滋賀報知新聞(ニュース)平成16年9月10日(金)第13896号


中国の国際友好連絡会から2氏

日中友好 若い世代へ託す

=八日市訪問 11日には訪中団出発=

中村市長と会談する王氏(中央)と張氏(左)
(湖東・八日市市)
 元在日本中国大使館一等書記官で中国国際友好連絡会の王慶前・常務理事と北京国際友好連絡会の張震・理事が六日から八日市市を訪れ、各方面で交流を深めている。

 中国の若く優秀な青年を留学生として日本に受け入れている日中友好交流の会の活動へのお礼と、友好のさらなる発展をめざして来日したもので、八月二十八日から関東、北陸、中部の各支部を訪問し、湖東支部(回渕治二支部長)を訪れている。

 七日には県立八日市南高校を訪れ、江見和綽校長らと両国の教育事情や農業事情などについて、約二時間会談。王氏は「(歴史的にも)文化や経済など互いに学びあいながら今まで来た。留学・研修生もすでに二十四人受け入れてもらっています。これからは、どちらが先行するというのではなく、互いの良い面を補完しあって一緒に発展していける時代に来ている」として、「政治外交ではできな
冨田社長と会談する両氏
い、民間交流・文化交流といった幅広い、根強い外交ができるのでは」と提案し、アテネオリンピックでの日本選手の活躍や、八日市南高校の野球部の活躍などにも触れ、「特に、若い世代の交流が一番大事。中国まではたった二時間。ぜひ中国へ来てもらいたい。四年後は北京オリンピックも開かれます」と、両国の交流・友好の広がりへ期待を示した。

 八日には、八日市市役所、八日市商工会議所、滋賀報知新聞へも足を運び、中村功一市長、冨田正敏社長らと会談し、積極的な国際交流を要請した。このほか、永源寺でも両国の歴史と文化などについて理解を深めた。

 十日に二人は帰国の途につくが、十一日からは回渕支部長を団長とする第十六次正式訪中団十二人が八日間の予定で、北京市などを訪問し、交流を深める。


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第5回愛知川左岸河畔林管理協

管理タイプ別に検討

=モデル地区の選定へ=

愛知川左岸河畔林管理協議会の第5回会合
(湖東・愛知川町)
 愛知川左岸河畔林管理協議会(会長・小林圭介永源寺町教育長)の第五回会合がこのほど、能登川町役場防災コミュニティセンター大ホールで開かれ、治水と環境保全の両立を見い出す方策について、現地視察等の情報を基に協議した。

 能登川町域の愛知川河畔林には、約四十一万平方メートルの竹林が広がり、マダケやハチク、メダケなど約二百十万本が自生しているが、財源不足や沿岸自治会の高齢化などから管理は追いつかず、繁り過ぎた竹林によって不法投棄、景観悪化による事故、小火などの弊害が生じている。

 特に、不法投棄は年間で五十〜六十トンにもなり、撤去や処理費用などで毎年一千万円もの税金が使われている。

 会合では、安全対策のための治水と環境保全型の管理方法、および地域・教育活動として参加できる河畔林活用を探っており、治水と自然を両立させた「竹林の里親制度」や、竹文化の継承と教育レクレーションを通したまちづくり等の全国の先進事例を参照。大阪府では、竹フローリングや竹衣料品としてすでに販売促進しており、同協議会でも「自然観察会」「伐採体験」「地場産物としてのタケノコ販売」等のアイデアを出し合い、現状把握のため川沿いの五地点・約七キロを現地視察した。

 今回の会合では、視察を基に必要な整備方法を模索するもので、まず、委員らは「視察ポイントによって竹や自生植物の種類が違い、その場に合った整備と管理が必要」「現状のままでは気持ちが悪く、間伐しないと駄目だ。また、以前のように竹そのものが売れる時代ではなく、チップにして道に敷くなど新しい利用方法を考えたい」「町と住民、ボランティアなど地域活動で見ていく必要がある」と発表。

 これらの意見から、河畔林の管理手法を「竹林散策型」「環境保全型」「河畔林育成型」「竹林活用型」のタイプに分け、それぞれの内容や利点、欠点を議論したほか、相乗効果を図る「混在型」も視野に入れ、管理モデル地区の選定などが提案された。


