滋賀報知新聞(ニュース)平成16年6月28日(月)


5市町とも合併議案可決

「東近江市」事実上決まる

7月下旬に申請書を提出
=年末までに公示の見通し=

(湖東・広域)
 八日市市、永源寺町、五個荘町、愛東町、湖東町の各議会は二十五日、それぞれの本会議で、来年二月十一日に「東近江市」を設置する合併関連議案を賛成多数で可決した。七月下旬、国松善次知事に合併申請書が提出される。

 可決した議案は▽1市4町を廃して東近江市を設置する▽財産と負債を新市に引き継ぐ▽新市誕生後、同年十月末までの八カ月間、現議員七十二人が新市議員として在任する▽新市の議員定数を二十四とする―の四議案。

 一自治体および一議案でも否決されれば無効となるが、八日市市が賛成十八・反対一(ただし議員定数のみ賛成十七・反対一・棄権一)、永源寺町が賛成八・反対二(一人欠席)、五個荘町が賛成十一・反対二、愛東町が賛成十・反対一、湖東町が賛成十一・反対二となり、いずれの議会も賛成多数で可決された。

 県内では「甲賀市」「野洲市」「湖南市」「高島市」に続く五番目の合併議決で、今後は七月下旬に国松善次県知事に合併申請書を提出。県議会を経たのち総務大臣に届け出、年末までに新市の発足が告示される見通し。

 五個荘町では、参画を要請する能登川町の早期実現を目指して昨年十二月、議会決議を行っているが、参画の確約がとれるまで「1市4町合併を立ち止まるべき」の動きが一部議員から出た問題に関し、合併特別委員長の杉山忠蔵議員が「1市4町を信じ、合併成立後の参画を決断されたのは能登川町であり、我々はそれを支え実現させる重要な使命を持っている。いかに今日の議決が重要であるか、ご理解を得られるものと思う」と、各議員を見渡しながら熱弁した。

 続く市田治夫議員も、こうした動きについて「住民の声に応える議員でありながら合併潰しとも取れる動きをし、能登川町を盾に自己都合を行使する行為には、住民から批判が寄せられている。真摯に受け止め、能登川町が早期に参画できるよう尽力するのが本筋であろう」と、苦言しながら賛成討論を展開した。

 一方、反対討論の共産党・川嶋重剛議員は「合併することにより、住民サービスの低下が懸念されるほか、八日市中心の整備も予想され、住民負担を増やす合併には賛成できない」とした。

 異論を唱えていた森澤文夫議員は「町民の六五%が合併するなら能登川町を入れるべき、としているが、他の関係市町は意識のズレがある。果たしてこの合併で良いのか。住民の意見を聞くまでに1市4町の枠組みを決めた結果であり、「民意とともに」と公約した前田町長の公約違反だ」と述べた。

 審議の結果、採決に加われない議長を除く十三議員中、十一人が賛成。川嶋議員と一部議員のうち持論を貫いた森澤議員が反対し、四議案とも賛成多数で可決した。


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第2回チャリティーゴルフ大会

福祉に役立ててと20万円

=八日市商工会議所 参加170人=

チャリティー募金を今宿会頭(右)から贈られ、感謝の気持ちを込めて参加者に披露する中村市長

(湖東・八日市市)
 八日市商工会議所の第二回チャリティーゴルフ大会が二十二日に日野ゴルフ場で開かれ、参加した会員百七十人から寄せられた募金二十万円が、八日市市に贈られた。

 大会閉会式であいさつに立った今宿市郎会頭は、「会員相互のつながりを大きな輪にして、地元産業の発展を願い、会員皆様の願いのこもった募金を、福祉施設へ市を通して贈ります」と、閉会式に駆け付けた中村功一市長に直接手渡した。

 寄付金を受け取った中村市長は、「心あたたまる御芳志をいただいて、こんなにうれしいことはありません。有意義に使わせていただきます。市民の皆様も喜んでいただけると思います」と、感謝した。


