滋賀報知新聞(ニュース)平成16年7月29日(木)第13859号


“女性副知事サミット”

=9月4日 びわ湖ホール=

(湖西・大津市)
 「女性副知事サミット2004しが」が、九月四日午後一時から県立芸術劇場びわ湖ホールで開催される。男性も女性も輝ける社会実現に向け、全国の女性副知事が「男女共同参画と次世代育成支援策」をテーマに意見交流を行なう。

 市民のNPO活動や女性の仕事おこしを研究している広岡守穂中央大学法学部教授が基調講話を行ない、太田房江大阪府知事が映像メッセージを寄せる。続くサミットでは、広岡教授がコーディネーターを務め、稗田慶子氏(福岡県)、吉良史子氏(高知県)、大西珠枝氏(岡山県)、佐村知子氏(京都府)、安藤よし子氏(滋賀県)の五府県の副知事が男女共同参画をキーワードに少子化対策を考える。

 定員八百人。手話通訳、託児(二―六歳)を行なう。申し込みは県政策調整部男女共同参画課(電話077―528―3071)へ。


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ジェーアールバスは県内1路線に

JRバス「三雲|近江八幡線」廃止意向

工業団地の通勤客、高校生に打撃
=1市3町が連名で路線存続を要請=

赤字路線から撤退意向を示した西日本ジェーアールバス
(湖南・水口町)
 平成十四年にバス路線の運行申請が、国の許可のいらない届け出制に変更されたことに伴って、赤字路線の廃止が全国で相次いでいる。甲賀郡内で運行している西日本ジェーアールバス(本社・大阪市)も、甲西町から近江八幡市までを結ぶ「三雲│近江八幡線」の廃止意向を三月、県へ届け出た。これを受けて沿線の一市三町(近江八幡、甲西、竜王、蒲生)の首長が今月十二日、同社に存続要請を申し入れたが、同社の来年四月一日の廃止決定は動きそうにない。

 同社によると、路線バスを取り巻く経営環境は、マイカー普及や少子化の影響で先細り状態という。とくに都市部と違って一家に二│三台の自動車をもつ地方では、この傾向は顕著としている。

 このため、昨秋に廃止された土山│水口線に続いて、来年四月一日には「三雲│近江八幡線」を廃止する意向を固めている。県内における同社の路線は、「福井県小浜│今津線」のみになる。

 今回、廃止が検討されている三雲│近江八幡線は、主にJR三雲駅を発着し、甲西町内では湖南団地、下田を経由し、竜王町のダイハツ滋賀工場、同町東部(山之上、岩井、林)を抜け、JR近江八幡駅に抜けるルートで運行している。
 この中で、近江八幡市内では近江バスと重なるルートが大半で、蒲生町経由は一日三本しかない。ところが、運行が多い甲西町と竜王町では代わりの交通機関がなく、この二町がもっとも大きな影響を受けることになりそうだ。

 乗合バスの利用者は、三雲駅│下田間と竜王町山之上│近江八幡駅間で二分している。甲西町においては、朝夕の通勤・通学の時間帯で、高校生の通学だけでなく、湖南工業団地の勤労者も多い。雨のラッシュ時になると、混雑するほど乗客がいるという。

 ところが、昼間の利用率は極めて低く、マイカー普及と少子化が追い打ちをかけて全体の利用率は年々減少し、昨年度で運行維持の目安である乗車率が、一台につき平均五人を割り、「これ以上、民間で維持するのは難しい」(西日本ジェーアールバス担当者)と、今回の廃止検討に至った。

 甲西町の小菅富夫部長は、「なるべくジェーアルバスには続けてもらえるようお願いしたい。万が一、廃止の意向が変わらなければ、他のバス会社に運行してもらうよう要請し、なければ公営のコミュニティーバスで交通機関を維持する方向になる見通しだ」と話している。

 一方、コミュニティーバスをもたない竜王町はさらに深刻だ。町内各区の区長で構成する自治会連絡協議会は危機感を持ち、存続を求める署名を六月中旬から末日まで展開し、人口の五割以上にあたる八千九百七十七人の署名を集めた。

 同町担当者は、「利用は確かに少なくなっているが、なくなればお年寄りや学生が困る。町西部は他のバス会社が走っているが、東部は公共交通の空白地になってしまう」と、困惑している。

