滋賀報知新聞(ニュース)平成16年9月28日(火)第13911号


蒲生町スポ少が優勝

第2回大会に12チーム出場

八日市南ロータリークラブ杯学童野球
=準優勝は御園スカイラーク=

m熱戦を繰り広げる選手たち
(湖東・八日市市)

御園スカイラーク
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蒲生町スポーツ少年団

 第二回八日市南ロータリークラブ杯学童軟式野球大会(八日市南ロータリークラブ主催、滋賀報知新聞社後援)は二十三、二十五両日、八日市市の長山公園グラウンドで開かれ、決勝戦で御園スカイラークを下した蒲生町スポーツ少年団が優勝を果たした。

 両日とも快晴に恵まれた大会には、同クラブ構成の八日市・永源寺・蒲生・日野の一市三町の軟式野球連盟に登録する学童野球から十二チームが出場し、二日間にわたって熱戦を展開した。

 開会式では、保護者や大会関係者らが見守る中、選手約二百人を前に野矢善章大会長(同クラブ会長)は「この大会が思いで深く楽しい大会になるよう、日ごろの力を発揮し、力いっぱいのプレーを期待します」と開会あいさつを行った。

 後援の滋賀報知新聞社・冨田正敏社長から「お父さんやお母さんへの感謝の気持ちを忘れず、好きな野球を思う存分楽しんでください」との激励を受け、参加十二チームを代表して、御園スカイラークの平岩和真主将が「練習の成果を発揮し、一生懸命プレーします」と選手宣誓を行った。

 二日目は、初日の予選リーグを勝ち上がった御園スカイラークと八日市ビクトリー、蒲生町スポーツ少年団と長峰少年野球クラブが準決勝で顔を合わせた。スカイラークが四対三でビクトリーを制し、蒲生が三対一で長峰を退けた。

 決勝戦は御園スカイラークと蒲生町スポーツ少年団の対決となり、両チームともほとんど毎回、ランナーを進めるものの得点に結び付かず、チャンスを手堅く生かした蒲生がスカイラークに競り勝った。

 表彰式では、深紅の優勝旗と優勝カップ、表彰状が蒲生の竹山祐紀主将、山中和人副キャプテン、久保出昭裕投手に、準優勝盾と表彰状が御園スカイラークの平岩和真主将と木村僚副キャプテンに手渡された。

 野矢大会長は「みなさんのハッスルプレーに感動し、多くの素晴らしい試合を見せて頂いた。今後も楽しい野球を続け、たくましく育ってほしい」と激励し、二日間にわたる大会の幕を閉じた。


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前町長と元収入役を再逮捕

公金名目で数百万

第三者に渡った?
=町営住宅建設絡め捜査=

(湖東・五個荘町)
 五個荘町の前町長らが、県からの補償金の一部を私的に流用した業務上横領事件で、県警捜査二課と八日市署、近江八幡署の合同捜査班は二十六日、詐欺と業務上横領の疑いで、五個荘町の前町長小串勲容疑者(72)と元収入役中澤嘉夫容疑者(61)を再逮捕した。

 調べでは、二人が町長、収入役だった平成十二年五月初旬、町指定金融機関の湖東信用金庫に「町営住宅建設用地の確保のため、土地買収に伴う諸経費に充てる」と偽り、一時借り入れとして町収入役中澤嘉夫名義の地方公共団体融資金を名目に数百万円を入金させて詐取し、私的に流用した疑い。

 さらに同年十一月初旬ごろ、だまし取った金を返済するため、トンネル前公園整備で県から交付された移転補償金の一部数百万円を引き出し、同信用金庫に入金した疑いで、二人は容疑を認めているという。

 大津地検は同日、中澤容疑者が二男宅の修理代に当てるため、県からの補償金六百万円を横領したとして、二人を業務上横領の罪で起訴した。

 二人が詐取する舞台となった町営住宅建設計画は、町内の不動産業者らが所有する同町山本の雑種地を一億八千三百万円で取得し、建設省が景気対策に打ち出した公営住宅供給促進緊急助成事業(十四年度まで)を活用して一戸建ての福祉住宅約二十戸を建てるもの。

 しかし、産業廃棄物が多量に埋められた形跡があると、差出人不明の怪文書やビラ、暴力団の姿まで見え隠れする事態に追い込まれ、当時の小串勲町長は議決された用地取得を白紙にした経緯がある。

