滋賀報知新聞(ニュース)平成16年7月6日(火)第13840号


八日市養護学校高等部1組

クラス展 書と詩と絵の世界

=11日まで 八日市図書館2階で=

力作が並ぶ作品展
(湖東・八日市市)
 八日市市立図書館二階の風倒木ギャラリーで、県立八日市養護学校高等部一組のクラス展「書と詩と絵の世界」が開かれている。十一日まで。

 今年の目標を一文字で表現した書のコーナーでは、力いっぱいがんばりたい「力」、友達をいっぱいつくりたい「友」、何事も最後までやりきる「続」などが、力強く書かれている。

 「りんご」のコーナーは、クラスでリンゴの木のオーナーになったことをきっかけに、リンゴの絵や、詩の一部を感じたままに表現した書の作品が並ぶ。

 詩のコーナーでは、宮沢賢治「雨ニモマケズ」、谷川俊太郎「朝のリレー」、北原白秋「五十音」、金子みすゞ「わたしと小鳥とすずと」などの詩を、それぞれの個性たっぷりに書いた。

 作品はいずれも、総合の時間に取り組んだもの。力強く、伸び伸びと表現された作品が、見る人に感動を与えている。


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西村消防士長開発の「楽接手」

全国消防協会長賞に輝く

=「少しでも早く送水」の一念で=

「楽接手」で全国消防協会長賞を受賞した西村消防士長
(湖東・愛知川町)
 愛知郡消防本部の西村茂記消防士長の開発した「楽接手(らくせっしゅ)」が、「平成十五年度消防機器の改良・開発及び消防に関する論文」(全国消防協会主催)の消防機器の改良・開発部門で全国消防協会長賞(優秀賞)を受賞し、このほど千葉市幕張で開催された全国消防長会第五十六回総会で表彰された。

 楽接手は、西村消防士長が山火事に出動した際に、ポンプが水を吸い上げる「吸管」の接続がネジ式であったため、接続に二人がかりで一分から一分半の時間がかかった経験から、一人でも迅速に行えるようワンタッチ式に改良した。

 昨年七月の県大会(西浅井町)、東近畿大会(京都市)で入賞し、全国大会へ。全国から集まった百九十六点の優秀作品の中から同賞にみごと選ばれる快挙を果たした。


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願いごと叶うかな

親子で七夕飾り

=五個荘公民館で=

親子で「七夕飾り」をつくるTENBINわくわく発見隊・わんぱくてんびんコースの子どもたち
(湖東・五個荘町)
 あすの七夕を前に、五個荘町TENBINわくわく発見隊・わんぱくてんびんコースの子どもたちが、お父さん・お母さんらを誘い、色とりどりの「七夕飾り」を作った。

 地域住民を先生に、様々なことに挑戦していくわんぱくコースは、小学一年〜三年生までの四十人が活動している。

 この日は、両親や兄弟を誘って一緒に楽しもうと、各家庭に飾り付ける七夕飾りを作り、地域ボランティアらが集めたササに「字がきれいになりますように」「クロールが上手になりますように」などの願いごとを書いた短冊と、折り紙で作った天の川や魚、星などの七夕飾りを飾り付け、七日の「恋物語」を楽しみにしながら持ち帰った。

 七夕は五節句の一つで、中国の宮廷行事・乞巧奠(きっこうでん)が伝来したものと言われ、天帝の娘織女(こと座のヴェガ)と牽牛(わし座のアルタイル)の恋物語にちなみ、祭壇に針などをささげて工芸の上達を願う。

 日本には奈良時代に伝わり、民間に広まったのは室町時代以降。ササに短冊等をつるす七夕飾りは江戸時代から始まったようだが、静岡などでは畑に七夕様が降臨するという考え方から、里芋の葉の水を集めて墨を磨る。

七夕星の探し方


 七夕の星を探すには、三つの一等星「夏の大三角」を探します。「こと座のベガ(織り姫)」「わし座のアルタイル(彦星)」「はくちょう座のデネブ」をつなぐと出来る大きな三角形で、七日の午後九時から十一時ぐらいの東の空にある。


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日野町長選 きょう告示

前哨戦から本番へゴング

=合併問題争点に 奥野氏対藤澤氏=

(湖東・日野町)
 合併問題をめぐり有権者に歴史的判断が委ねられる日野町長選挙。出馬を表明している前町長・奥野弘三氏(77)=佐久良=と新人で元県職員・藤澤直広氏(48)=清田=の両陣営は、すでに前哨戦から火花を散らしている。周辺地域からの孤立を防ぎ町政発展のために合併するのか、それとも合併協議する相手が事実上なくなろうとも行政と町民が痛み分けしながら単独の道を歩むのか、岐路に立つ町の将来をかけた熱い戦いが、いよいよ六日から五日間繰り広げられる。

 「住民の審判を仰ぎたい」として出馬を決意した奥野氏は、住民参加で作成し蒲生・日野二町の将来像を描いた「新市まちづくり計画」を示す直前に起きた事態に、最後まで説明責任を果たしたいとの思いを強くした。当選した場合、任期は半年だが、まちの方向性をしっかりと定め、自立できる行政基盤強化のためにも合併の必要性を説く。

