滋賀報知新聞(ニュース)平成16年8月26日(木)第13883号


画期的な発電機を発明

“草津市のエジソン”平松さん
発電機を連結すれば軽く回転

=10月の 環境メッセに模型出展=

自宅で模型の発電機を説明する平松さん
(湖南・草津市)
 わずかな風でも回転翼が回って風力発電が稼動するといった画期的な発電機を考え出し、“草津市のエジソン”として話題を呼んでいるのが平松敬司さん(66)=同市平井五丁目=。

二十数年前、当時、工務店を経営していた同氏が自転車をこいでいると、自転車の照明用発電機がやけに重く感じられ、「もっと軽くならないか」と頭に閃いたのがキッカケ。

自らベニア板などを使って発電機の模型をつくり、研究を重ねた。石の上にも三年ならぬ二十年で、複数の発電機を同一の回転軸に連結すると、自転車の車輪が軽くスムーズに回転することを突きとめ、新しい発電機を発明した。  

  【石川政実】


 小型の発電機として一般に知られているのが、自転車の照明用発電機。図の発電機のように、N極とS極が交互に配された永久磁石を回転することで、鉄片が磁化され、コイルに起電力が生れる仕組みになっている。永久磁石の磁力を強力にすると、磁石が鉄片を吸着しようとする大きな引力が働くことになる。この引力が回転軸に及ぼす力を“コギングトルク”という。一種の抵抗力である。“コギングトルク”が大きいと、例えば自転車では、照明用発電機が重く感じられる。

 このため平松さんは、のように複数(偶数であれば四つでも八つでも可能)の発電機を同一の回転軸に連結し、鉄片の位置をずらして、“コギングトルク”を減少させる発電機を考え出したもの。

 一昨年三月、京都発明協会に相談したところ、「画期的な発明だけに、すぐに特許申請しなさい」とアドバイスを受け、知人から楠本特許事務所(大津市)を紹介してもらい、同年十二月に国際特許申請(国際出願番号PCT/JP02/13589)を行った。今回の発明は、風力発電や小型水力発電、自動車、自転車などに実用化できると見られている。

 この六月には、民間の試験機関として知られるフォトン(京都府精華町)に「発電機の三次元磁場解析」を依頼し、直列につないだ発電機の個数を増加させれば“コギングトルク”が減少することを裏付ける数値データ(グラフ参照)を得た。

 これで自信を持った平松さんは、東大阪市の機械部品メーカーの協力を得て完成させた“コギングトルク”を減少させる発電機の模型(写真)を、10月20日〜22日まで長浜ドームで開かれる「びわ湖環境メッセ2004」、同月27日〜29日まで大阪市南港のインテックス大阪で開催の「中小企業総合展2004」にそれぞれ出展する。“草津市の発明家”が、いよいよひのき舞台に躍り出るのだ。

なお平松さんの連絡先は、携帯電話090ー6377ー9794まで。


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あなたはアート系?社会派?

大津、水口で映画の企画上映

米国の現実と虚構
=独自視点で浮き彫り=

フレデリック・ワイズマン監督
(湖南・水口町)
 アメリカ社会を独自の視点でとらえ、日常からドラマを浮かび上がらせるドキュメンタリー映画監督・フレデリック・ワイズマンを特集した映画祭が、28、29日、9月4、5日に水口町立碧水ホールで開かれる。

 同祭では、一九七〇年代の傑作ドキュメンタリーにはじまり、四作品からなる「Deaf and Blind(聾盲)」シリーズ全作品、六時間に及ぶ超大作「臨死」、最新作「DV2」、日本未公開作「ミサイル」、「最後の手紙」など11作品を上映する。

 ワイズマン監督は1930年、ボストン生まれ。法的医療や犯罪法の施設見学をもとに、1967年に初の長編大作「チチカット・フォーリーズ」を制作。以後制作した映画群は「20世紀最後のアメリカの博物誌」と呼ばれる。

