滋賀報知新聞(ニュース)平成16年5月28日(金)第13806号


地域の中で自立めざす

県下初の知的障害者グループホーム

=蒲生野会 敷地外自活訓練棟が完成=

完成した「ホーム雪野山」
(湖東・八日市市)
 知的障害者が地域の中で自立生活をめざす、県下初となるグループホーム「ホーム雪野山」が八日市市下羽田町に完成し、二十六日、運営する社会福祉法人蒲生野会はじめ、県・八日市市・能登川町・五個荘町・日野町・蒲生町の福祉担当者、建設関係者、地元自治会代表など約三十人が出席して、しゅん工を祝った。

 蒲生野会の知的障害者更生施設「あかね寮」(八日市市小脇町)が、入所者の敷地外自活訓練棟として、平田駐在所隣に建設したもので、入所者があかね寮を退所して地域の中で、社会の一員として、自立した生活を送るための訓練施設となる。建設費三千九百四十五万円のうち、県と八日市市がそれぞれ六百八十万円を補助した。

 施設は、敷地面積六百十四・三四平方メートルに、延床面積約二百平方メートルの木造瓦葺二階建住宅が建つ。

 一階部分は、玄関までの幅の広いゆるやかなスロープと広いテラスが付けられ、どちらからも段差のないまま、中央の居間兼食堂に入ることができ、居住スペース二部屋と、共同使用のキッチン、浴室、世話係のキーパー室などにつながる。二階は、居住スペース三部屋。

 居住スペースは入居者のプライベートが守れるよう、全室個室となっており、四畳半の畳部分と三畳のフローリング、クローゼット、ミニキッチンがある。

 建物全体に天井からの明かり取りなど採光の工夫や、木材、白やクリーム系の淡い色調の壁材などが使われるなど、全体に明るく、あたたかく、やさしい雰囲気に包まれている。また、収納スペースも効率的に随所に設けられ、利便性を図っている。

 六月には、あかね寮から四人が入居する予定で、もう一人も入居に向けて準備を進めている。

 式典で井上為理事長は、「大勢のみなさんの支援で完成したこの施設で、生きるという人間として一番大切なことを学んでもらえるようになりました。自治会の一員となり、地元のみなさんの助けを受けなければなりません。どうかよろしくお願いします」と、感謝と決意を込めた。また、入居予定者四人もそろって、「よいお家を建ててくださりありがとうございます。大切に使います」と喜びをかみしめながら、あいさつした。


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八日市の名を残して!

合併協定項目の住所表示

中心市街地活性イベント主催
=市長に要望 商店会連盟とほない会=

奥助役に要望書を手渡す加藤、松吉両会長
(湖東・八日市市)
 八日市商店会連盟(加藤晋三会長)とほない会(松吉容史会長)は二十六日、調印を終えた合併協定項目の町名・字名の取り扱いに付いて、住所表示から「八日市いう名称をなくさないように」との要望を、一市四町合併協議会長を務める中村功一八日市市長に行った。

 要望の背景には、十四年から取り組んできた中心市街地活性化イベント「八日市は妖怪地」の浸透が挙げられ、合併後の住所表示から八日市の名が消えることは、「イベントそのものの消滅を意味する」と危ぐしている。

 ほない会で行った住所表示に関する意識調査では、「八日市の名を残すことに賛成」が七割以上を占めていることから、多くの市民も同じ気持ちであろう、と結果から推察している。

 さらに、合併後に改めて見直しを行った場合、地元商業者にとっては、伝票・包装紙など印刷物へのコスト面で「大幅な負担増に追い込まれる」と指摘し、商店街を有する八日市地区については、合併前に住所表示を「東近江市八日市○○町にする」ことを求めている。

 一市四町が合併調印した協定項目の中で、町名・字名の取り扱いについて八日市市は、東近江市+旧町(丁目)名を基本にしているが、最終的には住民の意向を踏まえた上で決定するとしている。

 中村市長に代わって要望書を受け取った奥善夫助役は、町名について「住民一人ひとりにかかわる問題で、行政が一方的に決めることは出来ない。要望を真摯に受け止め、自治会と相談しながら検討していきたい」と話している。


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近畿大会出場

八日市南高野球部

=30日に応援バス=

県大会で優勝し、春の近畿大会に出場する八日市南高野球部
(湖東・八日市市)
 県立八日市南高校野球部(上品充朗監督)が、あす二十九日から兵庫県姫路市の市立姫路球場で開催される春季近畿地区高校野球大会に県代表として出場する。

