滋賀報知新聞(ニュース)平成16年6月5日(土)第13813号


開市記念祭「八日市は妖怪地」

8月7、8日 延命公園や商店街

怪画展や百鬼パレードの参加募る
=肝試し脅かし役、会場スタッフも=

(湖東・八日市市)
 名前の特性を生かした開市記念祭「八日市は妖怪地」(八日市商工会議所主催)は、今年も八月七、八日の二日間、延命公園や商店街を中心に繰り広げられる。メインの「ギネスに挑戦!世界最長の肝試しコース」ほか「妖怪地を描く怪画展」「妖怪地百鬼夜行(パレード)」「怪市(ナイトバザール)」などを催す。

 これに先立ち、同市に伝わる昔話や伝説などを形に表現した怪画展への作品を募集する。妖怪、もののけ、神様をテーマにした作品(できれば八日市に関するもの)が対象で、幽霊や怨霊、心霊現象などは対象外となる。日本画、洋画、版画、貼り絵、切り絵などの平面画(未発表作品)を画用紙(四つ切りまたは八つ切り)に描く。誰でも応募(何点でも可)でき、出品料は無料。

 応募用紙と作品の裏面に名前を書き、七月十五日までに〒527―0021八日市市東浜町一―五、八日市商工会議所へ郵送か持参する。小・中学生は各学校を通じ提出してもらう。

 作品の中から最優秀賞(図書券五千円)一点、優秀(同二千円)三点、開市賞(同千円)五点を選び、同八日の開市記念祭会場(延命公園野外ステージ)で表彰するほか、入賞作品を八日市文芸会館に展示(同七、八両日)する。

 一方、肝試し“おどかし役”スタッフも募集する。小学四年以上で一チーム(五人以上)を組み、肝試しの参加者を脅かす。七月三十一日に説明会が行われるほか、準備や製作、運営など、高校生以上のボランティアスタッフも募っている。六月末まで。

 同時に、同七日午後六時から催す「妖怪地百鬼夜行」(妖怪仮装パレード)への参加団体(一人も可)も募集している。市街地商店街(駅前→本町→ときわ→金屋)を妖怪に化け練り歩く。仮装コンテストもあり、優秀者には豪華景品が用意される。

 聖徳太子と妖怪をキーワードに開く開市記念祭では「妖怪地ミステリーツアー」「妖怪地百物語」「妖怪地不思議マップ公開」ほか、商店街の逸品を集めた夜店や屋台村が並ぶ「怪市」を催す。

 また、市制五十周年を記念し、特別企画として「世界妖怪会議」と「妖怪ミニコンサート」を同七日に八日市文化芸術会館で開く。応募など詳しくは同商工会議所(TEL22―0186)へ。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

豊田耕三トレインスポッティング画400点

鋭い観察力、表現力に圧倒

=10日まで八日市図書館=

(湖東・八日市市)
 頭に残っている記憶だけをもとに、色鉛筆を使ってチラシの裏にフリーハンドで描かれた詳細かつ繊細な絵から、その観察力、記憶力、表現力に圧倒されてしまう。

 神奈川県川崎市の豊田耕三さん(31)の「トレインスポッティング画展」が八日市市立図書館二階集会室と風倒木展示ギャラリーで開かれている。十日まで。入場無料。

 児童期多動や言語獲得の遅れなどによる自閉症を寺での修行を通して克服。二十二歳ごろから、大好きだった鉄道の絵を、それにまつわる細かな知識を追い求めながら描くトレインスポッティングに取り組みはじめた。週二―三枚のペースで描いた作品は二千点以上にものぼり、今回、その中の四百点を紹介する。

 会場には、蒸気機関車や新幹線から近江鉄道まで、全国で見られる電車と、駅、駅前の風景、看板、マーク、キャッチフレーズなどが克明に描かれている作品。さらに、飛行機、船、バスなどの乗り物のほか、観光地の観光客、教室の風景などと、電車以外の作品も面白い。

