滋賀報知新聞(ニュース)平成16年9月29日(水)第13912号


1市4町のシルバー人材センター

統合へ「契約調印式」

=来年4月1日に新発足=

統合契約書に調印する1市4町のシルバー人材センター理事長
(湖東・八日市市)
 八日市市と永源寺町、五個荘町、愛東町、湖東町の1市4町のシルバー人材センターは二十七日、八日市市役所別館大ホールで「統合契約調印式」を行った。

 来年二月十一日に「東近江市」誕生を予定している1市4町の合併に併せて、各市町のシルバー人材センターが統合し、同年四月一日に「社団法人東近江市シルバー人材センター」として発足するもので、合併方法を新設統合とし、主となる事務所は現在の八日市市シルバー人材センター(八日市市野々宮町)を使用、四町の事務所はそれぞれ各地域の事業所とする。

 この統合を円滑に進めるため、各センターでは今年三月二十六日に1市4町シルバー人材センター統合協議会を設置し、八月までの六回協議で協議事項二十六項目を検討・協議し、全てについて合意した。

 調印式には、中村功一八日市市長(1市4町合併協議会長)や四町長、各市町議長、疋田龍男県シルバー人材センター連合会長が来賓として出席し、統合協議会委員らが見守るなか、各シルバー人材センター理事長が統合契約書に調印した。


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翦風号の復元作業を視察

各務原航空宇宙博物館の2人

機体の布張りなどへ細かな助言
=10月30、31日 八日市南高敷地に展示=

各務原から翦風号製作所を視察
(湖東・八日市市)
 翦風号を甦らせる会(中島伸男会長)が復元作業を進める八日市市聖徳町の「翦風号製作所」に去る二十日午後、各務原航空宇宙博物館から、修復工房など担当の久富眞さんと同製作ボランティアグループの山崎忍さんの二人が、製作状況の見学に訪れた。

 二人は、大正十一年に各務原で初飛行を行い、現在、航空宇宙博物館のメイン展示となっているフランス製サルムソン2A型機の復元に、川崎重工の支援を受け中心的な役割を果たした人物である。

 久富さんたちは、会員みんなの創意と工夫で進めてきた翦風号の復元作業に大きな関心を持ち視察に訪れた。布張り作業の模様などを細かく観察しながら、甦らせる会の会員と復元作業についての意見交換や「先輩」としての助言を行った。

 そして参考になればと、布切り鋏(はさみ)・縫い針・復元用資料などの提供を受け、これを機に今後、甦らせる会は、各務原航空宇宙博物館との交流を続けたいとしている。

 翦風号を甦らせる会は、十月下旬の本格完成を目標に、会員が毎週土・日曜日を利用し、機関部や座席の仕上げ、機体の布張り作業に励んでいる。

 荻田常三郎の翦風号がちょうど九十年前の十月二十二日に沖野ヶ原から飛び立ったことを記念し、その離着陸場と推定される八日市南高校の敷地内で、十月三十、三十一両日に復元完成した翦風号の展示などを行うことにしている。


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実験や展示で隣の「火星」さらに身近に

チビッ子たちもわくわく

=湖東町で日本雪氷学会公開シンポ=

雪の結晶づくり実験に取り組む親子
(湖東・湖東町)
 日本雪氷学会による公開シンポジウム「火星に降る雪」がこのほど湖東町の西堀榮三郎記念探検の殿堂と多賀町の天体観測施設ダイニックアストロパーク天究館で開かれ、参加者は実験や体験などを通じて、地球の隣の惑星「火星」や雪や氷といった自然科学のロマンの扉を開いた。

 火星探査機の着陸、地球への大接近などで身近に感じられるようになった火星。極地にはドライアイスと氷の塊があることが最近の研究でわかってきた。そこで、火星のことをよく知るためには雪や氷の研究が不可欠であることから、同学会会員による楽しくわかりやすい実験や展示などで、その最前線に迫った。

