滋賀報知新聞(ニュース)平成16年9月6日(月)


身近な場所に自然の宝箱

森から学ぶこといっぱい

=八日市市で鎮守の森探検=

夢中になって観察する子どもたち
(湖東・八日市市)
 自分達が暮らす身近な場所から、人々が守ってきた自然や文化の大切さを学んでもらう「ちんじゅのもり たんけんたい」がこのほど八日市市の建部日吉神社で開かれた。

 探検隊は、滋賀県神社庁八日市支部が昨年から市内の神社を順番に巡り、鎮守の森で実施しているもので、今回で三回目。台風の接近で天候が心配された夏休み最後の日曜日、お母さんやお父さんと参加した子どもたち十一人と、氏子関係者ら地域の人々など約三十人が参加した。

 宮司さんから神社の歴史や特徴、神社と地域のかかわり、信仰などについて話を聞いたあと、神様が宿り地域の人たちが大切に守ってきた鎮守の森を実際に探検してみた。

 滋賀自然観察指導員から市の保護樹林に指定されているこの森の特徴について学び、境内に落ちている葉の特徴から、ケヤキ、クスノキ、クロガネモチなど木の種類を見分けたり、その木が高級建築材、虫よけ剤、鳥を捕るトリモチ、男女の整髪用油などに利用されたことについて説明を聞き、昔の人々の生活と知恵などにもふれながら観察を続けた。

 また、セミやトンボの死骸、ヘビの抜け殻、カタツムリ、タマムシなども集めて、森に住む生き物なども調べたり、指導員に質問するなど、子どもたちは目を輝かせて森の隅々まで視線を配った。

 お母さんと参加した女の子は、「今まで知らなかった木の種類を、木の葉で知ることができてよかった」と感想を話した。


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一般会計 実質収支 3億8千万円

八日市市―平成15年度決算―

IT関連の業績回復で法人税増収
=積立金増 将来への投資落ち込む=

(湖東・八日市市)
 八日市市の平成十五年度一般会計における決算額(実質収支)は、三億八千万円を示した。IT関連企業の業績回復に伴い、法人市民税が増収となったものの、将来に結び付く投資経費を控え、貯金となる基金への積み立てに重点を置いた決算となった。

 歳入総額百四十六億七千百万円(対前年度比二・五%減)に対し、歳出総額百四十二億六千五百万円(同二・七%減)で、差引額は四億五百万円。このうち二千四百円は翌年度に繰り越すべき財源で、実質収支額(純繰越額)は三億八千八十四万円の黒字を示した。

 歳入は、IT関連企業の業績回復で法人市民税が五億四千九百万円(七七・六%)増を示し、設備投資の低迷で固定資産税は三億八百万円(八・二%)の減収となったが、市税全体では九千七百万円(一・四%)の増収となった。

 これに伴い、恒久減税を補てんする地方特例交付金が一億千四百万円(四二・九%)減少した反面、法人市民税の回復も基準財政需要額に程遠く、地方交付税は八億六千四百万円(六九・二%)の大幅増を示した。

 特定財源では、道路・街路整備事業や児童保護費負担金などの減少で、国庫支出金が五千九百万円(四・六%)減となり、衆院選や土地改良事業委託などで県支出金は二百万円(〇・三%)微増した。

 市債については、臨時財政対策債(赤字地方債)が四億五千三百万円(一〇七・五%)増加したが、街路事業の完了などで市債全体では一億七千四百万円(一一・一%)減少した。繰入金では、基金取り崩しを全体で一億六千六百万円(八二・四%減)にとどめた。

 歳出では 公債費を前年度並みに押さえ、扶助費(八千五百万円)が増えたものの、人件費(一億五千百万円)が減少したことで、義務的経費全体では六千五百万円(一・〇%)減となった。一般行政経費全体も五億九千百万円(一四・七%)減少している。

 将来への投資は、街路・尻無愛知川線の事業費減や聖徳中武道場の完成などで、補助事業が六千三百万円(一二・六%)減少し、街路・小今建部上中線の完了などで市単独事業も二億二千四百万円(一二・六%)減った。将来に結び付く投資的経費全体では二億九千四百万円(一二・八%)減に追い込まれている。

 その他の経費では、財政調整基金や減債基金などへの積立金が六億一千五百万円(四四五・六%)増となり、国民健康保険や水道事業などへの繰出金も七千百万円(五・〇%)増えた。

 十五年度は、法人市民税が回復したものの、自主財源全体では九億五千七百万円の減少となったことから、自主財源比率は前年度に比べ四・八ポイント悪化の五六・六%となった。歳出面では、扶助費など義務的経費は増加傾向にあり、普通建設事業費の抑制を余儀なくされている。経常収支比率は七七・七%と、前年度から一二・一ポイント改善している。

 今後の見通しについて、市財政課は「市民の行政需要が高まる一方で、三位一体改革による国県支出金などが削減されることとなり、新たな事業展開をはじめ柔軟な市政運営が困難になる」と話している。

 会計決算は、六日開会の九月定例議会に提案されるが、議会内に決算特別委員会を設置し、十二月議会まで継続審議される。


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一般会計6700万円補正

能登川町9月議会―7日開会

自転車駐車場設置へ
=15年度決算 実質収支は1億4千万強=

(湖東・能登川町)
 能登川町の九月定例議会は七日に開会され、平成十六年度一般会計補正など予算六件、決算九件、条例二件、人事一件、その他四件と請願一件の計二十三議案が提出される。九日に本会議二日目、十日に産業建設・総務の各常任委員会と合併調査特別委員会、十三日の厚生文教常任委員会を経て、二十一日に一般質問が行われる。

