック!!

地域一体となった防犯活動

=蒲生・日野町内駐輪場5個所で=

自転車の防犯登録の有無を点検する参加者
(湖東・日野町)
 自転車の盗難防止と青少年の非行、街頭犯罪防止を目的に、日野警察署管内五個所で、蒲生・日野の両町青少年育成町民会議や自転車防犯協会、店主、教職員、役場職員が署員とともに、自転車の防犯診断を先月から実施している。

 昨年、日野署管内では、刑法犯認知件数が四百三十八件と前年対比三一・一%減となったものの、自転車盗の被害が約二〇%を占め、無施錠の自転車が狙われやすく、犯行場所も集中している。

 日野署では、署員が駐輪場で自転車の防犯登録や施錠の有無を点検するパトロールを行っているが、今回、地域における自主防犯活動を促すことで犯罪のない安全で住み良い町の実現を目指そうと、各関係機関が点検作業に加わり、一体的な取り組みを展開した。

 自転車の防犯診断と指導は、自転車盗多発場所の▽近江鉄道日野駅駐輪場▽同鉄道桜川駅駐輪場▽平和堂日野店駐輪場▽平和堂蒲生店駐輪場▽日野高校駐輪場―の五個所で行っている。二月中は同活動を継続することが決まっており、その後は発生状況などを検証しながら続けるかどうかを検討する。

 先月三十日には、下校時間帯に合わせて自転車をよく使う学生の目に触れる形で啓発も兼ね、午後三時から蒲生町にある近江鉄道桜川駅駐輪場で防犯診断が実施された。

 蒲生町青少年育成町民会議役員や自転車防犯協会、町役場職員、日野署員らが、駐輪場にとめてあった約三十台の自転車について、キーの取り付けの有無▽施錠▽防犯登録の有無▽所有者名の明記などを一台ずつ点検した。また、防犯登録番号や車番を控え、盗難被害を防ぐための注意点を記載した黄色の防犯点検カードを取り付けた。

 防犯登録は、自転車防犯登録店から県自転車防犯協会を通じて警察に登録内容が通知される仕組み。点検では、防犯登録をしていない自転車も多く、放置自転車も見られたことから、地域から犯罪をなくすためにも、所有者がすぐに割りだせる防犯登録と確実な施錠を参加者らは訴えていた。

 


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