滋賀報知新聞(ニュース)平成16年2月19日第13721号


湖国にゆかりある工芸作家にスポット

近代美術館特別展開催

「染め・織り・竹・陶の美」

=本紙が ペア10組に入場券プレゼント=

森口華弘氏の「春遊」
(湖西・大津市)
 湖国にゆかりある工芸作家にスポットをあてた「使ってみたい・飾ってみたい---染め・織り・竹・陶の美」が、二十一日から県立近代美術館で開催される。四月四日まで。

 展示される作品は、森口華弘氏の友禅着物、清水卯一氏の陶磁器、志村ふくみ氏の紬織着物ら人間国宝の三人のほか、県・町指定の無形文化財保持者の信楽焼、竹工芸など約百五十点を、「染め」「織り」「陶」の三つのテーマに分けて紹介する。

 森口華弘氏は、守山市生まれの友禅染め作家で、糊を蒔いて染模様を表す新技術「蒔糊(まきのり)」を開発した。古典柄を用いながらもモダンで分りやすく、構図が斬新、色彩少なくまとめられている作品が多い。

 志村ふくみ氏は近江八幡市生まれの紬の染め物作家。絣や縞などの平凡で地味とみられる労働着だった「紬織り」に芸術的で豊かな表現力を吹き込んだ。植物素材で染めあげた絹の色糸は、豊かな色彩のハーモニーを奏でる。

 清水卯一氏は志賀町に逢莱窯を築き、数多くの作品を生み出している。無形文化財技術である「鉄釉陶器」は、バラエティーに富んだ種類や色合いの表現で誰しもが驚く。ブルーやグリーンで表された幅広い濃淡をした青磁と呼ばれる作品、薄茶色から褐色など釉薬の対比、作品のフォルムが特徴的。

 入場料は一般八百円、高大生六百円、小中生四百円。問い合わせは同館(電話077-543-2111)へ。

 なお、滋賀報知新聞社は同展の入場券を、ペア10組に抽選でプレゼントします。希望者は、住所、氏名、年齢、電話番号、本紙への批判、感想を記入して、27日までに〒520-0051大津市梅林1丁目3-25、滋賀報知新聞社大津本社まで。

 

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大津市歴史博物館が発見

2番目に古い「近江八景画」

=江戸前期、桃田柳栄が製作=

発見された「近江八景画巻」の一部
(湖西・大津市)
 大津市歴史博物館はこのほど、近江八景図で二番目に古い「近江八景画巻」を発見した、と発表した。京都市内の古美術商から連絡を受けて同博物館が購入した。二十七日から開催される企画展「近江八景」で初公開する。

 巻末の記述や、公家が書き添えた自筆和歌の筆跡鑑定から、狩野探幽の弟子桃田柳栄が、貞亨元年(一六八四年)の東宮御所再建で製作した障壁画(ふすま絵、壁画)下絵であることが分かった。

 作者の桃田柳栄は、狩野探幽の弟子のうちでも四天王の一人として数えられ、情趣豊かな彩色や、優美で繊細な表現が特徴。近江八景画巻について同博物館は、「確かな構図や、良質の岩絵の具を使った上品な色使いは、八景図での最良の基準作品」と、評価している。

 企画展の入場は一般六百円、高大生五百円、小中生四百円。詳しくは同博物館(電話077-521-2100)へ。


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自民、ワンモアー河本氏

今夏の参院選滋賀選挙区

元女性キャスター同士の激突も?
=サッカーの井原氏も下馬評に=

動き出した参議院選。写真は14日の民主党滋賀県本部大会の記者会見(左から1人目が林氏)
(全 県)
 今夏の参院選滋賀選挙区(改選数一)は、民主党が元キャスターの林久美子氏(31)、共産党が党常任委員の林俊郎氏(59)の擁立を決めているのに対し、自民党はまだ立候補予定者を決めていない。自民党の河本英典参院議員(55)が勇退の意向を固めているため、現在絞り込みの最中だが、予想される顔ぶれに迫ってみた。              

【石川政実】


 民主党県連は七日、びわ湖放送(BBC)の元キャスターの林氏を公認で擁立すると発表した。記者の経験もあり、一児の母親であることも選考の要因になった。同党県連は新春早々に行われた先の大津市長選で前大津市民病院長の木津稔氏を支持したのもかかわらず、自民党党員の目片信氏に惨敗しただけに、絶対負けれないところだ。当初、県議会議員の徳永久志氏(40)が本命視されていたが、新進気鋭の林氏に白羽の矢が立った。同党は、同じBBCのニュースキャスターで林氏にとっては大先輩の蔦田恵子県議(42)=自民党・湖翔クラブ=が自民党から擁立されるのを恐れて、林氏で先手を打った格好だ。

