滋賀報知新聞(ニュース)平成16年3月30日(火)第13755号


デンマークの車椅子の女学生

八日市市でホームステイ

=日本への修学旅行で=

会話を弾ませながら夕食を楽しむラーヴェンセンさん(左)とクールベックさん(右)
(湖東・八日市市)
 デンマークのオーフス県にある私立の成人向けフリースクール「エグモントホイスコーレン」で学ぶミエ・H・ラーヴェセンさん(18)とメッテ・クールベックさん(20)が二十七日に八日市市を訪れ、NPO法人しみんふくしの家八日市(東沖野二丁目)での一泊のホームステイを体験した。

 同校は障害者と健常者が半年から一年、共同生活しながらさまざまな体験を通して、福祉などを学ぶ学校で、日本人コース(定員十人)もあり、日本人の学生や教員も在籍している。毎年、海外研修も行われ、今回も二週間の予定で日本はじめ五カ国に別れて実施。日本には障害者七人とヘルパーを兼ねた学生合わせて約二十人が二十三日に来日し、京都滞在を利用してこの日、滋賀、京都、大阪でホームステイを行った。

 八日市には、下半身に障害をもつラーヴェンセンさんとヘルパーのクールベックさんが訪れ、ホームステイ先のしみんふくしの家八日市では、同法人や福祉、国際交流関係者らが二人をあたたかく迎えた。

 用意された夕食を、いすとテーブルではなく床に腰を下ろしてのはじめての経験と、来日してから使いはじめたとは思えない上手なハシ使いで食べながら、自分達の二倍も三倍も年上の日本人から次々出される学校や来日の印象などに関する質問にも、旅の疲れをよそに答え、交流を深めた。

 二人は特に、日本の漢字文化に興味を示すとともに、日本人は親切で不都合を感じていない」などと感想を話し、ラーヴェンセンさんは手話の先生、クールベックさんは看護士と、それぞれの将来の目標などにも触れるなど、すっかり打解けて、和やかなひとときを過ごした。

 翌日は、世界凧博物館八日市大凧会館の見学や、国際スポーツ交流会にも参加して、八日市での一日を楽しんだ。


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「能登川モダン」完成

駅周辺整備完成記念式典

水車モチーフにからくり時計
=駅を核に地域発展へ=

能登川駅周辺整備の完成を祝い、テープカットする参列者ら
(湖東・能登川町)
 能登川駅の改築完成からちょうど一年、駅西口広場には大噴水とからくり時計、二連水車のモニュメントが姿を現し、五年におよぶ駅西土地区画整備事業が完了した。この完成を祝って二十七日に「能登川駅周辺整備完成記念式典」が開かれ、大勢の買い物客や観光客が見守るなかテープカットが行われた。

 噴水横に設けられた修祓会場には、駅周辺の地元区長や西日本旅客鉄道(株)、日清紡績(株)などの協力企業をはじめ、工事関係者や議会、町関係者ら約百人が参列し、祝詞奉上のあと玉串を奉奠。手に取った杯を高く掲げ、喜びの神酒を味わった。

 続く式典では、杉田久太郎町長が「長年の懸案であった駅舎改築と駅西整備がが完成し、とても感慨深い。地元住民や企業の協力、また、豊富な経験と技術を以て完成させた工事関係者に感謝する。能登川のまちを象徴する駅を核に、地域づくりに取り組みたい」と述べたほか、主催の能登川駅改築整備促進期成同盟会・森野欣治会長と、駅西地区土地区画整理事業推進委員会・森信二委員長がそれぞれの思いを語り、来賓の大谷元太郎県議、宇賀武町議会議長とともに、駅活用から広がる観光、商工業、交通の発展を望んだ。

 また、設計の(株)サンワコン、ジェイアール西日本コンサルタンツ(株)と、施工の中村工業(株)、(株)大兼工務店、大鉄工業(株)、鉄建建設(株)の六社に対し、杉田町長から感謝状が手渡された。

 広場には、買い物客や駅利用者らが大勢集まり、噴水前で行われたテープカットに大きな拍手を送ったほか、ロータリーに設けられたからくり時計と二連水車のボタンスイッチスタートを見守り、能登川音頭を踊る人形と豊かな水の音を楽しんだ。

 駅西地区は、県の中部地方拠点都市として定住促進地区に指定されるほか、町の総合計画で中心市街地整備ゾーンに位置づけられており、能登川駅の改築とともに駅東地区と一体的な商業集積地を図ろうと、住商併用地区と一般住宅地区、低層住宅地区を区分し、垣見〜林〜山路に至る約二十六・九ヘクタールを整備。「水」「緑」「人」をコンセプトに、懐かしさと落ち着きが感じられる和の「能登川モダン」をデザインし、駅前の公開空地には木製のサークルベンチを置いた。

 大噴水は、直流・傾斜・混合の三パターンを織りなし、夜にはライトアップされる。また、駐車場六台(うち車イス用二台)とタクシー乗車場を備えたロータリーには、日除け・雨よけの屋寝付きシェルターが約七十六メートル続き、中央部の広場には、音頭師と踊り子が踊り出すカラクリ時計と二連水車が整備された。演出時間は、午前十時(能登川音頭アレンジ版)・正午(江州音頭)・午後三時(能登川音頭)・同五時(江州音頭アレンジ版)となっている。

