滋賀報知新聞(ニュース)平成16年4月28日(水)第13780号


あったか広場を開設

しみんふくしの家八日市

子育て井戸端会議で情報交換
=悩み解消の屋根付き子供公園=

しみんふくしの家(東沖野)に開設の「あったか広場」
(湖東・八日市市)
 NPO法人しみんふくしの家八日市(小梶猛理事長)が開設した「あったか広場」(同市東沖野二丁目)は、子育て中の母親が自由に集まり、子供を遊ばせながら悩みや経験を話し合う情報交換の場だ。これまで事業を行う介護、保育、グループホームに加え、子育て支援にも乗り出した同施設は、県が取り組む地域の福祉サービス・生活支援の拠点「あったかほーむ」のモデルケースとして、県内だけでなく県外からも注目を受ける。

 部屋中にワイワイ、ガヤガヤ、その笑い声が響き、砂場や遊具が人形、おもちゃ、絵本に代わった屋根付き子供公園といったところだ。もちろん公園だから、使用も無料で、自由に足が運べる。

 あったか広場は、世代交流子育て支援を目的に設けられた。子育てに経験の浅い母親が子供とともに集い、悩みや経験を話し合ったり、先輩からの話を聞いたりして、床暖房が張り巡らされた約二十畳のワンフロアーを情報提供(井戸端会議)の場として使っている。

 利用時間は平日の午前十時から正午までだが、企画・運営を担当する専属のコーディネーターが配置され、毎月一回、母親と子育て経験者ほか、お年寄りも参加するお話会を開いている。

 また、広場へは同じ屋根の下にあるグループホーム(入所八人)の高齢者も訪れ、子供と母親に交じっての井戸端会議に花を咲かせる。この温かい姿こそ、世代間交流だけでなく「地域が家庭」を再認識させる。

 小梶理事長は「八日市市という地域性から、外国の人にも参加を呼び掛け、子育てだけでなく、日常生活の支援や異文化交流にも努め、コミュニティーの拠点にしたい」と、今後の抱負を語る。

 園児も募集  同施設内では、子育て支援の一環として保育事業にも取り組んでいる。〇歳から就学前の乳幼児を対象に、自然と親しみながら、あったか広場や学童保育所に通う子供のほか、ホーム入所の高齢者とのふれあいの場でもある。一時預かりから長期保育まで、時間や料金など詳しくは、しみんふくしの家八日市の保育担当(TEL20―5457)へ問い合わせる。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

チャリティーバザー&禁煙運動

「子供達に愛の手を」テーマに

=国際ソロプチミスト八日市=

買い物客らでにぎわう会場
(湖東・八日市市)
 奉仕と友愛の活動を続ける国際ソロプチミスト八日市(吉田邦子会長)の「第十四回チャリティーバザー&茶会」が二十四日、「子供達に愛の手を」をテーマに八日市駅前のアピアホールで開かれ、大勢の市民らでにぎわった。

 会場には、会員らが持ち寄った寄贈品をはじめ、食品、雑貨小物、ファッション、小物、リサイクル、共同作業所製品などのコーナーが開かれ、お茶席も人気を集めていた。

 今回のバザーによる収益金は、一年間の活動の事業積立金とあわせて、八日市市と五個荘町の社会福祉協議会などへ福祉機器を贈るほか、共同作業所などの福祉活動や環境保全活動などに役立ててもらうことにしている。

 また会場入り口では、「タバコのない世界をつくりましょう」とポスターや、啓発活動風景の写真展示などを通して、あらゆる機関に「タバコのない世界」実現をはたらきかける喫煙予防と禁煙を推進する運動を展開した。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

これからの1300年のために

蒲生町岡本地区住民

=御代参街道36キロ踏破=

笹尾峠を越え笹をかき分けながら歩く岡本地区の区民ら
(湖東・蒲生町)
 蒲生町の岡本歴史研究倶楽部は二十五日、宿場町として栄えた岡本地区の歴史をたどる「御代参(ごだいさん)街道歴史探訪」を開催し、区民約五十人が土山町から岡本地区までの二十一キロを歩き調査した。

 中山道愛知川宿手前から東海道土山宿を結ぶ御代参街道三十六キロ(小幡―建部―八日市―大塚―岡本―石原―上野田―茶屋町―鎌掛―土山)は、江戸時代中期に、上皇の代参として公卿(くげ)が、伊勢神宮と多賀大社へ詣でるようになり、それにならって諸国大名や家臣たちが参詣(さんけい)のため通行するようになったことが名称の由来とされている。日野商人の商いの道でもあり、交通の要衝として街道沿いの宿場町は栄えたという。

 岡本地区では、一昨年から自治会単位でまちづくりを考える「わがまち夢プラン策定事業」に取り組んでいる。岡本わがまち夢プラン策定委員会(岡田文伸委員長)の中に、“歴史研究倶楽部”、“環境整備倶楽部”、“堀井家整備倶楽部”の三倶楽部を設け、区民一人ひとりがまちづくりの担い手となり、一千三百年の岡本の歴史をこれからの一千三百年のために守り受け継ごうとしている。

 昨年四月に五個荘町小幡から岡本地区までの十五キロを踏破しており、紅葉シーズンに残りの土山から岡本までを歩く予定をしていたが、鎌掛の松茸山入山禁止に阻まれ、まだかまだかと区民らは心待ちにしていた。