 蔦田氏は「自民党県議からは『後輩の林君なんかに負けるな』と励まされますが、同じBBCの元キャスター同士で争うのはちょっと。民主党も人材選びに苦しまれたんでしょうかね」と出馬のそぶりを一切見せない。自民党が、蔦田氏をぶつけ、元女性キャスター同士の泥沼のバトルを繰り広げれば、視聴率ならぬ投票率がアップすることは、間違いないところだ。

 蔦田氏以外で、女性候補として、元静岡県副知事で、現在、労働省官房審議官(雇用均等・児童家庭担当)の北井久美子氏(51)。同氏は京都府出身だが、昭和五十九年には滋賀県商工労働部職業安定課長を務めている。「目には目を」では、BBCに対抗して、NHKのアナウンサーの野村正育氏(42)の擁立も取りざたされている。大津市生まれの同氏は、膳所高、京大卒で地元の知人も多い。しかし四月から朝のニュース番組に抜てきされるため、事実上むずかしい。

 自民党が滋賀県出身の著名人を担ぐとすれば、最右翼は、サッカー元日本代表主将で、現在は解説者やびわこ成蹊スポーツ大学客員教授としても活躍している井原正巳氏(36)。しかし同氏は、サッカー界の発展のためにJリーグの監督を目指したいという思いが強そうだ。

 また滋賀県出身の中央官僚としては、大津市出身の国土交通省航空管制部長の岩崎貞二氏(54)など数人の名前が下馬評に上がっている。同氏は、知事選にも名前が出る可能性もある。

 政治家では、近江八幡市出身の元衆院議員の西川知雄氏(55)。同氏の妻は、参院議員の松あきら氏で公明党との関係を強固にするためには面白い。また衆院議員古賀誠氏の政策秘書藤井勇次氏(53)なども取りざたされている。さらに、人選が難航すれば、昨年十一月の衆院選滋賀1区から出て落選した元総務省官僚の上野賢一郎氏(38)、この一月の大津市長選に落選した八幡和郎氏(52)などもそ上に上りそうだ。ただ河本県連会長が意表をついて、平和堂社長の夏原平和氏(59)など経済人を口説き落とす可能性もある。

 さらに究極の選択は、本人が責任を感じて再出馬することであろう。自民党では、今月中にも絞り込みを終えて、遅くとも来月中には発表にこぎつけたいとしているが、その成り行きが注目されるところだ。


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北方領土視察団

=雪祭り会場で署名活動=

署名活動を行う北方領土視察団

(全 県)
 北方領土返還要求滋賀県民会議(会長・三浦治雄県議会議長)の第二十一回北方領土視察団はこのほど、根室市長や元島民との交流会、北海道庁の表敬訪問、札幌市の雪祭り会場での署名活動などを行い、同問題の理解と認識を深めた。

 視察団には、県民会議を構成する各種団体の指導者や一般県民など三十八人が参加した。雪祭り会場では、北方領土返還を求める署名活動(写真)を行い、約七百人の署名も取りつけた。

 三浦治雄団長は「島を目で見て生の声を聞くことで、北方領土をより身近な問題として感じることができた。滋賀県での今後の活動につなげたい」と話した。


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25m泳げる 6年生82・1%

体力低下進む県内の子ども

運動する子、しない子の二極化

=県教委が 体力・運動能力調査=

(全 県)
 滋賀県の子どもの体力は、全国平均に比べて握力や反復横飛びは優れているが、50メートル走やボール投げなどは劣っており、全体の傾向として運動能力は低下していることが分かった。

 県教委が昨年10月、県内の児童と中学生を対象に実施した平成15年度体力・運動能力調査で明らかになったもの。

 調査は、文部科学省に準じて昭和43年から毎年実施されているもので今年も小学4年生までは各郡市から1校、5年生以上、中学、高校生は全員を対象に「握力」、「上体起こし」、「長座体前屈」、「反復横とび」、「20メートルシャトルラン」、「50メートル走」、「立ち幅跳び」、「ボール投げ」の8種目と中学生以上には「持久走」も実施した。

 その結果、小・中学生では「握力」、「上体起こし」、「長座体前屈」、「反復横とび」、「シャトルラン」は全国平均より優れていたが、「50メートル走」、「立ち幅跳び」「ボール投げ」、「持久走」は劣っていた。

 また、水泳能力については、特に小学6年生で低下しているのが目立っており、25メートル以上泳げる6年生児童は82・1%で、前年より3・6ポイント低下した。週3回あった体育授業の時間数が減る中で、水泳授業の実施時間数の減少が大きく影響しているのではないかと考えられている。

 県教委では、体力低下を招いている要因として▽遊び相手の減少や質の変化から外遊びの減少▽交通手段や身の回りの機器の発達に伴う家庭生活の変化▽学校での体育的な行事の減少▽受験競争・塾通いの影響で運動する機会の減少▽運動に親しむ者とそうでない者との二極化▽大人のライフスタイルが子どもに影響し食事、睡眠等の基本的生活習慣の乱れ、などを挙げている。 

 


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