滋賀報知新聞(ニュース)平成16年7月4日第13839号


悪政をただす 林俊郎候補

東市辺公民館で個人演説会

年金改悪や消費税アップ阻止など
=共産 躍進が日本の進路を決める=

(湖東・八日市市)
 共産党新人の林俊郎候補(59)の個人演説会は、先月二十九日に八日市市の東市辺公民館で開かれ、支持者ら約二十人が集まる中で、党が打ち出す政策の確認ミニ集会となった。年金や消費税、自衛隊、公共事業など、政治を足元から見直し、真の改革を訴えるとともに、選挙での大躍進を誓った。このほか、今回の参院選滋賀県選挙区(改選数一)では、民主党の林久美子候補(31)、自民党の上野賢一郎候補(38)=公明推薦=の二新人が激しい選挙戦を展開している。

 林候補は、強行採決の年金法の改悪を取り上げ、歯止めを掛けるため選挙後の国会で阻止法案を提出するなど、政治を足元から改革し「国民こそ主人公の政治を行うには、共産党に躍進が求められている」と切り出し、集まった支持者に党が打ち出す政策への支援拡大を願った。

 年金問題では、党独自の「最低保障年金制度」を創設し、国の全額負担による月額五万円の支給と、掛け金に応じた額を上乗せする改革案を示している。この財源を、民主党は消費税(三年後の三%アップ)、自民・公明の与党は保険料アップに求め、いずれも「国民に負担を押し付けた改悪」と訴えた。

 共産党は、財源を「無駄な公共事業の見直しほか、大企業や資産家に応分の負担を求める」とし、社会保障を予算の柱にして「暮らしを支える真の年金改革」を打ち出し、国民こそ主人公の政策を強調した。

 林候補は「消費税アップの民主党案を財界は大歓迎している」とした上で、保険料なら企業が半分を負担するが、消費税なら、すべてを国民に押し付けることができるとして、声を大きくして「消費税アップ断固反対」を訴えた。真の年金改革こそ「政党助成金や企業献金を受け取らない共産党にかかる」と付け加えた。

 このほか、自衛隊の多国籍軍への参加は、戦争を放棄した憲法九条に違反するとして、何としても「平和憲法の改悪阻止とイラクから自衛隊のすみやかな撤退」を求めた上で、与党や民主党の憲法改正への動きを牽制した。

 一方、比例代表に市田忠義党書記局長(61)が立候補していることから、恩師で仲人でもある同朋大学名誉教授の川端俊英さん(70)が会場を訪れ、選挙区の林候補ともども支援を求めた。今回の選挙は「日本の進路を決める大事な選挙だ。良くするか、駄目にするか、共産党の躍進にかかっている」と奮起を促した。


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家庭・地域・学校の連携を再確認

非行や犯罪のない明るいまちへ

=八日市市民集会と街頭啓発=

関係者が一堂に会して明るいまちづくりを誓った市民集会
(湖東・八日市市)
 第54回社会を明るくする運動・青少年の非行問題に取り組む八日市市民集会(市、同運動市実施委員会、市青少年育成市民会議)が一日アピアホールで開かれ、出席した関係者約三百人が青少年の非行防止と健全育成への願いを新たにした。

 今月が「社会を明るくする運動」と「青少年の非行問題に取り組む強調月間」にあたることから、保護司、民生委員、自治会、子供会、女性、福祉、教育など、市内二十三団体の関係者が一堂に会し開いた。

 集会では、「子どもが参画する地域づくりなど、八日市を担う青少年がたくましく成長しますよう、皆様の協力を」と訴える中村功一市長のメッセージや、社会を明るくする運動への法務大臣からのメッセージが披露されたほか、「青少年問題の重要性と青少年の非行防止に対する理解と認識を深め、家庭・学校・地域が一体となって青少年に望ましい環境づくりをめざします」「子どもは大人社会を写し出す鏡であることを念頭に、大人自らの姿勢を正し、青少年のよい手本となるよう勤めるとともに、モラルの向上や地域教育力の向上を図っていくこと、“地域の子は地域で育てる”を合言葉に、率先して『愛の一声』をかけていきます」「罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、手をたずさえ、明るい社会を築く」といった実践目標を盛り込んだ集会宣言を、参加者全員の拍手で採択した。