 豊田さんは現在、障害児の普通学級での教育をめざす教育活動にもたずさわっている。作品からは見学者に、いきいきとした大きなエネルギーさえ感じさせてくれる。

 図書館は七・八日休館。九・十日には豊田さんが来館の予定。問い合わせは同図書館(TEL0748―24―1515)まで。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

奥野日野町長が辞表提出

リコール投票成立を前に

町長選で住民に真意問う
=合併相手の蒲生町は静観=

辞表提出後にインタビューに答える奥野弘三日野町長
(湖東・日野町)
 日野町の奥野弘三町長が四日午前八時半に、一身上の都合を理由に八日付けで辞職する旨を書いた辞表を奥村嘉三議長に提出した。これを受け、午前九時から行われた議会運営委員会では、六月定例会の日程について協議し、八日に臨時議会を開き辞職に関する案件を審議することにした。九日には職務代理者が告示される見込みで、十四日から二十三日まで六月定例議会が開かれる予定。


 住民グループ「ふるさと日野を守る会」は、住民の意見を十分聞かず合併を強行していることは黙って見過ごせないとして、解職を求める六千八百六十一人の署名簿を先月二十六日に提出。現在、町選管が署名簿の有効・無効などを審査しており、解職請求に必要な有権者の三分の一(六千六十七人)に達することが確実視されている。

 奥野町長は、当初、「町政をあずかる責任者として、日野町の将来にとって誤りのない選択を行わなければならないという強い信念に基づき、町議会ならびに多くの町民の皆様の合意を得るなかにおいて、合併に関する協議を進めてきたところであり、今もその信念は変わらない」とのコメントを出し、三日午後三時から開催された全町区長会でも同趣旨のあいさつを行っていた。

 今回辞職を決意した理由について、本社取材に対して奥野町長は、「時期的に意図したわけではないが、(署名の)審査期間中であり、数字的に見ても大きな変更はないと思う。住民の思いは当然受け止めるべきものであると常々考えているが、これまで無視してきたとは思っていない。住民説明会をさせていただきたいとの思いも抱いていたが、解職請求を受けている中で本来の説明責任が果たせるかを考え、蒲生町との(法定合併)協議会の会長としての責任もあり、早い時期に住民の皆様に真意を問うことの方が適切ではないかと判断した」と述べ、リコールの是非を問う住民投票ではなく自ら辞職し町長選挙で今一度、住民の審判を仰ぐ決意を固めた。

 八日の臨時議会で辞職の同意が得られれば五十日以内に町長選挙が執行されることとなり、七月十一日に投開票される参議院選と同日になるのではないかとの見方もある。

 一方、町長選の人選を進めているふるさと日野を守る会の代表世話人の一人である若林憲秀さんは、四日朝、「町長さんには幾つかの選択肢があったので、かたずをのんで注目していた。きちっとした対応を改めて会としても考えていかなくてはいけないと思う」と語った。

 また、六月に予定していた住民説明会について、坪倉清司助役が三日の全町区長会で「これまでの経過や協議内容と合わせて新市まちづくり計画案を説明し、意見・提言をいただき、行政として説明責任を果たす責務もあることから、六月上旬から住民説明会を開く予定をしていた。しかし、解職請求の署名簿が提出され審査中の段階で、説明会開催中に署名簿が返却され本請求がなされるものと見られ、議会議決延期の申し入れもなされていることなどから、今回の説明会はしばらく延期させていただきたく思っている」と説明し、理解を求めた。区長からは異論はなかったものの、「説明会が終わってからでないと議会議決しないと約束してくれるか」との意見が出された。

 新市まちづくり計画の協議のみを残し約九割の合併協議を終えた蒲生町の山中壽勇町長は、「蒲生町から日野町と手を切ることはない。日野町を信じてこれまで進めてきた経緯もあり、日野町もなんとか(二町の合併を)実現してほしい。今は、日野町の動向を見守り、見極めるしかない」と語り、外池文次議長も「日野町を見ているしかなく、結果を待つしかない」と町長選の行方を見守る構えだ。 今後、蒲生・日野が歩む道は、次期町長選に託され、住民に責任ある将来を見越した歴史的判断が委ねられる。

