滋賀報知新聞(ニュース)平成16年9月8日(水)第13894号


痴呆性高齢者の介護向上へ

八日市市がモデル事業に着手

ケアマネジメント基盤づくり
=情報の共有化と一貫性を重視=

市役所別館で開かれた事業者説明会
(湖東・八日市市)
 八日市市は、痴呆性高齢者に対応した新たなケアマネジメント手法として、高齢者痴呆介護研究・研修センターが開発した「センター方式・痴呆性高齢者ケアマネジメント(シート)」推進モデル事業の指定を受けた。十六年度は全国で十六か所が地域指定を受けている。

 痴呆性高齢者の居場所や家族、サービス提供先などが保有している情報は、人が多くかかわっているにもかかわらず、その連続性や関連性を十分に把握されないまま今日を迎えている。

 円滑にアセスメント、ケアを進めるには、一元的に情報を共有化する手段が求められ、モデル事業を実践することによって、痴呆性高齢者へのケアマネジメントの基盤づくりと、チームケアの向上を図ることにした。

 居宅介護支援事業者、居宅サービス事業者・痴呆対応型共同生活介護、介護保険施設の介護支援専門員・サービス担当者らと地域検討委員会を立ち上げ、痴呆性高齢者のケアマネジメント、チームケアなどについて研修を深め、行政と協働でモデル事業に取り組む。

 すでに先月二十二日には、第一回全体研修会となる事業者説明会を市役所別館で開き、十七法人、三十二サービスから五十八人が参加する中で、情報共有やチームケアなどモデル推進への協力を求めた。

 痴呆性高齢者への質の高いサービス提供には、アセスメント→プラニング→ケアカンファレンス→モニタリングを繰り返し行うが、この際にモデル事業でのシートを活用することにした。

 それぞれが収集した情報の整理統合を行い、その資料を用いて、情報の共有化と利用者の自立支援のためのサービス計画づくり、ケア計画づくりに役立て、チーム(サービス担当者)につなげていく。

 来年二月には市町村合併で新市が誕生することから、他の四町への情報提供を継続的に行い、保健福祉圏域となる東近江地域の保険者にも、担当者会議などを通じて情報を提供していくことにしている。


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行政研究生と日本語教師

=八日市市 中国常徳市へ派遣=

(湖東・八日市市)
 八日市市は、友好都市の中国常徳市へ行政研修生と日本語教師を派遣することにした。すでに日本語教師を務める教育委員会学校教育課指導主事の小財泰史さん(48)は、常徳市にある湖南文理学院から要請を受け、先月二十九日に出発し、同大学で日本語の指導に当たっている。期間は来年七月まで。

 一方、行政研修生として健康福祉部長寿社会政策室主査の村田淳子さん(39)が派遣される。人々の暮らしや考え方、文化・歴史を学び、国際化に対応できる職員を要請するもので、平成八年に続き二人目となり、十七日に出発する。期間は三か月間。

 友好都市締結の平成六年以降、常徳市から研修生を受け入れ、今年で十人目となるほか、隔年ごとに経済・教育・農業などの友好代表団が相互訪問している。


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ニュージーランド旅スケッチ

林 格 大自然のなかで

=10日まで 八日市市立図書館=

旅の感動をスケッチで紹介する林さん
(湖東・八日市市)
 雄大な自然が広がるニュージーランドを訪れ、その旅の感動を描いた林格さん(61)=八日市市清水二丁目=の旅スケッチ展「自然のなかで」が、八日市市立図書館二階の風倒木ギャラリーで開かれている。

 昨年十月に息子さんの留学先を訪ねるのを兼ねて、ニュージーランド国内を旅行、そこで見た大自然のすばらしさに魅せられ、スケッチブックにペンを走らせた。

 訪問時はちょうどサクラの咲く春で、山々には雪を頂き、平原には緑の広がる最高の季節。ミルフォードサウンドのフィヨルド、クライストチャーチ近郊に広がるカンタベリ平原の牧場など感動の連続で、町並みや車窓風景などと合わせてスケッチして帰った。

 林さんはニュージーランドの自然のすばらしさを熱く語りながら、作品に旅の感動をよみがえらせていた。絵はがきサイズのスケッチと油絵の二十点あまりを展示している。


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ピアノ、人物、風景など33点

福井重男 油絵・水彩画展

16日まで 八日市まちかど情報館

見学者と制作談義に花を咲かせる福井さん(右)
(湖東・八日市市)
 八日市市市展の審査などで市の芸術振興にも大きな功績をもつ洋画家、福井重男さん(78)=水口町=の個展が、八日市駅前の八日市駅前の本町商店街内にある八日市まちかど情報館で開かれている。十六日まで。

 日展特選や光風会展文部大臣賞などに輝く、湖国画壇の巨匠の一人。滋賀師範(現滋賀大教育学部)から法政大へ進み、美術指導とともに自身の創作にも励んだ。現在も、京都女子大名誉教授、光風会評議員として活躍している。昭和二十年から三十年代は「ピアノ」をテーマに制作を続け、その後、人物画、奈良風景へと移った。

 今回の個展では、太郎坊宮、八幡堀、蒲生野、五個荘の町並みなど身近な風景作品を含めて、シリーズの「ピアノ」「人物」「奈良風景」や「静物」など、0号から一六〇センチをこえる100号まで、油絵と水彩画の作品三十三点を紹介している。

 八日市まちかど情報館は入場無料。月曜日休館。開館時間は午前十時から午後六時まで(最終日は午後四時まで)。


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山好き、花好き、自然が大好き

鈴鹿の自然美100点紹介

=仲間たちによる写真展 能登川町=

自然の美しさと環境保護を呼びかける写真展『鈴鹿山想写真展』
(湖東・能登川町)
 能登川町在住の山岳グループと山で知り合った仲間たちによる写真展『第四回鈴鹿山想写真展』が能登川町立博物館で開かれ、一瞬一瞬に表情を変える鈴鹿の一コマを紹介している。

 琵琶湖の東、南北五十五キロ。日本の植物園と言われるほど多彩な植物が自生する鈴鹿山脈は、近年の山野草ブームで人気を集めているが、希少植物の乱獲やポイ捨てなど山脈の自然環境破壊が心配されている。

 山岳グループの中川昭彦さん(佐野)、左近健一郎さん(本町)、稲葉政幸さん(山路)、池田浩さん(彦根市)の四人は、「この雄大な自然美を後世に残したい」の想いから写真で伝える鈴鹿山想実行委をつくり、山で知り合った仲間たちと共に同展を開催。

 アマチュアカメラマンや、ガイドブックの著者らが出品する高技術としても知られ、今年は、輪を広げようと一般公募の四人と山岳連盟五十周年を記念した「きぬがさ山の会」メンバーも参加、計百七十六点を展示した。

 四季ごとに見る会場には、フクジュソウやマンサクなど登山道を彩る花々や、哀愁を誘う秋の広葉樹、雪原など大自然ならではの光景が収められ、自然を愛する情熱と環境保護の大切さを伝える。また、猪子山(能登川町)で確認した六十一種類の花々をリストアップし、身近な自然の美も紹介した。

 入場無料。九月十二日まで。開館時間は午前十時から午後六時までで、月・火曜は休館。問い合わせは同博物館(0748―42―6761)へ。 

 


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