 ようやく実現した第二弾歴史探訪の当日は、区民の思いに答えるかのように快晴で、黄色の揃いの法被にリュックを背負い、午前九時頃に土山町の伝馬館を出発した。山中に入り、熊笹をかき分け森林浴を楽しみながら笹尾峠を抜けると、鎌掛地区の家並みが眼下に広がった。参加者たちは先人たちが道中で何を感じ歩いていたかまで思い巡らしながら、ゴールの岡本宿に到着しともに達成感を味わった。

 屋号が残る鎌掛地区同様、岡本地区では今でも「◯◯屋の◯◯さん」と屋号を付けて呼び合うという。区民に根付く宿場町としての歴史を生かし、昨年から個人宅の屋号石柱の設置を進めている。今年度は、本陣跡や問屋跡、高札跡などの石柱設置のほか、歴史看板の設置を計画しており、宿場町としての復元は難しいが区民手作りの歴史・文化を感じさせる町並みを目指す。

〔櫻井順子〕


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

県内屈指の豪華さ誇る曳山

=5月2、3日 「日野祭」=

力と呼吸を合わせて行われる曳山の豪快な方向転換も見どころの一つ
(湖東・日野町)
 八百年の歴史と伝統を脈々と受け継ぐ馬見岡綿向神社の春の例祭「日野祭」は、五月二日の宵祭、三日の本祭で祭り一色に染まる。

 宵祭の二日は、日野町大窪の札の辻から南約三百メートルの間が歩行者天国となり、提灯で彩られた曳山と夜遅くまで鳴り響く祭囃子が本祭に向けムードを高める。また、スタンプラリーが実施されるため、十六基すべての曳山を見学することができる。

 今年は、同町大窪の今井町が龍虎文様横幕などを新調したほか、平和堂横のやすらぎ公園に登場した本物そっくりの曳山モニュメントが祭りに花を添える。 

 翌三日の本祭では、拍子木の合図で舵を取り、豪快な方向転換をしながら十二基の曳山が綿向神社を目指して巡行し、岡本町の法天地(ほうてんち)の一基だけがひばり野(御旅所)へと向かう。

 午前十一時頃には、日野商人が寄進した豪華絢爛な幕を飾りつけた曳山全基が宮入し、屋上には時代の流行を取り入れた「だし」といわれる人形が飾られる。笛・大太鼓・小太鼓・すり鉦により囃子が奏でられ、境内は祭り独特の高揚感に包まれる。

 また、日野祭に合わせて、祭りが見物できるようにと板塀に作られた日野特有の切り窓「桟敷窓」を持つ旧家や正野薬店を利用して、“懐かしき伝統と新しい創造”をテーマにした「桟敷窓アート展」(街並を活かす桟敷窓アートの会主催)が、二、三日の午前九時半から午後五時まで同町大窪から村井一帯にかけて開催される。

 藍染や陶芸、木工、切り絵、ガラス、家具、鉄工芸、ステンドグラス、漆アートなど地元の工芸作家約二十五人の作品展示・販売のほか、近江日野商人館で「日野の祭りの紹介展」も行われる。さらに、今回は「今!蘇る日野椀展」と題して新日野椀が一般に初公開される。

 日野祭に関する問い合わせは、日野観光協会(電話0748―52―6577)まで。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

駅前に人工温泉「八幡の湯」開設

=「グリーンホテルYes近江八幡」オープン=

オープンする「グリーンホテルYes近江八幡」
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市中村町のブーメラン通りに27日、「グリーンホテルYes近江八幡」がオープンする。

 長浜市で大正12年(1923)から旅館業を営む「よしのや旅館」(川村政子社長)が、以前もホテルだった同建物と敷地を所有する近江八幡市内の企業から開業の誘いを受け、進出した。

 今年に入ってから本格的なリニューアル工事を進め、以前のホテル施設をベースに客室52室(80人まで収容可能)をリラックスできるムードに改装、宴会場(立食で200人収容)をグリーンを基調に明るく、レストランには中華と和食の折衷料理メニューを揃えた。中でも「八幡の湯」と名付けた浴室には炭酸カルシウム温泉が人工的に作り出せる装置(厚生労働省認可)を導入し、10人程度が入れる浴場のほか浴槽が信楽焼の露天風呂も設けて手軽に温泉気分が味わえるグレードアップを図った。また、室内と2階のガーデンテラスにチャペル形式の結婚式が挙げられる施設も整え、ウェディング需要にも応える。

 宿泊料金は1泊6,800〜1万8,000円で、レストランでは平日880円からのランチメニューを提供する。また、人工温泉は、宿泊者だけでなくレストランなどの利用者も入浴できる(有料)。

 川村博取締役(38)は「低価格のホテルにはない、やさしさを追い求め、お客様とのふれあいを重んじた『親切なホテル』をめざしたい。近江八幡は、城下町、びわ湖など長浜との共通点が多く、八幡堀や水郷めぐりなど歴史と自然の観光地でも知られている。観光客やビジネスマン、そして地域の人々に気軽に利用していただける、ホテルと旅館のあたたかみが共存するやさしい雰囲気のホテルにしたい」と話している。 

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