滋賀報知新聞(ニュース)平成16年6月26日(土)第13831号


農業のイメージアップへ体験教室

こんなにいっぱい採れたよ

=東近江地域青年農業者クラブ=

採れたジャガイモをうれしそうに見せてくれる園児
(湖東・八日市市)
 八日市市大森町のジャガイモ畑で二十二日、子どもたちが泥んこになりながら、ジャガイモ掘りを体験した。

 東近江地域の農業後継者らで組織する東近江地域青年農業者クラブが、農業の苦労だけでなく、楽しさ、土の感触、自然の恵み、収穫の喜びなどを肌で感じてもらい、農業のイメージをよくしてもらおうと、地域の幼稚園・保育園児を対象に「農業体験教室」を開いた。

 この日は近くの市立玉緒幼稚園の園児と、日野町立保育園のあおぞら園とさくら園の園児約百人が参加した。

 同クラブのメンバーに手伝ってもらいながらジャガイモの茎を力いっぱい引き抜くと、黄色いジャガイモが出てきて、子どもたちは大喜び。しりもちをついてお尻も泥んこになりながらも、土を掘り起こし、面白いように次から次とジャガイモを掘り出すと、メンバーや先生に見てもらったり、大きさをくらべるなどしていた。

 掘り出したジャガイモの中から、大きな二個を自宅に持って帰り、残りは「おいもパーティー」などでみんな一緒に味わうことにしている。

 二十八日には近江八幡市御所内町で、同様の教室が開かれる。


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「混乱招いた」町長と助役減給処分

五個荘町の下水道事業専決問題

保険・施行業者から2800万円納入
=合併議決とともに補正を上程=

(湖東・五個荘町)
 五個荘町六月定例議会において、前田清子町長が十五年度下水道事業特別会計の補正予算二千八百万円を専決処分にし、議長を除く十三議員全員が反対した問題で、二十三日、町三役を含めた議会全員協議会が開かれ、政治的・道義的責任から、町長、助役それぞれ給与の二〇%、一〇%カットの減給処分を打診。二十五日の議会最終日に、専決処分の補正二千八百万円を基金に戻す十六年度の同会計補正とともに提出する。

 問題は、町が発注した下水道工事の受注業者が誤って地下の光ケーブルを切断し、約二千八百万円の修理費がかかったが、試掘を指示しなかった町と業者の過失割合が折り合わず、補填に予定していた工事保険が納入できなかった。このため、十五年度の出納閉鎖期限(五月末)直前になって下水道事業特別会計内の基金から取り崩し、専決処分として承認を求めたもの。

 これらの経過を議会初日(十日)に前田町長が説明したが、共産党の川嶋重剛議員らが「事前に説明が無かった。議会軽視だ」「遅くとも三月議会で補正予算案を出すべきだった」と指摘。町長は「保険金が年度内に下りるという甘い予測の結果、対応が後手に回てしまった」と釈明したが、議長を除く十三議員が反対し、不承認となった。

 ただ、専決による法的効力の発生で無効にはならないが、不承認の専決を実行した町長の政治的・道義的責任があるとして、諏訪一夫、西村吉平、森澤文夫の三議員が新聞折り込みのビラ配布で前田町長を批判し、併せて合併にブレーキをかけようと、呼びかけ記事も掲載した。

 だが、保険業者や施行業者と協議の結果、工事保険から補修費が納入(二十三日に入金済み)されることになり、取り崩した二千八百万円を基金に戻す十六年度下水道事業特別会計補正予算と、三カ月間町長二〇%、助役一〇%の給与減給処分を議会最終日に上程することを、二十一日の産業建設常任委員会と二十三日の全員協議会で説明し、他議員は納得。ただ「このような事態が二度と生じることのないよう、職員管理と報告体制を徹底してもらいたい」と釘を指した。

3議員の活動に住民一言
「町内問題と合併 混同するな」

 二十五日は、1市4町が合併して「東近江市」となる可否を事実上決定する合併関連議案が審議される。すでに、傍聴席には予約や問い合わせが多数で、住民の関心の高さを示しているが、町民や近隣市町の住民から「町内の問題を一市四町全体(合併)の問題に混同してはいけない。前田町長に疑問を持つのなら、町内の問題として話し合うべき」や、「三議員の動きは能登川町の道を閉ざすようなもの」と意見している。


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東京の中学生が名産品販売

修学旅行で「あきんど体験」

=五個荘・近江八幡で=

地元名産を販売する東京の中学生
(湖東・五個荘町)
 近江商人発祥の五個荘町と近江八幡市で二十二日、東京都品川区の戸越台中学三年生約百人が戸越の名産を販売する「あきんど体験」を行い、元気な売り声を上げた。

 戸越台中では、総合学習の一環として学校近くの戸越銀座・銀六商店街で商業体験に取り組み、三年生の修学旅行先で地元の名産品販売を体験している。

 今年の修学旅行先は京都だが、商人ゆかりの地・五個荘町と近江八幡市に立ち寄ろうと途中下車し、それぞれの歴史や教えを学んだあと、観光スポットなどで販売体験を行った。

 五個荘町では、「売り手よし・買い手よし・世間よし」の家訓“三方よし”の精神を聞いたあと、保存地区の屋敷群と町役場の二班に分かれて店を出し、当地限定「ドレッシング」や「目覚まし時計」「消臭スプレー」など約十種類を販売した。このほかに「くるみマフィン」や「抹茶サブレ」も用意していたが瞬く間に完売し、店によっては品切れで出店するなど、売れ筋商品の仕入れ量など商売の難しさも経験した。

