滋賀報知新聞(ニュース)平成16年3月28日第13754号


すべての協議終える

1市4町合併協の第9回会合

新市まちづくり計画案を承認
町名(丁目)も決定、5月に調印式

(湖東・広域)
 八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町合併協議会の第九回会合が二十五日、永源寺町の地域産業振興会館で開かれ、県との本協議を終えた新市まちづくり計画案が全員賛成で承認されたほか、新市における各市町の町名(丁目)の取り扱いが決められた。

 新市まちづくり計画は、合併後の都市構造を図る諸事業と財政計画等を盛り込んだマスタープランで、県との本協議の結果、今月二十三日に「異議なし」とする回答を得た。

 会合では、これらの経過と回答内容が報告され、確認後、全員賛成で決定された。また、平成十六年度の事業計画および予算が提案され、新市まちづくり計画のダイジェスト版や(仮称)暮らしのガイドブックなどの情報紙を発行するほか、新市の市章募集を行うことなどが決められた。なお、十六年度予算は各市町からの負担金四千万円と県補助金、繰越金を合わせた計四千九百六十六万円を承認した。

 これによって、二十項目二十三事業すべての協議を終え、新市まちづくり計画は総務大臣、県知事に送付されるほか、五月二十日に予定される合併協定調印式(会場=八日市市商工会議所)への事務的準備に取りかかる。

 新市の町名(丁目)については、昨年七月の調整方針「住民の意向を踏まえた後に決定する」に基づいて、各自治体ごとにアンケートまたは説明会等が開かれ、その結果を受けて報告された。

 八日市市では、愛東町大字外との関係から外町の取り扱いが協議中であり、それ以外の町では基本方針通りに新市名「東近江市」の後に従来の町名を続ける。愛東町も、大字外は協議中で、甲から戊までの百済寺も一部で新しい表示を行う。湖東町は三十字すべてが大字名を町名にする。

 一方、五個荘町は既存名への愛着が強く、宮荘を除いて全てが「五個荘◯◯町」とし、下日吉は歴史的背景から「下」を取って五個荘日吉町とした。また、永源寺町でも、永源寺の門前町である高野が永源寺高野町と町名を残し、それ以外の字は字名を町名とすることを決めた。


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八日市市 池田町自治会

県と近隣景観形成協定結ぶ

明神いにしえの里づくり
=市内6番目 里山の保全に取り組む=

中村市長に認定報告の池田町自治会長ら
(湖東・八日市市)
 八日市市の池田町自治会(新谷健自治会長、六十二世帯)は、県の「ふるさと滋賀の風景を守り育てる条例」(風景条例)に基づき、近隣景観形成協定地区の指定を受け、このほど国松善次知事から認定書の交付を受けた。市内六番目。

 認定報告に市役所を訪れた新谷自治会長は「地区内の歴史遺産である池田古墳を生かしたまちづくり精神を持って、明神神社周辺の里山が楽しめる森となるよう、今後の事業に取り組んでいきたい」との抱負を語った。

 これを受け、中村功一市長は「これからのまちづくり活動は楽しむ心が重要で、この認定を機に長期的な展望を持ちながら、気軽に取り組める土台づくりを築いて下さい」と期待を寄せた。

 池田町自治会は、緑の湖づくりに呼応して、緑化活動や環境整備に積極的に取り組み、昨年から同協定締結に向けた会合や先進地視察を行い、一月に「いにしえの里、明神(もり)のやすらぎを育む池田郷づくり協定」を結び、このほど知事から認定書を受けた。

 協定制度は、自治会や町内会において、建物の形や色彩の調和、緑化など景観に関する事項について、お互いに取り決めを結び、相互に協力し合って美しい住みよいまちづくりを進めていこうと設けられた。

 協定内容の主なものは▽建築物等の形態、色彩の周辺景観への配慮▽道路沿いの垣や冊は、周辺の景観に配慮したもの(生け垣など)▽道路から見える場所には、できる限り中高木を植栽▽地域内に残された里山(明神神社)の保全と美化活動の推進▽空き地を利用したミニ花壇の設置など。


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日野町の住民グループが直接請求

合併の是非は住民が決める

=4月14日までに臨時議会で審議へ=

8312人分の署名簿と直接請求書を坪倉助役(右)に手渡す町民の会代表世話人ら
(湖東・日野町)
 日野町の住民グループ「住み良いふるさと日野をめざす町民の会」の代表世話人ら約十人が二十五日、日野町役場助役室を訪れ、公務のため出張中の奥野弘三町長に代わり坪倉清司助役に、有権者八千三百十二人分の署名簿と直接請求書を手渡し、蒲生町と合併することの是非を問う住民投票条例の制定を求めた。

 同会は、一月三十日から二月二十九日までの一カ月間、署名活動を展開し、三月五日に町選挙管理委員会へ署名簿を提出、審査の結果、八千三百十二人分が有効とされた。署名数は、前回(八千百四十四人分)を上回り有権者四五・六%に相当する。

 代表世話人の西川孝子さんは、「聞いてほしいというか聞くべきだ。住民が地方自治の主人公であり、主人公の声を聞かないで、どの声で合併の是非を決めようとしているのか。判断材料がないということで前回は否決され残念な結果に終わった。二度にわたり否決されるようなことがあれば、民主主義が日野町には息づいていかない残念な結果になると思っていただきたい。合併について賛成、反対いずれにしろ、住民の声を聞いて決めていくべきだということを町民のほとんどが思っている」と住民投票の必要性を強く訴えた。