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声援を追い風に

泥だらけのレース

日野町で「MTBフェスティバル」
=フォトコンテストへの作品募集中=

勢いよく飛び出す子どもたち
(湖東・日野町)
 泥だらけになりながら山野を駆け巡る「グリムMTB(マウンテンバイク=自転車)フェスティバル」が五日、日野町熊野にあるコテージ&オートキャンプ場グリム冒険の森一帯で開かれ、県内外から約四百人が出場した。

 同フェスティバルは、町の観光PRと活性化につなげようと、日野町商工会青年部が企画を手掛け、会場整備から大会運営までを毎年担当している。

 午前八時半からの開会式では、遠藤鉄夫実行委員長が、開会宣言で「一人でも多くの方に完走してもらいたい。アテネオリンピックでは日本人選手の活躍が目立ったが、今日はみなさんのご活躍をお祈りする」と激励した。

 最初にスタートを切った「チャイルドサーキット」には、補助輪をはずして自転車に乗り始めたという五歳から十二歳までの十五人が、一周約七百五十メートルを二周する特設コースで順位を競った。小さなマウンテンバイクに股がり、坂道を必死にこぎ、途中でこけてもゴールを目指す子どもたちの姿に、待機中の大人選手らが熱い声援を送り、パワーをもらっていた。
 気の合う仲間がバトンをつなぐ「四時間耐久レース」(一チーム四人まで)では、アップダウンが激しくコーナーの多い山間部の林道にコースが設定され、前日の大雨で水たまりができぬかるんで、走りやすい状態ではなかった。
泥を跳ね上げながら山野を疾走する4時間耐久レース参加者ら

 しかし、参加した約百十チームの選手らは、全身泥だらけになりながら、パンクしようともコーナーで転倒しようとも立ち上がり、一周約四キロの道のりをひたすらペダルをこいだ。

 大半が四人で交代して走行していたが、中には、二人で順番に周回を重ね休む暇なく四時間走り切ったチームもあり、どの選手も終了時には疲労の色を隠せなかったが大きな達成感を味わっていた。 

 今回は、同時に「MTBフォトコンテスト」も開催しており、自転車のスピード感や出場者の表情などをとらえた写真(サービスサイズ以上)を、二十四日(当日消印有効)まで募集している。入賞者には、十一月六日に催される日野町産業フェアで豪華賞品が進呈される。

 申し込みおよび問い合わせは、〒529―1602日野町河原一丁目一番地 日野商工会内グリムMTB実行委員会(電話0748―52―0515)へ。

 なお、MTBフェスティバルの入賞者は次の通り(敬称略)。 

 【四時間耐久レース】優勝=Bee Club(滋賀県大津市、十九周)準優勝=TARGET(愛知県刈谷市、十九周)三位=CHARGE☆RED(滋賀県栗東市、十八周)四位=DART MONKEYS1(愛知県清洲町、十八周)五位=Bee Club綣(滋賀県栗東市、十七周)六位=Team NR/炎輪坊’Sまじチーム(滋賀県八日市市、十七周)

 【チャイルドサーキット】優勝=高士拓也(三重県安芸郡、六分〇〇秒)準優勝=大久保圭介(滋賀県神崎郡、七分〇三秒)三位=望主唯久馬(滋賀県日野町、七分二四秒)四位=高士智也(三重県安芸郡、七分二八秒)五位=福岡周真(滋賀県日野町、七分三一秒)六位=安田圭吾(滋賀県日野町、七分四八秒)


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竜王町内2千人対象に配布済み

アンケートへの回答協力を!!

