滋賀報知新聞(ニュース)平成16年4月23日(金)第13776号


生徒が育てた野菜苗販売

安くて良品質に長い列

=八日市南高校農業技術科=

高校生にとっても勉強になった野菜苗販売
(湖東・八日市市)
 県立八日市南高校(八日市市春日町)恒例の「春の野菜苗販売」が二十日開かれ、同校農場にあるビニールハウスの育苗場は、安くて良質の苗を買い求める市民らが大勢詰めかけた。

 苗はすべて同校農業技術科の生徒が実習授業として二月から育ててきたもので、学習の成果を市民に見てもらい、少しでもよい苗を安く提供しようと、毎年この時期に実施している。

 今年は天候が良すぎたぐらいで、苗の生育も順調だった。トマト、ピーマン、キュウリ、ナス、スイカ、シシトウ、トウガラシなど、家庭で簡単に育てることができる種類ばかり一万本あまりを用意し、一本六十円で販売。また、花の苗や産みたて卵も大好評だった。

 昨夜からの雨が残るあいにくの天候にもかかわらず、オープン一時間半程前の午前七時半ごろには「スイカの苗を買う」という毎年楽しみにしている市民らがすでに傘をさして列を作った。雨もあがった午前九時のオープン直前には、地元や遠くから車で駆けつけた市民らで例年を上回る行列ができ、オープンと同時にビニールハウス内は大混雑、箱いっぱいに苗を詰めた人たちで精算所にも長い列が続いた。

 生徒たちも販売体験授業として取り組み、苗の植え方や育て方など質問にていねいに答えたり、箱の運搬など、てきぱきと対応していた。

 同校では、「購入した苗は一週間ほど気候に慣らしてから、畑などに植えてください」と呼びかけている。また、この日売れ残った苗については、販売を続けることにしている。問い合わせは、同校(TEL0748―22―1514)まで。


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園芸学科23期生と県が

「淡海の巨木探訪」発刊

=歴史の生き証人、次代に残そう=

巨木65本中に選ばれた八日市市御園町高屋八幡神社のカゴノキ。樹皮に子鹿模様の斑点がある

(湖東・八日市市)
 県レイカディア大学園芸学科の二十三期生でつくる緑化ボランティアグループ「滋賀の名木を訪ねる会」(辻宏朗会長)と、県とが協働した緑化啓発冊子「淡海の巨木探訪」がこのほど発刊された。

 県では、昭和六十二年に「滋賀の名木誌」を発刊し、巨木などの保全に取り組んでいるが、近年、大規模な建物建設や道路拡張、大気汚染、マツクイムシ被害などで育成環境が悪化し、さらには、巨木保護の意識低下とともに伐採されることも増えてきた。

 こうしたことから、歴史の生き証人である巨木を次代に引き継ぐため、同ボランティアグループと協働による啓発冊子を発刊(発行部数三千部)。掲載した巨木六十五本は「滋賀の名木誌」などを参考に余暇を利用し、各市町の巨木一本一本を調べたもので、県が実施する緑化関係の研修会やイベントなどの啓発資材として活用するほか、図書館・公民館・学校での紹介を通じて、巨木と環境保護の必要性を訴える。


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小杉農園でガーデニング教室

花苗のリースづくり

=参加者「育てる楽しみ」大満足=

園内の花苗を選び、リースにしていく参加者たち
(湖東・五個荘町)
 美しい花々を使って素敵に演出する「ガーデニング教室」が、このほど五個荘町竜田の小杉農園で開かれ、まだ珍しい花苗のリースづくりが行われた。

 花や緑あふれるガーデニングが人気を得、コンテナガーデンやハンギングなどを楽しむ家庭が増えている。これらの魅力は、四季折々のコーディネートが楽しめる点にあるとして、同園では、自由な入れ替えが可能な花苗のリースづくりを二日間で紹介し、町内や八日市市、能登川町などから計十五人が参加した。

 玄関先や室内のちょっとしたアクセントに用いられるリースは、ドライフラワーや木の実などで飾り付けた円形のものが主流だが、今回のリースは花苗と土、水苔を使ったもの。

 まず、園が用意したハーブなど三種のほか、マリーゴールドやロベリア、アリッサムなど好みの花を園内からバイキングし、ツルで編んだドーナツ型のバスケットリースにコーディネイト。バランスよく配置しながら植えて行き、最後に水苔を被せて土がこぼれないようにした。一週間ほど経てば根が張り、壁に吊しても崩れないという。

 この日を心待ちにしていたという主婦は「どんなリースなんだろう、ハサミは用意するのかな、と普通のリースを想像していたけど、花苗でつくるなんて初めて。季節ごとに花の入れ替えが出来るそうなので、育てる楽しみがあります」と満足そう。また、今年で二回目という主婦も「毎朝の水やりや花がら摘みは結構大変ですが、きれいに咲きそろった時はうれしい。これからの季節は色々な花が咲くので、今度はどんなお花にしようかなと考えています。二個、三個とつくってみたい」と話した。


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女性委員の比率30%目標に!!

