滋賀報知新聞(ニュース)平成16年7月25日第13856号


モンゴルで美容技術指導

小椋さんが帰国報告

=おおらかな国民性を実感=

中村市長に帰国報告を行う小椋さん
(湖東・八日市市)
 青年海外協力隊員としてモンゴルに約二年間赴任し、このほど帰国した八日市市清水二丁目の小椋範子さん(37)が二十二日市役所を訪れ、中村功一市長に帰国報告を行った。

 小椋さんは美容師として平成十四年四月五日に赴任、ウランバートル市の「工業美術学校美容科」で整髪などの美容技術と理論を教え、美容師の育成に努めた。

 中村市長から「生活習慣や気候風土が違う異国での活動は大変だたと思います」と慰労のことばをかけられ、小椋さんは「自分自身もモンゴル人のおおらかな国民性に触れ、おおいに勉強になり、感謝しています。今後は、老人ホームなどの施設の入所者向けの美容ボランティア活動にかかわっていきたい」と、明るく答えた。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

河辺いきものの森

夏休みイベント

=参加児童ら募集=

(湖東・八日市市)
 河辺いきものの森(八日市市建部北町)は、夏休み中に行うイベントへの参加申し込みを受け付けている。主に市内外の小学生が対象で、ネイチャーセンターへ電話(20―5211)で申し込む。定員で締め切り。月曜・祝日の翌日が休館。

 今年も「スペシャル・クイズラリー」は、夏休み中の毎日開く。午前九時から午後四時半までなら、いつでも受け付けられる。事前申し込み不要で、無料。このほか、申し込みの必要なイベントは次の通り。夜の探検以外はすべて午前中。

 【竹の紙づくり】7月29日、二十人、五百円【夜の森の探検】7月31日、三十人、百円【草や木の標本づくり】8月4・19日、三十人、三百円【川の生きもの探し】8月7日、三十人、百円【竹の工作】8月13・27日、各二十人、各五百円


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

農家の苦労や喜び熱く語る!!

竜王町稲作経営者研究会 

=小学校で「米づくり」授業=

熱戦を繰り広げる選手たち
(湖東・竜王町)
 竜王町稲作経営者研究会(竹山勉会長、十三人)はこのほど、竜王小学校五年生の総合学習の時間に講師として招かれ、同町の農業や米づくりの苦労など生産者にしかわからない生の声を児童らに届けた。

 町内の幼小中学校では、同研究会が生産した県環境こだわり認証のコシヒカリを学校給食(週三日)で使用し、農業を基幹産業とする町の特徴を生かした米飯給食に力を入れている。また、炊きたてを子どもたちに味わってもらおうと、電気炊飯ジャー(一升炊き)で炊き上げたままを学校に配送するシステムを確立、町内では学校給食用の米を栽培(五ヘクタール)している。

 竹山会長(40)は、「農家離れが進む中、田園風景を守っていくためにも、次のステップとして食育教育に取り組み、次世代の担い手を発掘したい。米や田んぼの大切さなど見ているだけではわからない部分をこの機会に知ってもらえれば」と語り、生産者と児童の交流の輪の広がりを期待していた。

 総合学習の時間には、「田んぼの学校」で田植えを体験した五年生三クラスに、同研究会の会員が二人一組になって講師として教壇に立った。種もみの構造から一連の米作りの過程、水の浄化機能や気温調整といった田んぼの自然環境保護の効果など黒板に図を書きながら詳しく説明し、「これからも一生懸命お米を作るので、いっぱいご飯を食べて大きくなってください」と熱く語った。

 児童らは、「米作りで大変なことは」や「機械のない昔はどうやって作業をしていたのか」、「どうして代掻きと田起こしを一緒にしてはいけないのか」、「田植えは何時間ぐらいかかるか」など次々と質問をぶつけ、米作りの不思議に迫った。

 「地元産の米に対する子どもたちの反応を知りたい」と同研究会メンバーは、児童らのテーブルの輪の中に入って給食を一緒に食べ、「おいしいか」や「何米が好きや」と会話も楽しんだ。

 山出晃校長は、熱心な講師の姿に「農家として誇りを持って思いを話していただき、子どもたちにとって実り多い時間となった。時間があればもう一度話しに来てもらえたらと思っており、協力していただきながら定例化していきたい」と初の試みに手応えを感じていた。


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

患者を名前で呼ばない案内

八幡青樹会病院でスタート

プライバシー保護の先進診療
=案内システムを自力開発=

右上のディスプレーが呼び出し番号を表示する
(湖東・近江八幡市)
 八幡青樹会病院(由利和雄病院長)が、外来患者の呼び出しを名前でなく受付番号で行うコンピューターシステムを自力開発し、プライバシーが護れると患者から評価が集まっている。

 同病院は、精神科など外来診療4科を開設する精神病の専門病院であるとともに内科や消化器科、循環器科も併設した地域の中核病院。これまで、患者から「名前を呼ばないで欲しい」との要望が寄せられていたことや医療業務の中で患者のプライバシーを護る観点から、すべて番号で呼び出す業務体制づくりを検討。この7月からスタートさせた。

