滋賀報知新聞(ニュース)平成16年8月4日(水)第13864号


近畿運輸局へ 中村市長ら要望

びわこ京阪奈線鉄道早期実現

審議会の答申路線への位置付け
=新たな第2東海道線の役割求む=

(湖東・広域)
 びわこ京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会(会長・国松善次知事)は、八日市市で開いた平成十六年度通常総会の活動方針に従い、同鉄道の早期実現に向けた要望活動を国土交通省近畿運輸局へ行った。

 先月二十八日の要望には、期成同盟会の中村功一八日市市長、宇野昌弘秦荘町議会議長の両副会長はじめ、県の河崎和明土木交通部長、山本良助管理監(鉄道プロジェクト推進室長)、計画沿線三市十四町の交通政策担当部課長ら約二十人ほか、京都側から京都南部横断鉄道新線研究会の代表も加わった。

 近畿運輸局の谷口克巳局長には、期成同盟会会長の国松知事と、研究会代表の奥田光治宇治田原町長連名の要望書を手渡した。運輸局の次長や企画振興部長、鉄道部長らにも同様の要望活動を行った。

 要望書では、環境に優しい公共交通機関へのシフトが課題とした上で、地域間交流には鉄道整備が欠かせず、災害など非常時の交通手段の確保という観点からも、京都南部地域と滋賀の湖東・東近江・甲賀地域を結ぶ鉄道新線構想の実現へ配慮を求めている。

 同鉄道は、米原から湖東・東近江・甲賀を経て、京都南部に至る九十二キロに及ぶ遠大な構想。近江鉄道と信楽高原鉄道の既存鉄道を利用しながら、信楽以西に新線を建設し、関西文化学術研究都市を経て大阪(JR学研都市線)を結ぶ。大阪ベイエリア特別法に基づく地域整備計画に位置付けられている。

 先に開かれた期成同盟会の総会では、当面の目標を近畿地方交通審議会の答申に置く一方で、災害発生時のバイパス機能を備えた新たな鉄道(第二東海道線)として、京都・大阪に直結する同鉄道構想の実現がぜひとも必要と訴え、沿線地域の発展に不可欠であることを確認した。京都側の研究会と歩調を合わせ、京都府との協議から京都側推進組織の設立とともに、国への要望活動を強力に進めることも決めた。

 近畿地方交通審議会は、これまで進めてきた本調査を終え、答申に向け詰めの協議を行っている。この八月中にも審議会を開き、答申案にかかるパブリックコメントを実施した上で、年内には最終答申を行う見込み。


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復元製作の甦らせる会に届く

仏から激励メッセージ

=翦風号製造のモラン・ソルニエ社=

(湖東・八日市市)
 九十年前に沖野ケ原で飛んだ翦風号の復元製作を進める「翦風号を甦らせる会」に、このほど世界的に有名な小型飛行機製作会社の最高経営責任者ステファン・マイヤー氏署名入りの激励メッセージが届いた。

 ソカタ社の日本総代理店である第百商事の森勝彦社長を通じ、甦らせる会がモラン・ソルニエ機の復元計画に取り組んでいることを知り届けられたもの。   ソカタ社は、フランスで操縦術を学んだ荻田常三郎の愛機「翦風号」を製作したモラン・ソルニエ社の後継会社で、一九七〇年(昭和四十五年)に社名をソカタ社に改めた。前身のモラン・ソルニエ社設立(明治四十四年)以来、九十年以上の長い歴史を誇っている。

 メッセージには「貴会のモラン・ソルニエ社製一九一四年モデル翦風号単葉機の復元という素晴らしいプロジェクトについて、第百商事の森氏から承りました。EADSソカタ社を代表して、貴会の傑出したプロジェクトの成功を期待します」

 「航空の黎明期において先駆的な単葉機により、成し遂げられた業績は、日本と弊社の長期的な結びつきの良き証でもあります。航空技術の歴史への貴会の素晴らしい貢献が、それに値するよう正しく認識されることを心より願っております」と書かれている。

 なお、翦風号を甦らせる会の復元製作機は、十二日から十八日まで八日市文化芸術会館大ホールに展示される。


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錬磨の成果、2部で披露

県消防学校でポン操大会

=優勝は土山と草津市消防団=

迅速かつ的確な操法技術を展開した県消防操法訓練大会
(湖東・能登川町)
 第三十九回「滋賀県消防操法訓練大会」(滋賀県、県消防協会主催)が一日、県消防学校訓練場(能登川町神郷)で行なわれ、ポンプ車の部に十九チーム百七十一人、小型ポンプの部に十七チーム百三十六人が出場した。

 消防団員の消防操法技術を錬磨し、強固な消防精神と非常事態に際した行動能力の涵養を目的とする大会で、出場選手らは早朝や夜間、休日を問わず操法の技術習得に励んできた。