 西日本ジェーアールバスの総務部総務グループリーダーの堀川義雄氏は、一市三町の存続要請について、「地元では路線バスの営業を続けてほしい願いがあるが、会社の存続を考えると、赤字路線は撤退せざるえない」と、同社の見解を示している。


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気品漂う北欧の珠玉一堂に

デンマーク王室 陶磁コレクション

ロイヤルコペンハーゲン
=読者ペア3組に入場券プレゼント=

熱戦を繰り広げる選手たち
 

 (湖南・信楽町)
 滋賀県陶芸の森(信楽町勅使)は、王宮の気品漂う陶磁器を一堂に集めた特別展「デンマーク王室の陶磁コレクション〜ロイヤル・コペンハーゲン」を、八月八日から十一月十四日まで開催する。十八世紀後期から二十世紀初頭までの名品約百八十点を一堂に展示し、優れた技術と高い芸術性を誇るロイヤル・コペンハーゲンの歴史的展開を紹介する。

 デンマーク王室ゆかりの名窯ロイヤル・コペンハーゲンは、ヨーロッパを代表する名窯のひとつとして知られている。一七七五年に設立され、四年後には国王の全面支援を受けて王立窯となり、宮廷の晩さん会を彩るディナーウェアーが制作された。十九世紀後半には北欧の風土に調和した独自のジャポニズムを創案し、国際的な名声を確固たるものにした。

 同展では、(1)「デンマーク王室の華」(2)「独創的なスタイルの確立へ」(3)「アーノルト・クローと北欧のジャポニズム」(4)「愛され続けるフィギュアとイヤープレート」│の四テーマに分けて展示する。

 写真の陶磁器のデザインは、ディナーセットの最高傑作とされる「フローラ・ダニカ」(十八世紀後期〜十九世紀初期)。デンマーク王室の命を受け、植物図鑑をもとに一七九〇年から十二年かけて制作された。

 当時、王室と密接な関係にあったロシアのエカテリーナ二世への贈り物として制作されたのが始まりとされる。北欧の草花が豊かな色彩で、瑞々しく描かれた上絵付けや金彩の縁飾りなど、気品と優美さを備えている。

 一般七百円、高大学生五百円、小中生三百円。問い合わせは、滋賀県陶芸の森(電話0748-83-0909)へ

 なお、滋賀報知新聞社では、ペア3組に同展の入場券を抽選でプレゼントします。希望者は、下記メールフォームまたは、ハガキかファックスに住所、氏名、電話番号、本紙への批評を記入して、8月6日までに、〒537―0015 八日市市中野町1005 滋賀報知新聞社編集局 「デンマーク王室の陶磁コレクション」チケットプレゼント係へ。

読者プレゼント用メールフォームへ


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『ホンモロコ』全国平均超過

昨年度の環境中ダイオキシン

全般的に 濃度低下、基準値下回る
=「大気」は10年以降、低下傾向に=

(全 県)
 県は、環境中のダイオキシン類による汚染状況を監視するため常時監視調査を行っており、このほど平成十五年度の「環境中ダイオキシン類調査結果」をまとめた。調査対象は「大気」「公共用水域水質・底質」「地下水」「土壌」「水生生物」の五種類中のダイオキシン類(コプラナーPCBを含み、最も毒性の強い2、3、7、8―TCDDの量に換算した量)。

 それによると、「大気」の年平均値(単位pg-TEQ/リットル)は、草津市の湖南農業高校敷地内で〇・〇四一、信楽町の信楽窯業技術試験場敷地内で〇・〇二三、八日市市の八日市南高校敷地内で〇・〇四七、長浜市の長浜北星高校敷地内で〇・〇二七、大津市の堅田中学校敷地内で〇・〇二五、志賀町の南小松浄化センター敷地内で〇・〇三五、今津町の湖西地域振興局敷地内で〇・〇一九―と、いずれも環境基準値の〇・六を下回り、調査を開始した平成十年以降、濃度が低下する傾向で推移している。

 「公共用水域水質・底質」では、琵琶湖と河川の計七地点を調べた結果、琵琶湖の浜大津沖で〇・〇五三(底質は二三)、同堅田沖中央で〇・〇五三(同二四)、信楽川で〇・一七(同〇・五九)、石田川で〇・〇七四(同〇・三二)、宇曽川で〇・〇八八(同〇・二九)、天野川で〇・〇六八(同三・二)、犬上川で〇・〇七七(同〇・三六)―と、基準値の一・〇(同一五〇)以下だった。

