滋賀報知新聞(ニュース)平成16年6月4日(金)第13812号


人権まちづくり総会

八日市市役所別館で開催

=啓発リーダーを養成=

八日市市人権協の総会
(湖東・八日市市)
 八日市市人権のまちづくり協議会(澤井次雄会長、構成三十団体)の十六年度定例総会は、先月三十一日に市役所別館で開かれ、前年度の事業報告ほか、本年度の運営方針に沿った事業計画などを決めた。また、役員改選では、合併を間近に控えていることから、澤井会長が再選された。

 差別意識がまだまだ払拭できない現実を受け、澤井会長は「人権意識を高め、一人ひとりが大切にされる、誰もが住んでいてよかったと思えるまちづくりに取り組みたい」と語り、創意と工夫に満ちた実践活動への協力を願った。

 前年度に取り組んだ事業報告では、ビデオや話し合い、講演などの町別懇談会を九十五会場で開き、二千四百九十四人が出席したほか、地区別のミニ講座を千五百三十四人が受講し、昨年九月の市民のつどいには、中高年を中心に七百五十一人が参加している。

 また、各地区でのつどい、全市的な人権教育研究大会、青年集会、女性のつどいを開いたほか、人権まちづくり講座に九十人が受講し、人権意識を高める作品募集には五千二百点が寄せられた。

 同協議会の前身は市同和教育推進協議会(同推協)だが、人権尊重のまちづくり条例(人権条例)の施行によって、十四年に人権のまちづくり協議会(人権協)に改称された。これまでの同和問題だけでなく、女性、子供、高齢者、障害者、外国人など、あらゆる差別問題を解決し、すべての市民の人権が尊重されるまちづくりに取り組んでいる。

 人権課題へ正しい理解と認識を培い、差別のない明るいまちづくりを目指すとの運営方針から、本年度は▽啓発リーダーの養成▽町別懇談会の開催▽市民・各団体相互の交流と連携―を三重点課題とし、積極的な活動を展開していく。

 総会に続いて、地域学習部会(二十人)、進路保障部会(二十一人)、市民啓発部会(十七人)、企業・事業所部会(二十人)、人権擁護部会(二十二人)、団体等活動部会(十七人)の六専門部会が会合を開き、本年度の取り組みに詳細な検討を加えた。各部会には、事業推進へ専門部員(市職員)が配置されている。改選役員は次のみなさん。

 【会長】澤井次雄【副会長】福山憲二、長田亮、寺村義和【常任委員】三井時雄、松下修治、小澤文吾、上坂よう子、西村良三、堤昭廣、三波捷昭、園田英美、西村文夫、原幸彦、牧野征二、村田利子、松山孝司、畑高子、畑成子【監事】武久國松、猪田みよ子【会計】奥出昭五郎


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学科と実技で安全運転競う

小学生41人が真剣勝負

=子供自転車愛知川地区大会=

真剣に競技に取り組む選手
(湖東・秦荘町)
 愛知川交通安全協会の「第三十一回交通安全子供自転車愛知川地区大会」がこのほど秦荘町のラポール秦荘はつらつドームで開かれ、愛知川署管内三校から参加した団体十チーム(一チーム四人)と個人一人の、四十一人の児童が学科と実技のテストに取り組んだ。

 学科テストは、交通規則、道路標識、自転車の安全な乗り方について、二十問ずつ六十問を、三十分の制限時間時間内に答える筆記テストで、中には六百点満点の参加者もあった。

 実技テストは、安全確認や手の合図を中心に、正しく安全操作ができるかを三百点満点減点方式で行われた。選手がスタートするたびに「右よし、左よし、後方よし」と安全確認の声が会場に響き、信号交差点での二段階右折、見通しの悪い交差点の右折、踏み切りの通過など九項目の課題が設定された安全走行テストコースに、真剣に取り組む児童の姿が見られた。

 参加チームの中には応援の横断幕や腕に着ける反射材を用意したチームもあり、一人ひとりの選手が競技を終えるたびに、チームメイトや保護者、先生らから大きな声援や拍手が送られた。

 競技の結果、愛知川町立愛知川東小学校が団体と個人の上位を独占。団体第一位の愛知川東Aチームは地区代表として、七月三日に甲西町総合体育館で開催される県大会に出場する。