(櫻井順子) 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

企業と情報の共有化

産官学民協働のまちづくり目指して

=竜王町が「地域経済振興制度研究会」=

町内進出企業など8社と町職員らが参加して開かれた「地域経済振興制度研究会」
(湖東・竜王町)
 竜王町はこのほど、産官学民協働によるまちづくりに向けて初の懇談会「地域経済振興制度研究会」を竜王町防災センター大会議室で開き、町内進出企業など八社と町職員、県職員、同町のシンクタンク関係者ら約三十人が参加し情報交換した。

 研究会には、ダイハツ工業や積水樹脂、竜王村田、秦食品工業、西武不動産販売、雪国まいたけ、まいたけ販売、平和堂など八社が出席。参加者らは、県商工観光労働部商工観光課・深井俊秀室長と経済振興特区推進室・前田浩文主幹から、県税の優遇措置や経費の補助、道路といった社会資本整備に対する優先的取り扱いなど、三〜五年間かけて認定した地域に集中的に支援を行う同特区制度について説明を受けた。また、同町が計画している特区計画の構想案も発表された。

 続いて、学生とともに同町のまちづくりに関わりオブザーバー的役割を果たしている立命館大学政策科学部・高田昇教授が、「竜王町における産官学民連携の可能性について」と題して、産官学民の役割や若者・地元住民の視点を取り入れたまちづくり活動、自主運営できる仕切り役としてのマネージメント機関の必要性などを説き、▽何のための連携なのか共通認識を持ち組織を構築するための同じ目標設定▽産官学民の位置付けの明確化▽高いレベルで段階的に継続して計画を実行に移す―など成功の秘訣を助言した。

 意見・情報交換では、西武不動産販売が同町に計画しているショッピングゾーンやアミューズメントパークを盛り込んだ「西武竜王リゾート計画」の現況を報告した。それによると、現在、環境アセスメントの現地調査を終え準備書の作成に入っている段階で、許認可業務を進めており、平成十八年から三年計画で工事着手し開業につなげられるよう事業化に向けて取り組んでいるという。

 同町では、県が今年からスタートさせる経済振興特区制度や国の地域再生計画など認定を受けると幅広い支援措置が講じられる事業を活用して、地域の特性でもある農業と環境を機軸にビジネスの視点を交えた独自のまちづくりを進めようとしている。産官学民の協働による新たな第一歩として、企業との情報の共有化と企業間の交流が図れたことに行政側は手応えを感じていた。   


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

市民共生センター 「はつらつ館」完成

障害者や高齢者の自立支援と市民交流

愛称名は中川さんの作品
=4日からオープニングイベント=

完成した市民共生センター「はつらつ館」のテープカット
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市大森町で建設が進められていた市民共生センター「はつらつ館」が完成し、1日、関係者が出席してオープン記念式典が行われた。

 同市が、昨年12月から高齢者の健康推進や障害者の社会参加をめざした自立を支援するとともに市民同士が交流できる場の提供など、地域福祉の向上を目的に建設費約2億3,657万円を投じて建設していた。

 完成した建物は、鉄骨づくり平屋建て(延べ床面積844平方メートル)で内部に軽スポーツが楽しめるふれあいホール(221平方メートル)、仕切れば2室になる和室(117平方メートル)、障害者用のキーボードも使えるパソコン5台や点字プリンター、拡大読書器などを備えたIT研修室、車椅子利用者も使える調理室、相談室、ボランティア情報コーナーが設けられている。

 「はつらつ館」の愛称は、96点の公募の中から加茂町の中川浩子さん(41)の作品が選ばれた。

 同館では、オープン記念として4日から6日までの3日間、パラリンピック出場選手や自立生活問題の専門家、目の不自由な人も楽しめるフロアーバレーの指導者を講師に招いた講演会や手話コーラス、聴覚障害者用の字幕が入った映画「名もなく貧しく美しく」の上映会を開く。

 また、期間中、ポストカードを作るIT教室のデモや福祉用具の展示、工芸作品の展示会などを開催する。問い合わせは同センター(電話31−2700)へ。 

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