滋賀報知新聞(ニュース)平成16年3月14日第13743号


不審者から子どもたちをどう守る

八日市市公立4保育園の合同研修会

=危機管理の徹底と防御方法 講議と実技で学ぶ=

不審者への対処方法を八日市署員から学ぶ参加者
(湖東・八日市市)
 八日市市内四つの市立保育園の保育師約七十人が参加して、不審者対策の合同職員研修会(市公立保育園園長会主催)がこのほど市役所別館大ホールで開かれた。

 研修会は毎年テーマを替えて開催されているが、今年度は、各地で相次いでいる不審者の侵入や傷害、連れ去り事件などから子どもたちを守るための対策として、日頃の危機管理意識、あってはならない非常事態への的確な対応について、八日市署生活安全課の協力で、特に不審者対策に的を絞って実施することにした。

 居澤孝臣八日市署生活安全課長の講演「不審者侵入に対する危機管理」では、防止策として防犯カメラや非常通報装置、フェンス、催涙スプレーなどの装備だけでなく、来園者への声かけや不審車両のチェック、外から死角になるような障害物の撤去などの安全対策や、任務分担の明確化による防御体制、また、不審者が侵入した場合の侵入者への対応と子どもたちの安全確保、さらに、事件発生後の対応について、認識を深めた。

 このあと署員から、ほうきやいす、消化器などを使った不審者の侵入防御方法や護身術などの実技指導を受けた。

 最後に、つつじ保育園の堂ケ崎登代子園長は「子どもたちには人を信じることの大切さを教えながら、(知らない)人を信用してはいけないと教えるのは心苦しい」と胸の内を明かしながらも、「現実の問題として子どもたちの安全を守らなければならない」と、参加者に危機管理の徹底を訴えた。

 同会では、この研修会の成果を実践するため、各園での現地研修も予定している。


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森野ゑつさん100歳おめでとう

八日市市 市長と園児がお祝

中村市長から記念品を贈られる森野さん

(湖東・八日市市)
 八日市市の森野ゑつさんの百歳の誕生日(三月十一日)を祝って、中村功一市長らが療養先の特別養護老人ホーム・カルナハウス(同市建部下野町)を十日訪れ、長寿を祝った。

 中村市長から「どうぞお元気で長生きしてください」とお祝の言葉に添えて、記念書状と記念品、花束を贈呈。また、同行した私立むつみ保育園の山川大夢くん(6)と山田采加さん(6)からも、きれいな色のポリ袋で作った花や折り紙で作ったカード付き首飾りをお祝の言葉とともにプレゼントされた。

 森野さんは「うれしいです、ありがたいことです」と、感謝の気持ちを喜びいっぱいの笑顔で返した。

 同市では平成五年四月から「百歳祝い」を実施しており、森野さんで十七人目。


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3月末で閉校 政所中生
愛情イモで“こんにゃく作り”
=入学時から栽培、「ぜひ続けて」=

3年間育てたコンニャクイモで、特産コンニャクを作る生徒たち
(湖東・永源寺町)
 今月末で閉校する永源寺町の政所中学校でこのほど、入学した時から育ててきたコンニャクイモを使って、三年生十人がこんにゃく作りを行った。

 同校では、総合学習の一環として特産のコンニャクイモを入学式で手渡し、生徒一人ひとりが鉢植で育てており、大きさも、当初五〇グラムだったものが卒業間近になると二〇〇グラムにまで成長し、毎年、大切に育ててきたイモを使って、手作りコンニャクを楽しんでいる。

 今年は、四月から青野中学校と統合し、永源寺中学校として生まれ変わるため、政所中としては最後の体験となった。

 生徒たちは、愛情を込めたイモ約二キロを湯がいてミキサーにかけ、水と凝固剤を混ぜた流動状のイモを一〇センチ四方の木枠に流し込み、固まったところで湯で上げると、ふっくらとした弾力あるコンニャクになった。

