滋賀報知新聞(ニュース)平成16年2月29日第13730号


その油断 火から炎へ 災いへ

春の火災予防運動

防災管理体制の充実目指す
=家庭や事業所への指導強化=

(湖東・広域)
 火災の多発シーズンを迎えて、七日の消防記念日を最終に、一日から「春の火災予防運動」が全国一斉に展開される。

 この運動は、冬から春にかけての季節が年間を通して火災の発生しやすい気候となり、この時期に火災予防の思想普及を図り、発生の防止や火災による死傷事故、財産の損失を防ぎ、併せて地震などの災害の被害軽減を目的に行われる。統一標語「その油断、火から炎へ、災いへ」を掲げ一週間、特に高齢者を中心とした死者発生の減少を目指し実施される。

 東近江消防本部は、運動期間中▽住宅防火対策の推進▽地域における防火防災安全体制の充実▽防火対象物等における防火安全対策の徹底▽乾燥時および強風時の火災発生防止対策の推進――の四項目を重点目標に取り組む。

 管内各消防署単位には▽広報活動(街頭啓発、ポスター・立て看板)▽防火指導(住宅診断、消火器事故防止、放火されない環境づくり)▽地域安全体制の充実(女性防火クラブの指導、弱者への避難協力体制の推進)▽防火対象物への対策(消防計画の徹底、消防設備の維持管理、訓練指導)▽園児への防火教室、消防お話会▽乾燥・強風時の火災発生防止対策(入山者への啓発、たき火の監視励行)――などを実施する。

 また事業所では、予防思想の普及・啓蒙(社内広報、従業員教育)▽管理体制の徹底(消防・避難訓練、危険物施設の点検、地震への火気管理)などを行うほか、一般家庭でも火の用心七つのポイントや防火四チェックの励行、自主防火活動への積極参加、安全就寝場所の確保、外出・就寝前の火の元点検、地震発生時の火気始末の徹底などを推進してもらう。


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緊急応援用特殊車両

災害対応ポンプ車

=東近江消防本部が配備=

(湖東・広域)
 東近江行政組合消防本部は、このほど災害対応特殊消防ポンプ車=写真=を八日市消防署東消防出張所に配備した。

 導入の特殊ポンプ車は、緊急援助隊車両として地震などの大規模災害被災地への応援出動に対応したもので、悪路用の四輪駆動、ホース三十本搭載、動力付きホース延長資機材の装備、林野火災用可搬式ポンプ(C一級)を搭載している。購入費約二千万円。


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第21回農業水利研究集会

安定給水、新時代の農業追求

=愛知川沿岸土地改良区=

熱戦を繰り広げる選手たち
(湖東・愛知川町)
 愛知川沿岸土地改良区(北川弥助理事長)は、二十四日に「第二十一回愛知川農業水利研究集会(新愛知川地区地域用水機能増進事業研修会)」を二階大ホールで開いた。

 研究集会には改良区総代や管内(八日市・永源寺・五個荘・安土・愛東・湖東・秦荘・愛知川・豊郷の一市八町、約七千五百ヘクタール)農業水利関係者、国・県・自治体関係者、地元選出国会議員・県会議員ら約二百五十人が参加し、愛知川農業水利事業の現状と課題について、ビデオや講演などで理解を深めた。

 参加者は、フィルムフォーラム「ふるさとの水――豊かな水は農業用水路などの安全な管理によって――」をビデオ鑑賞したほか、県農政水産部耕地課の荘林幹太郎課長による「農業用水 そのさまざまな様相をめぐって」、同環境こだわり農業課の児島久三主幹による「環境こだわり農業の推進について」をテーマにしたそれぞれ講演に耳を傾けた。

 荘林課長は、パキスタン、アメリカ、フランスのかんがい事業の特徴を、システム、制度、組織などを日本のそれと比較して、日本の土地改良区による水利システムが世界に誇るものであることを強調するとともに、土地改良区によるこれまでの努力をたたえ、地域一体となった農水の安定供給システムの維持・発展を訴えた。

