滋賀報知新聞(ニュース)平成16年8月30日(月)


9月から 東近江巡回バス運行

子供300円 大人500円
1日乗り放題で名所を訪ねる

=11月7日までの土・日・祝日=

運行を知らせるパンフレット
(湖東・広域)
 来年二月の合併で新市「東近江市」を目指す八日市・永源寺・五個荘・愛東・湖東の一市四町は、互いに有する観光スポットや施設を知ってもらおうと、九月四日から十一月七日までの土・日・祝日に「ぶらっと東近江巡回バス」(三コース)を運行することにした。

 いずれも一日乗り放題で、大人五百円、子供(四―十二歳)三百円の均一料金(チケットは車内で販売)だが、各施設の入館料などは含まれていない。しかし、巡回バスの会員券を提示すると、一部施設での入館料が割り引きされるほか、記念品贈呈や近江温泉の入湯料(通常七百円)が五百円になるなど、利用特典が多く設けられている。

 「にぎわいコース」は、八日市駅→太郎坊宮→近江商人郷土館→生き活き館→五個荘駅→河辺いきものの森→大凧会館を経由して八日市駅に戻る。始発は午前十時五分、最終の午後四時半までに五便が運行される。

 「ふれあいコース」は、八日市駅→大凧会館→河辺いきものの森→近江商人郷土館→探検の殿堂・味咲館→ひばり公園→近江温泉→百済寺→マーガレットステーションを回り八日市駅に帰る。始発は午前十時十分、最終の午後四時までに五便が運行される。

 「みどりコース」は、八日市駅→名神八日市インター→愛郷の森入り口→永源寺本山→渓谷神崎橋で折り返し、帰りはマーガレットステーションに立ち寄り八日市駅に戻る。始発の午前十時から最終の午後三時十分まで三便を運行する。

 三万部作成のパンフレットには、三コースの運行時刻表や特典施設ほか、巡回する一市四町の施設紹介も掲載されている。JR西日本や近江鉄道の主要駅、県下の観光施設、ホテルなどに二万六千部を配布し、東近江の名所探訪への利用を呼び掛けている。

 運行開始の九月四日午前十時から八日市駅前ロータリーで出発セレモニーが行われる。一市四町の首長や観光関係者が集まり、巡回バスのキーの受け渡しや伝書鳩の放鳥などをする。


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今森光彦・講演会 9月5日

―湖辺をめぐって―

琵琶湖にレンズ8年間
=生命の流れ、共存を描く=

(湖東・能登川町)
 自然のいのちの営みに愛情を注ぐ滋賀県出身の写真家・今森光彦さんの講演会『湖辺をめぐって』が九月五日、能登川町立図書館集会ホールで開催される。

 同館の開館以来、子どもたちとの生き物ふれあい体験や、里山・琵琶湖に息づく生命の物語を語ってきた今森さん。今回は、琵琶湖にレンズを向けた八年間の集大成「湖辺」と写真エッセイ「藍い宇宙」をめぐる講演を開き、日本最大かつ四百万年の歴史を誇る古代湖“琵琶湖”の風景とともに、そこに生きる動物・人・自然の共存を伝える。開演は午後二時。入場無料。

 今森さんは昭和二十九年滋賀県生まれ。琵琶湖のほとりにアトリエを構え、身近な自然を撮る一方、学生のころから世界の辺境地への訪問を重ね、生物や人などあらゆる自然を見聞し取材を続けている。写真集に「今森光彦昆虫記」(福音館書店)、「世界昆虫記」(同)、「里山物語」(新潮社)。エッセイ集に「虫を待つ時間」(講談社)、「里山の少年」(新潮社)などがある。

 このなかの「里山物語」は、第二十回木村伊兵衛賞を受賞。NHKの「NHKスペシャル」「生き物地球紀行」のために、借り受けたハイビジョンカメラで二年間・二百時間を撮影した作品で、これを元にNHKスペシャル「映像詩・里山」が制作された。この映像は国際ハイビジョンフェスティバルのグランプリを受賞し、のちに改編制作したのが「今森光彦の里山物語」となっている。

