滋賀報知新聞(ニュース)平成16年8月7日(土)第13867号


八日市が妖怪で熱くなる

きょう、あす 開市記念祭

肝試し・怪画展・怪市・パレード
=世界会議・サミット・コンサート=

参加を呼び掛けるポスター
(湖東・八日市市)
 名前(ようかいち)の特性を生かした開市記念祭「八日市は妖怪地」は、七、八両日に八日市文化芸術会館、延命公園、市街地商店街を中心に繰り広げられる。

 初日の七日は、市制五十周年で特別に企画された「第九回世界妖怪会議」「第二回妖怪まちおこしサミット」「妖怪ミニコンサート」などが、正午から文化芸術会館で開かれる。入場料三千五百円。

 世界会議では、水木しげるや荒俣宏、京極夏彦、多田克己ら妖怪作家によるパネルディスカッションを行い、サミットで四団体(鳥取県境港市・広島県三次市・大分県臼杵市・東京都青梅市)が妖怪まちおこし事例を発表し意見交換する。コンサートは、北村謙とヨーカイ・チックスの妖怪にまつわる楽しいミニライブ。

 仮装パレード「妖怪地百鬼夜行」が、午後六時に駅前ロータリーを出発し、妖怪に変装した仮装チームが駅前、本町、ときわ、金屋の市街地商店街を練り歩き、仮装コンテストの優勝チームには旅行券(三万円相当)が贈られる。このほか、同七時半から駅前ロータリーでナイトシアター「犬夜叉・天下覇道の剣」が催される。

 八日は「ギネスに挑戦!世界最長の肝試し」がメイン。肝試しは、天狗コース(世界最長八八八メートル)と太子コース(小学低学年ショートコース)、河辺コース(河辺いきものの森特設コース)に分かれ、午後六時から順次、延命公園野外ステージをスタートする。

 聖徳太子一行になった参加者(五人一組)は、妖怪(おどかし役)の妨害にも屈せず、力を合わせ秘宝を探し出し、持ち帰ってくるルールで、豪華景品ほか図書券などが用意されている。当日参加も可。

 妖怪地ミステリーツアー(体験版)は、正午と午後三時に八日市商工会議所を出発する。各便とも小学生以上二十五人が参加し、市内のミステリースポットを二時間かけバスで巡回する。行き先は、妖怪地不思議マップの中から決められ、バスに乗るまで秘密にされている。また、妖怪ミステリーツアー(ビデオ版)と妖怪地百物語を浜野会館行い、妖怪地不思議マップも公開される。

 両日とも、同市に伝わる昔話や伝説などを形に表現した妖怪、もののけ、神様をテーマにした怪画展が、八日市文化芸術会館で開かれ、最優秀賞(図書券五千円)一点、優秀(同二千円)三点、開市賞(同千円)五点を選び、八日午前九時から表彰式を延命公園野外ステージで行う。

 このほか、ナイトバザール「怪市」(七日は駅前・本町通り、八日延命荘・浜野会館駐車場)は、それぞれ五時から開かれ、特産品がそろう一店逸怪の夜店や屋台村の店が並ぶ。今回初めて、たけべ大凧梨生産組合が、早生品種「筑水」を販売する。


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コトナリエ点灯、ル・クプルのライブなど

湖東夏まつり 光と音の祭典!!

=7日ひばり公園 町制50周年記念=

ル・クプル
(湖東・湖東町)
 湖東町の第二十回湖東夏まつり(同実行委員会、湖東町商工会青年部主催)は「光と音の祭典!! コトナリエ サマーフェスタ2004」をサブタイトルに、七日午後五時からひばり公園で盛大に開かれる。

 町制施行五十周年を記念して、神戸ルミナリエならぬ湖東「コトナリエ」のイルミネーションで夏の夜を演出する。午後七時十分から点灯式のあと、幻想的な光に浮かび上がるステージ上で、「ひだまりの詩」などのヒット曲でおなじみのル・クプルのライブが繰り広げられる。

