滋賀報知新聞(ニュース)平成16年5月29日(土)第13807号


トレインスポッティング

豊田耕三の画展

=八日市図書館で開催中=

(湖東・八日市市)
 電車にこだわる画家・豊田耕三「トレインスポッティング画展」が、二十六日から八日市市立図書館二階ギャラリーで開かれている。来月十日まで。

 幼いころ自閉症を患う豊田さん(30)は、二十二歳から本格的にトレインスポッティング画(電車・鉄道の絵画製作)に取り組み、一日一枚のペースで絵を書くことを日課にしてきた。二千点以上の作品の中から、より抜きの四百点が展示されている。無料。

 紙は新聞折り込みの広告(チラシ)を使用し、作品はすべて記憶によって描かれている。廃車となった大阪市営堺筋線60系車両の作品で、鉄道友の会ローレル賞を受賞している。「トレインスポッティング」は、蒸気機関車発祥のイギリスで生まれた言葉で、鉄道を愛し、鉄道に関する知識を追い求める様子を意味する。


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健康と生き甲斐づくり

4日から「お出かけ支援サービス」

空き店舗活用で休憩所も
=協働でまちづくり=

空き店舗を活用した休憩所“あした天気になあれ”のシャッターアートに取り組む能登川高校美術部員ら
(湖東・能登川町)
 買い物や病院に行きたいけど、足が痛くて…と、交通手段や長時間の歩行が難しい高齢者のため、居住する各字から病院・駅・商店街までをバス巡回する高齢者ふれあい事業「お出かけ支援サービス」が、六月四日から能登川町で始まる。これに合わせて、空き店舗を活用した休憩所“あした天気になあれ”が駅前商店街に整備され、能登川高校美術部員によるシャッターアートが行われている。

 循環バスが通っていないことから、自動車等の交通手段がない人や徒歩に自信のない高齢者から「外出したいけど出来ない」という相談が寄せられており、病院や買い物に行くにもタクシーを利用、生活費を圧迫しているという一人暮らし老人もいる。

 これらの状況を改善しようと、能登川町社会福祉協議会では巡回バスを要望し、同町から町所有のマイクロバスを借用。福祉サービスやまちづくりとして同事業を始め、登録された高齢者宅の最寄停留所から能登川駅東口、能登川病院を廻る。対象は六十五歳以上の一人暮らしおよび老夫婦世帯となっており、毎週金曜日(人数により隔週となる場合もある)に運行する。

 また、駅前商店街共盛会の協力のもと、元町通りの空き店舗一軒を休憩所“あした天気になあれ”として活用し、くつろぎの和室スペースを設けた。

 ここでは、老人車などの貸し出しやお茶を飲みながら交流が楽しめ、外出による心身の健康と地域交流が生む生き甲斐づくりが期待される。また、軌道に乗れば絵画や生け花等のサークル発表や子育て・暮らしの情報を交換できる場所にしたいとし、老若男女が集うコミュニティ広場を目指す。

 現在、内装整備と共にシャッターアートが進められ、能登川高校の美術部員らが色とりどりのペンキで絵を描いている。

 シャッターアートは、店舗や住宅のシャッターに絵を描き、閉店後も人々の目を楽しませようとするもので、身近な生活や町そのものに多くの魅力が詰まっていることに気付いてもらおうと、明るく輝く太陽と人・物・情報を結ぶ大地とバスをデザイン。地域の評判も良く、商店街の店主や道行く人々が部員たちに声援を送っている。

 同商店街では七十店による協同組合をつくり、「夜市」や「えびす講」を開催するなど創意の環境整備を進めるが、空き店舗による空洞化が目立つようになってきた。

 休憩所への活用は、こうした商店街の活性化と住民参加による地域交流が目的で、単なる箱モノ提供に終わりたくはないと、内装整備や情報発信に取り組んでおり、商店街マップや歩行高齢者等を守る「思いやり運転アナウンス」をつくった。

 今回の事業について町社協では「利用される高齢者とその家族、また商店街や地域住民、我々が共に創り上げる事業だと思っています。そのための支援や今後の対策を検討したい」と話し、まちづくりへのサービス提供に意欲を燃やす。

 これからの町づくりは人の輪であり、多額な費用をかけずとも喜ばれる事業はあるはずだ。今回、停留所を置いた各字と商店会に加えて高校生が自主参加し、新たなシステムづくりに向けて協働を始めた。


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そうやったんかなるほどなぁ

「日野にはこんな所がありますよ」

=日野観光ボランティアガイド協会が紹介=

これさえあれば誰でも案内できると評判の「観光ガイド資料」
(湖東・日野町)
 日野観光ボランティアガイド協会「わたむき」(木瀬昭子会長)がこのほど、観光ガイド資料1「日野にはこんな所がありますよ」(A四判、百十七ページ)を三百部発刊し、このガイド資料さえあればだれでも日野の町を案内することができると評判になっている。