 このときの後処理について、小串、中澤両氏が金を強要されたと怪文書(今年五月九日)が出回り、県警は同建設計画に絡んで、二人がだまし取った数百万円が第三者に渡ったとみて、調べている。


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元サッカー日本代表・上田氏が直接指導

「失敗の繰り返しで上手くなる」

=蒲生町内の子ども84人の夢膨らむ=

自由自在にボールを操りヘディングする上田氏
(湖東・蒲生町)
 スポーツの楽しさを伝えることを目的とした「元日本代表選手に学ぶジュニアサッカー教室」(蒲生町あかねスポーツクラブ主催)が二十三日、蒲生町運動公園総合運動場で開かれた。参加した町内在住の小学三年生から六年生まで八十四人は、元サッカー日本代表選手・上田忠彦氏(56)=京都市在住=から基本練習の大切さなど豊かな経験に裏付けされた上手くなるコツを体得した。

 町制五十周年記念事業の一つでもある同教室は、文部科学省と財団法人日本体育協会が展開している「子どもの体力向上キャンペーン」事業の一環として講師派遣が実現したもの。 

コーンの間をドリブルしながら駆け抜ける子どもら
 上田氏は、国際試合十一試合に日本代表として出場し八ゴールを決めた名ストライカーで、現在は京都Jマルカ・フットボールクラブ代表でサッカー指導者としても活躍している。

 「何かヒントを感じてもらえたら」との一言から始まった上田氏のサッカー教室では、まず、寝転んだ状態からホイッスルの合図でボールを奪い合ったり、ボールを高く蹴り上げ一回転してからキャッチするなど入念な準備運動の後、リフティングやヘディング、一対一、ドリブル、シュートの基本技術の練習へと移った。

 「楽に楽に」や「ボールだけでなく周りを見ながら」といったアドバイスを全体に出しながら、一人ひとりの技術を見て次の段階の練習を個々に指示。上田氏は「失敗の繰り返しで上手くなるんだから、練習の時はミスするもの」と声を掛け、子どもたちはのびのびとプレーし、練習の仕上げのミニゲームでも集中してボールを追い力いっぱいのシュートを放った。

どちらが先にボールをつかめるか?
 練習後、上田氏は、日本代表として国際舞台に立った時の心境など経験談を披露し「中学校から本格的にサッカーを始め、日本代表には二十二歳のときに初めて選ばれた。ずっと地道にやっていれば、いつかは選ばれる可能性がある。足が遅くても体が小さくても、サッカーは欠点を動きの量や技術、よみでいくらでもカバーできるスポーツ。サッカーを続けて、もっとサッカーを好きになってほしい」と語った。

 子どもたちは、「どんな練習をしていたか」や「小学三年の時にはリフティングは何回できたか」といった質問をぶつけ、上田氏は「ボールを止めたり、運んだり、蹴ったり、走ったりという基本練習を繰り返しやっていくことが、上手くなる秘訣」と答えた。

 蒲生町スポーツ少年団サッカー部のキャプテンである福井颯太君(12)は、「上田さんが教えてくださり、今後の試合もがんばっていこうと思った。普段の練習よりも基本練習が多く、大切であることが分かった。将来は、浦和レッズに入りJリーガーになって、日本代表選手にもなりたい」とサッカーへの熱い思いと夢を膨らませていた。


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外郭団体事業の民営化検討

安土町の行政改革

文芸の郷とデイサービス
=議会にも行革特別委員会=

(湖東・安土町)
当面単独の町政を維持していくために行財政改革に取り組んでいる安土町は、外郭団体のうち文芸の郷とデイサービスセンターの事業について民営化する方法の模索を始めていることを明らかにした。

22日に開催された町行政改革推進委員会で、検討課題として提案され、委員からの意見を求めた。

町の説明によると、平成15年9月に地方自治法が改正され、公共施設の管理方法が「管理委託制度」から「指定管理者制度」に移行されたことを挙げ、向こう3年以内に指定管理者制度の導入をめざすよう国から求められており、町としてもその取り組みを進める時に来ていると理解を求めた。