 一般会計補正(六千七百八十七万円)の主なものは、議員定数を十月の改選から六議席削減するため、議員報酬や手当など約一千万円を減額する一方、新たに設置する町営自転車駐車場の管理費(三百三万円)、痴呆性高齢者グループホーム整備事業(五百万円)、都市計画道路北部線用地費など道路新設改良費(二千二百四十三万円)、こばと園屋根・外壁等改修工事(七百万円)などを追加。このため、繰越金五千八百六十六万円、補てん債千八十万円などで補う。

 十五年度の一般会計決算額は、歳入総額七十五億八千七百二十万五千円、歳出総額七十四億三千八百四十五万六千円の、差し引き残額一億四千八百七十四万八千円で、翌年度への繰越明許費(繰り越すべき財源)を差し引いた実質収支は一億四千六百八十五万八千円の黒字となった。

 二十一日に予定される一般質問の質問議員と内容は次の通り(敬称略)。

 【小島隆司】1市4町の「新市まちづくり計画」では、にぎわい文化創造ゾーン、田園文化・歴史文化ゾーンなど各市町の特色を出しているが、東近江市の中で当町の将来像をどのように描くか▽四月からの口座振替制度への変更による町税徴収率の変動は。また、未収に対する改善策▽認定農業者数と特定農業団体数の現況と、育成支援における問題点および対策は。

 【藤田淳子】合併問題について六月議会以降の動きは▽町づくりの主役は住民、少なくとも住民の意向調査を実施すべき▽予算編成の時期を迎えるが1市4町の調整内容にもとづいて組むのか▽今秋に介護保険見直しの厚生労働省案が出され、来年の通常国会に提出されるが、内容については問題が多い。どのように受け止めているか▽保険料減免の充実と利用料減免制度の創設を求めたい▽国庫補助負担金の削減について、当町の具体的影響は。

 【山本眞喜】町長四期目の四年は、3町合併の方向づけから、その後の対応も独断の判断であり、議員を巻き込んで迷走した。住民説明会にも出席されなかったので、住民に対し謝罪されるのが責任▽駅西土地区画整理区域内について、役場通り線歩道の側溝が曲がっているのはなぜか▽カーマ進出による区画整理内の道路利用について。

 また、田附弘子教育長が一身上の都合により、九月三十日付けで辞職することにしており、後任の人事案件が最終日に提出される見込み。


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大切なもの忘れない

「希望の像」蘇る

=八幡東中=

復元された「希望の像」

(湖東・近江八幡市)
 去る6月に心ない何者かに壊された市立八幡東中学校の「希望の像」が復元され、2学期が始まった1日、PTAや生徒会の代表、教職員らが見守る中、蘇った像の除幕式が行われた。

 この像は、20年前、通学中に交通事故で亡くなった男子生徒を慰霊し、命を大切にするモニュメントとして当時のPTAと生徒会が建立した。

 壊されたことを知った生徒会が中心になって、修復の資金づくりに2万個のアルミ缶回収を呼びかけた。生徒らの運動を知った人からも支援が寄せられ、男女2人が並ぶ元の立像が校庭によみがえった。


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一般会計 追加補正など30議案

9月定例市議会6日開会

15年度決算、2特別会計赤字
=駅南口に「民間交番」開設=

(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市の9月定例市議会は6日に開会、市当局から平成15年度決算の認定14件、補正予算6件、条例関係6件、議決案件3件、専決処分の承認1件の計30議案が一括上程され、審議に入る。

 休会のあと、14日に本会議を再開し、会派代表と個人質問が16日までの3日間行われる。続いて各常任委員会を開き、24日に閉会する予定。

 平成15年度の決算認定では、一般会計が歳入216億9,500万8,079円、歳出が212億4,911万6,741円で差し引き4億4,589万1,338円残の黒字を計上したが、特別会計のうち「と蓄場」と「老人保健事業」の2会計については歳出が上回る赤字決算となった。

 また、水道事業は費用総額で630万6,460円の純利益を確保したが、収益総額では前年対比で3,228万5,037円の減少となった。市民病院も330万6,804円の純利益を計上したが、延べ患者数が入院で4・3%、外来で6%それぞれ微減となった。入院患者の減少は、平均入院日数が短くなったこと、また外来患者の減少は、投薬の長期投与が可能になったここと医療費のアップによるものと見られる。

 今年度一般会計の補正案は8億2,200万円を追加して、総額を229億2,200万円とするもの。主な内容は、市民が行政手続きに来庁した際、各課を廻る不便を解消するために「総合窓口システム」を開設するための庁内整備費3,784万6千円、戸籍の電算システム化1,414万6千円、運動公園野球場の大規模改修費8,190万円、新病院の開設に向けて国の医療制度改革に伴う対応や近代化への転換、サービスの向上などの計画づくりの調査、研究をコンサルタント会社に委託する費用に787万5千円、JR近江八幡駅南口周辺を拠点に活動する民間交番「平成防犯見廻り隊」を発足するための経費37万6千円など。

 条例関係では、来年4月1日から施行を予定している「個人情報保護条例」の制定、所得税法等の一部改正に伴い市民病院の病室使用料と診断書など証明書類発行手数料の一部改正などがある。

 


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