 このほか、仮面ライダーブレイドショー、アマチュアバンドOver Heatライブ、近江高校吹奏楽部によるマーチング演奏、各種団体による模擬店などが、まつりを盛り上げる。

 後半は、メッセージ花火「星に願いを」、お楽しみ抽選会、打ち上げ花火で真夏の夜の祭典を締めくくる。

 当日雨天の場合は、会場を町立湖東中学校体育館に移して開かれる。また、この夜点灯されたコトナリエは、十五日まで毎夜、点灯される。


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民間活力のPFI

湧出後、参加事業者募る

永源寺町「掘り当てるぞ」
=町おこしに温泉掘削=

掘削の本場・新潟県から持ち込まれた大型石油掘削機
(湖東・永源寺町)
 永源寺の門前町・永源寺町高野地区で、町おこしのための温泉掘削が始まった。地下一三〇〇メートル付近に泉脈があることが分かったためで、長年の夢であった住民の温泉保養施設と観光温泉づくりに向けて乗り出し、期待を込めて久田元一郎町長が掘削始動ボタンを押した。

 掘削地は、臨済宗永源寺派大本山・永源寺近くの愛知川河川敷沿い(町有地)にあり、同寺前の旦渡橋からも掘削機の櫓が見える。この掘削機は新潟県の業者が製造した国内では珍しい大型石油掘削機で、深く掘り進めることにより泉脈への可能性と揚湯量・高温の率が高くなり、その後のランニングコストが抑えられるという。

掘削機の始動ボタンを押す久田町長
 安全祈願祭には、久田元一郎町長や高橋辰次郎議長ら町関係者のほか、掘削業者の(株)中由商会ら約二十人が出席。工事の安全と温泉の掘り当てを祈願すると、掘削機の司令塔に登り、久田町長が始動ボタンを押して「温泉を掘り当てるのが長年の町民の夢。愛知川の清流と永源寺の門前町に、立派な温泉を湧出させ、町に新しい観光資源を開発したい」と語った。

 このボーリングには約一億円を投じるが、温泉が出る確率は七五〜八〇%という。中由商会の井口正俊専務取締役は「石油掘削の本場・新潟の掘削機を用い、高温、多量な温泉が湧出できるよう英知と技術を結集して掘り進めたい」と自信を滲ませ、熱い希望に応えたいとした。

 今後、半年ほどの予備調査を行い、結果を見てからPFI方式(民間活力)を導入する考えで、将来的には月に一万人を集客できる温泉施設を目指して、参加事業者を募りたいとしている。


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第32回東近江統一行事

永源寺清流祭

=8日「風の刻」スタート=

(湖東・永源寺町)
 第三十二回東近江統一行事の「永源寺清流祭」が八日、永源寺町の旧政所中学校とグラウンドで開催され、鈴鹿の清流を愛でながら伝統文化や民俗の「日本の古今」を楽しむ。

 東近江地域2市7町の住民が交流を深め、地域に恵みをもたらす水源の恩恵と伝統文化を再認識する共同の祭りで、永源寺の自然をアピールするとともに、環境保護と異年齢交流による文化伝承を目的とする。

 開催時間は「風の刻」(午後一時〜四時)と「炎の刻」(同六時〜九時)の二部に分けて多彩な催しを用意する。

 【風の刻
 昔ながらの玩具や工芸品づくり体験、かわ遊び、読み聞かせ等が行われ、ゆっくりとした昼下がりを楽しむ。具体的には「ぞうり作り」「おばあちゃんの喫茶店」「木地ロクロ実演」「風のおもしろサイエンス」「風鈴づくり」「学校探検クイズラリー」「紙芝居」など。また、近隣河川では「川でおさかなつかみ取り&串焼きかぶりつき」が催される(希望者は午後二時半に政所中学校前に集合)。

 【炎の刻
 同地ゆかりの伝統芸能を中心にしたステージイベントが展開され、鈴鹿一番太鼓「和衆」によるオープニング演奏のあと、開会式を開催。同太鼓「和衆」と「童衆」の熱演に続いて、「炎の刻 薪能」が始まり、政所若宮八幡宮に伝わる能面・能装束を用いて木地師の里につたわる歴史を伝える。終演の午後八時からは全員参加の「江州音頭」で盛り上がり、くじ付きうちわ抽選会を楽しむ。

