滋賀報知新聞(ニュース)平成16年6月6日第13814号


オレオレ詐欺事件が発生

八日市署 注意を呼び掛ける

警察官を名乗り振り込み要求
=被害の妻 別の男を主人と勘違い=

(湖東・八日市市)  
 二日午後三時ごろ、八日市市内の主婦(26)から「夫が事故を起こしたというが、場所はどこですか」との問い合わせを受けた八日市署は、事故発生に事実がなく、現金七十万円を指定口座に振り込んでいることから、オレオレ詐欺事件として捜査を進めている。

 同日の正午ごろ、自宅に滋賀県警の警察官と名乗る男から、電話で「今、ご主人が接触事故を起こされました。ご主人は加害者で、相手の軽乗用車の運転席に旦那さん、助手席に乗っておられた奥さんは妊娠しておられ、事故により破水されました。緊急手術が必要です」

 「このままだとお宅のご主人は、交通刑務所に二、三年は行かねばならない。しかし、示談という方法がある。手術代などで約五百万円が必要です。いま用意できるお金を振り込んで欲しい」と、言葉巧みに申し出てきたという。

 その直後に、泣きじゃくった男が電話口に出たので、主婦は自分の夫と思ったが、すぐに警察官と名乗る男が電話を替わり「相手の人に電話をしてもらいます」と言って電話を切った。

 その後、事故の相手と思われる男から電話が入り、慌てた様子で「これから妻の手術が始まるので、長くしゃべれない」と、すぐに電話を切ったという。

 信用した主婦は、午後三時ごろ同市内の銀行ATMから現金七十万円を相手の指定した口座に振り込んだが、不安になって八日市署に事故の事実を尋ねたところ、夫が事故を起こした事実はなく、オレオレ詐欺に引っ掛かったことが分かった。

 八日市署は、警察官を名乗る人物、事故の相手と称する人物など、複数による犯行とみて捜査に乗り出した。一方、交通事故に関し「警察官が示談の仲介をすることはなく、この種の電話があった時は、家族などに必ず事実確認をする」など、注意を呼び掛けている。


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ポスター・ステッカーや江州音頭に

飲酒運転ゼッタイ許さない

=6作品決定 真鍮家家元一門会=

賞品の電動機付自転車のキーを贈られる受賞者.左から中村さん、古澤さん、松田さん、井田さん、辻さんと、右端の加藤さん
(湖東・八日市市)
 「江州音頭発祥の地・八日市」で江州音頭の普及・発展を願う真鍮家家元一門会は、本紙紙面を通じて募集していた飲酒運転防止のポスターと車用ステッカーの標語と、江州音頭歌詞の入選者を発表し、三日、滋賀報知新聞社玄関前で冨田正敏社長の立ち会いのもと、賞品の贈呈式を行った。

 昨年、先人を顕彰しようと、歴代の師匠が眠る江州音頭ゆかりの金念寺境内(同市金屋二丁目)に顕彰碑を建立したのを記念して開催された「江州音頭と河内音頭のジョイント・ライブ」に続く記念事業として、飲酒運転追放運動を展開することになり、啓発のためのポスターと車用ステッカーと、歌詞を募集した。

 応募総数は二百六十通に上り、その中から、六人の作品が選ばれ、それぞれポスター、ステッカー、歌詞になり、街や車に張られたり、歌詞については今夏の盆踊りなどで披露される。

 贈呈式では、一門会を代表して桜川延昇氏から、賞品の米国製電動式自転車が入選者に贈られた。入選は次のみなさん。敬称略。

【車用ステッカー】「お互いに 飲んで乗るなの 合言葉」辻学64(八日市市市辺町)

【ポスター】「なくそう飲酒運転 ゆるむ緊張 増す危険」井田寿一57(八日市市聖徳町)▽「親友にのまして みやげに代行車」松田清子72(八日市市金屋三丁目)

【歌詞】加藤善也63(八日市市建部上中町)▽古澤政和59(八日市市上羽田町)▽中村利一78(八日市市大森町)

