滋賀報知新聞(ニュース)平成16年3月4日(木)第13733号


県内初 聴覚障害者にやさしい就労施設

守山市で平成18年開所目指す

将来的には 生活、就労の総合拠点に
=夢の実現に向けて募金を呼びかけ=

(全 県)
 県内初の聴覚障害者に対応した就労・生活施設「みみの里」の建設が、守山市水保町で計画されている。聴覚障害者の団体や教員を中心に、聴覚障害者の社会参加を実現する施設をつくろうと、三年前から湖南地域を中心に街頭募金活動を展開してきた。将来的には、身体障害者授産施設やグループホーム、デイサービスセンターを備える総合拠点を目指しているが、まず第一期計画として身体障害者授産施設を来年九月に着工し、雇用の場を確保することにしている。

 県内で居住する聴覚障害者は三千六百人。共同作業所への就労が増えているが、通常の作業所では手話通訳など体制が整っていないため、周囲とのコミュニケーションがとりにくいのが現状。このため、自宅で引きこもりがちになったり、家族とも疎遠になったりして、孤立した生活を強いられている。

 近隣の大阪府や京都府では聴覚障害者を対象に、就労の場である授産施設や、老人ホーム、デイサービスセンターなどが一体的になった施設が整備されている。ところが、県内には同様の施設がないため、聴覚に障害をもつ人や関係者から設置を強く求める声があった。

 施設規模と仕事内容については、関係者で煮詰めている段階で、建物設計と平行して二〜三カ月で具体化したのち、国と県へ補助金の申請を行ないたいとしている。

 今のところ計画されている施設は、文字案内や手話通訳、電光掲示なども整え、聴覚障害者に使いやすいバリアフリー設計を施す。来年九月に着工し、平成十八年四月のオープンを目指す。鉄筋コンクリート二階建てで、延べ床面積約七百平方メートル。定員三十人。

 作業内容は、木工、竹細工製品の製造販売、印刷と郵送発送業務の受託、食料品の製造加工販売、資源リサイクル(アルミ缶、紙資源)などが案として挙がっている。

 国、県とも財政状況が厳しいなかで、予定通りに計画が進むかどうかは見通しがたっていない。このため「みみの里づくりをすすめる会」は一般からの募金を呼びかけている。問い合わせは、窓口の社団法人滋賀県聴覚障害者福祉協会(電話077-561-6111)へ。


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平和祈念館の建設推進へ

県遺族会 1千万円を寄付

=会員からワンコイン募金集める=

国松知事に目録を手渡す山田会長(右)

(全 県)
 滋賀県遺族会(山田利治会長)は、このほど県に平和祈念館の建設資金にと、会員からワンコイン募金で集めた一千万円を寄付した。

 県が十四年度に平和祈念館建設工事費として一億五千万円を基金に積み立てたことを受け、遺族会も実現要望だけでなく、会員からワンコイン(五百円)の募金運動を展開してきた。

 目録を手に山田会長が「遺族でもある知事を先頭に平和の願いを滋賀から世界に発信したい。戦争の悲惨さを経験されているので、ぜひとも(平和祈念館建設を)お願いしたい」と述べたのに対し、知事は「平和の願いが次の世代に伝わるよう、県として最大限の努力をさせてもらう」と語った。


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「近江商人の道」

豊富な写真で

=分りやすく解説=

(全 県)
 県はこのほど「近江商人の道」を紹介したガイドブック=写真=を作成し、県内書店で販売している。A5版二百三十七ページ。県内各地の近江商人の歴史、人物、名所などを、豊富な写真やイラストによりビジュアルに分かりやすく紹介。探訪の際のガイドブックとしても利用できる。

 価格は一冊千五百七十五円(消費税込み)で、二千冊発行した。購入問い合せはサンライズ出版(電話0749−22−0627) へ。


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博物館、美術館、資料館親しんで!

=県博物館協議会スタンプラリー=

スタンプラリーのマップ

(全 県)
 県内の博物館、美術館、資料館でつくる県博物館協議会は、展示物の観覧や活動への参加を通じて文化施設に親しんでもらおうと、「淡海の博物館・美術館スタンプラリー」を開いている。八月三十一日まで。

 参加者は、同協議会に加盟している八十七の博物館、美術館、資料館のうち六館を訪れて、備え付けのスタンプを応募用紙に押し、一回目の締めきりの五月三十一日、もしくは二回目の八月三十一日までに県立琵琶湖博物館内(草津市)の同協議会事務局へ応募すれば、抽選で各回二十人にミュージアムグッズが当たる。そのほか、全員に参加賞が当たる。

 応募用紙とパンフレットは、加盟施設に配置しているほか、同協議会のインターネットホームページから印刷、ダウンロードできる。問い合わせは、県立琵琶湖博物館内の同協議会事務局(電話077-568-4812)へ。


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拡張型心筋症の藤田誠一さん(長浜市)

移植手術の募金が目標額に

=「救う会」感謝のメッセージ=

(湖北・長浜市)
 原因不明の難病、拡張型心筋症で苦しむ藤田誠一さん33(長浜市)の海外心臓移植手術の実現を目指して、募金運動を展開していた「藤田誠一君を救う会」(代表=大石佳知氏、西村公司氏、中村修氏)は、目標額六千万円を達成したことを発表した。

 同会の街頭募金活動は、昨年十二月二十三日のジャスコ長浜店を皮切りに、二月八日まで県内外六十四カ所などで繰り広げられ、最終的に合計六千三百九十四万四千二百二円の募金が寄せられた。集まった募金は渡航費、手術費、滞在治療費に充てるが、帰国して数年の経過観察を経た時点で剰余金が生じた場合は、移植支援者組織へ委託する。 同会は現在、ドイツの受け入れ病院の都合や、藤田さんの容態を見ながら、今月中旬の渡航を目指して調整している。具体的なことについては、新聞やホームページ(http://www.geocities.jp/save_fujita/)を通じて報告することにしている。

 同会は、「温かい心をお持ちのたくさんの方と出会うことができました。皆様へのお礼は言葉ではとても言い表わすことは出来ません」と、感謝のメッセージを発表している。 

 


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