滋賀報知新聞(ニュース)平成16年2月13日第13716号


バレンタインデーのプレゼント?

手づくりケーキに挑戦

=御園公民館で 小学女子児童=

楽しそうにケーキづくりに取り組む児童
(湖東・八日市市)
 バレンタインデーを前に、八日市市立御園小学校の四―六年生の女子児童十五人が十一日、手づくりケーキに挑戦した。

 市の「地域いきいき子ども塾事業」の一環として行われたもので、市立御園公民館に集まった児童は、八日市市子どもセンターでボランティア活動をしている大林岸代さんの指導を受けながら、リンゴやブルーベリーのカップケーキ「マフィン」と、ココアの入ったエンゼル型の「マーブルケーキ」に取り組んだ。

 参加した児童は、ハンドミキサーやふるいなどを使って楽しそうに作業を進め、時折、分量の加減がうまくいかず苦労しながらも、二種類のケーキを完成させると、その出来栄えにみんな大満足。

 でき上がったケーキはそれぞれ家に持ち帰って家族にプレゼントするそうで、國井琴実さん(六年生)は「お父さんにあげたい」と笑顔を浮かべ、はしゃいでいた。

 地域いきいき子ども塾は、学校が休みとなる日に公民館を開放して、地域での子育てを実施しているもので、市内八か所ある公民館ではそれぞれ工夫して、小中学校の児童・生徒を対象にした各種体験教室や行事などを実施している。


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五個荘町をPR

あきんど大使

=来月12日まで募集=

(湖東・五個荘町)
 五個荘町では、近江商人発祥の地「白壁と蔵屋敷の町・てんびんの里五個荘町」を代表し、まちの観光PRに協力してもらえる「五個荘町あきんど大使」を募集している。

 観光PRや公的行事などに活躍し、曜日を問わず参加できる満十八歳以上の人(今年四月一日現在で、町内外を問わず)が対象で、他にキャンペーンクルー等の契約を結んでいない人。任期は来年三月三十一日まで。募集人数は二人。選任された二人には十万円相当のクーポン券と記念品が贈られる。

 応募は、役場地域生活課・てんびんの里文化学習センター・農村環境改善センターに備え付けの応募用紙に必要事項を明記し、農村環境改善センター内の町観光協会事務局へ持参もしくは郵送する(〒529―1442神崎郡五個荘町塚本279、電話0748―48―2100、FAX0748―48―6698、Eメール akinai@mx.biwa.ne.jp )。締め切りは三月十二日(必着)。


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誰のためでもなく自分のために

竜王町で痴呆ケア連続講座

NPO法人代表の生の声聞き
=地域での受け皿づくり模索=

NPO法人代表らの話しにメモを取りながら聞き入る受講生ら
(湖東・竜王町)
 高齢人口の増加に伴い、痴呆性高齢者も年々増加傾向にある。痴呆特有の行動や症状は、介護する家族だけで解決できる問題ではなく、その負担は想像を絶するほど大きい。豊かな福祉社会を目指して平成十二年度にスタートした介護保険制度は、来年制度の見直しが義務付けられており、厚生労働省は改革案をまとめるため、介護保険制度改革本部を設置し協議に入った。制度開始時点と比較して増え続けている「要支援」や「要介護一」の認定者に対してサービス縮小の方向で見直すことも検討している。竜王町住民福祉課主催の痴呆ケア連続講座「地域の受け皿づくり〜」では、行政に頼るのではなく、マンパワーを活用した地域での高齢者の居場所づくりについて話し合われた。

 痴呆ケア講座は、高齢者だけに限らず、障害者や子どもなど誰もが地域に集い、触れあい、介護・子育て・生活を支い合えるような拠点づくりを住民自身に模索してもらおうと、今年度から竜王町が初めて企画したもの。同町のドラゴンハットふれあいセンターを会場に、先月二十二日から三回連続して開講し、町内外から一般住民や福祉関係者ら常時五十〜六十人が参加した。

