滋賀報知新聞(ニュース)平成16年3月16日(火)第13745号


八日市の離脱でさらに規模縮小

S・Sでの廃食油回収 見切り発車

=東近江 参加は4市町と8業者=

事業スタートに向けて協議を行う第2回廃食油回収システム整備促進研究会
(湖東・八日市市)
 サービスステーション(ガソリンスタンド)の協力で新年度にスタートする「廃食油回収システム」の整備促進研究会(尾賀康裕座長)の第二回会合がこのほど東近江地域振興局会議室で開かれたが、第一回会合に参加した八日市市内の五業者と八日市市が不参加となり、近江八幡市、安土町、竜王町、五個荘町の四市町と協力石油販売業者八業者(管内二市七町に全四十四社)で“とりあえず”事業を発進させることになった。

 行政と業者、県と自治体間でいくつかの問題が表面化した第一回会合以降、同振興局を中心に個別の調整が行われてきたが、結果として不調に終わり、東近江全域(二市七町)での取り組みを目指した事業は、「やる気のある所からはじめましょうという座長の意見をいただいた」(中村道也地域振興課長)と、規模縮小でのスタートを余儀なくされた。

 今回は、第一回で問題になった、業者側の負担(作業、安全など)、バイオディーゼル燃料自体(性能・規格など)、行政の取り組み方(回収、処理など)などの点について、振興局から調査説明や県の取り組みなどが報告され、出席委員の同意を得た。

 このあと、事業スタート準備に向けて備品(容器・看板・パンフレット・広報チラシなど)について協議が行われたが、ここでも振興局案は多くの変更点を指摘されるなど、スムーズに協議をすすめることができず、実際のスタート前にもう一度確認のための会合をもつことになった。

 二回の研究会を通じて、官民の認識の違い、特に、現場で実際に取り組む側の意向が十分組み込まれず、事業スタートの日程をはじめ準備のための今年度予算も明確に示されないなど、準備段階での不手際や意思疎通不足が、不信感を招いている。

 参加は決めたものの、「本当に、これでうまくいくのか」とまだまだ不安を隠しきれない委員も多く、また、今回参加しなかった市町や業者にも参入してもらい、地域住民へこの運動の輪を広げて行くためにも、この一年間の研究会の成果が注目される。


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ミニ消防車に園児ら大喜び

苗村さんと平塚さんの手づくり

=愛知郡広域消防本部に寄贈=

寄贈されたミニ消防車
(湖東・秦荘町)
 愛知郡広域行政組合消防本部にこのほど、保育園や幼稚園の園児に防火啓発を行うミニ消防車「ぼうかごう」が寄贈された。

 同本部管内の苗村直樹さん(秦荘町)と平塚稔さん(愛知川町)が、子どもたちの防火指導に役立ててもらおうと、昨年夏から休日を利用してこうこつとゴルフ場のカートを改造して製作してきた。ポンプや水タンク、ホース、サイレンなどを装備した本格的手づくり消防車。

 当日はテープカットや披露式が行われ、招待された湖東町立ひばり保育園の園児約三十人が、火の用心のはっぴ姿で順番に試乗や放水を体験し、チビッ子消防士となって防火予防への意識を高めた。


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架空請求にご用心!

リーフレットで対処法紹介

消費生活センター 希望者に配布

架空請求に対する対処法などを掲載したリーフレット
(湖東・彦根市)
 県立消費生活センター(彦根市)はこのほど、身に覚えのない請求を受けた時の対処法を紹介したリーフレット「架空請求にご用心・こんな請求にどう対処したらいい?」を作成し、県内の各地域振興局、市町村消費者行政窓口、教育機関などに配布した。

 昨年上半期(四〜九月)に県内の各消費生活相談窓口に寄せられた相談件数は一万五百十六件にものぼり、前年同期より約一・八倍も増加した。なかでも、身に覚えのない有料情報料や、借りていない借金の返済を迫る『架空請求』に関する相談が三千九百九十八件を数えている。

 リーフレットは、これらのトラブル対処法を掲載したもので、A4カラーで三万部を作成した。

 内容的には、身に覚えのない請求を受けた時は―として、「絶対に払わない」「連絡しない」「電話で請求を受けたら、はっきり拒否し、氏名・住所などを教えない」「警察にも相談する」「請求ハガキ等の証拠を保管しておく」の基本五点を紹介。

 また、▽債権回収事業者と名乗るところからの請求▽無料ポイント分は使ったことがある▽ワン切りにかけ直し、一方的に流れてきた音声を聞いだけ▽規約を読まずに利用したが、後日確認すると「有料」と書いてあった―などの状況別対処法も掲載している。

 リーフレットの希望者は、返信用封筒(定型サイズ)に送付先の住所・氏名を記入し、八十円切手(送付部数が二部までの場合)を貼付して申し込む。申し込み先は〒522―0071彦根市元町4―1、県立消費生活センター(0749―23―0999)へ。