 このほか、第四十八回毎日出版文化賞、第四十二回産経児童出版文化賞・大賞を受賞。

 問い合わせは、同図書館(0748―42―7007)へ。


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県建築組合日野支部から

=生徒たちへの贈り物=

(湖東・日野町)
 県建築組合日野支部(坂田敬支部長)は二十日、開校以来三十年以上が経過し老朽化が目立つ日野中学校内のプールの修繕を奉仕で行った=写真=。

 昨年から「地元に役立つことを」との思いから奉仕作業を始めた同支部では、専門的な知識と技術を兼ね備えた組合員らが、普段、手入れを行っている用務員ではできない部分をプロの腕で補完している。

 今回の修繕場所は、夏場に体育の授業で使用されたプール。プールサイドのひび割れの穴埋めや更衣室のみざら新調、ロッカーの改修など、照り付ける太陽の下で手際良く作業にあたった。


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「ガス化溶融炉」に変更なし

これまでの経緯を重視

年1千トン増え続けるごみに対処
=新施設建設で生まれる新たな課題=

ガス化溶融炉のごみ処理場が新設される日野町北脇の国道307号線沿いの建設予定地
(湖東・日野町)
 中部清掃組合日野清掃センター(日野町北脇)は、毎年約一千トンずつ増加する可燃ごみ処理や年々厳しくなるダイオキシン削減のための法規制への対応、二十年以上経った焼却施設の老朽化など山積する課題解決に向け、国道307号線沿いの山林約一・七ヘクタールに施設を新築移転する計画を進めている。二十四日に開かれた同組合議会定例会の一般質問で、新施設の焼却炉について、新しく管理者となった藤澤直広日野町長がこれまでの経緯を踏まえ「ガス化溶融炉を最終的に選定したものであり、地元の北脇地区にも御了解いただいた」と答弁し、共産党議員が求めるストーカ式焼却炉へ計画を変更する考えのないことを明らかにした。(櫻井順子)

 昭和四十六年に、日野町北脇に完成した可燃ごみ焼却施設。ごみの増加に伴い、同五十六年に現施設に建て替えられ、中部清掃組合を構成する一市七町(八日市市・日野町・蒲生町・竜王町・安土町・永源寺町・能登川町・五個荘町)の可燃ごみ年間約三万六千トンを焼却している。

 現施設の焼却炉三基は、川崎一反転ストーカ式で一日十六時間百五十トンを燃やす能力がある。しかし、近年では、ダイオキシンの排出基準が強化されたため、平成八年十一月から一日二十四時間可燃ごみを燃やし続け、不完全燃焼を避ける運転管理に切り替えた。焼却後に出る灰は、細かく砕きセメントに混ぜ合わせ固めて、ガレキと一緒に安土最終処分場に埋め立てる。

 耐用年数十五〜二十年といわれる焼却炉だが、すでに二十四年目に突入した。同十五年二月に同組合が策定した一般廃棄物ごみ処理基本計画によると、新施設の稼動を目指す同十九年には、可燃ごみが現在の一・三倍の四万二千トンに増加すると予測しており、増え続ける可燃ごみに対応するための新施設建設が急務となっている。 

 そこで、同十年から施設整備検討委員会を各市町担当者間で立ち上げ、同十二年には議員も含めた合同検討委員会を発足、地元北脇地区から「ダイオキシンの少ないものを」との強い要望を受け、新施設の焼却炉を「ガス化溶融炉」に決定し、キルン式と流動床式の二方式まで絞り込んだ。

 ガス化溶融炉は、排ガス一立方メートル中のダイオキシン濃度を〇・〇一ナノグラム(国の基準=〇・一〜五ナノグラム)にまで抑制でき、焼却後に出る灰を五分の一に削減し最終処分場の延命化を図るという利点がある一方、同十二年に初めて福岡県八女市で導入されたものの次世代型処理技術として全国的に見てもまだまだ先進的事例しかない。