 最終回となった五日は、「私たちが求める居場所づくりとは」をテーマに、滋賀地方自治研究センターの北川憲司副理事長がコーディネーターを務め、 高齢者の在宅介護事業を行うとともに世代間交流ができる居場所づくりを目指すNPO法人「虹の会」の森泰子代表(近江八幡市西生来町福祉会)と、空家を活用して介護認定の要支援・要介護一〜三の人を対象にデイサービス事業を水口町で展開しているNPO法人「ひなたぼっこ」の伴由紀子代表の二人をパネラーに迎え、ミニパネルディスカッションが行われた。

 まず、北川副理事長が、活動を始めたきっかけを質問。伴さんは、大規模な介護施設で働いていた時に利用者とゆっくり話しができないことへの疑問を原点とした。森さんは、「自分が老後を楽しく過ごしたい」との強い思いから、地域との関わりを積極的に持つようになり、住んでいる西生来町で八十歳以上の高齢者を対象とした宅老所を近所の仲間と公民館を活用して始め、福祉会そしてNPO法人を立ち上げるまでの経緯を語った。

 活動の成功・失敗談や信念について、森さんは「誰のためでもなく自分のためにやっているので苦しいと感じたことはない。待っていてくれる人がいるからこそ強い気持ちで続けられた。ボランティア活動は充実している」といきいきと語った。開所からもうすぐ二年目を迎える伴さんは、「職員やボランティアがバタバタと仕事をするのではなく利用者の横に座りゆっくりと話しを聞くことを重視し、言いたいことが言え、食べたい物が食べられて、行きたい所へ行けるデイサービスを心掛けている」と家庭的な雰囲気づくりの重要性を通所者の実例を挙げながら説いた。

 空家や空き店舗などを利用して各地で広まりつつある小規模通所デイサービス。「普通の暮らしの臭いがする主婦が介護の世界で仕事を立ち上げることができるようになった」と北川副理事長は指摘する。

 何か始めようと考えている人へのアドバイスでは、森さんが「町内のことには何かにつけ積極的に協力しておくこと」と語り、伴さんは「腹を割って話せる仲間を見つけること」と強調した。

 今後の活動について、伴さんは「現在は定員十三人でニーズに応えることができなくなってきたので、もう一つ設置する計画がある。地域に囲まれながら輪を広げていきたい」と語り、森さんが「異世代の交流ができ、お年寄りが知っている文化や生活の知恵を伝承できるような場をつくりたい」と夢を膨らませた。

 最後に、北川副理事長が「昔に戻っていく痴呆症のお年寄りは、思い出博物館の学芸員であり、現代人が知らない文化を伝承することができる存在だ。暮らしの知恵など痴呆症のお年寄りから教えてもらうことが小規模なデイサービスでは実現できるのではないか。お年寄りにもっと役割を与え、技を盗むつもりで接することが大切。住民自身が率先して実行に移していかなければならない時代にきた」と締めくくり、会場からの「自分で立ち上げてみたいが不安がある」や「資金面などはどうすればよいか」といった質問に答えた。

 決して特別なことが必要なのではなく、まず高齢者の心に寄り添えばいいとパネラーは口を揃える。定年退職者や子育てを終えた主婦など時間と経験を貯えた人々の力を今こそ結集し、介護を必要とする高齢者の視点に立った小規模な地域住民レベルでの福祉活動が、将来の自分の老後生活の基盤を確立し、自分らしく生きることのできる居場所づくりにつながるのではないだろうか。


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蒲生・日野町にふさわしい

新市の名前を考えて!!

=応募期間は3月15日まで=

13日に区長に手渡される募集パンフレット
(湖東・蒲生広域)
 蒲生・日野まちづくり協議会は、蒲生町と日野町が合併した場合の新市の名前を十五日から募集する。

 新市名は、新市名称候補選定小委員会が、寄せられた名前の中から▽地理的イメージ▽地域の特徴▽歴史・文化▽対外的アピール▽知名度の向上▽住民の理想・願い―の六つの選定基準に照らし合わせ五点程度を選び出し、四月七日に開催予定の同協議会に報告する。これを受け、同月二十一日の同協議会会合で決定する見込み。

