滋賀報知新聞(ニュース)平成16年6月19日(土)第13825号


翦風号を蘇らせる会へ

「90年史」プレゼント

=仏の飛行機メーカー=

フランスから届いた「ソカタ社90年史」
(湖東・八日市市)
 九十年前、八日市の空を飛んだ翦風号の復元製作に取り組んでいる「翦風号を蘇らせる会」に、このほどフランスの小型飛行機メーカーとして世界的に有名なソカタ社から社史「成功の九十年」が送られてきた。

 飛行機製作の揺らん期ともいうべき一九一一年、フランスにモーラン・ソルニエ社が設立された。フランスで飛行操縦術を学んだ荻田常三郎は、帰国のとき同社が製作した単葉機を約二万円で購入し、日本に持ち帰った。その後、同機には「翦風号」のニックネームが付けられ、わが国の民間航空史上にさまざまな記録を残してきた。

 一九七〇年、モーラン・ソルニエ社の後継社としてソカタ社が誕生し、現在、横浜の第百商事(株)が同社の日本における販売代理店となっている。翦風号を蘇らせる会の活動を知った第百商事の森社長がソカタ社にその事実を伝えたことから、「モーラン・ソルニエ機の復元製作の上で参考になったら」と同社の社史が送られてきたもの。

 社史には、翦風号と同型機の写真数枚も掲載されていて、「設計図面はあるけれども、細部が分からない」と嘆いていた蘇らせる会会員に「よい参考資料になる」と喜ばれている。


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地域住民による防火・防災訓練
いざというときは一致団結
=八日市市金屋総自治会=

緊急食を味わう参加者
(湖東・八日市市)
 八日市市金屋総自治会(野崎俊雄会長 約三百五十世帯・一千人)はこのほど、住民参加による防火・防災訓練を金屋会館前広場で行った。

 八日市市内では今年に入って火災が相次いで発生していることから、火災予防への意識を高め、地域から火災を出さず、いざという時には初期消火活動に住民が協力してあたれるよう、設備の点検を兼ねて防火訓練に取り組んだ。

 訓練には住民約百人が参加し、八日市消防署隊員から消火器の使い方を学び、消火器を使った初期消火訓練を行った。

 続いて、地元消防団による消火栓を使ったホース延長を見学したあと、消防団や消防隊員が到着するまでの延焼を食い止めるための消火訓練も実施し、万が一に備えた。

 実際の消火器や消火栓を使ったことがない参加者も多く、使い方や注意点を隊員や団員に尋ね、何度もくり返すなど、熱心に取り組んだ。

 また、日本赤十字奉仕団による袋を使った炊き出し方法について説明を聞き、食器を使わずに袋から直接ご飯を食べることができる緊急食も試食してみた。

 野崎会長は「日頃から仲間づくりや住民の団結に心掛けて自治会活動を行っています。今回もその延長として、いざというときの助け合いに重点を置いて実施することができました」と、訓練を振り返った。


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能登川町立博物館で企画展

第3弾―町内出土の石器―

=27日まで開催中=

同館学芸員の説明で、展示物に見入る小学生たち
(湖東・能登川町)
 能登川町立博物館の第五十一回企画展『能登川出土の石器』には、縄文時代から江戸時代までの石器と石製品約三百点が並び、稲作の伝承や道具の変遷など、当時の時代背景を伺い知ることができ、町内四小学校の郷土学習にも活用されている。二十七日まで。

 日本最古級の前方後方墳・神郷亀塚古墳や、万歳型の土偶が見つかった石田遺跡など、町内には百四カ所の遺跡があり、そのうち二十三遺跡から二千数百点にものぼる石器が出土した。

 同博物館では、六千箱以上の出土品収集箱を保管する町埋蔵文化財センターと連携し、これらを少しでも多くの人に見てもらおうと一昨年から「能登川の縄文土器・弥生土器」「能登川出土の木製品」を開催し、今回はシリーズ第三弾として“石器”にスポットを当てて紹介。時代を問わず、食べる・物づくり・祀り・狩り―の種類ごとにまとめた結果、道具の変化や工夫がよく分かる。

 また、使い道によって石の素材も変えており、鋭い刃を持った石鏃や石包丁にはサヌカイト、黒曜石、チャートを使用。砥石にはきめ細かな砂岩系を使うなど石の特徴を活かしている。

 これらの中には特殊な石材があり、特にサヌカイトは香川県讃岐市と大阪・奈良県境の二上(にじょう)山などからしか採取できない。能登川町で出土する石器(石匙、刃器、削器などの磨製石器)は二上山産のものが多く、同館学芸員は「おそらく、能登川から直接採集しに行ったのではなく、縄文時代の当時でも、ムラからムラへ石材が流通するシステムがあったと考えられています」と話している。

 必要に応じて、長い経験から生み出された石器たち。見学に訪れた子どもたちは、身の回りにある道具のルーツが、縄文期に始まっていたことに驚いている。

 入場無料。開館時間は午前十時から午後六時。問い合わせは同博物館(0748―42―6761)へ。


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交通マナー向上で安心安全なまちに

夏場の交通事故 油断大敵!!