 また、参加者全員の成績が優秀であったことから、有村國宏会長から一人ひとりに技能検定合格の「自転車安全運転免許証」が交付された。大会の結果は次の通り。敬称略。

【団体の部】第一位 愛知川東小A(細川璃子・大浦理沙・田口愛巳・西谷英斗)▽第二位 愛知川東小C▽第三位 愛知川東小B▽特別賞 湖東第一小C

【個人の部】第一位 細川璃子(愛知川東小A)▽第二位 田口愛巳(同)▽第三位 西谷英斗(同)▽特別賞 皆木甫(湖東第一小個人)太田瑞紀(秦荘西小B)村川弥生(秦荘西小C)


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第5回愛知川駅るーぶるフェスタ

楽しいイベント盛りだくさん

=6日 愛知川駅周辺で=

(湖東・愛知川町)
 多彩な催しでかつての宿場町の活気を取り戻そうと、「第五回愛知川駅るーぶるフェスタ」(愛知川駅コミュニティハウス運営委員会主催、町・町観光協会・町商工会・近江鉄道協賛)が六日午前十時から近江鉄道愛知川駅周辺で開催される。雨天決行。

 駅前広場では「鼓都」による太鼓演奏やマジックショーなどのステージが繰り広げられるほか、ふれあい動物園、風車づくりなどの各コーナー、商工会青年部や女性部による各種飲食・新鮮野菜のべじた村・名物「豊作焼き」などの模擬店がにぎやかに並ぶ。

 駅構内の愛知川駅コミュニティハウスるーぶる愛知川では「近江鉄道沿線風景展」(二十七日正午まで、無休)が開かれ、各駅舎や四季折々の沿線風景のスケッチ二十九点を紹介。また、作者の岩田重義さんによるによるスケッチ講座(人数制限有り、スケッチブックなど持参)も開かれる。

 また、すてきな賞品が当たる抽選会(アンケート回答で抽選券)、中山道沿いの店鋪を活用したるまちかど博物館を巡って景品をもらえるスタンプラリーと、内容盛りだくさん。

 当日は駅前で、一部の道路を歩行者天国にするため、通行止めの交通規制を行う。スケッチ講座など詳しいことは、町観光協会(TEL0749―42―7693)まで。


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立候補予定者に聞く

竜王町の合併問題

=8日告示の町長選に向けて=

(湖東・竜王町)
 任期満了に伴い八日に告示、十三日に投開票される竜王町長選挙が間近に迫り、出馬を表明している竹山秀雄(58・元会社役員)=山之上=と山口喜代治(72・前町議会議員)=同=の二陣営にも熱が入ってきた。市町村合併で揺れる周辺市町村の動きとは対照的に、現在のところ、単独の方向性を打ち出している竜王町。借金がかさみ財政問題が取りざたされ、住民も不安を抱く中、町長選立候補予定者の二人に、合併問題についてそれぞれの思いや考えを聞いた。(敬称略)  

【聞き手・櫻井順子】

人口10万人以上を望む住民にメリットある合併(山口)
平成の大合併は混乱招くまずは住民との対話(竹山)

●合併は必要か必要でないか

 竹山・将来的には必要であり、避けられないと認識している。地方の時代は、地方自治体が自主自立できるところが生き残れる。独自でできればいいが、財政面や他の自治体の動きを見る中で(合併は)無視できないものがある。平成の大合併については、時間的余裕もないので住民の混乱を招く。

 山口・合併は否定せず賛成。良い町だと言っても、外から見るとサービスの低い部分もある。合併をして互いの良い所を取り込みながら同じレベルにすれば、大きくなることで回復も早くメリットがある。そのためには、人口十万人単位でなければ、三〜四万人の合併では住民サービスなどにメリットが出てこない。

●これまでの町の合併の取り組みと課題は

 竹山・これまで、もう少し住民対話をしてもらいたかった。なぜ合併なのかという中味や意義、考え方、取り組みをもっと説明し回数を重ね、(住民と)意見を交わしてほしかった。町政に関して、ハード面が先行してきたとよく言われ、少し失点があったのではないかと思う。心配するのは借金の大きさであり、施設管理や運営などソフト面も含め財政面の点検を庶民的立場に立って見直さなければならない。まずは、町の実体をつかみ、住民意見を聴く材料としてありのままを示し、しっかりと方向付けした上で、独自の道を強くすることで合併への道も強くなり住民認識も高まるのではないか。