 一般に病院での診察は、受付する際にもらう番号順に呼ばれ診察室に案内されるが、呼び出しは名前で行われているところが多い。それもよく聞こえるように院内スピーカーが使われている。その内容によっては、何処の誰々が何科の診察に来ているというところまで公になるばかりか、レントゲンなどの各種検査を受けたことや内容によっては症状の程度まで推測できる場合もある。

 病院によっては、診察内容に応じて呼び出しを配慮してもらえる場合もあるが、患者が事前に申し出るか、逐一案内窓口の様子を伺っていない限り、そうしたサービスは受けられないのが現状。

 同病院では、これまであたかも自然に、何気なく行ってきた患者の案内業務の改善の必要性を院内の「医療サービス改善委員会」と「人権擁護委員会」で見直しの検討を進め、診察から会計が済むまですべて受付番号で行い、待合いロビーなど秘匿性が薄い場所での個人名の呼び出しをしないことにした。

 検討作業の中では、異論もあったが、名前を呼ばないことで患者が自分が呼ばれていることに気付き、診察室までスムーズに入ってもらうことが出来るのか、心配されたが、スタートから1週間は職員が受付ロビーに立ち、来院患者に説明して周知を広げたことで混乱はなかった。

 この導入に合わせ、IT推進課とコンピューターに明るい職員が、患者の番号が敏速にアナウンスされ、その状況を待合いロビーのディスプレーに表示するシステムを自力で開発。費用も業者見積もりの10分の1で済んだことも成功のカギとなっている。

 職員の間では「外来の案内事務がスムーズになって、省力化が図れている」、「なれれば名前を呼んでいた時と変わりない」との成果に注目が集まっている。患者の中でも「自分の呼び出しが分からない」という混乱はない。

(畑 多喜男)


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ

県内ゴルフ場の農薬総使用量

若干減少の39・8トン

=15年度農薬、水質調査=

(全 県)
 県は、ゴルフ場における農薬使用について、滋賀県ゴルフ場における農薬の安全使用に関する指導要綱の規定に基づいて報告のあった平成十五年度の農薬使用状況と実施した水質調査結果をとりまとめ、公表した。

 農薬使用状況の調査は、平成十五年四月一日〜十六年三月三十一日の間に、ホール数が六ホール以上であり、かつ、ホールの平均距離が七十メートル以上の四十六ゴルフ場を対象に実施した。

 それによると、総使用量は三九・八トンで、その内訳は、殺菌剤が一五・四トン、殺虫剤が七・六トン、除草剤が十六・七トン、展着剤等が○・一トンだった。

 十八ホール当たりの農薬使用量は七三○キログラムで、その内訳は、殺菌剤が二八三キログラム、殺虫剤が一三九キログラム、除草剤が三○六キログラム、展着剤等が二キログラムだった。

 ゴルフ場ごとの十八ホール当たりの農薬使用量をみると、一〜二トン使用したところが六ヶ所、一トン未満が四十ヶ所だった。

 このことから、ゴルフ場における十八ホール当たりの農薬使用量は、前年に比べ若干減少した。農薬の適正使用については、ゴルフ場に対して農薬の管理状況や危被害防止対策等について立入調査を行うとともに、ゴルフ場職員を対象に、病害虫や雑草の発生状況に応じた的確かつ迅速な防除と、局所散布等の効率的で減農薬的な防除の実施等について講習会を開催した。

 水質調査については、四月〜五月の春期と九月の秋期の二期に分けて対象四十六ゴルフ場のうち、春期十八ゴルフ場・秋期五ゴルフ場で実施した。

 採水場所は、ゴルフ場の排水口で、環境管理課、各地域振興局が出向いて行い、県立衛生環境センターに分析を依頼した。

 分析項目は、環境省がゴルフ場排水口での指針値を定めている四十五農薬有効成分のうち、農薬使用状況と過去の分析結果を考慮して選定した殺虫剤三、殺菌剤九、除草剤九の二十一農薬を対象にした。

 その結果、春期は調査した全ての農薬のうち九農薬が検出され(九ゴルフ場)、一農薬を除いて県の排出水基準値以内だった。

 超過した一農薬はアシュラム(除草剤)で、検出九農薬のうち、一農薬は滋賀県では使用しないこととなっているテルブカルブ(除草剤)だった。

 秋期の調査では、全ての農薬が県の排出水基準値以内だったが、二ゴルフ場で二農薬が検出された。秋季でも県では使用しないこととなっている農薬テルブカルブ(除草剤)が検出された。

 アシュラムが県の排出水基準値を越えて検出したゴルフ場に対し、農薬の使用方法等について指導を実施し、このほど実施した自主検査では検出されなかった。また、春・秋期の調査ともテルブカルブについて、検出があったゴルフ場では使用実態が無く、その検出濃度は環境省の指針値と比較しても低いレベルだった。 

 


メインメニュー|全 県| 湖東・湖北| 湖南・湖西| 中央政界特報| 社説
今週の運勢| お誕生・他| 今日の首長| 取締情報| リンク| E-Mail

TOP インデックスへ