=日野交通安全協会が通常総会=

日野町林業センターで開かれた「日野交通安全協会通常総会」
(湖東・日野町)
 交通道徳の普及促進と交通事故防止対策の推進を図る「日野交通安全協会」の通常総会が十二日、日野町林業センターで開かれ、同協会の常任理事や代議員、来賓者ら約七十人が出席した。

 管内に居住する自動車運転免許所持者と事業を賛助する人で構成する同協会では、春・夏・秋・年末の交通安全運動期間中の啓発活動や子ども・高齢者・就労外国人のための交通安全教室の開催などに取り組み、かけがえのない命を守り事故のない安心安全なまちづくりを目指している。

 午後二時からの通常総会では、山上昭三会長が、「交通戦争の時代、安全な通行、往来ができることはみなさんの日夜の協力の賜物と感謝する。変わらぬ活動をお願いしたい」と日頃の労をねぎらい激励した。

 日野署の安居弘署長は「管内の交通事故による死者は昨年三人と平成十四年と比べて二人減ったが、発生件数や傷者は増加している。夏場は交通事故が増加する時期でもあり油断できない。それぞれの地域で交通安全の輪を広げていただきたい」と語り、山中壽勇蒲生町長は「みなさん一人一人の行動で範を示し、地域に広がるようお願いしたい」とそれぞれ地域のリーダー役としての役割に期待を寄せた。

 議事に入り、平成十五年度事業報告と歳入歳出決算報告、子どもと高齢者の安全確保や交通安全指導などを盛り込んだ平成十六年度事業計画、同年度歳入歳出予算の四議案が全会一致で承認された。

 また、任期満了による役員の改選では、二期四年にわたり同協会をリードしてきた山上会長=日野町=に代わって、現副会長の西塚秀男氏=日野町=が新会長に就任した。

 最後に、人命尊重と交通マナーの向上を主軸に、シートベルト・チャイルドシートの着用や子ども・高齢者・身体の不自由な人たちを交通事故から守るための愛の一声、飲酒運転四ない運動の推進、危険な横断・飛び出さない正しい歩行、交通ルールと交通マナーの向上促進など具体的項目を掲げた「交通安全宣言決議」を採択し、交通事故のない安全で安らぎのあるまちづくりに寄与することを誓った。

 なお、改選後の役員は次の通り(敬称略)。

【会長】西塚秀男(日野町)

【副会長】松原孝三(日野町)朝比淳一(蒲生町)

【会計】北川清(日野町)

【監事】日永慎一(蒲生町)篠村不二夫(日野町)


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滋賀県の珍味「ふな寿し」

めし漬けの方法教えます!!

竜王町の男の料理グループ 
=参加者募集中=

(湖東・竜王町)
 穀物の発酵を利用した保存食品として全国的に有名で、昔は朝廷にも滋賀県の珍味として献上されていたという「ふな寿し」。竜王町の男の料理グループ(竹山兵司会長)は、七月四日に同町岡屋にある竜王ふなずし工房で開く「ふな寿しめし漬け講習会」の参加者を募集している。

 栄養価が高く乳酸菌が豊富なふな寿しは、極寒の二月に獲れたフナを、まずうろこを取り内臓を出して塩漬けにする。六〜七月の土用を迎えるまでに、ご飯と混ぜて漬け込み(めし漬け)じっくりと発酵させると、お正月頃には食べられる。もう少し我慢すれば、ふな寿し通にはたまらないほど旨味が増し、酒のつまみやお茶漬けにぴったりの味となる。

 講習会では、同グループメンバーらがめし漬け方法を伝授する。フナの塩切りが無い人には、十キロ単位での販売もある。塩切りフナの価格(十キロ当たり)は、子持ち三万五千円、子うす三万円、げんごろうフナ三万五千円。

 持ち物は、めし漬け用桶(ポリオケでも可)とフナ十キロに対して五升のご飯。会費は一人一千円。開催時間は、午前八時半から午後四時までで、時間内ならいつでも参加可能。

 このほか、この二十二日に開催する「梅酒作り特別講習会」(十八日締め切り)や、二十九日に開く「カツオのたたき講習会」(二十二日締め切り)の参加者、同グループの新会員も募集している。

 参加申し込みおよび問い合わせは、同グループ・辻澤さん(電話0748―58―0803)まで。

 


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