 事業費は、駅西口広場整備が六千四百万円、町道林4号整備が七千八百七十五万円、能登川駅東口広場整備が九千二百四十万円。


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1曲ごとに大きな拍手

自信に満ちたハーモニー

=蒲生町あかね児童合唱団が演奏会=

息の合ったハーモニーを響かせる蒲生町あかね児童合唱団メンバーら
(湖東・蒲生町)
 蒲生町あかね児童合唱団の第四回定期演奏会「合唱で綴るサウンド・オブ・ミュージック」(蒲生町文化体育振興事業団主催)が二十七日、同町あかね文化センター大ホールで開かれ、団員の家族や友人、卒団生など約三百人が詰め掛け、一曲披露する度に大きな拍手が贈られた。

 十二年前に発足した同合唱団は、毎月第一・三・四土曜日の午後一時から、小学一年生から中学生まで約五十人の団員が、大橋久子さんと小豆野弓恵さんの指導のもと同センターで練習に励んでいる。

 二年に一度開かれる合唱団の晴れの舞台には、赤いベレー帽とチェックのスカートと揃いの衣装を身にまとった団員が堂々と登場。びわ湖ホールの舞台にも立ち自信を付けた子どもたちは、「歌はともだち」や「生きている琵琶湖」など次々と息の合ったハーモニーを会場いっぱいに響かせ、同合唱団の卒団生らも舞台に花を添えた。

 最後は、練習に練習を積み重ねた“サウンド・オブ・ミュージック”で、「ハレルヤ」や「ドレミの歌」、「エーデルワイス」、「すべての山に登れ」など名曲の数々を披露した。また、保護者が衣装や舞台装置制作、舞台の転換など裏方の仕事を担当し、スポットライトを浴びる団員らを陰で支え、子どもたちの向上心をさらにかき立てる演奏会となった。


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休眠から目覚め始めたサクラ

4月3日前後が見ごろ 

=妹背の里で「桜まつり」=

今にも薄いピンク色の花びらが姿を表しそうなサクラのつぼみ
(湖東・竜王町)
 命が吹き込まれたかのように枝先までほんのり色付き始めたサクラ。桜前線の上昇を合図に、長い休眠から目覚め、もうすぐそのはかなくも可憐な姿を披露しようとしている。日野川沿いの竜王町川守にある妹背の里では、敷地内一面を染めあげるサクラの開花に合わせて、四月二日から十一日まで「桜まつり」を開催する。

 ポカポカ陽気に誘われて、二十八日には、家族連れや気の合う仲間同士がお弁当やバーベキューなどを囲み、太陽で暖められた芝生に寝転がり、一足早い春探しに訪れる姿が多く見られた。

 同里の敷地内には、ソメイヨシノやシダレザクラ、ヤエザクラなど約一千本が植栽されており、情緒あふれるサクラのトンネルが来場者を出迎える。つぼみが膨らみ薄いピンク色の花びらが今にも開きそうな状態で、施設関係者によると、今年は四月三日前後に見ごろを迎えるという。

 サクラの開花状況に合わせて、提灯やぼんぼりでしっとりと照らす「夜間ライトアップ」(日没から午後九時まで)も企画されており、夜桜散策にももってこいのスポット。仕事帰りの花見会場としても最適で、午前九時から午後九時まで「花見(宴会)サイト」(要予約)が設置される。また、午前九時から午後五時まで「屋台村」も登場する。

 四月三日には、妹背の里バンガローでの「短歌会」(午後一時〜同四時)や多目的集会室での「お茶会」(午前十時〜午後三時)のほか、今年初登場の「フリーマーケット」も催される。花見サイトの申し込みおよび問い合わせは、妹背の里(電話0748―57―1819)まで。


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近江八幡市は 県下8市で7番目

地方公務員給与・ラスパイレス指数

トップは長浜市の102・8
=蒲生・竜王町が100超える=

東近江2市7町のラスパイレス指数
(全 県)
 県はこのほど、平成15年4月1日現在の県内市町村職員の給与の状況を国家公務員を100として数値比較するラスパイレス指数を公表した。

 ラスパイレス指数は、県内市町村職員の給与の概要を一覧できる形で開示することにより、職員の給与に対する住民の一層の納得と理解につなげ、地方公務員職員の給与の公正性・透明性の信頼を得ることを目的に算出している。

 それによると、県内市のラスパイレス指数の平均は101・2(政令都市を除いた全国市平均100・7)、町村の平均は96・1(全国町村平均95・7)。
 市で平成15年度の最高値は、長浜市の102・8、次いで大津市の102・3、八日市市の101・6の順となっている。近江八幡市は、100・3で県下8市の中で7番目だった。最低値は彦根市の99・8。

 市町村の最高値は、野洲町の100・6、次いで蒲生町の100・5、竜王町の100・4の順となっている。反対に最低値は、朽木村の89・0、次いで湖北町の91・5、虎姫町の92・3の順となっている。
 ラスパイレス指数が平成14年から上昇した市町村は13団体、低下は35団体、昨年と同じが2団体あった。

 県内市町村のラスパイレス指数は、平成15年と14年と比較すると低下傾向にあるが、13年との比較ではほぼ横ばいで推移している。

ラスパイレス指数】

 国家公務員の俸給額を100とした場合の地方公共団体の職員の給与の水準を表す指数で、学歴別および経験年数別にグループ化した上でそれぞれについて平均給料月額を算出し、国家公務員と比較する割合。

 指数が変動する要因としては、給料表の改定率が国と異なる場合、昇給短縮・延伸が行われた場合、採用・退職・経験年数階層の変動等により職員構成が変動した場合等がある。

 各市町村では、ラスパイレス指数の算出やその変動要因分析を行うことで、自団体の給与の実態を把握し、一層の適正化を図るための資料として活用している。 

 


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