 同組合の共産党議員は、一般質問で「今までは燃えるものしか燃やさなかったが、プラスチックをはじめ金属すべてを溶かし、ごみのほとんどをガス化するこの溶融炉は、各地で事故が発生しており危険性がつきまとっている。地域住民や従業員の安全性を含めて再考を」とリスク管理を指摘したが、事務局は一日約百八十トン焼却できる炉三基を導入することに関して「デメリットはないものと考える。再考しない」とした。

 昨年一月に、二十年後に用地を返還するなど十三項目からなる新施設建設に関する協定書が、北脇地区と同組合管理者間で結ばれた。また、建設用地は、北脇農業協同組合の所有地であり、現施設のように買収するのではなく、一平方メートルあたり約一万円、年間にして約九百万円で賃貸契約を交わす協議が進められている。

 これに対して、組合議員からは「協定書の『疑義が生じた』場合とはどのような場合を想定しているのか」や「賃貸契約の単価の根拠が薄く、山林を切り開き造成しなければならないことを考えると土地の単価が高すぎるのではないか。賃貸契約の金額を見直す時期ではないか」との質問が出された。答弁に立った管理者の藤澤日野町長は、「各協定項目について解釈に疑問が生じた場合を考えており、現在では具体的に想定できない。地元には焼却施設の受け入れについて苦渋の決断をいただき協議しながら結んだもので、誠実に実行していく」とし、事務局が賃貸契約について「適切に執行しなければならないと考えている」と答えた。

 今後、九月上旬に環境影響評価結果の縦覧を行い、下旬に日野町・蒲生町・八日市市・永源寺町の四市町で住民説明会を開き、施設概要や環境影響評価結果について報告する。年内には入札・契約を終えたい意向で、平成十六年度中に造成工事に着工、同十七・十八年に建設工事、同十九年四月の稼動を目指す。総事業費は百億円以上にのぼる見込み。

 新施設の建設は、五十年以上にわたり迷惑施設の一つであるごみ焼却施設を受け入れる北脇地区への協力金支出や同地区と約束した二十年後の用地返還に伴う新たな施設受け入れ場所の選定のほか、来年二月に東近江市が誕生することにより同組合各市町の負担金の均等割について合併後の六市町か、もしくはこれまで通りの八市町で算出するのかという新たな問題を抱え込むことになる。


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ボランティア、NPOはじめませんか

「ファーストステップセミナー」

=4会場で開催=

(湖東・近江八幡市)
 ボランティア・NPOファーストステップセミナーが、九月四日から近江八幡市の男女共同参画センターなど県内四カ所で開催される。このセミナーは、ボランティアやNPOによる多彩な活動が、県内各地で活発に展開されるよう、また市民と行政の協働を進めるため開催するもの。

 開催日と会場は、九月四日は地場産しんあさひ(新旭町)、十月十六日と二十四日は男女共同参画センター(近江八幡市)、十一月六日は長浜文化芸術会館(長浜市)、十二月四日と五日は草津まちづくりセンター(草津市)となっている。

 内容的には、九月四日は▽講演「ボランティア・NPO活動のはじめの一歩」「行政とNPOのかかわり」▽地元NPOによる事例報告▽フリータイム(展示活動発表、相談コーナー、活動体験コーナー)、十月十六日と十二月四日は▽「ボランティア・NPO活動のはじめの一歩〜新しい公益」▽地元NPOによる事例報告・グループディスカッション」、十月二十三日と十一月六日、十二月五日はワークショップ(ワークショップとゲームをとりいれた参加体験型セミナー)となっている。

 募集人員は各回五十人(先着順)。参加無料。申し込みは、氏名、住所、電話、ファックス番号、参加希望日(複数申込可)、所属について九月四日開催のセミナーは特定非営利活動法人「元気な仲間」(電話0740―25―5301、電話0740―25―8370)、その他のセミナーは特定非営利活動法人「ひとまち政策研究所」(電話/FAX0748―33―5576)まで。 

 


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