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民間老健施設の早期着工求め

町長と議長に署名提出

=湖東町 地元不同意でストップ=

(湖東・湖東町)
 湖東町平松地先の町有地での建設に向け準備が進められている介護老人保健施設が建設工事着工を目前にして地元平松地区(横田正義区長)の同意拒否を受け、いまだ建設に取りかかれないため、施設建設を望む住民らがこのほど、集めた署名を添えて、宮部庄七町長に早期建設を求める陳情書を手渡すとともに、西澤英治町議会議長に請願書を提出した。

 問題となっている施設は、平成十五年二月に町からの誘致を受けた近江温泉病院(愛東町百済寺戊)が、これまでの実績をもとに、将来の地域福祉の充実をも視野に入れた従来の滞在型施設でない、在宅介護や住み慣れた地域で老後を送るための自立支援、環境・人材・組織づくりに向けた介護福祉事業の展開をめざしているもの。また、建設にあたっては補助金などの公的資金に一切頼らない。

 介護老人保健施設誘致にあたって町は、同地区にある湖東記念病院にまず打診したが病院側が辞退したため、近江温泉病院への誘致に切り替え、近江温泉病院も介護サービスやリハビリサービスのさらなる充実を望んでいたことから、実現への運びとなった。

 その後、地元や周辺市町、関係機関、町議会などと協議や説明会がもたれ、昨年十二月には町有地の売買契約確約、今年一月には県の事業承認、五月二十四日には町の開発許可を受け、建設会社との建築契約も結び、着々と建設準備が進められている。

 町としても、高齢化が進むこの地域には介護老人保健施設が不可欠で、市町村合併後ではこの地域の設置床数枠(約百床)がなくなる可能性もあるとして、広域的な面でも今年度中の完成を進めてきた。

 署名は、十七日一夜で町内外から約千三百人分が集まり、その後も増え続けている。

 平松地区からはこれより先に、横田区長、役員、字民一同名で、「湖東記念病院がありながら、近江温泉病院を隣接する地に誘致する必要があるのか」など九項目の確認事項を盛り込んだ建設不同意の要望書が町長、議長に出された。
 計画の施設は、これまでにない画期的な介護老人保健施設として各方面からの期待も大きく、その成り行きが注目されている。


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蒲生町との合併争点「日野町長選」

立候補予定者説明会 2陣営出席

=奥野氏と藤澤氏の一騎討ちへ=

日野町役場で行われた日野町長選立候補予定者説明会
(湖東・日野町)
 七月六日告示、十一日投開票される日野町長選挙の立候補予定者説明会が、日野町役場三〇一会議室で二十二日に開かれ、前町長の奥野弘三氏(77)=佐久良=と元県職員の藤澤直広氏(48)=清田=の二陣営計六人が出席した。蒲生町との合併是非を巡り一騎討ちの様相を呈している。

 午後一時半から始まった説明会では、町選管の福井義治委員長が「公正な選挙となるよう格別のご協力を」と呼び掛け、立候補届出の手続きや選挙運動用郵便物の取り扱いなどを町選管職員と郵便局員が説明した。

 町長選の事前審査は、三十日午前九時から午後五時まで同町役場で行われる。

 選挙人名簿登録者数(二十三日現在)は、男性八千七百八十七人、女性九千四百六十九人、計一万八千二百五十六人。


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八幡堀周辺で商い体験

=東京の修学旅行生=

天秤棒担いで行商を体験する東京の修学旅行生
(湖東・近江八幡市)
 東京・品川区立戸越台中学校の修学旅行生が22日、近江八幡市を訪れ、八幡堀周辺で「商い」の基本を学ぶ体験をした。

以前にも東京都内の中学生が訪れたことがあり、近江商人発祥の歴史や文化を学び、観光客との対面販売が体験できる修学旅行地として、新たなまちの活性化の動きを探るヒントを与えている。

この日、やってきたのは3年生60人。午前中は、観光ボランティアガイドの案内で市内観光したあと、近江商人についての講義を受けて学習。午後1時から八幡堀や白雲館周辺で地元特産品の店頭販売や天秤棒を担いで町中を歩く行商に挑戦した。天秤棒の男子生徒は「なかなか売れない」や「車が止まってくれた」と商いの難しさと喜びをちょっぴり体験。新町浜で店頭販売に立った女生徒は「最初は恥ずかしかったが、お客さんにもっと大きな声を出して、と励まされた」など、人とのコミュニケーションのとり方を学んでいた。 

 


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