 自民・民主・公明党の議員ら十二人で構成するわたむき会派が中心となってバックアップし、今選挙を町の浮沈をかけた戦いと位置付ける。展望が見えなくなった「志賀町の二の舞になってはいけない」と危機感を募らせ、町長として三期十二年間に町の根幹を築き上げてきた行政実績を強調し支持を訴える。

 また、各字ごとに一〜二人、全体で約百人の代表者を置き、おくの弘三後援会(木田徳次会長)への入会を呼び掛けている。すでにあいさつ回りで町内全域を踏破した奥野氏だが、大票田の日野地区で支援の輪の広がりは鈍い。

 選挙期間中には、一日四個所での個人演説会や選挙カーでの街宣活動を精力的に取り組み、全町的に支持拡大を狙う。

 出陣式は、午前八時から松尾の選挙事務所で行い、第一声をあげる。

 一方、挑戦状を叩き付けた藤澤氏は、「町民みんなの声に耳を傾ける町政」を基本理念に掲げ、住民の合意なしに進められているとして蒲生町との合併を白紙に戻すことを公約に挙げる。

 今選挙を二町合併の是非を問う住民投票として位置付け、当選した場合には改めて住民投票をせず法定合併協議会から離脱する方針を打ち出し、独自の財政分析などから「合併しなくても日野町はやっていける」と合併の必要性を否定する見解を示している。

 合併反対を唱える共産党三議員のほか、無所属三議員の計六人の支援を後ろ楯に、若さと県で働いてきた二十六年間の行政経験、行動力を訴え、知名度不足や出馬表明の出遅れを取り返そうと躍起になっている。

 リコール運動を繰り広げた“ふるさと日野を守る会”の若林憲秀代表世話人が総括責任者を務め、町内七地区に二〜三人ずつ配置している同会幹事を起動力に、小・中学校時代の同級生の応援を得て、一日約二個所での個人演説会とスポット演説、電話作戦で、共産党の組織票に加えて、無党派や女性、壮年層の票獲得に動く。

 出陣式は、午前八時半から松尾の選挙事務所(平山敏夫議員宅)で行う。


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合併から10年の経営改革

JAグリーン近江農協

来年2月をメドに再編
=56支店を15支店に統廃合=

  (全 県)
 JAグリーン近江農協(野田幸雄組合長)は、管内56支店と2出張所の出先機関を総合事業機能を伴った15の支店に統廃合する「経営組織再編成計画」案を先月26日に開いた第10回通常総代会で提案し、過半数の賛成を得て承認された。

 計画によると、来年2月をメドに本店以外、現在の最大4店舗の小規模支店を管轄する総合支店を軸に集約した新支店15店舗に再編成する。

 統廃合後の小規模支店は、組合員の利便性を保つため完全閉鎖は行わず、金融業務はATM機での自動化に切り替えると共に営農指導員の駐在員事務所などに充てることにしており、施設そのものの売却整理などは行わない。

 これにより、10年前の合併当時から引き継いだ小規模の26支店と2出張所の機能はなくなる。再編成する新支店には平均25人の職員体制を整えて業務の組織体制を強化する一方で組合員宅をこまめに訪問する個別相談の充実や職員研修会への積極参加などで組織全体の意識改革をめざす。

 現在の小規模支店では、少人数(平均4人)の職員体制であるため、組合員からの要請があっても金庫の防犯面や窓口対応の必要性から、身近にありながらすぐに出かけられないサービス低下を招いている問題があり、組合員からも改善を求める声が寄せられていた。

 また、経営面では、正組合員数が年々減少し、準組合員数を下回る逆転現象や平成8年度を100とした場合の事業総利益率が、昨年度は約88、今年度はさらに落ち込んで約85を割り込むことが予想される危機を迎えている。この下降傾向は大きな景気回復等の経済変化がない限り、将来に渡っても推移していく懸念など、農協運営の基盤そのものが揺らぐ深刻な実態が浮き彫りになっている。

 こうした中で、集団営農への組織指導や個別組合員への素早い対応の充実、専門性の強化など、これからの農協が果たす役割が強く求められていることや従前の経営組織を改革して事業効率アップと組合員サービスの向上をめざす経営改革を避けていては、組合組織の存続をも左右するところまでに来ている。このため、県内の他農協でも経営組織改革の動きが具体化している。

 今回の総代会で承認された再編成計画の基本方針を基に、今年1月に発足した「経営組織改革推進室」で、具体的な改革の中身についての議論を煮詰めていく。

 また、内部の金融委員会や経営組織改革特別委員会、職員で組織した支店機能統廃合検討プロジェクト委員会から提出された答申も踏まえ「改革3ヶ年計画」を立案する。

 今回の組織再編では、3〜4年後には現在、管理職となっている団塊の世代の退職が集中することからリストラが無理なく進められること、更新時期を迎えているコンピューターの設備費が軽減されることなど、今が計画実行の好機との考えが背景にある。

 同農協では、小規模な支店の機能がなくなることで不便を強いられる年金等の入出金業務については宅配などの方法によりサービスの低下を防ぐ対応策や機能を廃止した支店施設を組合員のために再活用することも考えられるとしており、経営改革の具体策がまとまり次第、一般組合員向けの地区別説明会を開く予定。) 

 


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