滋賀報知新聞(ニュース)平成16年3月12日(金)第13741号

自宅のような居心地を提供

民家利用した「ひばりの里」

=湖東町に3番目の通所介護事業所=

民家を活用してオープンした「ひばりの里」
(湖東・湖東町)
 湖東町大清水の民家を使って、お年寄りが地域の人たちと一緒に老後の生活を送ることができる町内三番目の通所介護(デイサービス)事業所「ひばりの里」が七日、オープンした。

 開所式には、宮部庄七町長をはじめ、町福祉行政や地域の関係者ら約三十人が出席し、運営にあたる特定非営利活動法人(NPO法人)ひばりの高野啓一理事長が、「利用者にとって居心地のいい、楽しい施設を目指して、スタッフ一同がんばりたい」と決意を述べ、出席者とともにオープンを祝った。

 同事業所では、要支援者や要介護者の自立支援を目的とした介護活動を、月曜日から金曜日の午前九時半から午後四時まで行う。提供サービスは、給食、生活相談、レクリエーション、健康チェック、送迎などで、決まったスケジュールはなく、散歩や畑仕事、おやつや食事作り、買い物、趣味の時間など、思い思いの一日をゆったりと過ごしてもらう。建物は、外見も内部も全くの民家そのもので、まるで自分の家に居るよう。

 定員は一日十人。原則として湖東町と、周辺市町の同事業所から片道三キロ以内が対象地域となる。利用料金は介護保険による介護報酬額(自己負担一割)。利用申し込みと問い合わせは、ひばりの里(TEL0749―47―2215)まで。


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病気療養を理由に

議長に退職申出

=北川秦荘町長=

北川眞道町長
(湖東・秦荘町)
 秦荘町の北川眞道町長(75)が病気治療に専念することを理由に八日、退職の意志を宇野昌弘町議長に申し出た。十一日開会の三月定例町議会に退職同意案が提出される。町選挙管理委員会が議長から退職申出の通知を受けた日の翌日から五十日以内に町長選挙が行われる。

 北川町長は昨年四月に三期連続無投票で五選を果たし、住民からの強い信頼とその指導力のもとで、目前に迫った合併問題や愛知郡広域行政問題などに取り組んで来た。ところが同十月、脳硬塞(こうそく)で彦根市内の病院に入院、以来、病院や自宅での治療を続けている。

 昨年の十二月定例町議会で一時復帰したものの完治まで至らず、療養に専念することにし、十二月十五日からは廣田進助役が町長職務代理者として町行政の指揮をとっている。

 北川氏は、昭和五十四年六月から約八年間助役を務めたあと、同六十二年四月に町長初当選、現在五期目。同町岩倉。


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北須田の川村さん

新たな視点で郷土史に光

=自費出版し、80戸に配布=

著者の川村さんと「すはせの里」、郷土への熱い思いを語る(自宅で)
(湖東・能登川町)
 まもなく喜寿を迎える川村弘さん(75、能登川町北須田)、コツコツと資料を収集し、四年がかりで書き上げた『すはせの里―北須田の郷土史―』を自費出版した。川村さんは「たくさんの人に見ていただければうれしい」と話し、南須田を含む全八十戸に無償配布した。

 川村さんは、旧制工業学校を卒業後、鐘渕紡績株式会社(カネボウ)の技術職として彦根、愛知、三重に勤務し、定年を迎えた昭和五十九年、約四十年ぶりに故郷の北須田に戻ってきた。この四十年の空白は見るもの全てが新鮮に映り、地域の歴史や生活についての興味が、郷土史への関心につながったと話す。

 須田の集落には、「従是南そう見寺領」という境界石が立っており、数十センチの隙間をもって北須田と南須田に分かれている。その昔は神崎郡と蒲生郡の郡界でもあり、わずか八十戸余りの集落内で文化や風習が違っていた。

 子どもの頃は気にしなかった川村さんだが、「なぜ」の思いが強くなり、平成七年に古文書解読入門を受講。そのような時、江戸時代の領主であった三枝家の文書調査および整理作業が舞い込み、解読力の向上を目指してさらに郷土史家育成講座を受講、各方面からのアドバイスを受けながら目録を作り、十一年十一月、暗所に眠っていた古文書が町有形文化財に指定され、郷土を探る嚆矢として活用されている。