 また、八日市署生活安全課の船越剛之課長の講話「最近の少年非行と地域住民の果たす役割」、CMの大阪のおばちゃん役など活躍するタレントの辻イト子による自身の障害をもつ娘の子育てや父親の介護などの経験をもとにした講演で、少年非行の現状や親子のかかわり方などについて理解を深めた。
 集会後には、アピアと西友前で街頭啓発も行われ、高校生や買い物客にうちわや啓発グッズを配布しながら、非行や犯罪のない、明るい社会づくりを訴えた。


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能登川町

生涯学習の町民意識調査結果

講座「知らない」半数で改善策を
=町イベント7事業にまとめる=

(湖東・能登川町)
 能登川町はこのほど、昨年七月に実施した「能登川町生涯学習に関する町民意識調査」の結果をまとめ、発表した。

 同調査は、多様化する学習ニーズの把握のため、住民基本台帳から無作為に抽出した中学生以上の町民一千人を対象にしたもので、▽生涯学習の認知度▽休日の過ごし方▽いま一番の関心事▽続けてほしい町の事業―など、多分野にわたる二十三項目を設問したところ、六十歳代と七十歳以上の六四・三%を最多に、全体で四九・四%の回答を得た。

 生涯学習の認知度では、住民が講師となり特技や知識を活かす「出前講座」や、異年齢交流による「郷土再発見」など計九講座が設けられているが、これらを「知らない」と答えた人が半数を超えた。また、参加状況を見ても、九講座中もっとも高い割合が「福寿セミナー」の一五・二%、次いで「公民館講座」一二%にとどまっており、講座紹介や参加者の募集方法など改善が必要となっている。

 次ぎに、一番の関心事は「健康や元気」「高齢社会」「地域・家庭の人間関係」で、子育て層や壮年層を中心に身近な事柄を挙げている。また「趣味・スポーツ」も高い関心があり、余暇の有効活用を図ろうとする動きがある。

 これに関連して、今後の生活において大切にすべき事柄は「家族との団らん(二百九十九人)」「友人や仲間とのつきあい(二百八十一人)」「趣味や習い事(二百三十二人)」「旅行(百八十五人)」が多く、家族や個々の時間を大切にする意見が多かった。その一方「地域活動やボランティア」の回答は少なく、地域内外の交流意識が弱い―として、最も身近な行政区内において、仲間づくりを視野に入れた取り組みを課題とした。

 続けてほしい町の事業では、「町民運動会(二百八十人)」をトップに、「町文化祭(二百四十八人)」「ふれあいフェア(二百四十人)」「ドラゴンカヌー3大会(二百十七人)」と続き、町民のふれあいの場として人気のあることが分かった。

 一方、「町民スポーツレクリエーション大会(八十九人)」と「町民ふれあい綱引き大会(八十二人)」は回答者が少なく、併せて質問した事業の方向性で約二五%が「減らしていく方がよい」と答えていることから、今年度から「町民スポーツレクリエーション大会」は健康ウォーキングに、「町民ふれあい綱引き大会」は町民運動会の一種目として組み込むことになった。


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歴史の岐路に立つ日野町

合併ゴーorストップ?

=町長選立候補予定者に聞く=

(湖東・日野町)
 リコール運動が引き金となり町長選挙へと急転した日野町。七月六日に告示される町長選には、前町長の奥野弘三氏(77)=佐久良=と、新人で元県職員の藤澤直広氏(48)=清田=の二人が出馬を表明している。それぞれの陣営を発火点に一騎討ち戦はすでに加熱し始めている。蒲生町との合併協議を九割以上終えた中で行われる今選挙の最大の争点「合併問題」について、両氏の思いを聞いた。【聞き手=櫻井順子】

奥野氏 合併相手失い孤立に危機感 
藤澤氏 合併しなくてもやっていける


●これまでの住民意思の表れをどう受け止めているか
(奥野)住民の思いは真摯に受け止めているが、全く意見を聞いてこなかったわけではなく、住民説明会やシンポジウム、アンケートを実施した。しかし、未確定のものが多かったことから、町民に完全な回答ができなかったのも事実であり反省しなければならない。住民参加で作成した新市まちづくり計画の説明会では、同じことを繰り返さず、町民に議論してもらい誤りのない判断をしてほしいとの思いから最終の準備に入っていた。

(藤澤)住民の声が町政に反映されることが一番大事。あれだけの署名が集まりながら聞き入れられない町でいいのか。合併問題だけでなく、すべてにおいて住民が声をあげれば、それに行政がきちんと応えることこそが、地方自治の原点であり、最も問われている部分だ。住民の声を聞かず進めてきたことが行政不信につながった。納得づくで決めることが何よりも求められている。