 三日に行われた県大会予選の決勝戦で北大津高を四−一で下して優勝し、平成十一年秋に次ぐ三回目の近畿大会出場を果たした。

 同校野球部は、地道に積み重ねてきた練習が成果を現し、選手の攻守レベルがアップ。注目されるチームに成長してきた。戦力の要の投手は現在六人を保有。うち三人が主力になるなど投手陣の安定感もある。

 創部三十年の節目のことし、夏の甲子園をめざした活躍にも期待が寄せられている。

 同大会での初戦は三十日、大阪代表の大阪桐蔭と対戦する。当日、高校玄関前から応援バスが出る。参加申し込みは二十八日中に同校硬式野球部後援会。保護者会事務局(22−1513)へ。


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石榑峠まで

元気に歩こう421

=20キロコースも完歩=

国道421号の山あいを元気に歩く参加者
(湖東・永源寺町)
 永源寺町から三重県いなべ市に通じる国道421号を歩く「元気に歩こう421」(主催=国道421号整備促進期成同盟会)がこのほど行われ、県境の石榑峠まで一〇キロ、二〇キロのコースを歩いた。

 元気に歩こう421は、総合型地域スポーツ文化クラブ設立準備委員会発足記念イベントとして隣県の三重県大安町(合併して、いなべ市)と平成十四年から始めたイベントで、今年は、永源寺町林業センターから石榑峠往復の「20キロを歩こうの部」と、八風谷までを往復する「10キロを歩こうの部」の二コースを歩き、爽やかな風を受けながら鈴鹿の新緑を楽しんだ。

 参加者は午前八時から受け付けを済ませ、杠葉尾の林業センターからスタート。同コースは近江商人たちが歩いた八風街道と呼ばれ、往時に思いを馳せながら神崎橋、八風谷を通り、折り返しの石榑峠へ。道中、声をかけながら励ましあい、往復二十キロの道のりを約五時間半かけて完歩した。


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奥野日野町長の解職求めて

6861人分の署名簿提出

=住民グループ「ふるさと日野を守る会」=

町選管へ提出された6861人分の署名簿
(湖東・日野町)
 日野町の住民グループ「ふるさと日野を守る会」の代表世話人らメンバー約十五人が二十六日、日野町役場を訪れ、奥野弘三日野町長の解職を求める六千八百六十一人分の署名簿を同町選挙管理委員会に提出した。

 同守る会は、住民の意見を十分聞かず合併を強行していることは黙って見過ごせないとして、解職請求署名運動を一カ月間展開。署名簿の提出を終え、代表世話人の一人である若林憲秀さんは、「住民の意思を聞いてもらうにはリコールしかなかった。町を大事にし、住民意見を聞く町政の二点をこれからも住民に訴えていきたい。住民投票に向け具体的な運動はまだ予定していないが、勝算はある」と語った。先を見越し町長選挙に向けては、「(町長候補者の人選を)できるだけ早くしたい」とした。

 また、リコール投票が確定した場合に、その投票結果を待たず、九割以上の協議を終えた蒲生との合併についての議会議決を強行しないよう、奥野町長と奥村嘉三議長に申し入れた。

 町選管は、提出された署名について、二十日以内(六月十六日まで)に有効・無効などの審査を行う。その後、七日間の縦覧を経て、署名数が解職請求に必要な有権者の三分の一(六千六十七人)以上に達すれば、同守る会が本請求する。 本請求から六十日以内にリコールの是非を問う住民投票を実施し、有効投票総数の過半数を賛成が占めた場合に町長が失職し、五十日以内に町長選挙が執行される。リコールの是非を問う住民投票は、投票率の規定などが設けられていないため、たとえ投票率が低くても有効投票総数の過半数を占めた結果が尊重される仕組みとなっている。

 奥野町長は、「署名簿が提出されたことは真摯に受け止めているが、私としては誠に残念な思いである。町政をあずかる責任者として、日野町の将来にとって誤りのない選択を行わなければならないという強い信念に基づき、町議会ならびに多くの町民の皆様の合意を得るなかにおいて、合併に関する協議を進めてきたところであり、今もその信念は変わらない。今後も引き続き、住民皆様とともに、より良いまちづくりを目指して努力を重ねていきたいと考えている」とのコメントを出した。

 


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