 同ガイド協会は、滋賀農業公園「ブルーメの丘」が平成九年に開園するのに合わせて、公園へ訪れる一人でも多くの人に“歴史と文化の日野の町”を知ってもらおうと、前年に発起人が集まり同年四月一日に立ち上げた。現在、会員は三十人あまりだが、年間約三千人前後の人々を案内し、ボランティアガイドとして活躍している。

 日頃からガイドとして、同町内の現地研修会をはじめ、先進地研修などを催し、案内のポイントや各地の歴史的背景、文化価値など、各方面にわたる学習を積み重ねてきた。

 今回は、同会の初代会長で研修部長である小西茂男さん=村井在住=が、ボランティアガイド向けに作成した研修資料に手を加え、日野を知りまちづくりに生かしてもらおうと、観光案内資料としてまとめ直した。

 ガイド資料には、神社仏閣や名所旧跡、日野に関わる歴史上の人物、観光地、伝統的な祭りなど約二百五十項目に関して、写真や図と簡潔な文章で紹介されており、町内をほぼ網羅している。

 また、日野商人▽蒲生氏郷▽日野町並み▽禅寺・国際親善の四つのコースに沿った観光案内や年号一覧表、五十音順の索引付きで使いやすい。

 「日野にもこんなにすばらしい所があるんやな」や「先人が残してくださった文化財を私たちが守っていかなあかんなあ」、「あれっ、そんな歴史があるの」など、今まで気付かなかった日野の新たな一面に出会える。

 同協会では、「一人でも多くの人に資料を活用してもらい、日野の町を知ってもらう参考になれば」と期待を寄せ、ガイド資料の第二弾発刊にも意欲的だ。

 このガイド資料は一冊五百円で、同ボランティアガイド協会事務局(日野観光
協会内、電話0748―52―6577)で販売している。 


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地球のなぞに迫る観測レポート

亀田隊員 南極の雪と氷

町制50周年
開館10周年
=記念企画展 探検の殿堂=

南極での観測経過を紹介する企画展
(湖東・湖東町)
 西堀榮三郎記念探検の殿堂(湖東町横溝)で、町制五十周年と同館の開館十周年を記念する企画展「南極ドームふじの雪と氷〜マイナス70度の極寒地での地球環境の研究」が開かれている。

 気象や深層掘削などによる雪氷の観測を通じて地球の気候環境の変動を調査するため、昨年一月から一年間派遣された第四十四次南極地域観測隊に参加した北見工業大助教授の亀田貴雄隊員が、写真や資料などでドームふじ観測拠点での雪と氷の観測経過などをレポートしている。

 観測隊は、南極の標高三千八百十メートルの地点に建設されたドームふじ観測拠点から三千メートルあまりつもった氷床を掘削して、その中に含まれている物質やそこに閉じ込められた数十万年前の空気などから、地球環境の変化や歴史を調査している。

 氷床のできる過程を知るヒントとなる霜の観測、マイナス四十五度以下での雪の結晶の不思議、霜の結晶が風の力で球状になる「雪まりも」、雪温からわかる年間平均気温、一年間の気象観測など、その様子を写真やパネルで紹介しているほか、南極の石、蜂の巣風化石、常温で実物と同じ形状で残すための工夫にも感動させられる霜の結晶なども展示され、見学者の関心を集めている。

 同展の会期は九月二十日まで。月曜と祝日の翌日休館、ただし、七月二十一日から八月三十一日の間は無休。入館料は大人三百円、小人百五十円。


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一般家庭には

1日100グラムの ゴミ減量を

=市が環境啓発パンフと冊子作成=

作成された環境啓発パンフと冊子
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市環境美化推進協議会(栄畑由蔵会長)は、5月30日の環境美化の日(ゴミゼロの日)にあわせ、市内の一般家庭用、事業所用、小学生学習用の環境啓発冊子とパンフを作成し、配布した。

 家庭用は、1日100グラムのゴミの減量化を目標に、どうすれば減らせるかを空き缶、生ゴミなど家庭ゴミの種類別に写真入りで説明し、減量へのチャレンジを呼びかける内容となっている。

 事業所と小学生の学習用は、冊子仕立てでいずれも東京法規出版から購入したものを近江八幡版に作りあげた。

 小学生の学習用は、4年生を対象としたもので、ゴミ処理場の見学など社会科の学習資料として活用する。

 事業所用は、地球環境にやさしい事業所づくりをめざした内容で、再利用できる飲食容器の使用やエアコンの適切な温度設定、節電など省エネと資源リサイクルの取り組みを呼びかける内容になっている。 

 


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