 これを機に、北須田の歴史解明に打ち込むようになり、字の区有文書や聞き取り調査を行っては執筆を進めてきた。しかし、集落八十戸のうち約半数が移住世帯となり、郷土を知る高齢者も激減。「このままでは古里の歴史が消えてしまう」との思いに駆られ、個人の収集・執筆としては異例の目録三百八十点、本編三百四十七ページ、資料編八十六ページの大作を作りあげた。

 タイトルの「すはせの里」とは、大雨が降ると多量の砂が流出する川筋(砂走)のことを言い、耕地に適さなかった須田の地を改良し続けた先人たちの努力と苦労、団結力を後世に伝える意味で銘々されたもので、本編には「郷土の生い立ち」から、二つの須田村の謎に迫る「須田の境界石」「町指定文化財 三枝家文書」「守国神社の今昔」「須田村の沿革」「農地の歴史」「近代の諸々」の七章で収録。写真をふんだんに掲載したほか、読みやすい話し言葉でまとめている。


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県内外からプロ・アマ集合

「あかね人形劇まつり」

=14日 蒲生町あかね文化センター=

人形劇団「京芸」
(湖東・蒲生町)
 蒲生町あかね文化センター一帯で十四日、県内外からプロ・アマが一堂に会して「あかね人形劇まつり」(蒲生町文化体育振興事業団主催)が開催される。開催時間は、午前十時半から午後二時半まで。

 出演するのは、一人で演じる「わけちゃん」(プロ、東京)と人形劇団「京芸」(プロ、京都)、「森のどんぐりさん」(アマチュア、蒲生町)、人形劇サークル「コロボックル」(アマチュア、八日市市)、「YMCAトラのパンツ」(アマチュア、近江八幡市)の五団体・個人。

 会場では、学習室五でわけちゃんが「わけちゃんのお楽しみげきじょう」(午後零時半〜同一時半)、学習室六で森のどんぐりさんが「はなたれ小僧さま」(午前十時半〜同十一時半)、学習室三でコロボックルが長野県の北のお話「てんぐ山」(午前十一時〜同十一時半)、同室でYMCAトラのパンツが「まっくろネリノ」(午後一時〜同一時半)、小ホールで京芸が「ぽかぽかげきじょうおれはママじゃない」(午後一時半〜同二時半)をそれぞれ上演する。

 また、ロビーには模擬店も設置される。

 入場料は、前売券五百円、当日券六百円で、同センターや平和堂(蒲生・八日市・近江八幡)、八日市文化芸術会館、日野町わたむきホール虹で発売中。詳しくは、同センター(電話0748―55―0207)へ。

 


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ひとり暮らし高齢者宅

消防署員と社協職員が訪問

=日野消防署が防火診断=

防火診断表を基に注意点を聞く高齢者
(湖東・日野町)
 東近江行政組合日野消防署(服部巌署長)は五日、春の火災予防運動(一〜七日)の一環として、「ひとり暮らしの高齢者家庭防火訪問」を蒲生・日野町社会福祉協議会の職員らと連携して行った。

 高齢者宅で使用頻度の高い石油ストーブ。同署の話しによると、カートリッジタンクのキャップがしっかりと閉められておらず、石油が漏れ出し引火する火災発生事例があり、過去に何度か犠牲者も出ているという。

 蒲生町では、五日に社会福祉協議会と在宅介護支援センターの職員が消防署員とともに、石塔第一・二と寺、綺田、桜川東・西の六地区の約二十軒を訪問。消防署員が、暖房器具や調理器具、風呂、電気、プロパンガスなど項目別に注意点が列記されている防火診断表と防火診断要領を基に、各家庭を入念に点検、改善個所を分かりやすく説明した。

 「吹きこぼしを知らせるセンサーの設置を」や「仏壇や神棚のろうそくに火を付けた後のマッチは必ず水処理を」、「コンセントは差しっぱなしにせず、たまには抜いてください」などプロの目から改善・注意点を具体的に示し、中にはメモを取りながら聞き入る高齢者もいた。

 


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