 なお、会場付近には駐車場がないため自家用車での来場は避け、町内三十四カ所からの無料シャトルバス(十五〜三十分間隔)を利用する。利用者に豪華賞品が当たるくじ付うちわを進呈。問い合わせは、永源寺町役場地域整備課(0748―27―1121)へ。


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蒲生町鈴に「三塩ぶどう園」誕生

=21歳の新オーナー 夢叶って農家1年生=

熱戦を繰り広げる選手たち
(湖東・蒲生町)
 蒲生町鈴にあるファームトピア蒲生野内ブドウ園が、この四月から「三塩ぶどう園」として生まれ変わった。新しくオーナーに就任したのは、非農家育ちの三塩修一さん(21)=八日市市在住=。県立農業大学校で果樹栽培を学び、三月に卒業、夢だった農家の道を歩み出した。

 同園にブドウが植栽されたのは平成六年。農事組合法人が管理運営していたが、組合員が高齢を理由に引き継ぎを町に申し出て、その後、一年間は町職員がブドウを栽培した。しかし、職務の片手間にできるような仕事ではないため、昨年オーナー希望者を募り、県立農業大学校で果樹栽培を学んでいた二年生二人が将来性を見込まれ、栽培から販売に至るまで一年間みっちりと実習を受けた。

 そのうちの一人だったのが、今回オーナーに就任した三塩さん。実習のときと比べ心境の変化について「自分の生活もかかっているので、数を多くしてより以上においしく作らないという気持ちでいっぱい」と引き締まった表情を見せる。

 家族や友人、パートに支えられながらの作業に、三塩さんは「しんどいからというだけでは辞める理由にはならない。辞めたいと思うときもあるが、もうちょっと、もうちょっとと思っているうちに、作業が終わり『おれはやったぞ』という達成感が味わえる。外で仕事をしていた方が気持ちいい」と頼もしい一言。周りの評価は「真面目な働き者」と高く、期待も大きい。

 スーツ姿に憧れる時もあると若者らしい一面をのぞかせるものの、「農業は他の仕事と違って、家族や結婚相手と気を使わずに楽しく仕事ができる」と自らの生きる道を農業の中に見い出している。農園の今後については、「ブドウだけでなく、モモやナシ、スモモなど多品種を栽培し、他の農家の方のさまざまな技術を取り入れ、消費者のニーズにすぐに応えられる農園にしたい」と夢を膨らませる。

 安心安全な農産物の提供を心掛け低農薬を徹底している同園(面積一・一ヘクタール)では、アーリースチューベンが食べ頃サインを出し、大粒系の竜宝が今月中旬の収穫を待っている状態で、マスカットベリーAもすくすくと育っている。今年は日照不足の心配もなく、糖度が増し、上々の出来栄えだという。

 すでに、同園内の直売所(午前九時〜午後六時)で販売しており、同町市子殿にあるJA滋賀蒲生町前の直売所(午前十時〜午後六時)でも直売し、八月下旬からブドウ狩りも予定している。九月いっぱいまで販売予定で、三塩さんは「自分なりに精一杯作ったので、一度食べてもらって感想を聞かせていただき、時間がかかってでもみなさんの口にあうブドウを作りたい。来るだけでもいいので農園に遊びに来てほしい」と話していた。  

子ども対象にゲーム
8日 開園イベント


八日には、初収穫を祝って、子どもたちを対象に「開園イベント」(午前十時から)を同園で開く。園内では、“流れるブドウつかみ大会”やカブトムシ・鈴虫が当たる“オーナーを探せ”など多彩なゲームが催され、先着五十人にあかねちゃんあられのプレゼントのほか、訪れた人全員に観光ぶどう園の割引券が進呈される。詳しくは、同ぶどう園(電話0748―55―1404、携帯電話090―4900―6159)へ。 

 


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