 児島主幹は、県がすすめている「環境こだわり農業」について正しく理解してもらえるよう、条例やそれに基づく基本計画の内容と、こだわり農業に取り組む上での経済的助成を全国ではじめて新年度から導入しようとしている協定や認証制度などについて詳しく解説。県民(消費者)に指示される農業へ向け、農薬を減らす努力、環境こだわり農産物への取り組み、濁水を流さないなどへの協力と、環境こだわり農業の自主的・主体的なPRの実践などを求めた。

 最後に、東大大学院農学生命科学研究科の生源寺眞一教授による講演「農村地域資源の未来を考える――日本型利水コモンズのゆくえ――」で、農村地域のもつ魅力や可能性などを再発見した。


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日野川のすべてが分かる手作り水族室

=NPO蒲生野考現倶楽部が参加メンバー募る=

校内の旧給食室を水族室に改装するメンバーら
(湖東・日野町)
 何種類の生き物が生息し、上流と下流では種類が違うのか、琵琶湖につながる日野川はまだまだ謎だらけ。水環境が悪化する中、湖や川をすみかとする希少動物は生きにくい環境に追いやられ減少または絶滅の危機を迎えている種類もある。NPO蒲生野考現倶楽部(森田英二理事長)は、消え行く生き物たちを一堂に集め、日野川水系の動物生息体系が一目で分かる「日野川水族室」づくりに取り組んでおり、魚つかみや飼育活動を行うメンバーを募集している。

 同倶楽部は、廃校となった日野町の鎌掛小学校校舎を借り受け、“里山の知恵が地域を創る”をコンセプトとした「しゃくなげ學校」を平成十五年四月に立ち上げた。

 里山の研究や体験活動、環境学習の拠点として、校内に里山の自然や農村の民具、日野川流域の魚類・水生昆虫を展示する「里山環境館」の設置を計画。同倶楽部の傘下に、日野川の水質や蒲生野の生活文化、琵琶湖・河川の音環境などを調査する環境マネジメント局を組織し、同局水環境プロジェクトとしゃくなげ學校里山環境館プロジェクトの合同チームが中心となって、現在、「日野川水族室」の整備を進めている。

 総合プロデューサーの井阪尚司さんは、「次代を担う子どもと知恵と経験を持つ大人が一緒になって参画しながら、市民手作りの水族室を目指している。本物に触れる機会を設け、環境学習のメッカになればと考える。将来は、絶滅危惧種を水槽で増やし、川へ戻していきたい」との思いを語る。

 校内の旧給食室を少し改造した水族室は、日野町湖南サンライズにある木村工業所が同學校のために格安で製作した頑丈な四段のスチール棚三つが設置された。八日に、六十センチ水槽セット二十個と九十センチ水槽三個を購入し、二十一日には公募で集まったメンバーらも参加して水槽配置作業を行った。最終的には、三十五〜四十個の水槽に、日野川の魚類・両生類などを種類別に飼育・展示して、一般に開放する予定。

 四月からは、メンバー自身が日野川に繰り出して魚つかみを始め、琵琶湖博物館の秋山廣光専門学芸員ら専門家の指導を受けながら、約一年かけて水族室の完成を目指す。

水族室づくりの募集人数は、小学生(小学四年生以下は保護者同伴)や中高大学生、大人を合わせて約百五十人で、参加者は環境マネジメント局水環境プロジェクトもしくはしゃくなげ學校里山環境館プロジェクトに所属することになる。活動は、博物館見学や魚つかみ、展示、飼育など月一回程度(教材費などは自己負担)。

 参加希望者は、ファックス・Eメール・電話のいずれかで同倶楽部事務総局まで申し込む。参加申し込みは、随時受け付けている。申し込みおよび問い合わせは、同事務総局・歯黒さん(電話0748―52―1398、ファックス0748―52―1925、Eメールhaguro@mx.biwa.ne.jp)まで。


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マックス演劇クラブ

続編「魔法探偵2」

=3月6日 蒲生町で公演=

(湖東・蒲生町)
 マックス演劇クラブ「第二回発表会」が三月六日、蒲生町あかね文化センター小ホールで開催される。入場無料。

 昨年三月二十三日に初公演=写真=を行った同クラブは、オリジナル作品で前作の続編となる「魔法探偵2」を披露する。前回観ていなくても楽しめる演出となっており、子どもたちの自然で熱のこもった演技が見どころ。

 開演時間は、午後三時。詳しくは、同センター(電話0748―55―0207)へ。

 


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