 応募資格は、蒲生・日野町に在住している人で年齢制限などは特にない。新市名の条件として、漢字・ひらがな・カタカナで読み書きが容易にでき、他の市名として使用されていないもの。東京都にはすでに「日野市」が存在している。

 この十三日に、各町から区長に手渡され区民に配布される募集パンフレット(A四版、カラー刷り)には、切手不要の四枚の専用応募はがきが添付されている。

 応募は一人一点のみ。新市の名前とふりがな、名前の理由、郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記し、専用の応募はがきまたは官製はがき、ファックス、Eメールのいずれかで応募する。締め切りは、三月十五日(消印有効)。

 新市名採用者の中から抽選で一人に「名付け親賞」として三万円分の商品券が進呈されるほか、応募者の中から抽選で十人に「残念賞」として三千円分の商品券が贈られる。

 応募および問い合わせは、〒529−1537蒲生郡蒲生町市殿子一三四番地の一 蒲生・日野まちづくり協議会事務局(電話0748―55―8088、ファックス0748―55―4755、メールアドレスtown@gamo-hino.jp)まで。


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身近な歴史や思い出ひも解く

“想”テーマ 区民総出の文化祭

=蒲生町桜川西地区で開催=

吉野桜の植樹式(同町桜川西のさくら広場で)
(湖東・蒲生町)
 蒲生町桜川西地区(久田美智雄区長)の区民総出の手作り文化祭「桜川西文化祭」が七、八日の二日間、同地区公民館で開かれ、“想(おもひ)”をテーマに作品展示やフリーマーケットなどさまざまなイベントが繰り広げられた。

 “食”や“農”などテーマを決め毎年催されている同文化祭は、今年で十回目を迎えた。同地区文化部の徳田実部長は、開会あいさつで「文化とは人と人との触れ合いを生み出し、住み良い環境を作っていくことを指すと思う。人の心が和み、人との語らいも大切にしながら、区民の友好を深め、『よかったね』とおもえる文化祭にしたい」と意気込みを語った。

 引き続き、文化祭出前講座講師の奈良県吉野町文化観光商工課・田中敏雄課長補佐が、同地区との交流の証にと寄贈した吉野桜の苗七本を、同地区内の子守勝手神社と区民の手でたくさんの桜が植栽されているさくら広場に植樹した。

 吉野町と桜川西地区の結び付きは、同地区内の子守勝手神社にある。氏神様として古くから区民が守り伝えてきた同神社の御神体が、昨年九月二十六日に神社荒らしに合い盗まれた。そこで、桜川西歴史を誘う会(西田善美代表)が、子守勝手神社の歴史をひも解き調査したところ、吉野町吉野山にある水分(みくまり)神社(通称=子守宮)にたどり着いたという。昨年十二月二十三日には、水分神社から御分霊を受けた。

 出前講座では、「奈良吉野との縁(えにし)」と題して田中氏が講演し、約六十人の区民が聞き入った。田中氏は、花見客で賑わう吉野の桜について「急傾斜などに植えられている桜は花見のためではなく、神木として信者が献木したもので、宗教的意味合いを持ち信仰の対象とされていた。日本人は無宗教ではなく、あらゆる宗教を取り入れられる柔軟性を持ち合わせている。大きな木や川、山すべてが神物の対象となる。桜が大きくなることが、蒲生町との縁になれば」と語り、吉野に息づく宗教観や水分神社と子守勝手神社のつながりについて歴史的背景を踏まえながら解説した。

 このほか、会場では、「わが家の一番古い写真」をテーマにした展示会が開かれた。大正八年の家族写真や同十二年の尋常高等小学校卒業記念、六十年前のお見合い写真、昭和十五年の入営門出と愛車(戦車)、同三十九年の東京モーターショー、初めて購入した自動車ミゼットなど、区民の家に眠る思い出の一枚がずらりと並んだ。訪れた人は、写真を指差しながら「よく昔おばあちゃんがはた織りしてたなあ」や「これ○○ちゃんと違うか」など、記憶をたどり思い出話に花を咲かせていた。

(櫻井順子) 

 


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