滋賀報知新聞(ニュース)平成16年3月23日(火)第13752号


八日市勢 3チーム勝ち上がる

第16回長山杯少年野球

県内外から32チームが出場
=シーズン突入に燃える長山=

選手宣誓は八日市ビクトリーの和田健主将
(湖東・八日市市)
 吉沢体育振興事業団(吉澤澄雄理事長)主催の「第十六回長山杯争奪春季少年野球大会」(滋賀報知新聞社後援、日本少年野球ボーイズリーグ・オーミボーイズ協賛)は二十日、春の気配を間近に感じる八日市市立長山公園グラウンドで開幕し、一回戦十六試合が行われた。

 ちびっ子野球のシーズン開幕を告げる今大会には、地元八日市を含む県下三十一チームに三重の一チームを加えた計三十二チームが参加し、新六年生を先頭に各選手のハッスルプレーに期待が寄せられる中で、八日市勢から御園スカイラーク、玉緒レッドスターズ、八日市西ニューエンゼルスの三チームが二回戦へと駒を進めている。

 開会式では、同市立玉園中学校ブラスバンド部が演奏する行進曲に乗り、三十二チームの選手五百人が堂々と入場し、吉澤大会長(事業団理事長)の「力いっぱいのプレーを期待する」との開会宣言で第十六回大会は開幕した。

 岩永峯一衆議院議員も応援に駆け付け、自費を投じて運営の吉澤理事長をたたえるとともに、野球を通じて「健康な身体と健全な精神を養い、支え合うことの大切さを学んで下さい」と出場選手を励ました。

 来賓から「感謝の気持ちを忘れず精一杯のプレーを」(小寺裕雄県議)や「チームワークを通じ精神を養って下さい」(奥善夫助役)、「あきらめず最後まで頑張り、活躍する先輩を目指してほしい」(畑博夫副議長)などとの激励が寄せられた。

 冨田正敏大会名誉会長(滋賀報知新聞社長)の開会あいさつ「テレビゲームと違って、やり直しができない試合だから、気を抜かず一生懸命取り組み、悔いのない楽しい野球を」を受け、八日市ビクトリーの和田健主将が出場三十二チームの団旗を従え「力いっぱいプレーします」との選手宣誓を行った。

 初日は、四ゾーンに分かれて出場全チームが対戦し、一回戦十六試合を消化した。主力メンバーが卒業し実力未知数の新六年生チームは、伯仲の激戦を展開する中で、冬場に鍛えた練習の成果が明暗を分けた。

 二日目(二十七日)は一回戦を勝ち上がった十六チームが四強入りを目指し、最終日(二十八日)に準決勝、決勝、三位決定戦を行う。両日とも試合開始は午前十時。


試合結果(第1日目)

御園3―0小野
能東1―6中主
玉緒7―2甲南
佐和山5―7和迩
ビクトリー3―5能登川南
秦荘0―2多賀小
旭森12―1市原
岩根2―3長峰
八日市北0―5綾野
湖東1―6能登川西
中野2―11永源寺
金田6―8日野
八日市西10―0安土
石部南0―5八幡
関19―1水戸
三雲4―0五個荘


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

子どもたちを死角から守る!!

高架下通路に緊急通報システム

=南比都佐地区安全なまちづくり協議会=

電柱に取り付けられた大音量フラッシュマルチサイレン
(湖東・日野町)
 地域ぐるみで防犯活動を展開している「南比都佐地区安全なまちづくり協議会」(安井喜久松会長)が十六日、南比都佐小学校の通学路である国道307号線深山口交差点付近の高架下通路に、緊急通報システムを設置し運用開始式を開いた。

 児童の通学路である高架下のトンネルでは、不審者が写真を撮ったり、目的不明の声掛け事案が発生しており、半径約五百メートル以内に民家がなく、人通りも少ないため死角となっている。

 同協議会は、“地域の子どもは地域で守る”との信念を掲げ、県民の自主防犯活動を支援するために県が施行した「『なくそう犯罪』滋賀安全なまちづくり条例」に基づき、昨年七月に発足した。子ども安全リーダーや少年補導員、PTA役員、婦人会、老人会などに携わる区民らが不審者を寄せ付けない環境づくりに取り組んでいる。

 今回、設置された緊急通報システムは、長さ十七メートルのトンネル内に、ワイヤレス非常押しボタン三つとスピーカー二つ、集音マイク一つ、交差点付近の電柱に赤色回転灯と警告音を発するが取り付けられ、犯人を音と光で威嚇し運転手や通行人に異常を知らせる。

 非常ボタンを押すと、日野町の有線放送回線を通じて、日野警察署の有線一一〇番に自動的に緊急通報され、トンネル内に設置されたスピーカーとマイクで何も持たずに児童が警察官と会話ができ、助けを求めることができる。同時に、電柱に設置されたサイレンにも信号が送られ、赤色灯が回り始め、警告音が鳴り響き、非常事態を周囲に伝える。

 地区単位で独自に通報システムを導入するのは県下初の試み。システムの設置工事費約八十万円は、滋賀安全なまちづくり条例に、概ね小学校区単位で防犯活動を進める団体に対して市町村が補助する場合、県が補助金の二分の一以内で五十万円、二年を限度に市町村へ助成することができると規定されていることから、この助成制度を活用し町に補助金交付を申請し賄った。