お互いに 飲んで乗るなの 合言葉
なくそう飲酒運転 ゆるむ緊張 増す危険
親友にのまして みやげに代行車


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こんにちは、よろしくお願いします

黄さん常徳市から10人目の研修生

=八日市市 日本の教育制度学ぶため=

冨田社長(左)と歓談する黄さん(右)
(湖東・八日市市)
 八日市市に三日、友好都市の中国湖南省常徳市から黄麗敏(ファン・リミン)さん(27)が、十人目の研修生として来市し、滋賀報知新聞社に着任のあいさつに訪れた。

 冨田正敏社長の歓迎のことばに、黄さんは湖南文理学院外国語学部の日本語教師だけあって、すらすらと日本語で会話し、一歳の女の子をもつ母としての子育てを含め、日中の教育情勢など歓談した。

 最後に冨田社長は、「しっかり勉強して、日本の教育制度をそのまままねするのではなく、いいところだけ常徳市に生かしてください」と、黄さんを激励した。

 黄さんは、十二月二日までの半年間の予定で、前半の三か月を日本語能力の向上と自治行政、後半の三か月で教育行政関係の研修を行う。

 八日市市と常徳市は今年、友好都市締結十周年を迎え、常徳市からは毎年、両市の友好を深める橋渡し役の人材育成を目的に、研修生を受け入れている。


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コイヘルペス猛威

へい死4万超に

能登川の湖岸で100匹回収

=漁業者「早く治療薬開発を」=

死んだコイを回収する県職員ら
(湖東・能登川町)
 昨年、日本で初めて発生したコイヘルペスウイルス(KHV)は、水温が上がる四月以降に増え続け、琵琶湖など県内で死んだコイは四万六百七十八匹にも達した。対策本部(本部長=廣田義治副知事)を設けた県は、まん延防止のための早期発見・早期回収に努めており、東近江地域振興局でもこのほど、湖岸に打ち上げられたへい死コイの回収と、感染状況をチェックする水域状況調査を行った。

 浜にはカラスが群がり、風に乗って腐臭が漂ってきた。この日の回収は湖岸清掃期間とあわせて実施したもので、能登川町栗見新田地先の湖岸(大同川河口付近)約二キロを振興局員や愛知川流域田園整備事業所職員ら約二十人が歩いたところ、打ち上げられたコイ約百匹(約三百五十キロ相当)を回収した。

 同振興局農業振興課によると、五月の連休中にコイの大量死が始まり、水温の高い南湖から順にウイルスが活性化。県全体で毎日一トン以上が回収され、管内では五月末から死がいが目立つようになったという。

 伊庭内湖(能登川町)でも、町漁連や町職員によってすくい上げられたが、一日で約五百匹(千九百キロ相当)にもなり、養殖業や漁業者にとって風評被害を含めた大被害を受けている。

 KHVは、コイ特有の特定疾病で、エラの破壊やびらんなどが見られる死亡率八〇〜九〇%の病気。感染したコイとの接触が感染経路と見られていたが、最新の研究で水中感染の疑いも出ている。

 九年前にイスラエルで初確認されて以来、イギリス、ドイツ、アメリカ、インドネシア、台湾へと広がり、昨年十一月、ついに日本に侵入した。しかしこの間、ヨーロッパ魚病学会が日本KHV感染の危険性を促していたにも関わらず、農水省は侵入を防ぐ防疫体制をとらなかった。

 この結果、初発生した茨城県のA養殖業者は廃業に追い込まれ、全国の養殖・漁業関係者も経営危機に立たされている。

 残念ながら治療薬はなく、まん延防止措置を取るほかないが、水温一八〜二五度で活発になることから夏期中の被害拡大が懸念される。

 すでに、北湖でもKHVが検出されるなど琵琶湖全域への広がりを見せ、漁業関係者らは「水温が上がり始めたら、へい死はさらに増える。早く治療薬の開発を」と話す。

 平行して、コイを含む魚貝類の風評被害が深刻化し、県や漁業関係者は「コイヘルペスウイルスはコイのみに感染する病気で、他の魚貝類や人への感染はない」とし、スーパーなどで「食べても安全・安心キャンペーン」を実施している。