蒲生町が「あかねパートナープラン」策定

=喜びも責任も男女で分かち合うまち=

蒲生町男女共同参画推進計画書(右)と概要版
(湖東・蒲生町)
 蒲生町はこのほど、男女の性別にかかわらず、個々の個性や能力を十分に発揮できる男女共同参画社会づくりを総合かつ計画的に推進していくため、同町男女共同参画推進計画「あかねパートナープラン」を策定した。すでに計画内容をまとめた概要版(A四版カラー刷)を全戸配布した。


 平成十四年に策定された「第四次蒲生町総合発展計画」では、まちの将来像の推進方策の一つとして“男女共同参画社会の形成”を位置付け、町役場企画課に担当係や蒲生町男女共同参画推進本部(本部長=角清和助役)を設置、全庁的な取り組みを始めた。

 また、鋳物師地区を実践モデル地域に指定し、地域ぐるみの男女共同参画を推進する実践活動支援を開始。同年十月には、町民七百人を対象にしたアンケートで意識や実態を把握した。

 翌十五年には、「蒲生町男女共同参画懇話会」(若杉貞子会長、十人)を設け、町民アンケートの結果や各種調査結果を踏まえ、推進計画の策定に向け審議を重ね、今回のプラン策定へと至った。

 この計画は、町・町民・企業・民間団体それぞれが役割を担い、主体的に取り組む行動計画で、平成十六年を初年度に平成二十三年までの八年間を計画期間に定めている。

 基本理念に「よろこびと責任をわかち合い男女が互いに尊重しあえるまちがもう」を掲げ、基本目標として▽男女共同参画社会への意識づくり▽男女共同参画を推進するための基盤づくり▽男女がともに安心して豊かに暮らせる環境づくり―の三本柱を挙げた。

 中でも、女性の社会進出については、行政・企業・地域活動などで、政策や方針決定の場への参画がまだまだ十分とはいえない状況にある。蒲生町の現状をみると、女性議員の割合は一三・三%(平成十五年三月末現在)、各種審議会や行政委員会などの女性委員の割合は一五・四%となっている。

 あらゆる分野で男女の意思が平等に反映できる環境づくりが重要であると説き、公募制の導入や幅広い分野からの人材発掘を通して、平成二十三年には女性委員の比率が三〇%以上となるよう努めると、計画の中で唯一具体的数値を示した。

 あかね色に染まった表紙写真が印象的な推進計画書(A四版二色刷)は二百部、概要版は五千部作成され、残部は希望者に無料で配布している。詳しくは、同町役場企画課人権政策広報係(電話0748―55―4881)へ。  


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山之上地区で三つ巴戦へ

6月8日告示の竜王町長選

縁故も絡んで前哨戦活発化
=現職・福島町長は引退=

(湖東・竜王町)
 3月定例議会で引退表明したものの、続投を熱望する声を受けて支援者らと再考していた福島茂町長は、当初の決意を変えず今期限りで勇退する意向を周囲に伝えていることから、27日の立候補予定者説明会を前に、出馬に向けた動きが活発化している。
 すでに出馬表明している竹山秀雄氏(58)に加え、新たに町議の山口喜代治氏(72)と元町議の竹山茂氏(66)が出馬する意向を明らかにした。3氏とも山之上地区からの出馬で、地元の縁故関係も絡んで前哨戦が活発化している。

●竜王町に新風を早期に出馬表明

 無所属新人の竹山秀雄氏(元会社役員)は、町長選に出馬する意志を昨年2月に決意。
 「バブル以前から厳しい状況に直面し生き残りをかけた経営手腕や32年間にわたり民間企業で培ったノウハウを町政と地域のために生かしたい」と出馬の意欲を語る。竜王町に新しい風を吹かせるきっかけにと、町政の課題や自らの考えをまとめ将来展望を描いたチラシの全戸配布している。現在までに8回発行し、地元・山之上地区では手配りして支持を訴えている。20日の集会には約50人が集まった。

●町の要職経験生かし活力あるまちづくり

 竹山茂氏は、16日に竜王町商工会館で、後援会の前段階として「活力ある竜王町をつくる会」の発起人会を開催し、地元の山之上地区住民や支援者、親戚縁者ら約80人が集まった。
 竹山氏は、正副議長経験も含め町議会議員を3期、山之上連合区長を2期、竜王町区長会会長も歴任し、町観光協会会長など町の要職にも就いた。早くから出馬を決意していたものの、福島町長の進退や議員らの動きが明確になるまではとの思いから、出馬表明の時期を調整していた。
 発起人会で、竹山氏は「町財政について心配いらないことを特に訴えたい。みなさんとともにまちづくりに参画させていただきたい」と呼びかけた。今月下旬に後援会組織を立ち上げる予定。

●同僚議員や町民有志強い要請で決意

 町議の山口喜代治氏は、同僚議員や町民有志からの強い出馬要請を受け、苦渋の選択を迫られる中、18日に出馬を決意した。
 「ハードからソフト面へと向かう竜王町の過渡期を乗り切るためには山口氏しかいない」と議員や町民有志は擁立を決めた。議長経験も含め5期にわたる議員生活での実績と町内外の人脈の広さ、福島町政の長所短所を熟知していること、また温厚な人柄を理由に絶対の信頼を置く。
 後援会会長に澤徳造氏(福島茂町長後援会会長)が就任する予定で、今月末から町内全域で会員を募り、支持を訴える。きょう22日午後7時半から同町商工会館で後援会の発起人会を開く。

 


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