 これに対して、坪倉助役は、「請求を受け取らせていただいた。内容を十分に検討し、定められた期日までに議会を開会させてもらい、町長の意見書を付けて議案を提案したい」と回答。また、奥野町長は「市町村合併の問題は、日野町の将来を見据えた中で、非常に重要な課題であると認識しております。このことからこれまで町民のみなさんのご意見などを拝聴するとともに、議会の場においても議論いただきながら進めているところであり、私といたしましても慎重に判断させていただきたいと考えております。地方自治法の規定により、私の意見を付して議会に付議し、議会において慎重なる審議をいただくことを望んでいるところです」とのコメントを寄せた。

 地方自治法の規定により、町長は請求受理告示の翌日から二十日以内に議会を招集し、意見を付けて住民投票条例案を町議会に提案しなければならないため、四月十四日までに臨時議会を開会し審議する。

 蒲生・日野の両町は、法定合併協議会を立ち上げ、すでに七割以上の協議を終えており、四月中には新市名称が決定する予定。


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世界目指すモーグル選手

伊藤姉妹が指導

=参加者12人 果敢にこぶ攻める=

伊藤姉妹(左)によるスキー指導者講習会
(湖東・日野町)
 モーグルスキーヤー伊藤あづさ・みき姉妹(日野町在住)による「スキー指導者講習会」(主催=日野町教育委員会・体育協会スキー部)が先月二十八〜二十九日の一泊二日の日程で、石川県のスキー場で開かれ総勢十二人が参加した。

 スキー講習会は、平均斜度二十四度の急斜面に作られたモーグルコースで、こぶを上手に滑る方法を伝授するなど高度な技術におよび、伊藤姉妹はどんな急斜面やこぶでも悠々と滑り降り、日本トップレベルの技を披露した。

 参加者たちも、果敢にこぶ斜面の滑りに挑戦していたが、こぶの深さに思わず弾き飛ばされ、転倒する場面も見られた。参加者の中で六十歳以上の人でも白銀のゲレンデに出ると還暦を過ぎたとは思えない軽快な滑りで、伊藤姉妹が「まだ、三十歳代の滑りですね」と声を掛けていた。

 講習会を企画した日野町体育協会の吉澤玖馬雄スキー部長は、「日本のモーグルスキートップレベルの伊藤姉妹の指導を受けられて光栄。今年はオリンピックイヤー。オリンピック出場を果たしてもらい、ますます世界の舞台で活躍してほしい。そのためにも町をあげて応援しなければ」とエールを送る。

 この十九日に開かれた全日本選手権大会一日目では、世界トップレベルの上村愛子選手に続いて、あづささんが二位、みきさんが三位に入り、来年イタリアトリノでの冬季五輪に姉妹そろって出場するのも夢ではなくなってきた。雪国でない滋賀県から生まれた異例のモーグルスキーヤーから目が離せない。


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道路のルート決定に民意反映

官学民の検討協議会発足

(仮称)中部湖東幹線道路整備計画
=中主町側から近江八幡市へ=

円形の破線内が近江八幡市側検討ルート
(湖東・近江八幡市)
 県東近江振興局は、平成13年度から検討してきた「(仮称)中部湖東幹線道路整備計画」について、近江八幡西部地域の敷設ルートを決める議論を始めるのに当たり、地元住民の意見や要望を反映させたものになるよう、このほど、同整備計画検討協議会の中に「近江八幡部会」を発足させた。

 近年、河川改修については、流域住民の意見を聞く取り組みが始まっているが、道路の敷設ルートを検討する場合についてはなかった。今後、住民の意見がどのように反映されていくのか初めての取り組みとして注目される。

 15日午後7時から近江八幡勤労総合福祉センターで開かれた同部会の初会合では、学識経験者、行政側から県と市の担当部課長、地元委員として北里と岡山学区の両自治連合会長、土地改良区理事長、同部会上位組織の検討協議会委員、公民館長らが出席した。(構成委員は13人)。

 この日の初会合では、委員長に塚口博司立命館大理工学部教授を選んだ後、同整備計画についての説明や県民から寄せられていた意見に基づいて作成された政策コメントの結果と今後の住民参画の取り組み方について意見交換が行われた。

 一部で工事が進んでいる大津湖南幹線と結ばれる「(仮称)中部湖東幹線道路」は、大津と東近江を結ぶ県総合交通ネットワーク構想の環状道路として位置づけられている新ルートの幹線道で、平成24年までに大津市から草津市、守山市、中主町まで完成する予定。

 中主町から先の近江八幡市側についても整備計画が進められることになっているが、日野川を渡り終えたところからの先を牧町地先の湖周道路につなげるルート(図1の○○部分)と近江八幡駅方向の市街地にアクセスするルート(図1の□□部分)の2つに分岐するルートが検討されている。

 県では、計画の決定には行政や専門家だけでは分かり得ない地元地域の実情や要望を踏まえた誰もが満足する道づくりが求められるとの観点に立ち、敷設ルート決定の議論に沿線住民がワークショップで参画してもらうことにした。
 ワークショップでは、現地視察の実施やルートに対する住民意見の集約、勉強会の開催など、地元住民としての意見や判断をまとめる役割を担い、来年3月に結論をまとめたルート案を検討協議会に提言することにしている。 

 


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