 シンポジウムには大勢の子どもたちも参加。マイナス二十五度の低温室での火星の雪「ダイヤモンドダスト」づくり、火星の北極の氷を掘る機械の実演、火星探査機マーズ・ローバー号の十分の一模型と着陸時のエアバッグとして使用された衝撃にたえる普通のはさみでは切ることができない日本(クラレ)製スーパー繊維「ベクトラン」の展示と強度体験、ペットボトルとドライアイスなど身近な道具を使った雪の結晶づくり実験、微生物の化石が見られる火星からの隕石など、盛りだくさんの内容に、子どもたちも目を輝かせて取り組んでいた。

 また、シンポジウム開催に先がけて募集していた「火星想像画コンテスト」の応募作品も展示され、本当にいるかもしれない“火星人”と“地球人”の出会いにも、子どもたちは夢を膨らませていた。

 夜には、ダイニックアストロパーク天究館に会場を移動しての星空観望会も開かれ、宇宙に視野を広げた。


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特別職の報酬減額案

山中町長が提案撤回

=「利益誘導につながる」と議員指摘=

(湖東・蒲生町)
 蒲生町議会の最終日二十七日に、山中壽勇町長が、十五日に追加提案した同町四役(町長・助役・収入役・教育長)の給与減額のため条例を一部改正する案について提案の撤回を求め、全議員の同意を得て撤回が認められた。

 山中町長は、日野町との合併が破たんした反省の念と遺憾の意の一端として今できる町民へのお詫びの気持ちと、併せてこの窮地を脱出すべく自立再編に取り組む姿勢と財政事情を勘案し、給料月額から当分の間、町長二〇%、助役一五%、収入役一三%、教育長一二%を減額することを提案していた。

 今回の撤回理由について、山中町長は、議会で「追加提案について審議をお願いしたが、条例改正の意図と一般質問の答弁で今後の町政に望む思いを申し上げたことが、適切さを欠くという議員さんからの指摘を受けた。これを真摯に受け止め撤回をさせていただきたい」と述べた。

 来年二月十一日に任期満了を迎える山中町長は、条例案を提案した十五日の一般質問の答弁で「合併実現に向けて新たな方向性を見い出すという果たすべき残された責任があり、(合併の)道が明らかにできるまでは任期に限らず二期目に挑戦し取り組んでいきたい」と再出馬の意向があることを示唆した。そのため、もし今議会で条例改正案が認められれば、候補者となる山中町長が選挙期間中に今回の条例改正を持ち出し、町民にアピールすることで利益誘導につながるのでないかとの指摘を議員から受けたという。


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チェーンソーアート

県内産の木材に命吹き込む

=若手林業家ら 日野町で実演=

フクロウなどチェーンソーを使って彫り込んでいく青年部メンバーら
(湖東・日野町)
 森林を守り育て林業経営の研さんを積んでいる県林業研究グループ連絡協議会青年部十五人がこのほど、林業の正しい知識を深め県内産木材の魅力を知ってもらおうと、「チェーンソーアートデモンストレーション」を日野町河原にある同町森林組合事務所前駐車場で開いた。

 今年で四回目となる催しでは、青年部メンバーらが、太さ約三十センチほどに育った県内産の杉の丸太に、フクロウやウサギ、クマをチェーンソーの刃先や中心部などを巧みに使い分けて、木屑を巻き上げながら器用に彫り命を吹き込んでいった。

 県内林業の大切な後継者でもある若手林業家は、先輩のチェーンソーの操り方などを学びながら、世界に一つしかない木彫りに取り組み、個性の光る作品が並んだ。

 町内の幼稚園などに設置し、木のぬくもりを肌で感じてもらおうと、彫刻作品のような見事な仕上がりの丸太に間伐材を組み合わせたベンチ十五脚を完成させた。

 同協議会青年部の樋栄浩之部長(44)は、「林業は厳しい時代に突入し、家屋でも外材使用が八割を越えている。風土にあった木で家を作り、二酸化炭素を吸収する力を持ち環境にもやさしい木材の魅力に気付いてほしい。青年部では、木に触れてもらえるようにと、アートを取り入れた催しを継続して企画している。林業にかかわる若い層のがんばりも知ってもらえれば」と話していた。
 

 


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