●合併そのものについて
(奥野)二町合併の是非よりも合併の必要性を認識してほしい。将来にわたり道州制まで叫ばれている中で、単独では将来ともども行政サービスや町の将来像が描けるかというと、地方交付税の減額や大幅な税収の落ち込み、固定資産税の見直しでかなりの減収が予想されるため、非常に厳しい。自主決定・自己判断による地方自治の体質を確立するためには、合併も町政発展に向けた有効な手段だと考える。

(藤澤)合併はまちづくりの一つの選択肢。ただ、合併は、住民が一番知りたがっている「合併したらどうなるのか、しなかったらどうなるのか」を、住民に十分情報公開して議論を深めて、その中で判断していくべきもの。財政の分析や日野町民の気風、七つの地域が形よくまとまり、二万三千人の人口や面積、工業団地、農業のほか、歴史文化もあるので、日野町だけでやっていける可能性はおおいに広がっていると考える。

●蒲生町との合併は
(奥野)蒲生郡は、古来から蒲生野という伝統があり、佐久良川や日野川水系での大型事業や名神名阪連絡道路など共に取り組む共通課題も多い。蒲生町とは隣接でもあり、さまざまな施設の連携・共有などで利便性を図ることができる。蒲生町は、人口の伸び率が高く期待度もある。

(藤澤)財政上のメリットが乏しい。さらには、合併協議の中で分庁舎方式という形で決定し、図書館を二つ持ち、結果として文化ホールも二つ持つなど、両町合わせて三万七千人ぐらいの町でそういう過剰な施設を維持していくことが可能なのか、財政は一層大変になることは明らかだ。

●二町合併の位置付けについて
(奥野)蒲生町との合併は、将来にわたって可能性を秘め、郡部の絆を深めることも期待できる。将来的には、近江八幡、安土、竜王を含めて古来からの蒲生郡部としての状況がつくられればと思っており、共通課題に取り組んできた蒲生町と日野町の合併が一つの足掛かりになればと考える。合併してよいか悪いかは、努力と政策能力にかかってくると思う。

(藤澤)蒲生町との合併が究極の合併と位置付けられていない。第一ステップという言い方をしているので、ベストでないということを町当局が事実上言っている中で、中途半端な合併では町の将来に責任が持てない。二町または三町(蒲生・日野・竜王)合併であろうと、合併して日野町が良くなるのかどうかという「そもそも論」について慎重に議論されるべきである。

●日野町の将来展望は
(奥野)近江商人の発祥地であり、古来の伝統を守る町民性を私はとても誇りに思っているが(周辺市町から見た日野の)実状は違う部分もある。二町合併が崩れると、対等に合併を協議できる相手すらなくなり、周辺地域から完全に孤立し、吸収の道しかなくなる。(当選したら)私の任期は半年しかないが、まちの方向性をしっかりと定め新しいリーダーにバトンタッチしたい。

(藤澤)地方自治をめぐる状況は、道州制の話しもあるほどだから、いろいろな話しが、今後出てくる可能性はあると思う。具体的には想定できないが、可能性はいくらでもあるだろうけども。可能性について語るのは、結局、枠組み論であり、そういうものではなく合併に日野の町を託すかどうか、合併する・しないという選択肢から議論をスタートしなければならない。


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夏だ、江州音頭だ!

にぎやかにフェスタ開催

=4日文化会館=

(湖東・近江八幡市)
 「唄いましょう、踊りまSHOW、どっこうシヨウ!踊れば元気がわいてくる」をキャッチフレーズに7月4日午後1時から近江八幡市文化会館で「江州音頭フェスタinしが2004」が開かれる。入場無料。

 県内各地の江州音頭保存会や愛好者で組織する滋賀県江州音頭普及会が主催するもので、江州音頭の楽しさを広く知ってもらい、普及をめざしている。

 当日は、保存会や教室で江州音頭を習う愛好者が踊りを披露する発表会でオープニングを飾ったあと、県内の各教室で音頭とりの練習に励んでいる3年未満の新人12組が出場し、日頃の練習の成果を披露する「江州音頭ニュースター」、豊郷町の幼稚園児や同町の小・中学生が踊る「キッズ江州音頭」が演じられる。

 また、立命館大の学生バントが新しいリズムの江州音頭や淡海節、鈴鹿馬子唄、すいりょう節(甲賀町)などの音頭共演会が催される。最後には、客席も一緒になって江州音頭総踊りを楽しむ。 

 


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