滋賀報知新聞(ニュース)平成16年7月10日(土)第13844号


横一線に 追い付いた 自民の上野候補

あす投票 参院選・八日市

最重点選挙区で続々と大物投入
=安倍幹事長ら 「年金見直しを確約」=

(全 県)
 参院選も、残すところ一日となった。滋賀県選挙区(改選数一)に立つ自民新人の上野賢一郎候補(38)に、党本部から続々と大物政治家が応援に駆け付け、最重点選挙区として相当な力の入れようだ。支援の公明党をバックに、旧さきがけ武村正義元大蔵大臣のひざ元・八日市で最後の切り崩しをうかがう。

 六日の遺族会集会にニ百人が集まった。上野候補は熱く語る。「伯父はフィリピンで戦死、父はシベリアへ抑留されていた」と。応援に駆け付けた橋本龍太郎元首相と古賀誠元幹事長の日本遺族会前・現会長は、自分の生きざまのごとく振り返った。

 とりわけ古賀会長は「物が豊かになった反面、人の心を失った」と嘆く。戦後の貧しい中で母親が教えてくれた「家族・家庭のきずなを取り戻すことが、遺族会に求められている。この英霊の教えを肌で感じ、生かせるのは上野候補しかいない」と、日本再生に期待を寄せた。

 橋本元会長も「長浜の商店街に生まれ、中小企業の苦しみも知っている。自治省時代に岩手県へ出向し、地方自治の経験から経済特区を立案した。民主の相手候補と政治を目指す原点には大きな差がある」と、人物本位の選択を促した。

 八日市市役所前の約六百人を前にして、安倍晋三幹事長は、年金改正への批判を謙虚に受け止めた上で、年金財政の破たんを食い止めるのが先決。今後は「社会保険庁にメスを入れ、国民が納得できる社会保障全体を見直す」と誓った。

 その上で「自民・公明・民主の三党合意を無視し、国連のアナン事務総長に約束した自衛隊の多国籍軍参加を反古(ほご)にしようとしている。約束が守れない党に責任を委ねるわけにはいかない」と声を荒げた。

 七日の総決起集会には、会場満杯の八百人が訪れた。亀井善之農水相、石破茂防衛庁長官、野田聖子元郵政相らが応援に駆け付け、農と食、国際貢献、子育ての立場から、責任政党の重みを訴えた。また、公明党の加川泰正市議も壇上に登り、選挙区は「上野賢一郎候補」、比例区は「谷合正明候補(31)」への記名投票を呼び掛け、自民支援を明確にした。

 岩永峯一選対本部長は「出遅れも横一線にこぎ着けた。最重点の滋賀で上野候補を落とすことはできない。それだけ滋賀が注目されていることだ」と、支持拡大へゲキを飛ばした。残す一日に最後のダッシュをかける。


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親子でいい歯コンクール第2次審査

最優秀賞 平紙さん親子

=東近江代表として県大会へ=

(湖東・広域)
 第五十三回親子でいい歯コンクール第二次審査がこのほど八日市保健所で行われ、蒲生町の平紙亜由美さんと里佳ちゃん親子が最優秀賞に選ばれた。平紙さん親子は、十五日に大津健康福祉センターで開かれる県大会に東近江地域代表として出場する。

 審査には、昨年度東近江地域二市七町で三歳児歯科健康診査を受けた二千八十四人の中から、各市町での第一次審査で選ばれた九組の親子が出場。北村公史郎医師による歯の健康度などの審査が行われた。審査の結果は次の通り。敬称略。

 【最優秀賞】平紙亜由美・里佳(蒲生町)

 【優秀賞】湯淺千恵・匠(近江八幡市)寺村幸代・友菜(八日市市)北川ひろ子・聖都(安土町)竹村千夏・天花(日野町)古澤典子・菜々穂(竜王町)丸山晃子・大智(永源寺町)小田郁子・彩楓(五個荘町)中村かおり・なるみ(能登川町)


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暑い熱い「最後のお願い」

互角の戦況にあす審判

=日野町長選=

初日から2日間で四百人が投票に訪れた期日前投票。当日の投票もこの好調さがキープされるか?(日野町役場で)
(湖東・日野町)
 「一票のお願い」もあと一日となった日野町長選、町の将来をかけた一騎討ちの戦いにいよいよあす有権者の審判が下る。蒲生町との合併賛否で対立する新人の藤澤直広候補(48、元県職員)=清田=と前職の奥野弘三候補(77、前町長)=佐久良=の両陣営とも、「厳しい選挙」と口を揃える。前哨戦の勢いで波に乗り支持拡大ムードが広がる藤澤陣営を、ローラー作戦で浮動票を取り込む作戦に出た奥野陣営が巻き返しに転じる状況となっており、戦況は互角。どちらが一歩抜け出しリードを広げるか、猛暑とも戦いながら最後の力を振り絞る。

 「住民の手に町政を取り戻そう」と強調する藤澤候補は、若さと行動力を全面に打ち出し、世代交代の必要性を訴える。最大の争点である合併問題については、住民合意のないままに進められているとして蒲生町との合併を白紙に戻すことを掲げ、「合併しなくてはやっていけないと盛んに言われているが、全くのでたらめだ」と演説にも力が入る。