 一回券五百円、フリーパス2500円(当日3000円)。「ミサイル」は入場無料、「最後の手紙」は一回券1000円。詳しくは同ホール(電話0748-63-2006)に問い合わせるか、ホームページ(http://www.town.minakuchi.shiga.jp/hekisuihall/)へ。


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碧水ホールの企画上映会

新市誕生で最終回に

=市民主導の映画祭で継続=

平成3年から実施してきた碧水ホール
(湖南・水口町)
 水口町立碧水ホール(水口町水口)の監督や俳優などにテーマに取り上げた企画上映会は、二十八日からの「フレデリック・ワイズマン映画祭」で最終回になる。水口町を含む甲賀郡内五町が合併して甲賀市が十月に誕生することに伴うもので、今後は市民手づくりで(仮称)「甲賀映画祭」という形で発展、継続させたいとしている。

 同ホールの企画上映会は、県内の映画館が次々と閉館し、滋賀県が全国で唯一、県庁所在地で映画館がない県になった平成三年に初めて企画された。テレビや映画館で観れない作品を上映しようと、ブラジルやモンゴルの映画、ドキュメンタリー、自主制作作品を取り上げてきた。国内にフィルムがなく、直接、制作した監督から借り受けたこともあったという。

 第一回の企画は名監督小津安次郎。以来、ボランティアスタッフに支えながら、十四年間で三十二回の企画上映を行ない、三百七十八本を上映した。観客は県内だけでなく、県外は京都、大阪、奈良などの近隣府県、東京からも訪れた。


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昭和レトロ映画祭

=懐かしの名作を上映=

(湖西・大津市)
 滋賀会館シネマホールファンクラブは、同会館(大津市京町3丁目)で9月1日から5日までの5日間、滋賀会館50周年記念「昭和レトロ映画祭」を開催する。入館者の人気投票で決定した昭和の名作を上映するとともに、街頭紙芝居やラムネ、ソフトクリームを販売して、映画全盛期の雰囲気を味わってもらう。

 入場料金は一作品500円。フリーパスは3000円。問い合わせは、シネマホールファンクラブ(電話077-522-6191)へ。上映日程は次の通り。

 【9月1日】「ひまわり」(10時、伊)▽「哀愁」(12時50分、米)▽「道」(15時15分、伊)▽「七人の侍」(17時40分、日)

 【9月2日】「生きる」(10時半、日)▽「七人の侍」(14時)▽「天国と地獄」(18時45分、日)

 【9月3日】「天国と地獄」(10時半)▽「ひまわり」(14時)▽「道」(16時20分)▽「生きる」(18時45分)

 【9月4日】「哀愁」(10時)▽「湖の琴」(12時50分、日)▽「幻の湖」(15時40分、日)▽「不思議惑星キン・ザ・ザ」(19時、旧ソ連)

 【9月5日】「道」(10時)▽「2001年宇宙の旅」(12時50分、米)▽「七人の侍」(16時10分)


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今秋も運行します

=列車「ひまわり号」=

(全 県)
 心身に障害を持つ人の「列車の旅をしてみたい」という願いをかなえる専用列車「第十九回ひまわり号滋賀」(滋賀報知新聞社後援)が、10月24日に山城多賀フルーツライン(城陽市)に向けて運行する。現地ではミカン狩りを楽しみ、秋の1日を満喫する。

 参加費(交通費、入園料、昼食込み)は、大人5000円、中高生4000円、小学生3000円、幼児(3歳以上)500円(弁当なし)。定員は障害者と家族、ボランティアなど三百六十人。

 希望者は、申込用紙に必要事項を記入し、県職員組合内の実行委員会(077-528-4780)へ9月15日までに申し込む。なお、定員になり次第締切る。発着時刻は次の通り。

 ▽長浜駅(8時半)▽彦根(8時50分)▽近江八幡(9時10分)▽守山(9時20分)▽南草津(9時35分)▽大津(9時50分)▽山科(9時55分)▽山城多賀(11時)。湖西線利用者は専用バスで大津駅へ向かう。 

 


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