磨いた技の激突
天候順調でサイズ、味とも最高
命を守る大切な勉強
東近江水環境自治協議会
滋賀報知新聞(ニュース)■平成16年5月8日(金)第13789号
初売りでにぎわうメロン売り場
愛東町から初夏の味覚として人気の特産品「あいとうアールスメロン」の出荷が今年も始まり、道の駅・あいとうマーガレットステーション(同町妹)内にある「あいとう直売館」では、常連客や観光客らがお土産や贈答用にと、二箱、三箱と買い求め、メロン売り場は連日にぎわっている。
今年も、同町上岸本の温室で大切に育てられたメロンは、良好な天候が続いたこともあって生育も順調。サイズも昨年より大き目で、味も例年以上。ゴールデンウイークまっただ中の三日には例年より一週間早く初売りも行われ、直売館のシャッター前には、オープンを待つ人達の長い列が続いた。
上岸本温室組合の森久司組合長はじめ組合員八人は、今シーズン約四万個を生産する予定で、七月中旬ごろまで一日当たり六―八百玉を販売する。価格はサイズにより、一玉一千五百円から二千五百円までそろえる。
あいとうアールスメロンは、メロンの中でも高級品とされるだけあって特有のネットの張りも美しく、味わいも上品ということで贈答用としても大好評。地方発送や予約注文のコーナーにも大勢が詰めかけている。
あいとう直売館の営業は午前九時から午後六時まで。十一月末まで無休。問い合わせは、あいとう直売館(TEL0749―46―0370)か、上岸本温室組合(TEL0749―46―0021)へ。
また、今月二十三日には「メロン感謝Day」、六月十三日には「あいとうメロン祭り」も開催され、楽しいゲームや抽選会、バザーなどが繰り広げられる。
一番の護身術は 近寄らず逃げて人に知らせる
命を守る大切な勉強
=蒲生北小で防犯教室=
無理矢理連れ去ろうとする犯人に児童が手をつかまれる想定での模擬体験
「命を守る大切な勉強をします」。蒲生北小学校(堀井孝三校長)で、全校児童を対象に防犯教室が先月三十日に開かれ、“自分の身を自分で守る”術を一人ひとりが学んだ。
誘拐や殺人事件など、抵抗力の弱い子どもたちが凶悪犯罪の被害者になる事件が多発している。児童自ら犯罪から身を守る方法について考え、学び、知識を習得しなければならない現状は、歪んだ大人社会を投影している。
今回の防犯教室は、日野警察署生活安全課・玉井文浩係長と野瀬昌子少年補導職員、北小管内を受け持つ長峰駐在所・松村直紀警官、蒲生町少年補導員・井上やよいさんの四人が講師を務めた。一~三年生には「もし、不審者に出会ったら」と題して約十分ほどのビデオ上映と講話、四~六年生は教師も参加してのワークショップ形式で実施された。
不審者への対応を模擬体験するワークショップでは、三人の児童がエキストラ役で登場し「長峰の集会所まで道がわからないので連れて行って」という女性に、「イヤ!ほかの人に聞いて」ときっぱり断った。
場面が変わり、「芸能関係者やし、写真を撮らせて」と言葉巧みに近づいてきた男性が、女児の手を引き車に連れ込もうとしたとの想定では、見学していた児童から「やめてあげて」と声があがるなど緊迫感が増し、友だちが困っているときにどのように対処すればよいかを話し合った。
犯人の特徴や車のナンバーの覚え方など具体的な指導も行われ、「子ども一一〇番の家」だけでなく、近隣の民家や店の人に助けを求めて逃げ込むよう徹底した。特に、高学年に対して「犯人が手をとって連れ去ろうとしたら、小さい子どもたちは大きな声が出せない。大阪の小学校で起きた事件のときには、声が出せず、逃げることもできなかったため命を落としている。五、六年生は低学年の人を守ってほしい」と呼び掛けた。
児童らは、命を守るための約束として▽こわいと思ったら大声で助けをもとめる▽外では一人で遊ばない▽外出の時は家の人に行き先を言う▽暗くなったら一人で外出しない▽おかしいなと思った食べ物・飲み物は口にしない―の五点と、危険だと思ったら「近寄らず逃げて人に知らせる」という一番の護身術を習得した。
「アートシーン・よし舟」オープン
東近江水環境自治協議会
ヨシ舟の淀川下り成功へ
=ヨシの商品開発や起業も=
熱戦を繰り広げる選手たち
西の湖の水環境保全に取り組んでいる東近江水環境自治協議会(西川嘉広会長)が、10月にヨシ舟による淀川下りを計画。生活の水として琵琶湖の恵みを受ける流域の人々に水環境の大切さをPRすることを目的に準備を進めているが、その成功に向けた活動の拠点事務所「アートシーン・よし舟」を安土町常楽寺に1日開設した。
淀川下りは、2泊3日の行程で10月7日、西の湖のヨシで造ったヨシ舟で琵琶湖から下流の向けて出発。大阪の中之島まで下り、10日に行われる「御堂筋パレード」に山車として参加するもので、昨年にはヨシ舟作りに取り組み、琵琶湖上での試験航行に成功している。
今年に入ってからは、琵琶湖から瀬田川、宇治川、淀川と呼び名を変えながら流れをつなぐ下流域の現地調査や下るルートの選定、地元の関係者との交流、本番に向けてのヨシ舟の試作などに取り組み、計画は順調に進んでいる。
今後は、この計画のPRと事務協議の最終的な詰めの場が必要になってきたことから、事務所の開設場所を探していたところ、JR安土駅から近い商店街で空き店舗の提供を受ける話がまとまり、本拠地を構えることになった。
事務所の1階には、ヨシが琵琶湖の水浄化に寄与している資料や写真パネル、ヨシ舟づくりの紹介、ヨシの美術工芸品などを展示したギャラリーに改装し、誰でも自由に訪れてもらい、ヨシ原の保全などを呼びかている。
事務所開設に先立ち開かれた会合では、連休明けから西の湖周辺の自治会に「西の湖美術館づくり」への参加協力を呼びかけていくことや、16日に開催される西の湖エコフェスタでヨシの青苅りの研究調査、30日にゴミゼロ大作戦に参加、ヨシ舟の航行などの活動を進めていくことを申し合わした。
同協議会では、NPO法人格の認証をめざし、ヨシを活用したコミュニティービジネスの起業や新しいヨシの商品開発にも積極的に取り組んでいくことにしている。