選挙カーを町内くまなく走らせ、夜間の個人演説会を一日二個所までに集中し、一日約十五個所で行う昼間のスポット演説で直に政策を訴える。常時約五十〜七十人が参集する個人演説会では、壮年層や女性が熱心に聞き入る姿が見られ、選挙事務所に出入りする人数も次第に増え、徐々に熱気を帯びてきた。 

 小・中学校時代の同級生や県職員組合の同僚、支援母体であるふるさと日野を守る会メンバー、無所属三人と共産党三人の六町議が中心となって、朝立ちや電話作戦などで、共産党の組織票とお膝元の南比都佐地区の票固めに加え、無党派層と二千人以上のリコール署名を集めた日野地区で支援の輪を広げて票上乗せを狙う。リコール署名で集まった約六千八百人分の票獲得を目指す。

 一方、町民とともに町政発展に向けた方向性を導き出したいと訴える奥野候補は、「残された任期期間に必ず事業着手しているものは完成させ、完成できない場合はきっちりと方向付けする」と約束し、深々と頭を下げる。

 一日四個所での個人演説会は、すでに町内全地区を回り終えた。各会場に詰め掛けた支援者約四十〜百人は、壮年層以上の男性の姿が目立つ。国会議員や県町議らの応援弁士が、「町政の安定」と「蒲生町との合併が破たんすると周辺地域から見放され、対等に協議できる相手を失い単独の道しかない」と強く訴え、合併の是非も含め分岐点に立つ町の将来をかけた重要な選挙として、年齢ではなく実績に目を向け「適切な判断を」と支援している。

 わたむき会派の町議が指揮を執り、字別の支援者代表約百人を基軸に、朝立ちや電話作戦のほか、身近な所から支援の輪を広げようと各地区ごとに分散したローラー作戦を展開している。
 蒲生町と隣接する西桜谷地区を手堅く固め、相手候補が果敢に攻め入る大票田・日野地区で夕方の街頭演説を集中的に行うなど、苦戦を強いられている状況から一歩リードへの追い込みをかける。

好調な滑り出し
期日前投票
 七日から始まった期日前投票は、八日までに四百人が投票に訪れ、選挙が行われた平成九年の町長選での不在者投票数三百七十票をすでに上回っている。好調な滑り出しとは裏腹に町内全域を巻き込んだ盛り上がりはなく、投票率が六十五%前後になるのではないかとの見方もあり、無関心層や選択しかねている人が投票行動に動くかが勝敗のカギを握る。 

日野町長選・開票結果
「e-news 滋賀報知」発行

11日夜HPで速報


 滋賀報知新聞社は、十一日に投・開票が行われる日野町長選の開票速報をインターネットホームページで行うとともに、電子新聞のテスト版「e-news 滋賀報知」を発行する。

 開票結果をいち早く伝えると当時に、選挙結果の分析を加えた記事を掲載した新聞が家庭のパソコンからインターネットを通してプリント出来る。

 プリントされた電子新聞A四判は、インターネットが見られないところにファックス等で自由に送信出来るもので、地元のニュースをいち早く居ながらにして読める新聞紙面を届ける。


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ベゴニアのプランター900株

官庁街を緑の湖(うみ)に

=八日市市役所周辺に今年も設置=

プランターにベゴニアの花苗を植える職員
(湖東・八日市市)
 八日市市と市役所周辺(緑町)に事務所を構える十七の事業所や公共機関でつくる「緑会」(会長・中村功一市長)は七日、ベゴニアのプランターを事業所の玄関や歩道などに設置した。

 琵琶湖に接していない八日市を“緑の湖(うみ)”にしようという事業の一環として毎年取り組んでいるもので、今年で十年目を迎える。

 今年は、種類の多いベゴニアの中から、花の時期が長く、乾燥にも比較的強くて、うまく育てると冬をこすこともできる「四季咲きベゴニア」が選ばれた。

 午後三時から市役所東広場で行われた花苗の配布作業では、用意された赤・白・ピンクの花が咲く約九百株の苗を、各事業所の職員がそれぞれ持ち寄ったプランターに植え、持ち帰った。


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安見さん、山田さん、迫さん、辻さん

信楽焼 若手作家四人展

=11日まで 藤居本家けやきの大広間=

熱心に作品を鑑賞する見学者と質問に答える安見さん(左)
(湖東・愛知川町)
 信楽焼の若手陶芸作家四人による作品展「けやきの間 陶四人展」が、愛知川町長野の蔵元・藤居本家店鋪二階けやきの大広間で開かれている。入場無料。十一日まで。

 安見勇人さん、山田浩之さん、迫能弘さん、辻周さんの県外出身の陶芸家をめざす男性四人が、備前、九谷、丹波立杭などでの修業を経て、今では信楽の地で創作活動を続ける。

 総ケヤキ造りの大広間には、きっと格別の味わいが楽しめるだろうマグカップをはじめ、花器、壷、皿、茶わん、コーヒーカップなど、五百点あまりの作品が並ぶ。

 土と釉(うわぐすり)、火、灰などが融合し、微妙で、なんとも言えない味わいが、見る人の心を引き付ける。

 思わず手にとってじっくりと眺め、作者にその作品の特徴などを熱心に聞く来場者も多く、心にとまる作品の前で、ピタリと足が止まる。

 出展者の一人、安見勇人さんは、「自分の作品を広い場所でゆっくり見ていただける機会はなかなかなく、こんなすばらしい雰囲気の中で作品展を開くことができ、喜んでいます。みなさんの一言ひとことが、励みになります」と、話している。 

 


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