 「地下水」は、県内五十三地点で測ったところ最小で〇・〇四七、最大で〇・〇九八と基準値以下で、平均は〇・〇五六となっている。

 「土壌」も百六地点すべてが基準値以下で、最小〇・〇〇〇一四、最大一三の平均〇・七八。

 「水生生物」については、全国調査の平均一・二に対して、アユが〇・九二、ゲンゴロウブナが〇・五九。ホンモロコは二・〇と上回ったが、耐容一日摂取量(人の体重一キロ当たり四pg|TEQ/日)から見て低い値としている。これら調査項目については今年度も継続し、環境の実態把握とともにダイオキシン類の発生抑制に努める方針だ。


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夏休みは親子で楽しく学ぼ!

県内の博物館でユニーク企画

=テーマは忍者、植物の神秘、遺跡=

(全 県)
 子どもたちの夏休みがはじまってもうすぐ二週間。県内の博物館では、夏休みを利用して親子で楽しく歴史や科学を学んでもらおうと、体験学習を盛り込んだ企画など、工夫を凝らした展示を開催している。そこで、博物館の取り組みを紹介してみた。

 県立安土城考古博物館(安土町)は、子どもたちの永遠のヒーロー「忍者」を取り上げた「影の戦士たち−甲賀忍者の実像に迫る−」を開催中。現代人が抱く忍者イメージの形成過程を資料を通じて紹介するとともに、なじみのある忍者道具や、忍者を素材にした漫画・小説・ゲームなどを展示し、親子で楽しめるよう工夫している。会期は九月五日まで。

 忍具では、代表的な武器である「手裏剣」や、普通の日本刀とは違って直刀で鞘が分解する「忍び刀」、史料としては、猿飛佐助など真田十勇士の名が見える大坂夏の陣の配陣図「新撰実録泰平楽記大坂備立之図」などを紹介し、忍者の実像を探る。

 関連行事としては、体験博物館「忍者になってみよう!」(八月十四日午後一時半)、講座「甲賀の武士団と城」(村田修三・大阪大学名誉教授、八月十五日午後一時半)、名作映画鑑賞会「忍びの者」(九月五日午後一時半)が開かれる。

 入館料は大人三百五十円、 高大生二百五十円、 小中生百五十円。問い合わせは安土城考古博物館(電話0748-46-2424)へ。

 琵琶湖博物館(草津市)は、企画展示「のびる・ひらく・ひろがる|植物がうごくとき| 」を十一月二十三日まで開催している。静的なイメージのある植物が様々な戦略を駆使して繁殖をおこなっているようすをわかりやすく展示し、ふだん何気なく見ている植物たちを改めて見直してもらうもの。

 具体的には「のびる」「ひらく」「ひろがる」の展示コーナーを通して、花を咲かせるために光をもとめる工夫、タネをつくるために鳥や昆虫をおびき寄せ花粉をつける工夫、タネを広げて芽ばえるための工夫などを展示する。

 観覧料金は、大人四百円、高・大学生三百円、小・中学生二百円。常設展示は別料金。常設展示とあわせて観覧する場合は、大人千円、高・大学生七百円、小・中学生五百五十円が必要。問い合わせは、県立琵琶湖博物館(電話077-568-4811)へ。

 財団法人滋賀県文化財保護協会は、埋蔵文化財を寄り身近に理解もらおうと、平成十五年度の発掘調査を紹介した「レトロ・レトロの展覧会」を滋賀県埋蔵文化財センター(大津市瀬田南大萱町)で開催している。八月三十一日まで。入場無料。

 同展では、昨年度に行った発掘調査の最新情報を出土品や写真パネルを展示してその成果を紹介する。主な展示遺跡は、 縄文時代の丸木舟や漆塗り容器を発見され、湖辺に生きる古代人の生業の様子が分かった江内湖遺跡(米原町) 、飛鳥時代の墨書土器が見つかった瀬田川沿いの集落跡・関津遺跡(大津市)、地鎮に用いられた和同開珎やガラス小玉が出土した夕日ヶ丘北遺跡(野洲町)など。

 また、休日企画として、「古代火起こし体験」「出土品アクセサリー製作」が期間中の土曜日・日曜日・祝日・八月十三日に開催される。問い合わせは、同センター(電話077-548-9780)へ。 

 


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