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車上狙いの少年逮捕

ナンバー押さえ、早期通報

竜王町内の夫妻に感謝状
=近江八幡署=

感謝状を矢守夫妻に手渡す大林署長
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡署は十四日、竜王町内で窃盗(車上ねらい)を目的に物色中の被疑少年の逮捕に関する事件で、犯人逮捕に貢献した同町山面の矢守良和さん(32)と洋子さん(36)夫妻に署長感謝状を贈呈した。

 事件は、五日午前一時頃、竜王町内の団地で、十七歳の少年二人(無職)が駐車車両の側に立ち懐中電灯で車内を照らしていたところ、家人に発見され逃走、一一〇番通報により付近を捜索中の機動警察隊員らが発見し、同署に任意同行して取り調べたところ、近江八幡市内で金品を盗む目的で助手席のドアの鍵穴をハサミを差し込み解錠し物色した窃盗(車上狙い)未遂事件も自供、裏付け捜査をしたうえで通常逮捕となったもの。

 洋子さんの話しによると、雪が降りかけていた深夜にもかかわらず外から話し声が聞こえ、その声がだんだんと家に近くなり、合わせてバイクが交差点で変なユーターンをする音も聞こえ、「おかしいな」と感じたという。

 二階の窓から外を見ると、近くの広場にバイクを停め、自宅方向へ歩いて来る人陰を見つけ、駐車中の車両に近づき、ペンライトで車内を照らし始めたことから車上狙いの犯人と直感、就寝中だった夫の良和さんを起こした。

 良和さんは、「そのまま下へ行って捕まえようかとも思ったが、自治会や警察署の広報などに書かれていたことを思い出し、広場に停めてあったバイクのナンバーを押さえ、妻に警察へ通報するよう指示した」と振り返り、一喝した後、バイクのナンバーや犯人の逃走方向、特徴をメモした。

 矢守夫妻は、自治会の班長をしている関係で事件の発生状況や手口、注意点などを記し定期発行されている警察署や町広報の配り物に日頃から目を通す習慣があり、地元自治会が独自の防犯組織を結成しパトロールを実施するなど住民の防犯意識の高揚に努めていることも冷静な判断を下せた要因に挙げた。

 大林正雄署長は、「全部でなくてもいいので確実なナンバーを覚え、早く通報することを広報などで必ず呼び掛けている。今回は、犯人のバイクのナンバーを確実に押さえ、早期通報してもらったことが逮捕につながり、矢守さん夫妻には模範となる対応をしてもらった」と語り、他人に無関心になるのではなくあいさつ運動などを通して地域の連帯感を高めることが犯人を遠ざけると強調していた。


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18歳以上の住民1万余人にきく

安土町が合併の住民アンケート

23日までに対象者宛に郵送
=回答の締め切りは31日=

18歳以上の町民に郵送されるアンケートの判断資料と回答はがき
(湖東・安土町)
 安土町は13日午後1時半から防災センターで区長会を開き、23日までに住民に届くよう発送を予定している合併についての住民アンケートについて協力を要請した。

 アンケートは、永住外国人を含む18歳以上の町民1万人余りを対象に実施するもので、合併について判断してもらう資料と回答はがき、回答面に貼り付けるブラインドシール(回答の内容が見えないように貼るシール)の3点をセットにして対象者宛に郵送する。

 今回のアンケートは、資料を熟読してもらい、合併の方向性について住民の意向を集約するもので、有権者全員から回答を求めることから、その結果は住民投票に近い重みを持つものと受け止められている。

 設問は、「あなたは、安土町の将来を考えた場合、どのような方向で進んでいけば良いと考えますか?」で、回答の選択枝は、(1)1市1町(近江八幡市と)の合併協議を進めることを希望する(2)まずは、1市1町(近江八幡市と)での合併協議を進めつつ、将来的には広域合併を希望する(3)1市1町の合併協議を進めることや、単独のどちらでもよい(4)当面、単独を希望する(5)単独を希望する(6)わからない、の6つの中から1つを選ぶ。

 複数の選択や白紙回答は、無効とするほか、回収期限を過ぎた回答についてはカウントしない。

 回収は、自治会単位で区長や組長が各家庭を訪問し集めて回る方法とポストに投函する郵送で返信する方法をとる。

 返信は、31日まで町総務課に届いたものを有効とし集計作業には議会の代表議員が立ち会う。

 結果によって、町の将来を決定する重要な判断資料になることから、回答はがきのコピー防止や区長からの返信を受け取る際には、はがきの枚数を確認するなど、信頼性の高いアンケートになるよう努める。

 町は、アンケートに先立ち実施した住民懇談会に参加しなかった住民が調査対象の9割にもなることから、同封する判断資料に住民懇談会で多く出された質問とその回答、1市1町を理解する意見、疑問視する意見、将来のまづくりについての町の基本的な考え方と近江八幡市からの回答などを分かりやすく記載した。同町では、広範囲の住民を対象にした合併のアンケートは初めて。 

 


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