 この状況に対してイスラエルでは、コイの死亡率低減を図る対処法を紹介する。それによると、水温三〇℃以上でウイルスが死滅することから、感染した池の水温を最低二十日間三〇℃以上に上げることにより、死亡率は三〇〜四〇%に低下。抗体を持たせたコイから血清を抽出し、ヘブライ大学・ハダッサ医療機構がウイルス抗体ワクチンを開発したと報じている。


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竜王町長選 告示まであと2日

山口・竹山両陣営 決起集会で結束

=新人同士の一騎討ち戦へ=

(湖東・竜王町)
 八日の告示を前に、熱を帯びてきた竜王町長選挙。出馬を表明している竹山秀雄(58・元会社役員)=山之上=と山口喜代治(72・前町議会議員)=同=の二陣営ともに決起集会を開き、支持・支援を訴えた。十二年ぶりの新人同士の一騎討ち戦の幕が切って落とされた。(文中敬称略)

支持者約580人参集
女性部結成で組織強化


 山口陣営は、先月二十二日、竜王町弓削のJAグリーン近江竜王総合支店で「山口きよじを励ます会」と題して決起集会を開き、町内全域から支持者約五百八十人が集まった。

 決起集会では、岩永峯一衆議院議員や奥村展三衆議院議員、川端五兵衞近江八幡市長、杼木捨蔵県会議員、福島茂竜王町長らが弁士として応援に駆けつけ、豊かな見識と経験を兼ね備えたリーダーにふさわしい人物であると強調した。

 大勢の支援者を前に山口は、「企業進出など明るい兆しはあるが、皆様とともに慎重に十分考えて新しいまちづくりを推進していきたい。若い人の声を聞き、竜王町に住んでもらえるような環境を整え、安心して暮らせるまちづくりを目指したい」と町政に向けての熱い思いを語り、“人がまちをつくりまちが人をつくる”とのキャッチフレーズを掲げた。

 後援会組織「山口きよじを励ます会」(澤徳造会長)には、すでに約四千人が入会しているという。また、山口が以前から栽培している花の名前をとり女性部「チューリップの会」(畑中芳枝会長)も結成され、起動力の中心である町議会議員とともに組織強化を図っている。選挙事務所は同町駕輿丁に構え、八日午前九時から苗村神社で出陣式を行う。

約260人が結束固める
若さと行動力をアピール


 竹山陣営は、先月三十日に竜王町山之上の蒲生天理教大教会で「たけやまひでお必勝総決起集会」を開き、地元の山之上地区住民や同級生、元職場関係者、地縁者、その知人ら約二百六十人が参集し、壮年層の女性が大半を占めた。

 決起集会では、地元住民らが弁士を務め、若さと行動力、民間企業で培ったノウハウを生かし、新生竜王町を誕生させることのできる人物であると期待を寄せた。

 竹山は、「投げ掛けた小さな波紋が、波紋を呼び、多くの人が訪れていただき感激でいっぱいである。合併や財政、医療福祉、少子高齢化、農業など竜王町にはいろいろな問題がのしかかっている。何が必要なのかが問われている時代でもあり、どのような方向で進めていくのか町民とともに考えていく」と語り、分かりやすく対話重視の町政と一日でも早い財政の健全化を目指すとした。

 昨年五月から独自に発行しているチラシは第九号まで配り終えた。二月中旬から始めた各集落でのミニ集会は、五月末までで計十六個所を回り、総勢約七百五十人が参加したという。

 後援会組織「地方の政治を語る会」(森嶋治雄会長)を中心に、同級生などの輪を通じて支持拡大を図っている。選挙事務所は同町小口に構え、八日午前九時から日吉神社で出陣式を行う。 

 


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