 生徒たちは「ほかにはない商品ですよ」と懸命にPRしながら接客し、「いろいろな話ができて楽しい。もっと戸越のことを知ってもらいたい」と張り切っていた。


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福島町政から山口町政へ

=竜王町のかじ取りバトン渡る=

竜王町役場を職員に見送られながら後にする福島町長
(湖東・竜王町)

●3期12年に幕下ろす
福島町長の「お別れ会」


 第六代・福島茂竜王町長(75)は二十三日、同町総合庁舎三階大会議室で行われた「お別れ会」で、三期十二年を思い返しながら退任のあいさつを行った。

 平成四年六月二十四日から就任した福島町長は、社会福祉協議会会長の経験を生かし「福祉の福島」との異名を持つほど、福祉施策の充実に力を注ぎ、特別養護老人ホーム「万葉の里」など介護拠点を整えた。

 また、町民の憩いの場としても活用されている町立図書館や全天候型屋根付多目的グランド「ドラゴンハット」、地元特産品・新鮮野菜の対面販売を可能にした「アグリパーク竜王」・道の駅「竜王かがみの里」、町防災センターなどハード面を充実させ、企業誘致にも積極的に取り組んだ。

 以前、「町長に会うには早朝の時間帯しかなく、職員の列ができるほど」と町職員から聞いたことがある。多忙を極めたのも、県外での会議や研修に自ら足を運ぶ勉強家であったからこそであり、その背中を職員はずっと見てきた。

 午後四時から行われたお別れ会では、職員を代表して、福島町長の片腕として支えてきた住田善和助役が「竜王町をこよなく愛され、町政発展と住民の幸せのために献身的ご努力いただいた功績は町民誰もが等しく認めているところ。今後とも職員が一丸となって福島町政でご教示しただいたことを基本になお一層努力し住民福祉の向上に努める」とこみ上げる思いをぐっと堪えて感謝と敬意を表した。

 職員約百五十人を前に、福島町長は「今日まで務め、無事に退任させていただけるのは皆様にお助けいただいた結果である。私たちの仕事は、町民に対してのサービスであり、これからも町民みなさんのためにがんばっていただき、よりすばらしい竜王町にしてほしい。本当に永い間ありがとうございました」と深々と頭を下げ、山口町政への協力も呼び掛け最後まで気配りを忘れなかった。職員らは目を閉じ町長の言葉を噛み締め、ハンカチで涙を拭う女性職員の姿も。

 福島町政が発足して初めて採用された職員の一人である商工観光課・古株三容子さんから受け取った花束を抱えた福島町長は、玄関口両側に並んだ職員に見送られながら役場を後にし、次代のリーダーへとバトンを渡した。

職員や町議の出迎えを受け初登庁する山口新町長
●活力あるまちづくり
 山口新町長が初登庁


 バトンを受け取った竜王町の山口喜代治新町長(72)が二十四日、町役場に初登庁した。
 午前八時半に町役場玄関口で、町職員や町議が歓迎の拍手で出迎える中、女性職員から花束を受け取った山口町長が、晴れやかな笑顔で庁舎内へと足を踏み入れた。

 山口町長は、三階大会議室に集まった職員を前にすると表情が一変し引き締まった。若者が定住したいと思えるまちづくりや産業振興、財政基盤の安定など選挙で掲げていた公約の実現に向け、「よりよい竜王町の発展を目指すことが私に与えられた使命であると考えている。互いに信頼しながら自分がやらなければ町は良くならないという思いを継承し、勇気を持って努力してほしい」と訓示を述べ、初仕事を終えた。                          

 五期二十年にわたり町議として山口町長は役場の中を知り尽くしているものの、「一塩緊張している。重責であると痛切に感じている」と語り、竜王町の第七代かじ取り役として新たなスタートを切った。    


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高校将棋「選手権」と「竜王戦」

須戸君(膳所3年)3連覇

=県内史上初の全国大会連続出場=

(全 県)
 第十七回全国高等学校将棋「竜王戦」(日本将棋連盟主催)の滋賀県大会(県高等学校文化連盟将棋部会など主催)がこのほど行われ、八日市市今堀町の須戸真樹君(膳所三年)が三年連続の優勝を果たした。

 県内九校から参加の四十七人がトーナメント方式で熱戦を繰り広げた県予選の決勝戦で、須戸君は対局の鏡祐輔君(彦根工業二年)を下し、全国大会への出場権を獲得した。

 高校将棋の日本一を決める竜王戦は八月十九、二十日に福岡県太宰府市で開かれる。昨年も県代表として参加の須戸君は、全国ベスト8入りの好成績を収めた。一か月前に行われた全国選手権大会の県予選でも三年連続優勝を果たし、高校将棋二大会における三連覇は、県内史上初の快挙となる。

 


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