 十六日の運用開始式には、南比都佐小学校五年生約三十人と道路公社所長、町議会議員、各字区長、協議会メンバー、同小学校校長・教諭、日野町教育委員会職員、日野警察署員ら総勢約五十人が出席した。

 六年生の卒業に伴い、次は現五年生が最上級学年として下級生を引き連れ登下校することから、数人の児童が実際に通報を体験した。また、児童を代表して小西亮廣君が不審者に手を引かれ連れ去られそうになり、非常ボタンを押したことで犯人が逃走したとの想定で対応模擬訓練も実施され、インターホン越しに「不審な男に手をつかまれました」と報告、「どちらに逃げましたか」や「犯人はどんな人でしたか」、「身長は」など署員の問いかけに答えている間に、パトカーが到着した。

 一連の訓練の様子は、ビデオに収録され、全校児童を対象に上映することで正しい通報方法を習得させるという。安井会長は、「安全に楽しく通学してもらうため、地域一体となって一生懸命取り組んでいる。使うことがないことを願うが、万が一のときは必ず通報装置を使って、安全に登下校してほしい」と児童に呼び掛けた。

 児童が通報方法を身に付けることも大切だが、異常を知らせる警告音や赤色回転灯の存在をどれだけの人に周知できるかも重要な課題の一つである。 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

大舞台での経験生かして

あかね児童合唱団「定期演奏会」

=27日午後2時から蒲生町で=

発表会に向けて練習を重ねる蒲生町あかね児童合唱団メンバー
(湖東・蒲生町)
 蒲生町あかね児童合唱団は二十七日、第四回定期演奏会「合唱で綴るサウンド・オブ・ミュージック」(蒲生町文化体育振興事業団主催)を同町あかね文化センター大ホールで開く。開演時間は午後二時(開場は午後一時半)。

これは、二年に一度の同合唱団の定期演奏会。今年度は、びわ湖ホールの舞台にも立ち、一段とたくましくなった子どもたちが、練習を積み重ね「サウンド・オブ・ミュージック」に挑戦する。

 演奏会は三部構成で、第一部が合唱団の定番曲がじっくりと楽しめる「歌はともだち」、第二部が同合唱団の卒団生らOGも舞台に上がる「卒団生の調べ」、第三部が子どもたちによる「サウンド・オブ・ミュージック」となっている。

 指揮・演出は大橋久子さん、ピアノは小豆野弓恵さんがそれぞれ担当する。

 入場の際には、協力費として三百円が必要で、あかね文化センターで協力券を発売中。詳しくは、蒲生町あかね文化センター(電話0748―55―0207)まで。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

精一杯、頑張ります!

八幡商・5日目に緒戦

選抜高校野球
=市内からは選手7人出場=

19日、市役所で行われた激励壮行会
(湖東・近江八幡市)
 きょう23日から開幕する第76回選抜高校野球に県代表として出場する県立八幡商高野球部(池川隼人監督)の激励壮行会が19日、市役所で行われた。

 八幡商高の選抜出場は11年ぶり6回目。午後1時からの壮行式では、ベンチ入りする選手18人がユニフォーム姿で庁舎前に勢揃い。選手、監督の紹介のあと、川端五兵衞市長が「出場おめでとう、7万市民がテレビにかじりついて応援しています。ケガのないよう、また、体調に十分気をつけて頑張ってください」と激励。これに応えて伊藤巧主将(江頭町、3年)が「精一杯頑張ります」と決意を述べた。

 選手18人のうち市内からは7人の選手が出場する。緒戦は、5日目(27日)の第2試合(正午試合開始)で常葉学園菊川高校(静岡県・初出場)と戦う。当日は50台の応援バスで3、500人の応援団がアルプス席を埋める予定。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

天才画家の世界と生涯

山下清・原画展

=KIMONO扇美苑で28日まで=

KIMONO扇美苑で開かれている「山下清・原画展」
(湖東・近江八幡市)
 放浪の天才画家として知られる山下清の原画を集めた展覧会が19日から京街道商店街内(近江八幡市本町)の呉服店「KIMONO扇美苑」で始まった。28日まで。入場料400円で午前9時〜午後6時まで。

 画家・山下清は、大正11年東京・浅草田中生まれ。翌年の関東大震災で両親が家も職も失う貧困生活の中、2歳の時、消化不良のため、言葉がうまく話せない症状が残り、小学校に入学してからはいじめに遭うことが多くなった。

 12歳の時、知的障害児施設・八幡学園に入り、ここでちぎり絵細工に出会ったことがきっかけとなり、絵の才能の頭角を現し、独自の表現手法を編み出した。 昭和12年、早稲田大学で開かれた展覧会に出品した「遠足」、「花火」の作品に一躍注目が集まり、高い評価を受けた。

 その1年後の18歳の時、徴兵を恐れて学園を飛び出して有名になった放浪生活が始まる。必ず駅にたどり着ける線路づたいに町から町へ歩き続け、北は函館、南は種子島まで全国を旅した。

 今回の展覧会では、そうした16年間の放浪生活の中で日記のように描いた作品の中から著名な作品や珍しい襖絵など55点と山下清自筆の日記、写真なとが一堂に展示されている。

 いずれも主催の山下清作品所有者の会から出展されたもので、山下清の人柄を偲ぶ展覧会となっている。

 中でも有名な大作「花火」や沖縄やヨーロッパを訪れ際に描いた風景画も出展され、天才画家・山下清の世界の魅力を紹介している。問い合わせは会場の呉服店「KIMONO扇美苑」(電話33−5298)へ。 

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