立命館大の学生が動向調査
=テーマは「公共交通」=

各地区別にアンケート用紙を仕分けする立命館大学生ら
(湖東・竜王町)
 竜王町をフィールドにまちづくりについて学んでいる立命館大学政策科学部の高田ゼミ四回生(神藤麻未代表)が、「同町の公共交通問題に関するアンケート調査」を、無作為に選んだ町内十八歳以上の男女二千人を対象に行う。ほぼ毎日のように同町に通い調査を続けている学生らは、区長の協力を得てアンケート用紙入り封筒を配布済みで、今後の同町の公共交通を考える上で貴重な参考資料となることから「一人でも多くの方に答えて返信していただきたい」と住んでみないとわからない地域の人々の声を待ち望んでいる。

 立命館大学は、同町と「学術交流協定」を七月二十三日に結び、産官学民が連携と交流を深め一体となって地域振興を考える第一歩をともに踏み出した。

 実現性のある政策立案を目標に掲げる学生たちの活動テーマは、同町で深刻化している「公共交通の充実」。町内の住民グループや民生委員、PTA関係者、観光ボランティア、企業、町職員などあらゆる立場の人々とのワークショップ実施や、民生委員に紹介を受けた高齢者宅の訪問調査など情報収集にも余念がない。

 具体的には、交通弱者を対象とした公共交通システムを模索中で、同ゼミの岡崎拓哉さん(22)は「自動車が根付いている町で、生活の足ともなる公共交通の在り方をいかに投げ掛けていくか。利便性だけでなく、福祉の視点から考えようとすると受け入れられにくい部分もある。また、町の採算を度外視してやるべきだや観光に特化すべきだというようにさまざまな意見があり、行政も財政面が問題となるのでバランスの取り方が課題でもある。成長型の交通システムを提案できれば」と語り、調査を進めるにつれて住民との距離が縮まり期待度も実感しているという。

 地域住民の日々の生活動向を詳しく知り、「データを政策立案に生かし、説得力のあるものにしたい」との思いを持つ学生らは、アンケートの設問内容の検討から封筒に入れるまでの一連の作業を、町職員のアドバイスを受けながら自分たちの手でやり遂げた。

 アンケートは、質問に対して該当する回答に丸を付けていくだけの簡単なもの。区長からアンケートの封筒を受け取った住民は、十五日までに返信用封筒に入れポストに投函する。このアンケートは九月中旬頃に集計・分析し、十月下旬にアンケート結果に基づく提案を学生らが行う予定。


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“竜”にあやかり町おこし

東西の竜王山で優勝祈願

=竜王町がツアー初企画=

(湖東・竜王町)
 “竜”にちなんだ町おこしを進めている竜王町商工観光課と観光協会が、首位を快走する中日ドラゴンズの「優勝祈願ツアー」を、東西の竜王山一帯をメイン会場に十二日に開催する。本拠地・名古屋からの誘客を図り、登り竜の勢いにあやかり町の活性化と観光PRにつなげようと初めて企画した。

 竜王町は、「西の竜王山」(鏡山)と「東の竜王山」(雪野山)の二つの山に抱かれる平野で、人々はその地で狩猟や農耕を営み暮らしてきた。この二つの山には、神力を持つ龍族の支配者「竜王」が住む龍の聖地と言われ、農民が日照りに苦しんだ時に恵みの雨を授けたとも語り継がれ、地元住民は崇拝してきた。

 この竜王伝説は町名の由来にもなっており、町内の至るところで「竜=ドラゴン」の名前を冠する施設が見受けられる。また、走攻守三拍子そろった大型内野手として大きな期待が寄せられている同町出身の中川裕貴選手が、昨年、中日ドラゴンズからドラフト一位指名を受けプロ入りしたことで、竜との縁がさらに深まった。

 今回のツアーでは、蒲生野が一望できハイキングコースでもある西の竜王山山頂の龍王宮でセ・リーグ優勝、東の竜王山の麓に位置する龍王寺で日本一を祈願し、必勝お守りが授受される。昼食は、アグリパーク竜王での近江牛と地元でとれた新鮮野菜のバーベキューで、竜王産コシヒカリ「竜の舞」(二キロ)のお土産付き。参加費は、大人八千八百円、子ども六千七百円(小学生以下)。

 当日は、観光関係者らが、中日ドラゴンズのユニホームに似せたTシャツや帽子を着用し出迎える。名古屋からの参加者だけでなく、地域住民にも町おこしの一環としてツアーを盛り上げてもらおうと、町観光協会では近隣市町の住民の参加も呼び掛けている(事前申し込み必要)。

 また、十二日以外でも、個人や家族、グループなどで事前に申し込めば、今回と同じツアー日程を巡ることができる。申し込みおよび問い合わせは、同町観光協会(電話0748―58―3715)へ。  

 


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