 さっそく、味噌を付けてほおばり「おいしい〜」と感動。フキノトウも添えて永源寺の味を満喫した。

 この取り組みは、新しい中学校でも続けられる予定。生徒たちは「小学校から体験する楽しい栽培。ぜひ続けて」や「自分で育てたイモをコンニャクにするなんて、とても貴重な体験。伝統を受け継いでほしい」と話し、十日、学舎を巣立ていった。


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アルミ缶回収で地域貢献

生徒の気持ち詰まった車いす

=竜王中学校生徒会が社協に寄贈=

福島町長に目録を手渡す竜王中生徒ら
(湖東・竜王町)
 竜王町立竜王中学校生徒会の福祉委員会はこのほど、回収したアルミ缶を換金し購入した車いす三台を、同町社会福祉協議会会長の福島茂町長に手渡した。

 町長室を訪れたのは、諸頭毅校長らと同委員会の奥村紗智子さん(三年)と木下茜さん(二年)、井田知弥華さん(二年)、末続健太さん(二年)の生徒四人。 今年で十一回目を迎えるこの取り組みは、生徒の自主性、積極性に重点を置き、町内の人々に役立つ活動を通して福祉の心を養うことを目的としている。三年生から一、二年生へと引き継がれていく竜王中の伝統的な福祉活動の一つ。

 生徒らは、昨年四月から今年一月までの約十カ月間、各家庭から出たアルミ缶以外にも、近所に協力を求め訪ね歩いたり、放課後にアルミ缶がありそうな自動販売機周辺へ足を運ぶなど、地道な活動を続けて約五万九千個(九百七十キログラム)を回収した。

 各クラス三千個を目標に、達成したクラスにはゴールドスターという賞を授与する仕組みを作り、十三クラスのほぼ全クラスがこの目標を成し遂げた。中でも、一番多く集めたクラスは、二―二の九千五十六個。また、文化祭では、PTAも協力し、一日で約三千五百個が集まったという。

 回収したアルミ缶を換金した結果、約七万円の収益となり、購入した車いす三台を贈ることとなった。このほかにも、古切手二万四千九百二十六枚や使用済みテレカ八百十五枚も集め、同社会福祉協議会に寄贈した。

 福島町長は、生徒たちの温かい気持ちに触れ、有効利用を約束した。今後、寄贈された車いすは、社協で管理され、町民に貸し出される。


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1本分の料金で2本観られる

日野町であす 「最新映画会」

=“座頭市”と“半落ち”上映=

(湖東・日野町)
 日野町町民会館わたむきホール虹で十四日、“座頭市”と“半落ち”の二本の邦画を上映する「最新映画会」(日野町文化振興事業団主催)が開催される。入場料(一日通し券)は、前売り一千二百円、当日一千五百円と、一本分の値段で二本の映画が楽しめる。

 横山秀夫文学最高峰の感動作「半落ち」。その題名は、警察用語で容疑者が容疑の一部を自供するものの完全には自供していない状態を指す。妻の看病のため一線を退いた元刑事が最愛の妻を殺したと自首するが、事件後自首するまでの空白の二日間については語ろうとしない。主人公が守り通した「命の真実」とは何だったのかを、主役の寺尾聰をはじめ、柴田恭兵、原田美枝子、西田敏行、樹木希林ら豪華キャストが問いかける。

 そしてもう一本。爽快感百二十%のアクション時代劇で、平成十五年ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞作品「座頭市」。掟破りの金髪頭でとにかく強いビートたけし。時代劇の常識を超えた最速の殺陣が、驚愕のラストシーンまで続き、迫力あるタップダンスの群舞やコント仕立てのシーンなどエンターテイメント性も追求し、観客を飽きさせない。なお、座頭市はR15指定のため中学生以下は入場できない。

 上映時間は、「座頭市」が午前十時と午後三時半、「半落ち」が午後一時と午後六時の計四回。チケットは、平和堂(蒲生、日野)や蒲生町あかね文化センター、水口文化芸術会館、八日市文化芸術会館などで発売中。詳しくは、同事業団(電話0748―53―3233)へ。 

 


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