 山口・平成の合併は見送っている方が得策だ。「東近江一つ」を掲げこれまで取り組んできたことは評価できると考える。十分な住民サービスができる合併をしなければ素直な話し合いのできる合併には至らない。自立ではなく自らを律する自律計画に取り組み、町の体力づくりに励む中で、若い人に永住してもらえるよう住宅や地元商店と共存共栄できる商業施設を設けるショッピングゾーンを整備していきたい。一方で、行財政改革を積極的に進め、住民福祉・サービスの低下に至らぬよう財政基盤の確立を目指す。しめるところはしめ、産官学民が一体となったまちづくりが必要と考える。

●思い描く合併像と住民意見の集約方法は

 竹山・広域・大同合併が必要と考える。各市町の再アタックがあった場合には、それが新しいビジョンなのかどうかなどを見極め、常に周辺地域の動きも見ながらアンテナを張り、対等合併を望む住民の思いを反映させる方法を大切にしたい。新たなスタートが切れるのは、来年三月頃ではないか。私が各集落に出向き、町の考えを住民と同じレベル、同じ次元で話せば、同じ思いを共有できると思う。アンケートや意向調査も必要になるのではないかという気持ちは持っている。

 山口・東近江一つが理想。希望が丘周辺地域に県庁機能を移転するよう議員時代に知事に要望書を提出した経緯もあり、野洲や甲西町なども含めれば三十万を超える都市となり、大津市よりも大きな都市(県都)を目指すこともできる。住民のみなさんには、合併の経過や町の方針を知ってもらい、まちづくりについての集落説明会などに出向くことも視野に入れた取り組みが重要であると考えている。


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鮮やかな緑色、ヨシの新芽茶

「よしきりの会」が研究開発

団子、パン、ゼリーなど
=安土の新特産品へ=

商品開発に成功したヨシの抹茶とヨシのちまき、ヨシ団子
(湖東・安土町)
 安土町商工会女性部員らでつくるよしきりの会(重野久子代表)が、西の湖で摘み取ったヨシの新芽を材料にお茶の製造に成功し、先月三十日から観音正寺の茶店で試飲サービスを始めた。六月六日の信長まつりで安土の特産品としてデビューさせて、販路を求めていく。

 同会では、あたらしい安土の物産を求めて活動を行っており、これまでに西の湖のヨシの葉を使ったちまきをつくり、品評会やイベントなどに出品するなどヨシにこだわった商品開発に取り組んでいる。

 ヨシのお茶は、昨年から全国でも例のない広いヨシ原が広がる西の湖の自然にふれる食品として加工することは出来ないか検討。これまで試作された例はあるが、色が薄茶色で何か補足する味を加えないと飲めないものだった。

 同年七月、新茶と同じように新緑の美しいヨシの色合いが出せないか模索していたところ、インターネットで電子レンジやホットプレートを使って家庭でお茶が作れる方法が紹介されているホームページを見て、ヨシの新芽で挑戦。その結果、お茶に近いものが出来ることが判明。そのままでは味が薄いため、焙煎した葉をミキサーとミルで抹茶のように粉末にすると、ヨシの味がほのかにするお茶ができあがった。

 しかし、この製造方法は家庭用であるため、お茶になるまで長時間かかることから量産が出来ず、その課題解決に取り組んでいる中で、奈良県に野菜ならなんでも粉末食品にする業者を見つけ、そこに持ち込み半年かかって試行錯誤してもらったところ、緑茶と変わらない美しいグリーン色のヨシ茶が完成した。

 試作段階の今年二月に一般の人に試飲してもらったところ、「おいしい」や「かわっている」などの評価が寄せられたことから、商品として売り出すことにした。

 現在、お茶だけでなく、粉末を溶かし入れた「ヨシ茶ゼリー」「ヨシ団子」「ヨシのジェラード」の他、天ぷらや食パンの生地に加えると美しいグリーン色になり、料理やお菓子にも使えることが分かった。

 同会では、お茶とヨシ団子をセットにして近江八幡の水郷めぐりの乗船客らに提供出来ないかなど、商品価値を高めていくことや健康食品としての成分分析を行い、ヨシ茶の粉末が他の食材として活用できないか検討を重ねていくことにしている。

 近年、水質保全の環境問題を起点にヨシの効用が見直されている中で、ヨシそのものを食材にする取り組みが進められており「ヨシうどん」やヨシを大中牛のエサにして「ヨシ牛」を生産する試案も出されている。

 


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