 会場には、小西理総務大臣政務官や田島一成衆議院議員らが激励に駆けつけ、選手の家族らとともに声援を送った。団員たちは「いくぞ」と気合いを入れ、ホースの延長や放水、収納、終了報告まで一連の動作を機敏に展開し、時間と技術の精巧さを競った。

 審査の結果、両部の受賞者は次の通り

 【ポンプ車の部】優勝=土山町消防団▽準優勝=甲賀町消防団▽3位=日野町消防団▽4位=近江八幡市消防団▽5位=彦根市消防団▽6位=朽木村消防団

 【小型ポンプの部】優勝=草津市消防団▽準優勝=彦根市消防団▽3位=高月町消防団▽4位=浅井町消防団▽5位=秦荘町消防団▽6位=安土町消防団


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花源が豊郷町に新設

セレモニーホール「秋桜」

=9月1〜3日オープン見学会=

9月にオープンする花源の「セレモニーホール秋桜」完成図
(湖東・五個荘町)
 五個荘町山本にある株式会社花源(三原誠太郎社長)が、豊郷町高野瀬に「セレモニーホール秋桜」を新設し、来月一・二・三日にオープン見学会を開催する。

 花源は、多種多様な花々を取り扱う花店で、お世話になっている地域住民への恩返しとして公共施設等への花の寄贈や、特別老人ホームへのボランティア活動などを展開している。また、多くの要望に応えようと店舗横に葬祭セレモニーホール コスモスを併設し、親切・丁寧の評判から軌道に乗ってきた。

 完成した豊郷店は、さらに大人数が入れる葬祭ホールと、遠方からの弔問者に対応した各種の要望に応えたもので、国道8号に面した立地に駐車場を完備し、百八十人まで入れるホールや、心を鎮める最大二十八畳(十、十、八畳の続き間)の和室、バス、トイレを整備した。

 開館を前に、三原社長は「ご遺族のお心を察し、また、ご葬儀の緊張感を少しでも和らげていただだけるよう、親身になってお世話をさせていただきたい。ぬくもりあるホールを目指しているので、ぜひ見学に訪れてほしい」と話している。

 見学会は、三日間とも午前九時から午後四時まで開かれ、空くじなしの「お楽しみ抽選会」が開かれる。
問い合わせは(電話0120―87―9000)または、花源五個荘店(電話0748―48―5187)へ。


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日韓で共有

「環境」への思い

=しゃくなげ學校で交流会=

ヨシ笛やコカリナの演奏に聞き入る日韓の参加者
(湖東・蒲生町)
 NPO法人蒲生野考現倶楽部(森田英二理事長)が地元住民らと運営する日野町鎌掛のしゃくなげ學校にこのほど、日本の環境教育について研修に来ていた韓国訪問団一行が訪れ、環境を掛け橋に交流の輪を広げた。

 韓国訪問団は、韓国の京畿道やソウルを中心に、環境保全・環境教育事業に携わる行政担当者やNPO団体関係者ら約二十人。同一行は、東京都渋谷区の青少年総合センターで開かれた「川の日ワークショップ」に参加した後、廃校を再活用して環境教育の拠点となっているしゃくなげ學校の見学を兼ね足を運んだ。

午後八時頃に到着した一行を、同倶楽部と地元住民ら約二十人が出迎えた。校舎の中庭には、滋賀県建築士会の青年部有志が、地域貢献の一環として、子どもたちに二次元の平面から三次元の立体へと変化する建築のおもしろさや木のぬくもりを伝えようと考案した「ドーム」を設置。やわらかな灯に照らされ芸術作品のような仕上がりに、韓国の参加者らは「かわいい」と見入っていた。

 このドームは、二十枚のベニヤ板とネジのみを用いて組み立てられており、解体して再度組み立てるなど複数回使用できる。八月の同倶楽部イベントで、子どもたち自身がドーム作りに挑戦し、組み立てた板の隙間から夜空を眺められるドーム内に宿泊する予定。

 交流会では、森田理事長が、川の日ワークショップで琵琶湖保全についての寸劇を同倶楽部と蒲生町ネイチャーみぞっこ探検クラブの親子が披露し準グランプリを受賞したことに触れ「東京ではみなさんのお力添えもあり準グランプリをいただくことができ、大変ありがとうございました。どうぞゆっくりしていってください」と歓迎の言葉を述べ、日韓の和合を願い韓国式で乾杯した。

 韓国の果川緑色カゲ代表・ナム・ミー・チョンさんは、「私たちは、環境団体だけではく公務員が一緒になって研修しているのが特徴。今回は、廃校の学校の活用方法を学びたいと思い来た。これをきっかけに、日韓の掛け橋として環境問題や活動の情報交換、研修などの取り組みをお願いしたい」と継続的な交流を求めた。

 両国の参加者らは、酒を酌み交わしながらあっという間に打ち解け、互いの活動などを紹介し合っていた。中には、草で本物そっくりのバッタを作る方法を韓国の参加者から伝授された日本の参加者が大感激する光景も見られた。短時間ではあったものの、国境を超えて環境に対する思いを共有した。 

 


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