文芸の郷は、現在、町が文芸の郷振興事業団に管理運営を委託しており、事業費を町の一般会計から持ち出している。昨年度の決算で見ると、コンサートや信長の館などの入場料の事業収入は3,185万円で、決算額1億2,04万円の3割未満となっており、町の一般会計から8,678万円を支出して事業と施設を維持している。

指定管理者制度に移行すると、事業を民営に委託し、民間のノウハウを活かした催しやPR効果で集客力を高めて収益をあげ、その結果、町の持ち出し金を削減できる効果があるというもので、すでに、民間業者から打診がある。

また、デイサービスセンターは、現在、社会福祉協議会が町から受託して事業を行っており、現在、職員が約60人に増えて、同協議会本来の業務が偏っていることを指摘する声がある。他市町では、事業そのものは民間に任せている例が多いことから、さらに高齢化社会の進展に伴い需要の増大を考えると、民営化への方向を回避する訳にはいかない事情がある。

このほか、前日に乗車の予約を受けて運行されている福祉自動車の利用者が、決まっている傾向が強いことから有料化することや、保・幼稚園の職員の身分が、臨時、嘱託、正規とバラバラでありながら、仕事の内容は変わらないなど、職場環境の改善が求められていることを受け、民営化も視野に入れた検討が必要など、町政のスリム化をめざした議論が具体化してきた。

こうした状況を受け、町議会もこのほど「行政改革特別委員会」を設置し、議会としても議員定数の削減も含めた具体的な議論を深めていくことになった。


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新市民病院・あす起工式

地方病院初のPFI方式

=2年後の18年秋・開院=

立地周辺と新病院の完成鳥瞰図
(湖東・近江八幡市)
 近江八幡市が民間の資金と経営能力を活かすPFI方式で移転改築計画を進めてきた新市民病院の起工式があす29日午前10時から同市土田町の市有地(約5万6千平方メートル)の建設地で関係者約100人が出席して行われる。

 PFI方式は、医療部門を除いた病院施設の管理運営業務を30年間、大林組を核とする民間会社「PFI近江八幡株式会社」に委託。市がその委託料を年払いし、契約が切れる30年後に施設を市に無償譲渡されるもので、市では、従来の事業方法より年額で約2億円の経費削減が図れるだけでなく、効率的な医療サービスの提供につながることや第三者的な検証体制により病院事業の透明性が格段に向上するとしている。

 PFI方式は、国や県の公共施設でも導入されているが、施設の設計から取り組んだ地方病院は、全国初の先駆例として注目されている。

 計画によると来月から造成工事に取りかかり、来年春から病院建物本体の建設工事に移る。着工から19ヶ月後の平成18年春に建物施設が完成し、半年の準備期間を経て同年秋に開院する予定。
正面上部から見た新病院建物

 新病院は、鉄筋コンクリート造り瓦葺き5階建ての病院棟(のべ床面積約3万3千平方メートル)とエネルギー棟(2階建て)、約800台の駐車場、ヘリポートが設られる。総工事費100億円。
 

病院棟は、2階まで一辺が約100メートル四方の城郭をイメージした外観で、3階以上は井形構造となっている。

 1階には、外来24科すべての診療科を配置して患者が上下階に移動する負担をなくした診療部門と検査部門、東近江地域初の救急救命センター、2階には手術部門、高度治療室、集中治療室と事務室など管理部門、3階に病棟、分娩室、新生児集中治療室、4階は病棟のみ 5階には、透析部門と病棟を設けた。ベッド数は407床。

 1階には広い待合室を設け、大規模災害時にはワンフロアーの大型病室として転用できる工夫や建物の基礎に免震構造を採用し、大きな地震時には建物全体ゆっくり揺れて安全を確保する。

 また、停電から10秒以内に起動し、72時間持続するバックアップ電力設備や最大4日間の排水が貯留できる災害時の対応施設も導入する。

 建物の中心部4カ所には、外光が差し込む光庭やベランダを利用した造園、感染症患者専用エレベーター、病室は4人1室のゆったりした広い空間を確保。施設周辺には、駐車場とともに広い植栽スペースを設け、樹木に囲まれた緑の中の病院の景観を作っている。

 市に譲渡するまでの30年の間に必要な経年劣化による施設改修や医療技術の進展に対応する設計が当初から考えられているのもPFI方式の特徴。 

 


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